コナン「どうした?」
灰原「本のページで指切っちゃった・・」
コナン「ちょっと指貸してみ」
ぺろぺろ
灰原「ちょっ、 何やってんのよ!?」
コナン「バーロー、これが一番効くんだよ」
灰原「止まったけど・・いきなり何するのよ・・」
灰原「信じられない・・・」
コナン「あれ?」
コナン「お前、熱でもあるのか?」
コナン「顔真っ赤だぞ」
灰原「え・・・/////」
コナン「大丈夫か?」
灰原「へ、平気よ///」
コナン「ふーん」
灰原「・・・」
灰原「ね、ねえ、工藤くん」
コナン「ん?」
灰原「今日、い、一緒に帰らない・・・?」
コナン「悪い、これから歩美たちとクラス会の打ち合わせなんだ」
歩美「コナンくーん、もう始めるよ~!」
コナン「うん、今行くー」
コナン「じゃあな」
灰原「う、うん」
灰原「・・・」
コナン「どうした?」
灰原「オシッコしみて痒いの・・」
コナン「ちょっとパンツ脱いでみ」
ぺろぺろ
灰原「ちょっ、 何やってんのよ!?」
コナン「バーロー、これが一番効くんだよ」
お前の発想力がバーローだわww
なんでパンツ脱ぐことには抵抗ないんだよ
細かい事は気にすんなw
阿笠「それじゃ哀くん、ワシは出かけてくるからの」
灰原「うん。いってらっしゃい」
バタン
灰原「・・・」
灰原「工藤くん・・・」
灰原「今日、工藤くんが舐めたこの指・・・」
灰原「・・・」
チュパチュパ
灰原「はむっ・・・んっ・・」
チュパチュパ
灰原「れろっ・・・くちゅ・・」
灰原「あぁっ・・工藤くん・・・」
ピンポーン
灰原「!?」
これは興味深い続けたまえ
ガチャ
コナン「よっ」
灰原「工藤くん!?」
灰原「ど、どうしたの、こんな時間に・・」
コナン「さっき終わったんだよ」
灰原「え?」
コナン「クラス会の打ち合わせ。長かったぜ」
灰原「そ、そうなの・・」
コナン「博士は留守か。ちょっと上がらせてくれ」
コナン「いや、いい」
灰原「・・・」
コナン「あ、そうだ。指大丈夫か?」
灰原「えっ」
コナン「昼に切ったやつ。もう治った?」
灰原「う、うん・・だいぶね」
灰原「あっ・・」
コナン「ん?」
コナン「何でこの指、こんなにベトベトしてんだ?」
灰原「えっと・・あの・・」
コナン「消毒液か?」
灰原「そ、そうね」
コナン「んー・・・傷は大したことなさそうだ」
コナン「やっぱ俺の応急処置が効いたんだな」
灰原「・・・////」
コナン「やっぱりお前、顔赤いぞ」
コナン「休んだ方がいいんじゃねーか?」
灰原「だ、大丈夫だってば!///」
コナン「熱あるんだろ?」
コナン「ちょっと計ってやるよ。おでこ貸してみろ」
灰原「えっ・・」
コナン「ほら、もっとこっち来いよ」
灰原「ま、まま、待って・・」
ぴたっ
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「あれ? おかしーな、熱ないぞ」
灰原「・・・/////」
灰原「だ、だから別に何でもないのよ・・///」
コナン「でも顔赤いし」
灰原「そ、それは・・・」
コナン「あっ、やっべー! こんな時間じゃねーか」
コナン「早く帰らないと蘭に怒られるぜ」
コナン「じゃあな。ゆっくり休んどけよ」
灰原「う、うん・・」
バタン
灰原「・・・」
コナン「よっ」
灰原「あっ・・く、工藤くん」
コナン「身体、大丈夫か?」
灰原「だ、大丈夫よ・・」
コナン「そうか」
灰原「・・・」
蘭「こら~コナン君~」
コナン「あ・・そうだった。ありがと蘭姉ちゃん」
蘭「今日は早く帰ってきなさいよ~」
コナン「う、うん。分かってるよ」
蘭「晩ご飯はカレーにしようかしら」
コナン「本当? わ~い」
灰原「・・・」
蘭「あら哀ちゃん、おはようっ」
灰原「お、おはようございます・・」
コナン「は~い」
コナン「やれやれ」
灰原「相変わらずね」
コナン「え?」
灰原「蘭さんの前では猫かぶってる」
コナン「しょーがねーだろ」
コナン「あいつを巻き込むわけにはいかねーよ」
コナン「あいつだけは絶対・・・な」
灰原「・・・」
ガラッ
歩美「おはよ~コナン君~!」
コナン「よっ」
歩美「あ、灰原さんもおはよ~」
灰原「おはよ・・」
歩美「えへへへへ」
コナン「な、なんだよ」
歩美「はい、これっ」
コナン「えっ・・あ・・」
灰原「!」
コナン「いや・・あの・・」
歩美「な~に?」
元太「ばかやろー歩美、バレンタインは明日だぞー!」
歩美「えー!? うっそー!?」
歩美「一日間違えちゃったよ~!」
灰原「・・・」
コナン「あ、ありがとな」
歩美「えへへ」
灰原「・・・」
元太「ずりーぞコナン」
コナン「んだよぉ」
灰原「・・・」
歩美「今日、灰原さん来なかったね」
コナン「ああ」
歩美「どうしたんだろ」
コナン「そういや体調悪そうだったな、アイツ」
コナン「・・・」
コナン「帰りに博士ん家よってみるか」
コナン「・・・」
コナン「居ないのか・・?」
ガチャ
コナン「あ」
灰原「工藤くん・・」
コナン「よっ」
コナン「今日も博士は留守か?」
灰原「うん・・」
灰原「・・・」
コナン「ん?」
灰原「・・・」
コナン「博士いないなら一人で大変だろ」
コナン「俺が診てやるよ。上がらせてもらうぜ」
コナン「いいよ。まあ座ってろって」
コナン「ちょっと、おでこ貸してみ」
灰原「うん・・」
ぴたっ
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「あれ? おかしーな、熱ないぞ」
