キャンプへ行った妻 vol.8

41: 投稿者:不甲斐ない夫 投稿日:2011/08/31 06:14:23

翌日は、土曜だった。
節電のおかげで、私の仕事は、土曜も休みになった。
昼間、子供たちにせがまれてスーパーへ買い物に出掛けた。
これといった用事のない休みは、散歩がてらに近場へ家族みんなで買い物に出るのが、
習慣になっていた。
上の娘だけが反抗期なのか行こうとしない。
去年までは、嬉しそうに一緒にくっついてきたのが、6年生になった今年の春ぐらいから、
一緒に出掛けるのを嫌がるようになった。
「女の子なんてそんなものよ。
急にお父さんを嫌いになったりするから、気をつけた方がいいわよ。」
自分の経験からか、そんなことを妻に言われて、脅されもしたが、突然に理由もなく嫌われるのでは、
たまったものではない。
よく笑う子だったのに、6年生になってからは、塞ぎがちで会話も滅多に交わさなくなった。
妻は、放っておけばいいのよ、と気にも止めずに笑っているが、やはり心配にはなる。
下の娘たちは、相変わらず妻にべったりで、何かお菓子でも買ってもらおうと画策しているらしい。
娘たちに手を引かれ、にこやかな顔で商品を眺めている妻を後ろから観察していた。
あんな屈託のない笑顔を見ていると、本当に浮気をしているのか、と疑いたくさえなる。

まずはサトシだった。
身体をくの字に折られた責めは許されていた。
バイブも抜かれて、アナルへの責めもなくなっていた。
だが、相変わらず足首は掴まれたままだった。
サトシは足首を掴み、拡げながら見下ろしていた。
叩きつけるような腰の動きだった。
妻の豊かな乳房が、弾むように揺れた。
一気に速度が速まったかと思うと、不意にぴたりと動きが止まり、サトシは、そのままの姿勢で
あごを仰け反らせた。
押し出すように腰を密着させたまま、しばらく動かなかった。
下卑た笑みを浮かべて、身体を離していくと、拡げきった妻の股間からは、白い精液がとろりと
あふれ出した。

画面が揺れ、すぐに違う少年が現れた。
それまでビデオカメラを構えていたシュンが、サトシと交代したのだ。
髪の長い少年だった。
シュンは、拭いもしないで、サトシの精液があふれ出しているところに、そのまま押し込んだ。
シュンも笑っていた。
面白がるように笑いながら妻を責め始めた。
途中からは、妻を四つん這いにして、後ろから責めた。
いったん抜くと、アナルに狙いを変えた。
手を添えながら、押し込んだ。
妻はベッドに胸を合わせ、捧げるように高々と尻を持ち上げていた。
シュンのペニスは、難なくアナルに入っていった。
痛がる素振りはなかった。
シュンが動き出すと、シーツを握りしめて悶えさえした。
そのままアナルに放出した。
抜くと、ぽっかりと穴が拡がっていた。
その穴が何度か収縮を繰り返し、やがて放たれた精液が、どろり、とアナルからこぼれだした。
それをアップで映して、映像は終わった。

時間にして30分ぐらいの内容だった。
テッペイは、一度も加わらなかった。
観て、やりきれない思いは、やはり拭えなかった。
あんなガキどもに股間を使われて悦ぶ妻の姿に、どうしようもないやるせなさを感じてならなかった。
思いは、ペニスに伝わり、それは直接妻の身体に反映された。
立ったままで下から散々突き上げ、床に転がすと、四つん這いにしてアナルを犯した。
奴らが汚したところを、すべて犯してやらなければ、気が済まなかった。
画面の中で、はしたなく身悶えていたのとは違い、妻は、声を漏らすまいと、必死に手のひらで
口を塞いでいた。
それでも、声は漏れてしまう。
妻のアナルは、容易に私のペニスを飲み込んでいた。
痛がりもせず、突くごとに疼きに耐えられないかのように声さえ出した。
征服感よりも惨めさを覚えてならなかった。
触れることさえ嫌がっていた妻だった。
それなのに、知らぬ間に、開発されて使えるようになっていた。
そこを躾けるのは、私の役目のはずだったのに、いつの間にか、あんなガキどもに仕込まれ、
欲望を飲み込む道具にされていた。
抜こうとすると、妻のアナルは、押し込まれているものを惜しがるように、きつくペニスを締めつけた。

