ほんとに2ちゃん初心者なんで、手柔らかに頼む。
誰も見てなくてもいい。
書き溜めしてないが、とりあえず語ってくよ。
なるべくアドバイスしてやるよ
スペ
当時
俺、24 172せんち。ふつめん
彼女、21 160くらい?Dかぷ。顔は中の上。もてる
出会ったのは、二年以上前。
東京で仕事しはじめて三年目くらいかな。
地元の友達と居酒屋で飲んでるときだった。
俺が背中むけてるテーブルに、彼女が二人組できた。
最初は全然気づかなかった。
酔いが回ってきた頃、友達が
「後ろの女の子達に声かけてこいよ」
と言ってきたところで、ようやく後ろに人がいると気づいた。
2、ありがと。
浮気の相談てよりも、ただ語ってくだけなんだ。
まどろっこしくてすまん。
あと、かなり時間かかると思う、ごめんな。
友達に言われたものの、チキンな俺。
もとかのに浮気されてから三年ちかく彼女つくらなかったのもあって、びびってたんだわ。
とりあえず、吸ってたタバコの箱を彼女達の席の近くにわざと落としてみた。
運良く彼女たちが気づいてくれて、それをきっかけに仲良くなろうとしたんだ。
しかし俺の予想を裏切り、彼女たちは全く気づかずお喋りに夢中。
しばらくして店員が拾って行っちまった・・・。
俺、しょんぼりしつつトイレへ。
すっきりしてから戻ると、友達が何故か彼女たちとお喋りしてた。
訳が分からず立ち尽くす俺。
いや、まじでうつの遅いから明日の朝にでも見ることをすすめるぜ。
誰か見てくれてるとは思ってなかったんだ。
ありがとう。
友達「おー、遅かったな。すわれよ」
俺「お、おう」
彼女の連れの女「はじめましてー!」
彼女「・・・どうも」
連れの女のテンションの高さに比べ、明らか引いてる彼女。
その顔からして、
「なにこいつら、いきなり話しかけてきて、ちゃらーい」
とでも思ってるかのような・・・。
とりあえず挨拶をすませ座る。
友達いわく店員が彼女たちのテーブルにタバコを届けに行って、
「あ、それ俺のですー」
と友達が言ったのをきっかけに彼女の連れが話しかけてきたらしい。
彼女の連れは、ローラをビッチぽい見た目にした感じ。
俺は好みじゃないがなかなか可愛いと思う。
とりあえず俺も彼女達に話しかけてみた。
「急にごめんねーwwどこすんでるのー?」
連れの女「てかいくつー???」
俺の質問フルしかとして質問してきたことにイラッとしつつも、
「24だよー。そっちは??」と言ってみた。
連れの女「うちら21だよー!てかうちそっちいこー!!」
そう言って連れの女は彼女を置き去りにして俺らのテーブルに・・・。
なんだこいつ・・・。
ちょっと俺は引いた。彼女も「えっ!!!」って言って固まってた。
言い忘れてた。
俺の友達、俺とタメで、181センチ。
かなりイケメンでスタイルいい上に、くっそ歌うまい。
ちなみに、結婚してるwwwww子供はいないが。
友達「お・・・おう、きなきな!」
いきなり俺らのテーブルに来たことに驚きつつ、笑顔で迎え入れる。
彼女「・・・・・・・・」
驚きとちょっと引いた顔で、彼女は自分達のテーブルに座ったままだった。
彼女の連れはそんなことにお構いなしで、俺らの酒を勝手に飲み俺の友達と楽しく喋り始めた。
このままだとかわいそうだし、俺は彼女を呼んだ。
俺「君もきなよ!友達こっち来ちゃってるし、こっちで一緒に飲まない?」
彼女「・・・あ、じゃあお邪魔します。すいません、友達が・・・」
礼儀ただしいなーと思いつつ、俺の隣に座る彼女。彼女の連れは、俺の友達の隣ね。
そっからは、お互い自己紹介したり、名前あてゲームwwwしたりして、だんだんうちとけてきた。
彼女の名前をさき、俺をしょうとするな。さきの連れは彼氏もちであることが判明。
「うちは彼氏いるんだけど、あ、さきの友達を紹介してくれたんだけどね!でもさきは彼氏いないから募集中だよー!」
とか言ってた。
さきは、「募集とかはしてないし・・・」と、ちょっと怒り気味で言い返してた。