灰原「・・・」
灰原「・・・」
コナン「一体どうしたんだよ」
灰原「・・・」
コナン「おいおい、黙ってちゃ分からねーだろ」
灰原「・・・」
コナン「あ、そーだ」
コナン「この前の指の傷、もう治ったか?」
コナン「ちょっと見せてみろよ」
コナン「良かったな」
灰原「・・・」
灰原「・・工藤くんがすぐに舐めてくれたから」
コナン「ああ、そうだったな」
灰原「・・・」
灰原「指は治ったけど・・・」
コナン「?」
コナン「へー」
灰原「・・・」
コナン「そうか。冬は乾燥するもんな」
灰原「・・・」
コナン「・・・」
コナン「え・・・だから何・・・?」
灰原「・・・」
灰原「この指は・・」
灰原「工藤くんが舐めてくれたから治ったよね?」
コナン「あ、ああ・・」
灰原「じゃあ」
灰原「この唇も・・・」
コナン「は・・・!?」
コナン「お、おい灰原・・・」
灰原「お願い」
コナン「なに言ってんだ・・・!?」
コナン「どうしたんだよ、お前・・」
灰原「・・・」
灰原「私・・・」
灰原「工藤くんのことが好きなの」
∧ ∧
(*‘ω‘ *) ちんぽっぽ
( )
v v
ぼいんっ
川
( ( ) )
はえーよww
灰原「好きなの」
コナン「は、ははは・・」
コナン「バーロー、冗談よせよ・・・」
灰原「冗談なんかじゃないわ」
灰原「本気なの・・」
病気の妹がいるんだ
灰原「工藤くんのことを想ってる自分の気持ちに・・」
コナン「灰原・・・」
灰原「けど気づかないフリをしてた」
灰原「工藤くんとは、そんな関係になっちゃいけないと思って・・」
灰原「でもね」
灰原「この前、工藤くんが私の指を舐めてくれたときに」
灰原「もう止まらなくなっちゃった・・・」
灰原「工藤くんのことが好きだって・・・」
コナン「・・・」
灰原「工藤くんは・・・?」
コナン「えっ」
灰原「私のこと好き・・・??」
灰原「聞かせて」
灰原「私の気持ちに対する答えを・・・」
コナン「は、灰原・・・」
灰原「・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「お、俺には蘭が・・・」
灰原「・・・」
コナン「だ、だから」
コナン「悪い・・・」
灰原「・・・」
ゴクリ……
コナン「頭も良いし、頼りになるし」
コナン「か、可愛いし・・・」
灰原「・・・」
コナン「けど・・やっぱり蘭のことが・・」
灰原「私・・・」
灰原「二番目でもいいの」
灰原「蘭さんの次でもいい」
コナン「な、何言ってんだよ・・」
灰原「いいの。工藤くんのそばに居られれば」
コナン「バーロー、そんなこt・・」
灰原「だって!」
コナン「!」 ビクッ
灰原「だって・・・グスン・・・好きなんだもん・・・」
灰原「グス・・・いいの・・グスン・・二番目でも・・」
灰原「工藤くんと一緒に居られるなら・・・」
コナン「は、灰原・・」
灰原「それでもいい・・?」
コナン「えっ」
灰原「自分の気持ちに、ひとまずの答えを出したいの」
灰原「二番目に好きでいてくれる・・・?」
コナン「は、灰原がそれでいいなら・・」
灰原「本当・・・?」
コナン「あ、ああ」
灰原「うふっ」
灰原「ありがとっ・・・///」
コナン「ほ、本当にそれでいいのか?」
灰原「まだフラれたわけじゃないんだし」
コナン「えっ」
灰原「あら違うの?」
コナン「い、いや。そうだな」
灰原「・・・いつか絶対、蘭さんを超えてみせるんだから」
コナン「な、なんかゴメンな・・」
灰原「何よ~。謝らないで」
コナン「は、はは・・」
灰原「あ、そうだ」
灰原「今日、何の日か知ってる?」
コナン「えっ、今日・・・?」
灰原「はい、これ」
灰原「今日はバレンタインよ」
コナン「そうだったな・・」
コナン「あ、ありがとな」
コナン「これ、もしかして灰原の手作りか?」
灰原「そうよ」
コナン「す、すげーな! メチャクチャ手込んでるじゃん」
灰原「早起きして朝からずーっと作ってたの」
灰原「だから今日、学校休んじゃったの」
コナン「ありがとな、灰原」
灰原「今、ちょっと食べてみて」
コナン「あ、ああ」
パクッ
灰原「どう?」
コナン「うん・・・おいしい」
コナン「スゲーおいしいよ」
灰原「本当? よかった」
コナン「えっ」
灰原「取ってあげる」
ぺろぺろ
コナン「・・・/////」
灰原「うふっ♪」
灰原「これでおあいこね」
コナン「そ、そうだな・・・/////」
灰原「あらっ?」
灰原「顔真っ赤よ。もしかして今ので完全に惚れた?」
コナン「バ、バーロー/////」
コナン「よっ」
灰原「あら、おはよ」
コナン「今日はちゃんと出て来てくれて良かったよ」
灰原「昨日は誰かさんのためにチョコ作ってたの」
コナン「そ、そうだったな」
灰原「・・・蘭さんからチョコ貰った?」
灰原「義理?」
コナン「当然さ。俺が新一だなんて知らないんだから」
灰原「あ・・・そっか」
灰原「って言うことは・・・」
コナン「?」
灰原「私のチョコの方が蘭さんのより気持ちこもってたんじゃない?」
コナン「あ・・・///」
灰原「ま、でも蘭さんはあなたの正体知らないから仕方ないわよね」
灰原「・・・このまま知らないでいて欲しい」
コナン「え?」
灰原「あっ、私いま何か言った?」
コナン「いや、よく聞こえなかったけど」
灰原「気にしないで」
灰原「さっ、行きましょ工藤くん。遅刻するわよ」
おしまい
面白かったよ
おつ
•••おし•••まい•••?