快感などよりも、惨めさが募る思いが強かった。
萎えそうになりかけた。
その時、いきなり階段の灯りが点いて、誰かが降りてきた。
慌ててテレビを消し、妻と二人でソファの陰に隠れた。
二人とも裸のままだった。
こんなところを見つけられたら言い訳のしようがなかった。
足音は、トイレに向かった。
水を流す音が聞こえ、トイレから出てきた後も、足音はすぐには2階に向かわなかった。
居間の方に向かってきた。
「誰かいるの・・・?」
不安そうな声が、居間の入り口でつぶやかれた。
次女だった。
灯りを点けられなかったので、助かった。
返事がないのを確かめると、すぐに次女の足音は2階へと戻っていった。
なぜか笑いが込み上げてきて、それを堪えるのが大変だった。
妻も同じだったらしく、二人は顔を見合わせて、声を殺しながら笑った。
あれがなかったら、私は、釈然としない気持ちを抱えたまま、寝床に入ることになっていただろう。
「病気になったら大変よ。」
次女が2階に戻ってしまうと、妻はそう言って、アナルで汚れたものを、口できれいにしてくれた。
背中を丸めて、熱心に舐めている妻を眺めていたら、また、欲望が戻ってきて、そのまま押し倒していた。
私と一緒に笑いを堪えていた妻は、いつもと変わらない、私だけの妻だった。

娘たちは、目当てのものを買ってもらえたらしい。
後ろから3人を追いかけるように、食材を詰め込んだカートを押していた。
ふと、見知った顔を見つけて近づいた。
「やあ。」
あの、ママ友の奥さんだ。
後ろから声を掛けたら、振り返った彼女は、相手が私だとわかった途端、ギョッとした目を向けてきた。
「どうしたの?」
目を見開いたまま、驚きのあまり声を出せないかのように、口を開けたままでいる。
「い、いえ、別に。」
彼女は、私の後ろに、しきりに目を向けていた。
「い、急ぐから失礼するわね。」
それだけを言って、逃げるように立ち去っていった。

その奥さんから、メールが届いたのは、ちょうど買い物から帰ってからすぐのことだ。
会って話したいことがあるから、この前の喫茶店にすぐに来てくれと言う。
「ちょっと出掛けてくる。」
「え?どこへ?」
「うん、なんか後輩が近くに来てるらしいから、会ってくるよ。」
「そう、気をつけてね。」
妻には、ママ友の奥さんと会うことは告げなかった。
彼女のメールの最後に、奥さんには内緒で、の一文が入っていたからだ。

喫茶店に着くと、彼女はスーパーで会ったときと同じ服装で待っていた。
「なに?なんか相談事?」
アイスコーヒーを注文してから、訊ねた。
心なしか、怯えた顔をしているように見えた。
「あのね・・・。」
言いづらそうに口を開いた。
「あれから、どうだったの?・・・」
「どうだった・・って?」
「奥さんのことよ。浮気のことはわかったの?」
「ああ・・・。」
どうせ隠したところで、この奥さんは、妻の浮気を知っている。
「やっぱり、浮気してたよ。君が言ったとおり、キャンプに行った3人だった。」
正直に答えた。
「それで?」
「それでって?」
「離婚するの?」
「いや、それはまだ考えていない。」
「どうして!?」
私の答えが予想外だったらしい。
彼女は、目を見開いていた。
「どうしてって、言われても・・・まだ、子供たちも小さいし、母親も必要だから・・。
性急に事を運ぶこともないかと思って、まだ保留中なんだ。」
「それで、いいの!?」
「え?」
「それでいいの?って聞いてるの!あなた、絶対に後悔するわよ。
まさか、まだ彼女を信じているんじゃないでしょうね!」
なぜか、ひどく興奮しだして、声のトーンが大きくなっていた。
「何をそんなに興奮してるの?少し落ち着きなよ。
いったいどうしたのさ?完全に信じてるわけじゃないけど、まだ信じてみたい気持ちは、
正直なところあるよ。できれば、関係を修復したいとも思っている。」
「あなた、ばかっ?!」
突然罵倒されて、少し驚いた。
「ばかって、何が?」
妻を快く思っていないのが、ありありと窺えた。
軽いアバンチュールのつもりが、思いもがけず、中に出された。
本人の意志とは反していたのだからレイプされたと言っていい。
その現場には、妻もいた。
それを命じたのが妻であるのも、彼女は、知っているのかもしれない。
ならば、恨みたくもなる。
「いい?まったくわかってないみたいだから教えてあげる。
あなたの奥さんは悪魔よ。
私は、あなたと子供たちが心配だから、こうして教えに来てあげたの!」
鬼女のように目が吊り上がっていた。
彼女の表情には、鬼気迫るものがあった。
「そう、興奮するなって。悪魔って、もしかして、あの日、マンションで起こったことかい?
でも、それは一方的に、うちの嫁さんだけを責めるわけには行かないんじゃない?
君だって、自分から進んでいったわけだし、責任の一端は君にもあると思うんだけど。」
てっきり、妻が命じてレイプさせたことを非難しているのだと思った。
だが、そうじゃなかった。