こんときは別に何とも思ってなかったから、ふーんて感じで聞き流してた。
俺「てか俺らカラオケ行くんだけど、来る?」
さきたちと飲み始めてしばらくしてから、聞いてみた。
さきは、どうしようかとか言ってたけど、さきの連れがノリノリだったから結局行くことに。
カラオケは、俺らが誘ったし、さきたちはまだ学生だったしで、俺らのおごり。
さきはめっちゃお礼言ってきて金出そうとしてきたけど、断った。
さきの連れは遠慮もせずに食い物や酒を頼みまくってた。
さきが謝りながら連れのぶんも出そうとしてたが、もちろん断って俺と友達が出した。
さきの連れが、「おごってくれるんだし、さきも何か頼めばいいじゃーん!」
とか言ってたが、さきは断ってた。
さきの連れの、おごられて当たり前のような態度には若干ムカついたが、
そのぶんさきに対しては、いいこだなーという印象が根付いた。
ありがとう、みんな優しいんだなwww
あんのじょう、俺の友達が歌い始めたらウットリしはじめるさきの連れ。
おいおい、あなた彼氏いるじゃーん。と思いつつも俺も曲を選んでた。
あ、こんときの席は、俺とさきは隣同士ね。
ところがどっこい、さきが歌い始めてビビる俺ら。くっそ歌うめえ!!!!
西野かなとか、yuiとか入れてたんだが、高い声がめちゃ綺麗で、とりあえずクソ上手かった。
さきの連れは大したこと無かった。
さきはエグザイルとかもキーあげて入れてたけど、それもめちゃくちゃ上手い
。俺?下手ですけど何か。
まあ、そんなこんなで楽しんでたんだ。
そして後半、さきの連れが眠いらしく、隣にいた俺の友達に抱きつきながら寝やがった。
さきもそれに気づいたらしく、ちらちら見てた。
自分の友達の彼女なんだから、気になってたんだろうな。
さきの友達はさっきも書いたけど、なかなか可愛い。
友達もなんか手とか回しながら歌い始めてるし、あーあって感じで見てた。
俺もさきも、お互いの連れに関してはその日知り合ったばっかだったから、注意とかしにくくて、ほっといてた。
自分のことは自分で責任とれる年頃だしな。
そのうち俺の友達も興奮してきたのか、ほぼ抱き締めてる状態になってて、キスしそうなくらい二人とも顔近いし、すげー俺とさきは気まずかった。
なんとなくその空気にたえらんなくなって、さきに、
「タバコなくなっちゃったから、買いに行かない?」って言ってみた。
「はい、行きます」
さきも俺と同じ気持ちだったのか、笑顔でついてきた。
なげえな、ごめん、ちょっとまとまながら書くな。
俺とさきは外に出て、タバコ買ったおと吸いながら話してた。
最初こそ何とも思ってなかったけど、いざちゃんと話してみると、なんか気が合うっていうか、スゲー話しやすい。
浮気された経験から、三年ちかく女性不振みたいになってたのが嘘みたいに、自然に盛り上がれた。
元カノに浮気された過去とか、その日あったばかりの子に話しちゃってる自分にびっくりした。
俺、すげーネガティブで、自分を責める癖あんだよね。
自信とか全くないし。浮気された経験もあってか、余計ひどくなった。
今まで知り合ってきたたいていの女は、俺がネガティブモード入ると、いちいち同情してきてさ。
「わかるよ、しょうくんの気持ち・・・。そういうときあるよね」みたいな反応してくるやつしかいなかった。
もちろんそんな話する俺がそもそも悪いんだけどさ、そこは流してくれ。
でも、さきは違ったんだ。俺が自分をせめても、同情なんか全くしなかった。
「・・・で?しょうさんの、それのどこが悪いんですか?」みたいに。いちいち反論してくる。
嬉しかった。最後まで気づかなかったけど、さきと話して元気になる理由はこれだった。
自分をせめる俺に反論して、時には論理的に、時には優しく、厳しく俺を庇ってくれてた。
ごめん、話もどすな。そんな感じでさきと楽しく長々お喋りして、ついでに連絡先もちゃっかり聞いて、俺らは部屋に戻った。
例の二人はくっつきながら歌ってた。
>>1が反省してなかったら俺許さんぞ!
