キャンプへ行った妻 vol.10

ノンジャンル体験小説スレより
54: 投稿者:不甲斐ない夫 投稿日:2011/09/02 02:32:39

離婚をするのは、簡単なことだ。
あのガキどもに制裁を加え、報復することだって容易い。
日本には、法があり、秩序を守る番人もいる。
犠牲を覚悟して、すべてを捨てさる決断さえしてしまえば、数年後には、たぶん笑うことも
できるようになるのかもしれない。
そんなことは、誰に言われなくたってわかっている。
ただ理解できないのだ。
なぜ、このような真似をするのか、それがわからないのだ。
妻と一緒に暮らしてこなかった人々には、この女が極悪人のように思えるのだろう。
やっていることは、確かに非道で卑劣だ。
とても擁護できるものではない。
しかし、なぜそうなってしまったのか、その理由を知りたい。
「淫乱」の一言では、済まされない。
それは、理由にはならない。
なぜなら、私は12年間も妻と夫婦として暮らしてきたからだ。
そんな女ではなかったと断言できる。
そして、今でも家族を大事にしていると、その暮らしぶりから察することができる。
だからこそ、なぜここまで変質し、快楽のみに溺れて生きているのか、その理由が知りたくてならない。
納得のできる答えを聞いてから、決断をしても遅くはない。
選択肢は、決してひとつだけではない。
それを決めるのも、決められるのも私たちだけだ。


子供たちが寝静まってから、妻を呼んだ。
私の固い表情に、何かを察したらしかった。
正面に座りながら、居心地が悪そうに、すぐに俯いた。
ズボンのポケットから、無理を言って長女から借りてきた下着を取り出し、目の前に置いた。
すぐに顔色が変わった。
落ち着きなく、膝の上に置いた両手を、しきりに擦り合わせていた。
「どうしてわかったの?」
それが、妻の口にした、最初の言葉だった。
ママ友の奥さんのことは言わなかった。
言えば、また彼女に危害が及ぶような気がしたからだ。
それに、見つけた理由は問題ではない。
なぜ、こんな真似をしたのか、それが問題なのだ。
無言でいた。
何もしゃべらなかった。
ただ、ずっと妻を睨んでいた。

「あの子の部屋に居たときから様子がおかしかったから、もしかしたら、とは思っていたの。
どこまで知っているの?」
沈黙に堪えかねたように、妻が訊ねてきた。
「全部」
それだけしか、言わなかった。
「そう・・・。」
あきらめたように、それだけを答えた。
また、長い沈黙が続いた。
夜は長い。
じっくりと待つつもりだった。
「あの子たちのところに行くと、ゲームをさせられてね・・。」
「知ってる。」
「そう・・。じゃあ、なぜあの子のタンスの中にあるのかも、わかってるわけね・・。」
「ゲームに負けたお前が、この家に男を連れ込んで、あの子の部屋でやりまくったからだ。」
皮肉を込めて言ってみた。
妻は、また押し黙った。
「お前、あの子の母親だぞ・・・。」
情けなくてならなかった。
「うん・・・。」
「よく、自分の娘が使う部屋でセックスなんかできるな?それもあいつの下着を穿いてまで・・。
俺には、信じられんよ。」
私のあきれたような口調に、妻が答えた。
「仕方なかったのよ。それしか方法がなかったの・・。」
慈悲を求めるような目で訴えかけていた。
「仕方なかっただと?じゃあ、またゲームに負けたら、今度は、あの子とやらせるのか?
それも仕方なかったで済ませるつもりか!?」
「そんなこと!・・。」
興奮してきて、自然と声が大きくなっていた。
今夜は、最後まで聞き遂げなければならない。
沸騰していく血の気を、懸命に抑えた。
妻は、俯いて唇を噛んでいた。
なぜか、悔しくてならないといった顔をしていた。