「奥さんから聞いたみたいね。じゃあ、私がどんな目に遭わされたか知ってるでしょ?」
「うん・・。詳しくじゃないけど、君が何をされたかは、教えてくれたよ。」
「じゃあ、今、私がどんな目に遭わされてるかも聞いてる?」
蔑むような目つきだった。
「いや、それは聞いてないけど・・・。もしかして、まだ奴らと関係が続いているの?」
あれに懲りて、てっきり関係は断ち切っているのだと思っていた。
「やっぱりね。そこまでは言ってないんだ。言えるはずもないけどね。」
「なに?まだ、なんかあるの?」
すごい目つきで、睨んできた。
「私はね・・私は・・・。」
感情が高ぶってきたのか、瞳には涙さえ滲み始めた。
しばらく絶句して、彼女は言葉を失ったように、俯むくだけになってしまった。
「いったい、奴らに何をされてるの?」
肩を震わせて、咽び泣く彼女に尋ねた。
バッグからハンカチを取り出した彼女は、それを鼻に当てながら、ひとしきり鼻水をすすり上げると、
恐る恐る口を開いていった。

「私ね・・私・・あの子たちの奴隷にされちゃったのよ・・・。」
「奴隷・・・?」
「そうよ・・奴隷よ・・・。」
「それって・・・。」
「非道いものよ・・・。」
「ねえ、それってまだ関係が続いてるってこと?いったい奴らに何をされてるの?」
意外だった。
妻も、あれ以来、まったく彼女のことは口にしなかったから、もう終わったのだと思っていた。
彼女が鼻水を啜りながら、私を見上げた。
「教えて欲しい?」
「支障がなければ・・。」
「支障なんて、あったって関係ないわよ。あの子たちには・・・。」
「いったい、何をされてるの?」
もう一度鼻水を啜ると、覚悟を決めたように大きく息を吸い込んだ。
「セックス奴隷にされてるの・・・。」
聞き取れないほどの小さな声だった。
「え?」
「セックスのための奴隷よ。毎日、あの子たちのところに行って、犯されてるのよ・・・。」
「え?毎日!?毎日って、あれからずっと行ってるの!?」
「そうよ、あれからずっとよ・・・。
あの日以来、あのマンションに毎日行かされて、あの子たちだけじゃなく、
知らない男の子たちの玩具にもされてるの・・・。」
「なんで!?」
「決まってるでしょ!?そうしないと、バラすって脅されてるからよ。
主人や、子供たちに全部バラすって。
ビデオを撮られちゃって、言うことを聞かないと、それをバラまいてやるって、脅されてるの・・・。」
こっちもか・・・。
妻もそれらしきことを言っていた。
ビデオを撮られているから、奴らには勝てないと・・・。
「でも、毎日って・・・。そんなに夜出歩いたら、旦那が疑うでしょ?どうしてるの?」
「夜じゃないもの。」
「え?」
「旦那が仕事に行ってる昼間に、あいつらのところに行ってるの・・・。」
「昼間って、パートは?」
「そんなもん、とっくに辞めさせられたわ。」
「辞めさせられた?誰に?」
妻は、そんなことは一言も言っていなかった。
彼女は、涙を溜めた目で、不意に私を睨んだ。
「あなたの奥さんによ・・・。」
突然のことに、その言葉の意味が理解できなかった。

「うちの奴にって、どういうこと?」
妻が彼女を辞めさせた?
にわかには信じ難かった。
「あのマンションに行った次の日にね、朝早くに奥さんから電話があったの。
夕べのことがショックで仕事になんか行くつもりもなかったけど、電話で奥さんが言ったのよ。
今日から仕事には来なくていいわって。
その代わり、朝から、あの子たちのところへ、行ってちょうだいって。
私と遊びたがってるから、たくさん可愛がってあげてね、だって。
あんまり、当たり前みたいに言うものだから、怖くなって、
今日は、仕事が忙しいから休めないでしょ?って言ってみたの。
そうしたら、私が、工場長には言っておくから、退職願だけ書いておいて、ですって。
そして、行かないと、大変なことになるわよって、彼女笑いながら言ったのよ。
電話が切れた後も、手が震えてケータイを離すことができなかったわ。
怖くて、立っていられなかったもの・・・。」
感極まったように泣き出した彼女の表情に、嘘は見えなかった。