脱いだパンツ履き直すなんて俺の流儀に反する
俺たちは今までの通りの関係に戻り
再び日常を過ごしていた・・・
だが・・・
灰原「おはよう、工藤くん」
灰原「なんだか眠そうな顔ね」
コナン「いや・・昨日、蘭の試験勉強を手伝ってたんだ」
灰原「蘭さんの?」
コナン「ああ・・・おかげで寝不足なんだ」
灰原「・・・」
コナン「疲れるぜ。小学生のフリしながらヒントを出すのは」
コナン「あいつは理数系苦手だからな・・・あっ」
灰原「・・・」
コナン「わ、悪りぃ・・・」
灰原「・・・」
灰原「いいの」
灰原「工藤くんの気持ちはよく分かってるから」
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「い、行こっか・・」
灰原「うん」
-体育-
先生「それじゃ柔軟やるから二人組つくってー」
ザワザワ
元太「おい、やろうぜ」
光彦「はい」
コナン「あれ? 今日、歩美は休みか」
灰原「・・・」
コナン「灰原、組むか?」
コナン「んじゃ、先に座れよ」
先生「はい。それでは、まずは前屈からねー」
先生「後ろの人はゆっくり押してあげてー」
コナン「・・・」 グッ グッ
灰原「・・痛い・・痛い・・もう無理」
コナン「お前、体かてーなー」
コナン「じゃ、今度は灰原が押してくれ」
灰原「うん」
コナン「ゆっくり頼むぜ」
灰原「・・・」
コナン「どうした? 早く押してくれ」
灰原「・・うん」
ぷにっ
コナン「!?」
いや、おっぱいねえか
ぷにっ
灰原「なにかしら?」
コナン「せ、背中に・・・」
コナン「当たってるぞ・・・」
灰原「・・・」
すりすり
コナン「おい・・・擦りつけるのは・・・」
灰原「・・・」
すりすり
先生「はい、そこまでー」
コナン「ふう・・・」
コナン「おい、今の・・・何のつもりだよ」
灰原「何が?」
コナン「いや、何がって・・・」
先生「それじゃ次は開脚前屈ねー」
先生「お互いの手を握って、引っ張りあうのよー」
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「あのさ・・」
灰原「開脚前屈でしょ。早くやるわよ」
灰原「んしょっと」
コナン「あ、ああ・・」
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「・・・////」
灰原「なに?」
コナン「いや・・・目のやり場に困るな・・/////」
灰原「ほら、私の手を握って」
ぎゅっ
灰原「先に引っ張るわよ」
ググッ
コナン「いてっ・・てて・・・」
灰原「・・・」
灰原「工藤くんの手・・・私の胸まで届く?」
灰原「私の胸まで」
コナン「な、何言ってんだ・・・」
灰原「いいわよ。さわれるもんなら、さわってみて」
コナン「バ、バーロー・・・」
灰原「それとも、無理やり私が工藤くんの手を引っ張ってあげようかしら?」
コナン「な・・・」
グググッ
コナン「いててて・・・おい、やめろ・・」
ググッ
コナン「は、灰原・・・」
ぴたっ
灰原「・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・ほら届いた♪」
灰原「工藤くんってけっこう体やわらかいのね」
嫌いじゃない
ちがうよ 男です
コナン「も、もう離してくれ・・・」
灰原「どんな感じ?」
コナン「な、何が・・・?」
灰原「私の胸」
コナン「・・・/////」
灰原「やわらかい?」
コナン「バー・・ロー・・・////」
灰原「・・下半身の方にも届くかしら」
コナン「ま、待て・・・」
ググッ
先生「はい、そこまでー」
コナン「はぁ・・はぁ・・」
コナン「お、お前・・・」
灰原「・・・」
コナン「どうしたんだよ・・」
灰原「・・・」
コナン「こういう事は・・やめてくれ、頼むから」
灰原「えっ」
コナン「・・その・・・ら、蘭ともまだ・・」
灰原「・・・」
コナン「灰原の俺に対する気持ちは分かってる・・けど」
コナン「こういう事は・・・」
灰原「・・・」
先生「はい、それじゃ男子はグランド行くわよー」
コナン「・・・じゃ、またな・・」
灰原「・・うん」
だが、この切ない気持ちと
微かに漂う暗黒の気配は一体…
灰原「ねえ、工藤くん」
コナン「ん?」
灰原「今日、一緒に帰らない?」
コナン「お、おう」
・・・
灰原「今日はゴメンね」
コナン「えっ」
灰原「体育の授業のとき・・」
コナン「あ、あれか。もういいよ」
灰原「・・・」
コナン「?」
灰原「・・んっ・・・」 ソワソワ
コナン「どうした?」
灰原「どこか近くに・・お手洗いはないかしら・・」
コナン「たしかこの近くの公園にあったろ」
コナン「ほら、あそこだ」
灰原「あっ・・」
コナン「行って来いよ。待ってるから」
灰原「う、うん」
・・・
♪~
コナン「んっ?」
コナン「探偵バッジが鳴ってる・・・」
灰原「・・あっ、工藤くん?」
コナン「は、灰原か・・」
コナン「どうした? 紙でも無いのか?」
灰原「ち、違うわよ」
灰原「あの・・終わったんだけど・・」
コナン「?」
灰原「この個室の扉・・・カギが開かないの・・」
灰原「カギは閉められたんだけど・・・開かないの」
コナン「壊れてるのか?」
灰原「うん・・」
コナン「待ってろ。とりあえず今行くから」
・・・
コナン「女子トイレに入るのは勇気がいるが・・・仕方ねえ」
トコトコ
コナン「灰原ーどこだー?」
灰原「・・ここよ。工藤くん」
灰原「助けて・・」
コナン「待ってろ。今、キック力増強シューズを使って壁ごと壊して・・」
灰原「そ、そんな乱暴なことやめなさいよっ」
コナン「じゃあ、どうしろって・・」