大きく息を吐いてみた。
胸に溜まったもやもやを、その息と一緒に吐き出してしまいたかった。
「なあ・・。俺にはわからんのだ。なぜ、お前がここまで墜ちたのか。
こんなことをする女じゃなかっただろう?どうして、そこまで自分を貶める?
そんなに奴らとのセックスがいいのか?
自分の娘を犠牲にしてまで、奴らに抱かれたいのか?
俺には、全然理解できんよ。
なあ、頼むから、どうしてこんなに変わってしまったのか、その理由だけでも教えてくれ。」
妻は、唇を噛んだままだった。
何かを言いたげだが、口にすることができない。
そんな顔だった。

「俺は、あの子たちの親だ。あの子たちを守る義務がある。
あの子たちを守るためなら何でもする。それだけの覚悟はある。
必要ならば、たとえ相手がお前でも容赦はしない。
もちろん、あのガキどもだって許さない。
この家庭をすべてぶっ壊して、俺を犯罪者にさせるか?それが、お前の望みか?」
「そんなわけ・・・ないでしょ・・・。」
声が震えていた。
目の前の下着を手に取って、妻の前にかざした。
「なら、話せ。全部ここで話せ。どうしてこんな真似をするのか?
なぜ、奴等の言いなりになるのか?俺が納得できるように、すべて話せ。」
妻は俯き、観念したかのように、しばらくの間すすり泣いた。

ずっと待ち続けた。
ひとしきり泣いた後、顔を上げた。
そして、覚悟を決めたように、静かに話し始めた。
「今年の4月頃だったけど、サトシ君からメールが来たの・・。
いつも誘いのメールを送ってくるから、また、それだと思ったの・・・。
相手にするつもりもなかったから、無視してたんだけど・・・。
でも、今度はケータイに電話が掛かってきて、しつこいから怒ってやろうと思って、
電話に出たの・・。
そしたら、なんか様子がいつもと違っていて、お姉ちゃんのことで話があるから、
出てこれないか、って言うの。」
妻は、長女のことを、お姉ちゃんと呼ぶ。
「なんのこと?って聞いても、来たら教えてやるばっかりで、それに、来ないと、
とんでもないことになるかもしれませんよ、なんて言うから、仕方ないけど、
会いに行ったの・・・。
待ち合わせに言ってきたところが、どうしてか駅前にあるコンビニで、そこの裏に
来てくれって言うのね・・・。それで、おかしいなとは思ったけど、そこに行ってみたの。
言われたところに行ったら、サトシ君が裏口で待ってて、すぐに裏口からお店の中に入れられたわ。
そうしたら、お姉ちゃんがいて、事務所の中で泣いてたのね。
どうしたの?って聞いても泣いてるばっかりで、全然教えてくれなくて、困っていたら、
サトシ君が万引で捕まったんだって、教えてくれたの。もう、びっくりしちゃって・・・。
ほんと?って、お姉ちゃんに聞いたら、サトシ君がケータイを見せてくれて、そこに万引きしてる
お姉ちゃんが映ってたの。
動画で、お姉ちゃんが口紅を盗んでスカートのポケットに入れているところがはっきり映っていて、
もう、どうしたらいいかわからなくなっちゃって・・・。
その時、サトシ君が言ったの。
僕の友達が見つけたけど、口止めしてあるから、まだ警察には言ってないって。
そして、私の肩に手を回してきて、こう言ったの。
お嬢さん、来年私立受けるんですよね、って・・。」

そこまで聞いて、ある程度理解した。
来年、上の娘は、私立を受ける。
娘が、行きたいと希望したからだ。
頭のいい娘だった。
向上心もあり、私は、あまり乗り気ではなかったが、妻の「子供のやる気は、大事よ。」
の一言で、受験を認めた。
だが、それが裏目に出た。

