俺の初体験、2歳上の姉ちゃんだったんだ | 867が語る その⑪

その① その② その③ その④ その⑤
その⑥ その⑦ その⑧ その⑨ その⑩

788:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/06/24(金) 16:19:10.22 ID:QEZu8Ge/0

俺「ふぅ」
ため息をついてベッドに座りなおす。
正直、姉貴を押し倒した時はどうなっても良かった。
どうせ姉貴は出て行くわけだし・・・・。

感動ともうれしさとも言えない感情が湧いてくる。
いや、多分うれしさ・・なんだと思う。
なぜ姉貴は“いいよ”と言ってくれたか良くわからないけど、
それは置いておこう。

今度はノック無しで姉貴が手帳を見ながら部屋に入ってきた。
姉「ねぇ・・・デートしようか?」
姉貴が手帳から眼を離し、俺を見る。

《デート・・・・》
そういえば・・・姉貴と二人で出掛けた記憶があまりない。
子供のころは夏休みに小学校のプールに行ったり公園に行ったりしていた。
思春期に入ったころからはあまりそう言った記憶がない。
そして去年の春休みの姉貴はバイト三昧で、時間が取れなかった。

俺「なんか・・・照れるな」
姉「いいじゃん。二人で出掛ける機会なんてなかったし」
俺「そうだね。いつ行こうか・・・・」

789:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/06/24(金) 16:19:48.72 ID:QEZu8Ge/0

明日は土曜日で卒業式だ。明後日は姉貴が友達と遊びに行く約束をしているらしい。
翌週の日曜日は引越の準備があるだろう。
そして翌週の月曜日に姉貴は家を出ていく。

俺はまだ終業式まで時間があるから必然的に授業がある。
学校をさぼるという選択肢は真面目な姉貴の事だから許さないだろう。

俺「やっぱり学校があるから・・時間が無いよ・・」
せっかくの姉貴の誘いに乗れないのが悔しい。
姉「土曜日は?」
俺「その日は昼から生徒会の全体会議があるんだ。開始が1時半からだから・・。
最後の会議だから抜けられないんだ。俺、副会長だし・・」
姉「じゃぁ・・・終わるのは夕方かな?」
俺「うん・・多分そうなる。夕方4時くらいには終わると思うんだけど」
姉「家に帰ってくるのは4時半くらいだね。じゃあ晩御飯一緒に食べて・・その後デートできるよ?」
俺「でもそれじゃ時間があまりないよね?」
姉「鈍いなぁ・・・もう。私に言わすかぁ?」
俺「ずるいだの鈍いだの言われ放題だなぁ、俺。どういう事?」
姉「だぁかぁらぁ。泊ろうよ、どっかに」

790:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/06/24(金) 16:20:21.69 ID:QEZu8Ge/0

《!!!》
想像もしてなかった。そうか泊りか。確かにそれなら時間を気にしなくても良い。
ただ両親に何と言えばいいんだろう。

姉「私は由起ちゃんちに泊る事にする。あの子にはいっぱいアリバイ作ってあげたもん。
千里君は誰かいないの?」
俺「そっか。じゃ碇にでも頼んでみるかな」
姉「これでデートができるね。楽しみにしてるよ?」

姉貴は満面の笑みだ。良かった、本当に。
自分の欲望に負けて姉貴を押し倒した時、姉貴との別れを覚悟した。
でも・・・良かった。

姉「じゃ、私寝るね。えっと、この事誰にも言っちゃだめだよ」
俺「わかってるよ。お休み」
姉「うん、お休み」
そう言って姉貴は自分の部屋に帰って行った。

俺も明日は卒業式の手伝いだ。昼からとはいえ片付けだから体力を使う。
部屋の電気を消し、布団に潜った。

翌日起きると、姉貴はもう学校に行っていた。オフクロも学校に行く準備をしている。

姉貴は家に帰ると、“高校生”ではない。感慨深いものがあった。

791:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/06/24(金) 16:20:51.22 ID:QEZu8Ge/0

《なにかプレゼントをした方がいいのかな》
考えてみても思いつかない。迷っている間に時間が来てしまった。
仕方なく昼食を詰め込み、JOGに乗って学校に行った。

卒業式は滞りなく終わり、そのあとはグランドで卒業生やその親がたむろしている。
それをしり目に俺は肉体労働だ。必死になって体育館の椅子や来賓用の机を運ぶ。
片付けが終わったのは夕方5時を過ぎていた。

もう姉貴は帰っているだろう。早く帰って姉貴に欲しいもの聞かなければ・・・。
買い物ができるのは明日しかない。自宅までJOGを飛ばす。

自宅につくと姉貴はもう帰っていた。リビングでオフクロと話をしている。
俺「卒業おめでとう」
姉「ありがとう。もう高校生じゃなくなったね~」
俺「うん。大人だ。その制服着るのも最後だね」
姉「そうだね。3年も着てるとずいぶんくたびれちゃった」
俺「そうだ、写真を撮ろう。最後なんだから」
そう言って親父の書庫へカメラを取りに行く。
俺「じゃ、どこで撮る?」
姉「そうだなぁ・・・私の部屋で撮ってもらっていい?」
俺「わかった」

792:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/06/24(金) 16:21:18.48 ID:QEZu8Ge/0

姉貴の部屋はいつもきれいだ。荷作りも進んでいるらしい。部屋の隅に段ボールが重ねてある。

俺「じゃ、その椅子に座る?もう座ることも無いだろうし」
そういって勉強机の椅子を指さす。
姉「うん。そのつもりだった」

そういって写真撮影が始まる。
フィルムはリバーサルの36枚撮りだ。露出を失敗すると全部が無駄になる。
広い部屋ではないから望遠レンズは使えないし、標準ズームが精いっぱいだ。
ストロボを使った方がいいだろう。でも直接光を当てると影ができる。バウンスを選択する。
1枚1枚を慎重に絞りを選択し、シャッタースピードを決める。
姉貴をきれいに撮る事に必死だった。

《きれいだ》
本気で思う。夢中でシャッターを切る。

姉「もう・・何枚撮るつもりだよ~ストロボで目がチカチカする~」
姉貴の一言で我に返る。
俺「ごめんごめん。久しぶりにカメラ使ったから・・」
姉「相変わらずだなぁ。黙ってシャッター切ってたらこっちが緊張しちゃうよ」
俺「そうだね。少し休憩しようか」
そう言ってカメラを見ると、フィルムの残数があと5枚だ。

793:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/06/24(金) 16:22:12.92 ID:QEZu8Ge/0

昼休憩に書いたのを投下。

さて仕事仕事・・・

794: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/24(金) 16:25:57.00 ID:Awraxb1W0

お仕事頑張ってください

wktkして待ってます

引用元:
867が語る
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1307795876/

(続きます。。。)



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