灰原「とにかく中に入ってきて」
灰原「身軽なあなたなら、天井と壁のすき間から入れるでしょ」
コナン「えー・・・? わ、分かったよ」
コナン「よっと」
タンッ
ズルズル
コナン「き、きついな・・」
灰原「頑張って。もう少しよ」
コナン「ぷはーっ」
スタッ
コナン「と、とうとう女子トイレの個室に入ってしまった・・」
灰原「来てくれてありがと。ほら見て、このカギ」
コナン「これは・・・」
コナン「んっ、しょっ、クッソかてーな」
灰原「公共の物よ。やめた方がいいわ」
コナン「仕方ねー。俺が椅子になるから、乗って上のすき間から出ろ」
灰原「・・・」
コナン「ほら、早く」
灰原「・・・」
コナン「灰原?」
灰原「出たくない」
コナン「出たいから俺を呼んだんだろ・・・?」
灰原「・・・」
コナン「ま、まさか・・・」
灰原「ごめんね」
灰原「このカギ・・・私が自分で壊したの」
灰原「私が、持ってたペンチでカギを潰したのよ」
コナン「お、お前、普段からそんなもん持ち歩いてるのか・・?」
灰原「ううん」
灰原「今日、学校で図工室から持ち帰ったの」
コナン「な、何でこんなことを・・・」
灰原「・・・」
コナン「・・・」
灰原「工藤くんと・・・二人きりになるために」
コナン「お、おい・・」
灰原「二人だけの・・・空間を作りたかったの」
コナン「や、やめろ・・・」
灰原「・・工藤くん、キスしたことある?」
灰原「ある?」
コナン「ね、ねーよ・・・」
灰原「・・蘭さんとも?」
コナン「ああ・・・」
灰原「ウフ」
灰原「じゃあ・・・誰よりも先に私が、工藤くんの唇を奪いたい」
コナン「は・・?」
コナン「ま、待て・・」
ちゅっ
灰原「・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・んっ」
コナン「ぷはっ・・・」
灰原「・・・うふっ」
灰原「工藤くんのファーストキス・・・奪っちゃった・・・♪」
コナン「・・・」
灰原「工藤くん?」
コナン「・・・/////」
灰原「顔、真っ赤よ。ウフ」
コナン「ら、蘭・・・ゴメン・・・」
灰原「あら~まだこの期に及んで、蘭さんの名前なんか呟いてる」
灰原「・・・もっと私だけのものにしたい・・」
コナン「・・・」
灰原「ほら、手をかして」
コナン「あっ」
ぷにっ
灰原「どう・・?」
コナン「あ・・・いや・・」
灰原「揉んでもいいよ・・・?」
灰原「揉んで」
でも灰原以外と胸あるんだぜ
灰原「あっ・・・」
コナン「は、灰原・・・」
灰原「そう・・気持ち良い・・・」
モミモミ
灰原「んっ・・直接さわって・・・」
コナン「え・・・」
灰原「服脱がせて」
コナン「・・・」
ズルッ
コナン「あ・・・」
灰原「・・・どう?」
灰原「よく見て・・・」
コナン「・・////」
灰原「私の胸・・・小さいでしょ・・?」
コナン「すべすべして・・・すごくあったかい、これが・・・・」
灰原「工藤くん・・・どうしたの?早く」
コナン「え・・・?今・・・」
むにむにっ
灰原「はやく・・工藤くんったら・・なにしてるの?」
コナン「え・・・今・・・これは灰原じゃないのか?それじゃあ一体」
阿傘「それは私のおいなりさんじゃ」
灰原「さわって・・・」
コナン「・・・」
プニッ
灰原「ああっ・・・」
モミモミ
灰原「もっと・・・」
プニプニ
コナン「くっ・・・」
灰原「工藤くんも・・・気持ちよくなりたい・・?」
コナン「え・・」
灰原「ほら、ここ・・・」
ぴたっ
コナン「あっ・・!」
灰原「固くなってる・・・ウフ」
灰原「気持ちよくしてあげる・・・ほら、脱いd」
コナン「も、もうやめよう、灰原!」
コナン「も、もうやめてくれ・・・」
コナン「こんな場所で・・」
コナン「言っただろ・・? 俺、こういう事に耐性ないんだよ・・」
灰原「・・・」
コナン「頼む・・・」
灰原「・・・」
灰原「ウソつき」
灰原「耐性がない、なんてウソばっかり」
灰原「だって」
灰原「あんなに私の胸を揉んだし、」
灰原「こんなに固くなってる・・・」
コナン「それは・・・」
灰原「・・・」
灰原「あなた・・」
灰原「蘭さんに縛られてるだけよ」
灰原「だから自分に素直になれずにいる」
コナン「そ、そんな事は・・」
灰原「なら、言ってる事と、やってる事が矛盾するなんておかしいわ」
コナン「・・・」
灰原「そうでしょ?」
灰原「私・・・工藤くんのおかげで素直になれたのよ?」
灰原「だから・・・」
灰原「私も工藤くんのこと・・・素直にさせたい」
ぴたっ
コナン「あっ・・!」
灰原「素直になって・・・」
灰原「・・ズボン下ろすね」
ズルッ
灰原「わ・・・!」
コナン「・・//////」
灰原「ほら・・・これが本音よ・・♪」
コナン「そ、そんなに、まじまじと見るなよ・・///」
灰原「さわるよ・・」
つんっ
コナン「あっ・・!」
灰原「うふっ。敏感ね」
灰原「・・・」
ペロッ
コナン「はあっ・・・!!」
コナン「う、うん・・・」
灰原「じゃあ今度はゆっくりいくわ」
チロチロ
コナン「あっ・・ああっ・・・!」
チロチロ
コナン「はあっ・・・灰原・・・!」
灰原「一番先の割れ目の所が良いの・・・?」
コナン「・・・う、うん」
チロチロ
コナン「ああっ・・・!!」
コナン「わ、悪い・・」
灰原「あらっ、先の所から何か出てきたわ」
灰原「ネバネバする・・・工藤くん、これ何か知ってる?」
コナン「・・・////」
灰原「何でも知ってる小さな名探偵さん・・・ねえ、教えて」
コナン「バ、バーロー・・・よせよ・・////」
灰原「あらっ、まだそういう口きくの」
灰原「素直じゃないのね」