私立は、頭の良さはもちろんだが、品格や行動も問われる。
試験に合格するためには、内申点が大きくものを言う。
万引きの事実など発覚すれば、もはや絶望的だ。
それがわかっていたから、表沙汰になるのを恐れた。
そして、それを逆手に取られたのだ。
「黙っていてやるから、わかってますよね、って言われたときは、何も言えなかった・・・。
すぐにお姉ちゃんを家に帰して、そして、そのままホテルに連れて行かれたの。
それが、最初よ・・・。
だから、もしかしたら、お姉ちゃんは、私がサトシ君に何かされたんじゃないかって、
気付いてるのかもしれないわ。
私が家に帰ったら、大丈夫だった?って、すごく心配そうな顔しながら、泣きじゃくってたもの。
大丈夫よ、って教えてあげたけど、勘のいい子だから、何かされたんじゃないかって、
心配してるのかもしれない・・・。だから、元気がないのよ。
不安にさせないように、無理にかまわなかったけど、本当は、気付いていて、
それが自分のせいだって、思い込んでるのかもしれないわ・・・。」

娘を語る妻の顔は、慈悲深かった。
本当に心配している顔つきだった。
ならば、なぜ?あの子の部屋でセックスなどしたのだ?
それが、知りたかった。
黙って、話を聞き続けた。
「サトシ君とは、1回だけって思ってたけど、やっぱり、そんな簡単なことじゃなかった。
最初のときに、ケータイでビデオまで撮られちゃって、後は、なし崩しにって感じで・・・。
その後のことは、パパに話したとおり。
でも、少しだけ違うのは、3人とすることなんかに同意なんかしてなかったってこと。
最初に、テッペイ君の部屋に行ったときには、誰も居なかったの。
でも、そう思い込んでいただけで、あの子たちは隠れてただけだったのね。
ベッドで、サトシ君と裸でいるときに、いきなり入ってきて、無理矢理されちゃったのよ。
そのビデオまで撮られちゃって・・終わったときには、なんか、もう、ほんとに終わっちゃった、
って、思っちゃった・・・。
それからは、あの3人の言うがままよ。
言うことさえ聞いていれば、大丈夫だと思ったから・・・。」
「なぜ俺に言わなかった?」
「言えるわけないわ。」
「なぜ?」
「ビデオを観たら、わかるわ。」
「それは、つまり・・・。」
「そういうことよ・・。」
妻は、感じたのだ。
3人の男に玩具にされて、悶えたのだ。
きっかけは、どうであれ、最後は悶えて、欲しがってしまった・・・。
無理もないと思う。
37歳と言えば、女盛りだ。
私が情けないばかりに、ずっと我慢を強いられてきた。
妻は、文句も言わずに耐えてきた。
渇ききっていたところにサトシが現れた。
まだ、サトシ一人だけだったなら、背徳感に後悔を覚えて、狂うこともなかったのかもしれない。
だが、いきなり3人に弄ばれるという、想像もしなかった行為には、脳が麻痺した。
きっと、脳を焼き尽くすような快楽があったに違いない。
狂ったように身悶えてしまったから、それで、私に言えなかった。
そんなところだろう・・・。