しかし、あの妻がそんなことを言うなどとは、やはり信じられなかった。
「本当に、うちの奴が、そんなことを言ったの?」
「あのね、信じたくない気持ちはわかるけど、それが事実よ。
あなた、奥さんに絶対騙されてるのよ。
なんで、許すつもりになったの?おおかた、猫なで声でも出された?
彼女、男に取り入るのだけは、うまいから・・・。」
非難するような声だった。
同じ同性として許せないといった表情をしていた。
「取り入ることがうまいって、どういうこと?」
「本当に何も知らないのね。
浮気のことを知ってるってことは、奥さんからも聞いてるんでしょ?
いったい、なんて教えてもらったの?」
「いや、浮気をしてるのは事実で、マンションに行ってることは教えてくれた。
テッペイっていう奴のマンションで、そこで、サトシとシュンっていう奴らと乱交してるんだと・・・。」
「それだけ?」
「うん、夕べは、実際にビデオも見せてもらったよ。」
「ビデオ?どんな?」
「どんなって、ただ女房があの3人とやってるやつ。
あ、テッペイはしてなかったから、実質2人だけだったけど。」
「それって、どこでしてたの?」
「どこで?」
妙なことを聞くものだと思った。
「いや、そのマンションだと思うけど。」
「そう・・・じゃあ、まだ知らないのね。」
「なにを?」
彼女は、不意に黙り込んだ。
言うか、言うまいか迷っているよう顔つきだった。
「なんだよ。そこまで言ったんなら教えろよ。いったい、何を知らないって言うんだ?」
俺の問いかけに、覚悟を決めたようだった。
「知らないのも可哀想だから、あなたの奥さんが、悪魔だって証拠を教えてあげるわ・・・。」
そして、彼女は、すべてを語り始めた。


家に戻る途中も、頭の中が混乱して、どこを歩いているのかもわからなかった。
ようやく玄関に辿り着いても、まだ、信じられない思いが強かった。
「あ、お帰りなさあい。」
私の帰宅を知ると、妻は台所から、明るい声を出した。
返事もせずに、2階へと向かった。
2階には、私たちの寝室と、子供たちの遊び部屋、そして、次女と末娘が一緒に寝起きする部屋がある。
来年から中学生になる長女には、すでに一人部屋を与えていた。
その長女の部屋へと向かった。
ノックもせずに入った。
勉強机に向かっていた長女が驚き振り返った。
「勝手に入ってこないでよ。」
口を尖らせて抗議したが、そんなものは耳にも入らなかった。
部屋の角には、白くて小さなタンスがあった。
長女の下着が収められているのは、そのタンスの中だ。
一目散に向かった。
確か真ん中の引き出しだったはずだ。
小さなタンスは3段の棚に分けられていた。
おもむろに真ん中の引き出しを開けると、案の定、カラフルな下着が目に飛び込んできた。
6年生になってから、急激に胸がふくらみ、身体も女らしくなってきた娘は、下着にも気を遣うように
なって、ここ最近は、妻とたいして変わらぬ下着を身に付けてもいる。
子供っぽくないものも何枚かあった。
「何してるのパパ?やめてよ!」
突然、下着の棚を開けられて、長女が抗議するのは当たり前だった。
その声を無視して、下着を手に取りながら確かめた。
娘が、掻き出していく私の腕を取って、やめさせようとした。
「邪魔するな。」
その時の私は、正気ではなかったのかもしれない。
娘は、睨みつける私の目を見るなり、顔を引きつらせて、後ずさった。
絶対にあるはずだ。
奥まで手を伸ばした。
不意に、ごわっとした感覚を手のひらに感じた。
それを手に取った。
白い丸められた下着だった。
可愛らしいワンポイントは、あきらかに娘のものだ。
白い下着には、黄色い染みの痕が見えた。
恐る恐る開いた。
ごわごわとした感触は、自分でも覚えがある。
精液を布に染みこませると、こんな感じになるのだ。
あきらかに精液を、この下着で拭っている。
(あの子たちは、ゲームをしてるのよ・・・。)
ママ友の彼女の言葉が、ぐるぐると頭の中で巡り続けた。




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