灰原「今だけは正直になって欲しいわ」
コナン「灰原・・・」
灰原「あなたの人格・・・変えてみせる」
灰原「・・壊したいの♪」
灰原「今度は全部、口に入れてみるね・・」
パク・・・
コナン「あああぁっ・・!」
コナン「はああぁっ・・」
ジュポ・・・ ジュポ・・・
コナン「うわあぁっ・・・」
ジュポ ジュポ ジュポ ・・・
コナン「はあっ・・ああっ・・・すごいっ・・」
灰原「ジュポ・・・ ねえっ、されてる間、ずっと私の目を見てて」
灰原「私の顔をずっと見ててほしいの」
灰原「私も工藤くんの顔、ずっと見てるから」
灰原「わかった?」
コナン「う、うん・・」
ジュポ ジュポ ・・・
コナン「ああっ・・・は、灰原・・・っ!」
コナン「ああっ・・・」
ジュポ ジュポ
コナン「くうっ・・・」
コナン「や、やばい・・・」
灰原「クチュ・・・ 出る・・?」
コナン「う、うん・・・」
灰原「いいわっ、きて・・・」
ジュポ ジュポ
コナン「あああぁぁぁ・・・!」
灰原「ジュポ・・・ 見てっ、私の目を見て」
灰原「イク顔見せて・・」
ジュポ ジュポ ジュポ
コナン「ああぁぁっ・・あっ、イクッ・・!!」
ドピュッ ドピュッ ピュッ
ドクドクドク ・・・
灰原「・・・」
コナン「はあーっ、はあーっ、はあーっ・・!」
灰原「・・・」
ジュポッ
コナン「あっ・・!」
灰原「んくっ・・ごくっ・・ん・・・」
コナン「お、おい灰原・・・」
コナン「・・・の、飲んじゃったのか・・?」
灰原「・・んふっ・・」
灰原「平気よ」
灰原「どうだった・・・?」
コナン「いや、あの、何て言うか・・・スゲー気持ちよかったよ・・」
灰原「ふーん・・」
灰原「あなたって・・・やっぱり素直じゃないのね」
コナン「え?」
灰原「工藤くん、最後、目をつむってた」
コナン「そ、それは・・」
コナン「あまりに気持ちよすぎて・・」
灰原「違う」
灰原「きっと・・・蘭さんの顔を思い浮かべてたんだわ」
コナン「そ、そんな事・・!」
灰原「あら、違う?」
コナン「・・・」
灰原「私、蘭さんの代わりにされたのね」
灰原「・・なにが本当で、なにが嘘なのか分からなくなってきたわ」
コナン「は、灰原・・俺は・・!」
灰原「ズボン穿きなさい」
灰原「もう出ましょ」
灰原「これでカギごと外せば出られるわ」
灰原「はいどうぞ」
コナン「・・・」
灰原「何してるの? 早く外して出ましょ」
コナン「ほ、本当に・・もうこれで出て行っていいのかな・・?」
灰原「いいわよ。あなたの気持ち、充分わかったから」
コナン「・・・」
灰原「もうっ、かして」
灰原「自分でやるわ」
カチャ カチャ
コナン「・・・」
ガチャ
灰原「開いたわ。さあ、出るわよ」
コナン「・・・」
灰原「何してるの?」
コナン「・・・」
灰原「今さら・・・そんな思いつめた顔しないで」
灰原「私と蘭さん、どちらか一人に決めて」
コナン「えっ」
灰原「そうすればいいでしょ?」
灰原「あなたも複雑な思いをしなくて済む・・」
灰原「私も、もう二番目なんていらないから、」
灰原「一人に決めて」
コナン「灰原・・・」
灰原「でも、近いうちに答えを聞かせてほしいわ」
灰原「それでいい?」
コナン「あ、ああ・・・」
灰原「決まりね。じゃ、私こっちだから・・」
灰原「さよなら」
コナン「・・・」
つづく
寝ます
>>1です
灰原との、あの日の事があってから数日後・・・
俺はまだ答えを出せずにいた・・・
蘭「いただきまーす」
コナン「え・・・」
蘭「どうしたの、浮かない顔して」
蘭「何か悩みごと?」
コナン「・・・」
小五郎「けっ、ガキに悩みなんかあるわけねえだろ」
蘭「そんなことないわよー」
蘭「ね、コナンくん」
コナン「・・・」
歩美「おはよ~」
コナン「・・ああ」
歩美「どうしたのー?」
コナン「別に・・・」
灰原「・・・」
コナン「・・・」
元太「おいコナン、灰原もこっちに呼んでやれよ」
コナン「え?」
元太「こっちに呼んで来いよ」
コナン「何で俺が・・」
元太「おまえら仲良いじゃねーかよー」
コナン「あのな・・・」
灰原「・・・ねえ、くど・・コナンくん」
コナン「わっ! は、灰原・・・」
コナン「ど、どうした?」
灰原「ちょっと話が・・・屋上に来て」
コナン「なんだよ話って・・・」
灰原「・・・」
灰原「・・答えは出た?」
コナン「えっ」
灰原「私と蘭さん、どちらを選ぶのか」
灰原「聞かせて」
コナン「いや・・あの・・・」
灰原「ふ~ん・・・そう」
コナン「ああ・・」
灰原「ま、いいわ。また今度聞かせて」
灰原「でも、なるべく早くしてね」
灰原「私、こう見えてせっかちだから」
コナン「な、なあ、灰原・・」
コナン「俺たち・・・また元の関係に戻れないかな・・?」
灰原は「江戸川くん」だよ
まじか吊ってくる
灰原「えっ?」
コナン「灰原と蘭と俺との、」
コナン「今の関係・・・」
コナン「も、もう耐えられねーよ俺・・」
灰原「・・・」
コナン「今までのことは全部なかったことにしてさ、」
コナン「また元の生活に戻らないか・・・?」
灰原「・・・」
灰原「だめよ」
コナン「は、灰原・・」
灰原「この気持ちをうやむやにして、また元に戻る方が耐えられないわ」
灰原「もう戻れないの」
灰原「だから、あなたも覚悟を決めなさい」
コナン「・・・」
灰原「答えが出たら、いつでも言って。待ってるから」
灰原「それじゃ・・」
コナン「・・・」
灰原「・・・ねえ、くど・・コナンくん」 ←ここのことだろ
灰原「違うわ。工藤くんは私のことが好きなの」
蘭「私のことが好きよ!」
灰原「私よ」
コナン「や、やめ・・」
コナン「うわあああああ!!」
ガバッ