「それからは、妊娠しないように避妊リングを入れて、レーザー脱毛までして、
あの子たちの前で言われるままにオシッコやウンチまでしてみせて・・・。
キャンプに行ったときは、山の中で強姦ごっこもしたわ・・・。
私、何してるんだろうって、考えたときもあったけど、なんだか、そのうち楽しくなって来ちゃって、
こんな世界があったなんて知らなかったから、面白くなっちゃって・・・。
そんなこと思い始めたら、それを教えてくれたあの子たちが、すごく可愛くなって・・・。
パパには、悪いけれど、途中からは、してもらいたくて仕方なかった・・・。」
最後の方は、半ば自棄気味な口調になっていた。
「やめるつもりは、ないのか?・・・。」
「こんなことは、いけないことだってわかるから、やめたいけれど・・・。」
妻が、ちらっと私に目を向けた。
「俺が役立たずだから、やめられないってわけか・・・。」
「そんなこと言ってないよ!でもね・・・。」
「なんだ?」
「その・・パパも、元気になったでしょ?・・・。」
「確かにな。」
情けない限りではあるが・・・。
「あのね。すごく嬉しかったの。また、元気なパパに可愛がってもらえて、すっごく嬉しかった・・。」
「それで?」
「サトシ君たちとするのは楽しいんだけれどね、パパとするのとは違うの。」
「どこが?」
「サトシ君たちにしてもらうよりも、パパにしてもらった方が嬉しいの。」
「なんで?」
「愛してるからに決まってるでしょ。」
今さら、よくもぬけぬけと・・。
「愛してるわりには、お遊びが過ぎるように思うがな。」
「だから、それは仕方なかったって、言ったじゃない。」
埒があかん。
「あのな。俺は、これからどうするんだ?って聞いてるんだ。」
「うん。そのことなんだけどね・・・。」
やっぱり別れるか?
「パパ、怒らないで聞いてくれる?」
「もう、怒ってるよ。」
「じゃあ、言わない。」
「言え。」
「やだ。」
「怒らないから、言ってもらっていいですか?」
疲れる・・・。
「ほんとに怒らない?」
「しつこい。」
「じゃあ、言うけど・・あのね、その・・・パパも一緒にしてみない?」
「ああっ!?俺にも参戦しろってか!?」
「うん。」
「うん、じゃねえよ!お前ふざけてんのか!?」
「ふざけてなんかいないよ。まじめに言ってるの。」
「あのガキどもと一緒に、やれってか!?あいつ等の見てる前ですんのか!?
そんなことできるわけねえだろ!」
「でも、パパ、私があの子たちに犯されてるってわかったら、おっきくなるようになったでしょ?」
「そりゃ、確かにそうだけどな、しかし、それにしたって・・。」
「目の前で見たら、もっと興奮するんじゃない?私、ずっと思ってたよ。
ここにパパが居たらなぁ、って。」
なぜか否定できない自分がそこにいた。
「大丈夫よ。」
「なにが?」
「あの子たち、基本草食系だから、パパなら、うまくやれると思うわ。」
「レイプ魔の草食系なんて、聞いたことねえぞ。」
「パパに比べたら、あの子たちなんて子供よ。」
「ナニのでかさがか?」
「いや、そこは大人だけど・・・考えてることが子供なのよ。」
「ずいぶんと、くそったれなガキどもだな。」
「そう、ほんとに子供なの。だから、自分たちのしてることがわかってないの。」
「いったい、何が言いたいんだ?」
「うん。ずっと思ってたことなんだけどね。」
「なにを?」
「パパが、あの子たちをうまく使うことができるようになったら、
なにも心配することもなくなると思うのね。」
「それは、つまり?」
「だから、ほら。パパさえ挑戦してくれたら、みんな幸せになれるかもってこと。」
さっきまで泣いていたくせに、そこには、無邪気に笑いながら、私を見つめる妻がいた。


「それで・・・自分から進んで、あの子の部屋でセックスしたわけか?・・。」
「うん・・・。」
ロリコンの糞ガキが、娘を狙った。
さすがに、それは防がなければならなかった妻は、何でもするから、それだけは勘弁してくれと頼んだ。
なかなか首を縦に振ろうとしなかったガキに、長女の部屋ですることを提案した。
私の家には、何人ものガキどもが入っている。
だが、子供たちの部屋に入れたことは、一度もなかったらしい。
さすがに、それは躊躇われたのだ。
だが、快楽に負けて、ゲームにも負けてしまった。
のっぴきならない状況に追い込まれて、やむなく条件を出した。
最初の男にしてやると言ったら、ようやく糞ガキは首を縦に振ったらしかった。
娘を守るためには、仕方がなかったのだ。
快楽に溺れてしまったとはいえ、まだママ友の奥さんが言ったようなばかな女ではない。
家族を犠牲にするほど、腐ってはいないのだ。
真っ暗な部屋の中で、裸にした妻を床の上に寝そべらせ、大の字にして後ろから犯していた。
うつ伏せにして、アナルを責めていた。
妻は、大の字になったまま、手足を伸ばしきっていた。
そうしろと私が命じたからだ。
テレビはつけていなかった。
そんなものを見なくとも、次は、ガキどもに犯される妻を、現実のものとして、目の当たりに
することになると思うと、なぜか不思議なほどに勃起して、萎える気配は全然なかった。

