その① その② その③ その④ その⑤ その⑥ その⑦ その⑧
その⑨ その⑩ その⑪ その⑫ その⑬ その⑭ その⑮ その⑯
965:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/07/01(金) 00:35:19.82 ID:HJRgxFYm0
テンプレ考えるの難しいな・・・。
皆さんの案募集
とりあえず本日分投下
薄暗い浴室の浴槽は泡が満杯だ。
姉貴が浴槽の壁にもたれかかっていて、胸元まで湯に浸かっている。
残念だけど泡で隠れて姉貴の肢体を見ることができない。
俺「姉ちゃん、狙って泡風呂にした?」
姉「ん?なんで?」
俺「・・なんでもない」
かけ湯をして風呂に入る。
浴槽は広い。二人並んで壁にもたれかかっても十分足が伸ばせる。
俺の横には姉貴がいる。それも裸で・・・。
抱きしめたい思いでいっぱいだった。
でも・・何故かその勇気が出ない。
姉貴の全部が見たいのに、もったいなくてこのままでもいい気もする。
姉「千里クン、体洗うのにあれ使うみたい」
姉貴が洗い場の椅子の上に置かれたスポンジを指差した。
俺「姉ちゃんは体洗ったの?」
姉「先に洗わせてもらいました~。恥ずかしいもん」
俺「え~そうなの?一緒に風呂入る意味がないよ、それじゃ」
姉「恥ずかしいからダメ。もう洗ったもん。髪だけ洗ったら後は終わりだよ」
俺「俺も恥ずかしいんだけど・・・・」
姉「だって千里クンから言ってきたんだよ?」
俺「そうなんだけど・・」
姉「洗ってあげよっか?スポンジ小さいし千里クン体硬いから難しいんじゃないかな?」
俺「・・そうだな・・じゃ、お願い」
姉「じゃ、そこに座って」
966:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/07/01(金) 00:36:54.14 ID:HJRgxFYm0
姉貴の言われるがまま、洗い場の椅子に座る。
姉「あっち向いてて」
俺「はいはい」
浴槽の反対に向きなおした。
姉貴が浴槽から出る音がする。
姉「じゃ背中から洗うね?」
俺「お願いします」
姉貴が俺の後ろから背中を洗う。
姉「痒いとこありませんか~?」
俺「美容院じゃないよ?」
姉「じゃ次は手を上げて~はいはい、いい子いい子~」
後ろ全体を洗ったところで姉貴の手が止まった。
姉「あのね、残りは千里クンが自分で洗って?」
俺「ん?」
姉「だって・・恥ずかしいし・・」
俺の前に廻るのが恥ずかしいらしい。
俺「わかった。ありがと」
また姉貴が湯船に浸かる。
967:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/07/01(金) 00:37:23.69 ID:HJRgxFYm0
姉「ジーンズ、何買ってくれたの?」
俺「505」
姉「リーバイス?」
俺「うん、そう。本当は姉ちゃんの欲しい物聞きたかったんだけど・・ごめん」
姉「そんなことないよ。うれしい。でもここで履かずに帰ってから履いてもいい?」
俺「え?なんで?」
姉「だって・・・私たち、今日別々に泊まってるんだよ、本当は。
もし開封されたプレゼントをお母さんに見られたら困るよ?」
俺「そっか・・・」
姉貴が履いた姿を見たかったんだけど、確かに姉貴の言うとおりだ。
一通り体と頭を洗ったから俺も湯船に浸かった。
姉「千里クン、あっち向いてて」
俺「なんで?」
姉「髪洗うから」
俺「ん~」
今度は姉貴が湯船から出た。
姉「目を閉じるか、あっち向いててね」
俺「はいはい」
姉貴が髪を流しだした。
多分、姉貴は俺がどっちを向いているかわからない。
俺は見ないわけがない。
椅子に腰掛け、前かがみになり髪を流す姉貴。
昔と同じ格好だ。
昔と同じなのに俺たち、いつから恥ずかしくなったんだろう・・・。
姉「あれ?」
俺「なに?」
姉「リンス・・・どこかな?」
俺「そこにあると思うけど・・。取ってあげようか?」
姉「うん、お願い」
俺「そっち向くけどいい?」
姉「・・・いいよ。お願い」
姉貴の手元にあるリンスを手渡す。
姉「ありがと」
968:(仮)大江千里 ◆Cx2R79r56A :2011/07/01(金) 00:38:39.43 ID:HJRgxFYm0
本日は以上です。
誰か、マジでテンプレ考えてください。
980いったらとりあえず立てなきゃまずいかな?
引用元:
867が語る
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1307795876/