コナン「はあっ・・はあっ・・・」
コナン「ゆ、夢か・・・」
蘭「なんか凄い声聞こえたけど」
コナン「あ・・ううん。何でもないよ・・」
蘭「そう。早く朝ご飯食べて学校行きなさい」
コナン「・・・」
蘭「コナンくん?」
コナン「学校行きたくない」
蘭「風邪でも引いたの?」
コナン「・・・」
蘭「黙ってちゃ分からないでしょー」
コナン「・・うん」
蘭「あら、そうなの。じゃあ今日はゆっくり休みなさい」
コナン「しばらく休むかも・・」
蘭「えっ?」
コナン「あ、ううん。何でもないよ蘭姉ちゃん・・」
歩美「コナンくん、今日も休みか・・」
元太「もう一週間近くになるぜ」
光彦「こんなに休むなんて珍しいですね」
灰原「・・・」
そのころ 毛利探偵事務所
蘭「コナンくん・・・今日も具合悪いの?」
コナン「・・うん」
コナン「・・・」
蘭「熱はあるかしら」
蘭「ちょっと、おでこ貸して」
コナン「え・・」
ぴたっ
蘭「・・・無いわねー」
コナン「・・・」
灰原の顔と・・・ダブって映る・・・
蘭「だいじょうぶー?」
灰原・・・もうやめてくれ・・・
蘭「何か食べ物持ってくるわ。待ってt」
ぎゅっ
蘭「え」
コナン「蘭姉ちゃん・・・もう少しそばにいて」
コナン「なんか僕・・・怖い」
蘭「なにか心配事でもあるの?」
コナン「・・・」
蘭「その事が学校行けない原因?」
コナン「・・うん」
蘭「そっか・・・」
蘭「安心して・・・私がついてるから」
コナン「蘭姉ちゃん・・・」
ぎゅっ
コナン「あったかい・・」
蘭「大丈夫。きっとまた元気に登校できる日が来るわ」
コナン「うん・・」
コナン「ありがと・・・」
ガラッ
歩美「おはよー・・あっ」
コナン「よう」
歩美「コナンくんだ~久しぶり~!」
歩美「体だいじょうぶ?」
コナン「ああ、平気さ」
ガラッ
歩美「あ、灰原さん! おはよ~」
歩美「コナンくん来てるよー」
灰原「・・・!」
コナン「・・・」
灰原「久しぶりね」
コナン「あ、ああ・・」
灰原「・・・」
コナン「・・・」
灰原「ちょっと屋上行きましょ」
灰原「どうしてこんなに休んでたの?」
灰原「何かあったの?」
コナン「・・・」
灰原「言えないようなこと?」
コナン「・・・」
灰原「ま、いいわ。それよりいい加減、聞かせて」
灰原「私と蘭さん、どちらを選ぶのか」
コナン「ああ・・・」
灰原「もう、心は決まったのね」
コナン「ああ、決まった」
灰原「そう」
灰原「いいわ。言って」
灰原「私も覚悟できてるから」
コナン「うん・・・」
コナン「蘭のことが一番好きだ」
灰原「・・・」
コナン「この数日間、本気で考えた」
コナン「考えることが怖くなって、逃げ出したくもなった」
コナン「けど、考えた。そして、ようやくこの答えに辿り着いた」
コナン「やっぱり、俺にとっては蘭が一番なんだ」
コナン「以上だ」
灰原「・・・」
灰原「・・へえ、そう」
コナン「灰原・・・すまない」
灰原「よーく分かったわ・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・・」
灰原「じゃあ、もう私は工藤くんの前から消えるわ」
コナン「な、何言ってんだよ」
コナン「これまでと同じように、また友達として・・」
灰原「言ったでしょ?」
灰原「もう元の関係には戻れないって」
灰原「フラれた私は潔く身を引くわ・・・どこか遠くへね」
コナン「お、おい、灰原!」
灰原「・・・」
灰原「じゃあ、私のことを一番に好きになってくれる?」
コナン「えっ」
コナン「そ、それは・・・」
灰原「・・・」
灰原「ウフ、なんてね。冗談よ」
灰原「蘭さんとお幸せにね」
コナン「灰原・・・!」
ガラッ
歩美「あ、おかえり~どこ行ってたの?」
コナン「いや、ちょっと・・」
コナン「灰原どこ行ったか知らない?」
歩美「え? 灰原さんなら、さっき自分の荷物まとめて、」
歩美「早退しちゃったよ」
コナン「な・・・」
コナン「あいつ・・・」
歩美「あ、そうだ。ね~コナンくん知ってる?」
歩美「はい、これ」
コナン「これは・・俺のノートじゃないか」
ペラッ
コナン「うわっ」
コナン「俺が休んでた分の授業の板書が・・・」
コナン「すごい・・・」
コナン「これ・・もしかして歩美が?」
歩美「ううん」
歩美「灰原さんよ」
歩美「灰原さんが、コナンくんのために書いてたの」
歩美「ほら、他にも見て」
歩美「他の教科のノートもプリントも全部、灰原さんが・・」
コナン「・・・」
歩美「灰原さん、やさしいよね~」
歩美「よかったね、コナンくん」
コナン「・・・」
歩美「コナンくん?」
コナン「え・・あ、ああ・・・」
ペラッ
コナン「へー・・・」
ペラッ
コナン「灰原の字・・・可愛いな」
コナン「これ全部・・・俺のために・・」
ペラッ
コナン「ん?」
コナン「なんだこの落書き・・・?」
コナン「『新一/哀』・・・」
コナン「『ずっといっしょ』・・・」
コナン「へっ・・バーロー・・・///」
コナン「灰原・・・」
小五郎「コナンはどこかに行ったのか?」
蘭「さっき遊びに出かけたわよ」
プルルル
ガチャ
蘭「はい、毛利です」
蘭「・・・新一・・?」
蘭「ま、またこんな突然・・」
蘭「今どこで何してるの?」
コナン「いや・・また厄介な事件に巻き込まれてな」
コナン「もう暫くかかりそうだ」
蘭「・・・まだ帰って来られない?」
コナン「そ、そうだな」
コナン「いや・・」
コナン「ら、蘭の声が聞きたくなってな・・」
蘭「・・・本当に?」
コナン「ああ・・」
蘭「・・・」
コナン「・・・」
蘭「新一、何か隠してるでしょ」
もしかしてコナン=新一ってことなの…!?