納得をしたわけではなかった。
だが、それも面白そうだと思ってしまったのは、確かだ。
奴らをうまくコントロールできるようになれば、子供たちに危害が及ぶのを心配する必要はなくなる。
そして、妻を取り戻すこともだ。
まずは自白ゲームはやめさせる。
他のガキどもが交ざることもだ。
許すのは、あの3人だけだ。
すべてのガキどもをコントロールする自信は、さすがになかった。
だが、あの3人だけなら容易なことだ。
腕力には、自信があった。
仕事柄、若い奴らを手なずける術も心得ている。
だてに出世してきたわけじゃない。
それに、どうせ失敗したならば、最後の手段に出ればいいだけの話だ。
相当の痛みを覚悟する前に、妻の言ったように挑戦してみるのも面白いと思えたのだ。
奴らに与えることにはなってしまうが、妻を取り戻すことはできる。
こうして奴らとのことを想像しただけで、妻を犯せるのが、いい証拠だ。
「どうしてパンツは入れたままだったんだ?お前だって気付いていただろう?」
「う、うん・・・。」
ゆっくりと責めていた。
気持ちがいいのか、妻は、今にも寝てしまいそうに、目を閉じている。
「ほら、答えろ。」
深く突き入れた。
「ああ!・・・はい・・・あれは、証拠にする・・ためです・・。」
「証拠?ビデオを撮ったろう?」
「前に・・あ・・・違う女の人で・・・やっぱり、子供部屋ですることになった人がいて・・・
その人が、どうしても嫌だったから・・・自分の実家に・・連れて行ったことがあって・・
それが、ばれて・・証拠を残すように、なったんです・・・。」
やっぱり、子供の部屋でするってのは、誰でも嫌なわけだ。
「他の女の人って、あの奥さんのことか?」
ママ友の奥さんだ。
「いえ・・違う人です・・・。」
「違う人って、他に何人いるんだ?」
「私を入れて・・全部で、4人・・・。」
「4人もいるのか!?」
「うん・・・。」
なんて、ガキどもだ。
「なぜ、パンツは抜いておかなかった?」
そうすれば、私に動かぬ証拠を握られることもなかった。
「いつ・・確かめに来るか・・わからないから・・・です・・。」
「確かめに来る?誰かが、確かめに来るのか?」
「たぶん・・サトシ君・・。」
「あいつが来るのか?」
「たぶん・・・。」
「よし、それがわかったら、すぐに俺に連絡しろ。」
「え?」
「メールでも何でもいいから、すぐに俺に知らせるんだ。」
「どうして?・・・。」
まずは、サトシから落としてやる。
「お前は、言われたとおりにすればいいんだ。」
激しく、突き上げた。
「ああ!はい!」

3人一緒だと、窮鼠猫を噛むってこともある。
だが、一人ずつなら、簡単に事は運ぶ。
妻の手引きがあれば、造作もないことだ。
協力してくれなければ、打つ手も限られるが、妻が手助けするとわかった今では、幾らでもやりようはある。
いい加減、受け身でいることにも飽きてきた。
今度は、こっちから仕掛けてやる。
「ずっと可愛がってもらいたいか?」
頭上から問いかけた。
「はい。」
「なら、俺に尽くせ。」
俺には、わかっている。
「はい。」
一緒に過ごしてきた12年間に嘘はない。
「今度こそ、守ってやる。」
ずっと守り続けてきたのだ。
「はい。」
それは、妻だって、わかっている・・・。




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