原作一巻でそれをほのめかすないようが書かれてるっぽい
そんなわけないだろwww
蘭「長いつきあいだもん。声の感じで分かるわ」
蘭「図星でしょ?」
コナン「あ・・う・・・」
蘭「なに隠してるの?」
コナン「・・・」
蘭「言いなさいよ~」
コナン「・・・」
コナン「好きな人ができた・・・って言ったらどうする・・?」
コナン「・・・」
コナン「あ、ウソウソ。今の冗談・・」
蘭「・・・」
コナン「冗談だってば・・」
蘭「・・・」
コナン「お、おい蘭・・」
蘭「・・冗談でも・・・そんなこと言わないでよ・・」
蘭「私がどんな気持ちで待ってるか・・」
コナン「すまねえ・・・」
コナン「機嫌直してくれよ、蘭・・」
蘭「うん・・もう分かったから、」
蘭「体に気をつけて頑張りなさいよ」
コナン「お、おう」
蘭「じゃあね・・」
ガチャ
コナン「ふう」
コナン「さてと・・」
灰原「・・・」
灰原「・・工藤くんは蘭さんを選んで・・・」
灰原「私は・・・」
灰原「・・・」
灰原「なにやってんだろ・・」
ピンポーン
ガチャ
コナン「よ、よう」
灰原「工藤くん・・・」
灰原「・・どうしたの?」
コナン「いや・・少し灰原と話がしたくなってな」
コナン「上がらせてもらってもいいか・・?」
灰原「・・・」
灰原「いいわよ。入って」
18歳だったと思う
俺も20代後半のイメージだった。
姉がそれくらいか
・・・
コナン「博士は今日も留守か?」
灰原「そうよ」
コナン「ここ最近ずっとじゃねーか」
灰原「忙しいみたいね」
コナン「何やってんだ?」
灰原「そんなことより」
灰原「今日は何の用・・・?」
コナン「ノートありがとな」
灰原「ノート?」
コナン「俺が学校休んでる間に色々やってくれてたんだろ」
コナン「歩美から聞いたよ」
灰原「・・・」
コナン「屋上で灰原にあんなこと言ったあとに聞いたからさ、」
コナン「なんか心に引っかかって・・」
コナン「ちゃんと礼が言いたかったんだ」
灰原「・・・」
コナン「ま、まあな」
コナン「ところで灰原は、何やってたんだ?」
コナン「この部屋すごい片づいてるけど・・・掃除か?」
灰原「荷物をまとめてたの」
灰原「工藤くんの前から消えなきゃいけないから・・」
コナン「おいおい・・・」
灰原「本気よ」
コナン「そんな・・どこか行く必要なんかねーよ」
灰原「私にはあるの」
灰原「もう工藤くんの前には居られない」
コナン「バーロー・・」
灰原「・・・」
コナン「俺・・灰原のことが・・・」
コナン「あ・・いや・・あの、えっと・・」
灰原「どうしたの」
灰原「お茶でも飲んで落ち着きなさいよ」
コナン「あ、ああ・・」 グビグビ
灰原「で・・何?」
コナン「いや・・・あのさ・・」
コナン「俺・・やっぱり灰原のことが好きかも・・・」
コナン「ほ、本当なんだ・・・」
コナン「自分でもよく分かんねーけど・・」
灰原「・・・」
灰原「私のことが好きなの・・?」
コナン「う、うん・・・」
灰原「・・・」
灰原「あなた・・」
灰原「私のカラダで気持ち良くなりたいだけでしょ」
灰原「そうでしょ」
コナン「ち、違う!」
灰原「この前の件で味をしめたのよ」
灰原「蘭さんとはできないけれど」
灰原「私とは容易にできるものね」
灰原「身は私に委ねつつ、心は蘭さんを思って・・・」
コナン「は、灰原・・・」
コナン「・・・」
灰原「聞いて呆れるわ」
コナン「・・・」
灰原「違うなら反論してみせて」
灰原「名探偵さん」
コナン「・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・時間の無駄みたい。帰って」
灰原「私も用事があるから」
灰原「もうこれ以上h・・」
コナン「バーロー!!」
ぎゅうっ
灰原「・・・!」
コナン「灰原の体が目的で・・・何が悪いんだよ」
コナン「何が悪い・・?」
灰原「あ、あなた何を言ってるの・・」
コナン「何が悪いんだよぉ・・・グスン」
灰原「く、工藤くん・・」
灰原「どうしたの・・」
コナン「・・ここ数日、灰原の夢ばかり見る」
灰原「えっ」
コナン「その夢でいつも・・」
コナン「あの日の続きをやってるんだ」
コナン「そして、朝起きると、たまらなく自分が嫌になる」
コナン「あの日、灰原を裏切った俺に対して・・」
灰原「・・・」
コナン「俺・・まだ心は揺れ動いている」
コナン「けど体は・・確実に灰原に夢中になっている」
コナン「これが今の俺の素直な気持ち・・・」
コナン「嘘じゃない」
灰原「・・・」
コナン「俺ってクズだろ・・ヘヘ」
コナン「今、ちょっと楽になった気分だよ」
コナン「俺のこと・・大嫌いになっただろ?」
灰原「・・・」
コナン「俺もスッキリしたし、もういいんだ」
コナン「んじゃな・・」
灰原「バッカじゃないの」
灰原「それならそうと、早く言いなさいよ」
灰原「妙に虚勢をはったり、綺麗事を並べようとするからボロが出るの」
灰原「言ったでしょ?」
灰原「素直になりなさいって」
コナン「あ・・・」
灰原「工藤くんの気持ち・・よく分かった」
コナン「ああ・・」
灰原「けど、体は・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・したい?」
灰原「うん」
コナン「そ、それは、あの、えと・・」
灰原「正直に言って」
コナン「う、うん・・」
灰原「そう・・・」
コナン「・・・」
灰原「・・・」
灰原「しよっか」
コナン「いやいや灰原・・俺、あんなこと言ったのに・・」
灰原「私・・・」
灰原「正直な人は嫌いじゃないから」
コナン「だって俺、心はまだ・・」
灰原「いいの」
コナン「灰原、お前意外と・・・」
灰原「?」
コナン「バカだろ」
灰原「/////」
コナン「ご、ごめん」
コナン「ほ、本当にいいのか・・?」
灰原「うん・・いいよ」
灰原「服脱がせて・・」
コナン「う、うん・・・」
そこから俺の理性が・・・
音を立てて壊れはじめた・・・
見覚えのあるピンク色の微かなふくらみ・・・
コナン「はあっ・・可愛い・・!」
灰原「可愛い?」
コナン「あっ、いや・・///」
思わず声に出してしまった・・・
灰原「さわって」
さあ来い
灰原「ああっ・・・」
ぷにぷにっ
コナン「灰原・・・」
指でつついているだけだったはずの俺の手は
気が付けば灰原の胸を両手で鷲掴みに揉んでいた・・・
コナン「灰原っ・・灰原っ・・・!」
灰原「はあっ・・」
俺は本能の赴くままに、灰原の胸にしゃぶりついた
コナン「はむぅっ・・ぺろっ・・・」
灰原「ああっ・・!」
コナン「れろっ・・ちゅっ・・・」
灰原の乳首が硬直していくのが、自分の舌の触感で分かった・・・
灰原「うん・・」
彼女のスカートに手をかけたとき
途端に自分が犯罪者であるような錯覚に陥った・・・
灰原「どうしたの?」
コナン「い、いや・・」
そうか・・・心こそ大人でも、灰原の身体は小学校低学年・・・
そして俺も・・・
理性の崩壊が加速していく・・・
彼女の体から衣服をはぎとった
コナン「うわっ・・・!」
生まれてはじめて見た女性の性器・・・
灰原「・・そんなジロジロ見ないで///」
コナン「だ、だって・・」
コナン「え・・う、うん」
灰原「やってみて・・優しくよ」
灰原の綺麗な縦スジに沿って
俺は、ゆっくり舌を這わせた・・・
灰原「ああぁぁ・・・っ」
テクニックも何もない、ただ本能のままに舐め回した・・・
灰原「はあっ・・! もっと・・・!」
彼女の股が徐々に開いていくのが分かった
もう我慢できない・・・
灰原「どうしたの・・?」
カチャ カチャ
俺は自らベルトを外し、あっという間に全裸になった
コナン「あの・・い、入れたい・・!」
灰原「・・・」
灰原「いいわよ。きて・・」
コナン「ああっ・・」
コナン「い、いくよ・・」
灰原「うんっ・・・」
ゆっくりと灰原の中に入っていく・・・
コナン「は、灰原・・・!」
灰原「・・・」
灰原「・・全部入ったわね・・どんな感じ?」
コナン「あ、熱い・・・」
灰原「ウフ」
灰原「動いてみて・・」
ぎこちない俺のピストン運動がはじまった・・
>>1です
コナン「灰原・・すごいっ・・」
コナン「気持ち良い・・・」
灰原「ああっ・・んっ・・」
俺はただ無心で腰を振り続けた
灰原の白い顔が、どんどん紅潮していくのが見えた
コナン「灰原っ!」
ぎゅうぅっ
灰原「工藤くん・・・」
コナン「灰原・・灰原・・・!」
灰原「は、激しいよ・・」
知るもんか・・・
そのたびに俺は、それを振り払おうと
灰原を強く抱きしめた
コナン「灰原・・・」
蘭・・・今だけは・・・消えてくれ!
コナン「はぁっ・・灰原・・・」
灰原「工藤くん・・・」
灰原の脚が俺の腰に絡んできた・・・
コナン「はむっ・・ちゅっ・・」
灰原「んっ・・・」
お互いの首に腕を回し、舌を絡ませ合う
その状態で、俺は腰を振り続ける
なんて卑猥な光景だろう・・・
俺たちは獣か?
灰原「もっと・・・もっときてっ・・」
コナン「あぁっ・・!」
俺の動きも加速する
ヤバイ・・・
コナン「もう・・・で、出そう・・・」
灰原「いいよっ・・・」
灰原「ほら、イクときは・・・覚えてる・・?」
コナン「えっ」
灰原「お互いの目を見つめながら・・・でしょ・・・?」
灰原の瞳をまっすぐに見つめた
灰原「そう・・」
灰原の目は少し潤んでいるように見えた
俺はもう限界だった
コナン「あっ・・出るっ・・! 出るよ・・!?」
灰原「うんっ・・きてっ・・・!」
コナン「はあぁぁっ・・!」
灰原の中で俺は果てた
コナン「はあっ・・はあっ・・!」
灰原「んっ・・・」
俺の中で何かが一気に引いていく・・・
と、同時にとてつもない罪悪感に包まれた
俺は・・灰原と・・・
心から好きでもない灰原と・・・
コナン「・・・」
灰原「工藤くん?」
コナン「ご、ごめん灰原・・・」
コナン「俺なんかと・・こんなことを・・・」
灰原「なぜ謝るの」
コナン「えっ」
灰原「私のことを・・・あなたの体は欲したんでしょ?」
コナン「う、うん」
灰原「なら、いいじゃない」
灰原「私がいいって言ってるんだから、いいの」
灰原「気にしないで」
灰原「それより、感想聞かせて」
コナン「いや・・あの・・すごい気持ちよかったよ」
灰原「あなた、前もそれ言ったわ」
コナン「えっ! そうだっけ・・・ゴメン」
灰原「くすっ」
灰原「でも今回は嘘じゃないみたい」
灰原「だって工藤くん、最後まで私の目を見てた」
灰原「前はつむったけど、今回はちゃんと見つめてたもん」
灰原「だから嘘じゃない」
コナン「は、灰原・・・」
灰原「そうでしょ?」
コナン「う、うん。もちろん」
灰原「・・・私のこと好きになった?」
灰原「正直に言って」
コナン「・・・」
コナン「体は・・・ますます好きになった。けど心は・・」
コナン「まだ決められない」
灰原「・・・」
コナン「わ、わりぃ。けどこれが俺の本音・・」
灰原「分かってるわ」
灰原「いいのよ。それで」
灰原「どちらか一人選べなんて難しいわよね」
灰原「無理に選ぼうとすると・・・素直じゃなくなる」
灰原「嘘が出るわ」
コナン「・・・」
灰原「今は・・・このままでもいいわ、私」
コナン「えっ」
灰原「工藤くんを苦しめないためにも」
灰原「この関係でいいと思うの」
コナン「お、俺は・・・」
コナン「灰原さえ良ければ・・・」
灰原「私は大丈夫よ」
コナン「・・・」
コナン「ほ、本当にいいのか?」
灰原「うん」
灰原「工藤くんと一緒に居られるなら・・・それでいい」
コナン「えっ」
灰原「・・まだ工藤くんの一番になるのを諦めたわけじゃないのよ」
コナン「あ、ああ・・そうだな」
灰原「見てて。必ず私のものにしてみせるから・・」
ちゅっ
コナン「・・・」
灰原「・・・」
コナン「/////」
灰原「あら、どうしたの。顔真っ赤よ」
灰原「本当はもう心から惚れてるんじゃないの?」
コナン「バ、バーロー///」
阿笠「ただいま~」
灰原「あら、おかえりなさい」
阿笠「ほれ・・・哀くんに頼まれておいた例のモノじゃ」
灰原「ありがと。いつも悪いわね」
阿笠「本当にこれが身体が元に戻る薬の原料になるのか?」
灰原「そうなの。最近研究してて分かったのよ」
阿笠「・・何か変なことに使ってるわけではないじゃろな?」
灰原「当たり前よ」
灰原「仕込んでおいてよかった・・・」
阿笠「何をブツブツ言っとるんじゃ?」
灰原「あ、ううん。何でもないの」
阿笠「ふう。喉が乾いたわい」
灰原「あーっ、ダメ! そのお茶は飲んじゃダメ!」
阿笠「何でじゃ?」
灰原「えー・・? それは・・・」
灰原「それ、工藤くん専用だから///」
おしまい
乙!
乙でした おもしろかった