それからまもなく時間になって、俺らはカラオケを出た。
俺んちそこからかなり近くて、友達は俺んちに泊まる予定だった。
さきはチャリで帰っていった。
何故か友達と一緒にあがりこんでくるさきの連れ。
どうしたのかと思ったら、友達が「トイレ借りたいんだとよ」って言ってきた。
でもトイレから出てきてもなかなか帰らない。しかもそのまま寝始めやがった。
そのときすでに朝の六時過ぎ、俺はそろそろ仕事に行く時間だった。
やべ、まとめかたわかんね。こっからサラーっと書いてくな。
俺はそのまま仕事に行ったんだけど、俺の友達とさきの連れは案の定おれんちでヤりやがった。
これは友達から後日聞いた話。
その日の夜、俺が家に帰ると、さきの連れはまだ俺んちにいて、しかも寝てた。友達は昼くらいに帰ったらしい。
しかも灰皿ぱんぱん。弁当くいちらかしたまま。切れそうだったが、とりあえず起こして帰した。
仕事中も俺とさきはメールしてて、俺はちゃっかり次の日さきを飯に誘ってた。
まだこんときも何とも思ってなかった。話してて面白かったから、また話したいと思ってただけだった。
言い忘れてたが、俺とさきの家はかなり近かった、徒歩7分くらい。
次の日、俺が待ち合わせ場所にいると、さきが来た。
そのまま近くのファミレスに向かおうとしたら、さきがタバコの新箱を渡してきた。
俺が吸ってる奴ね。びっくりして聞いてみたら、昨日カラオケおごってくれた礼とのこと。ちょっと感動した。
やっぱりさきと話してるのは楽しかった。過ぎの日、俺は休みだったから朝までずっと喋ってた。
さきは早くから学校だったらしいけど、そんなことも忘れて俺はマシンガントークしまくり。
今思うとかなり迷惑だったな・・・www
そんな感じでその日は終了。それから毎日メールや電話のやりとり続いて、俺は夜景が好きだと行ってたさきを夜景に誘った。
さきと夜景に行く日、俺は休みで、実家からそのまま東京まで車で向かった。
そのままさきと車で、横浜の夜景を見に行った。
さきはこんとき眼帯してたんだ。結膜炎?とか言ってたな。
見せてもらったら、ホラー映画並みに赤くて、目がはれ上がってたwww
横浜についてからは、眼帯だとなんとなく危ないと思って、俺はさきと手を繋いだ。
さきも普通に「ありがとうございます」とか言って繋いできた。
そんで展望台についたとたん、さきが俺の手を離して窓ガラス?に張り付いた。
「すごーーーい!!!!すごい綺麗ーーー!!!!!!」
そのはしゃぎように、かなりびっくりした。大人しくて、なんとなくクールな印象だったから。
少しでも目を離したら、どこに行ったかわかんないくらいはしゃいでた。一回見失ったときはマジで焦った。
「次行こうか」という俺の言葉も聞こえないのか、フルシカトで夜景に食いついてた。
望遠鏡?みたいのがあったんだが、それを覗きながらさらに一人ではしゃいでた・・・。
俺ぽつーんwwww
でも、多分こんときだな。ありがちだが、こんな女の子らしい一面あったんだなーって思って、恋に落ちましたwwwww
そんな感じで、メールだのやりとり続いてたある日、俺んちで飲もうって流れになった。
さきはかなり酒好きなうえに強いらしく、ウイスキーの一番でかいビン二つも持ってきた。
でも俺はこんとき、あることに気づいた。
さきの首らへんに黒い丸いあとがついてた。
「これなに?どうしたん?」って聞くと、すごいビックリした顔で「あ、なんでもないです」って言った。
気になって問い詰めたら、来る途中で絡まれたらしく、断ったら相手が逆上してタバコを押し付けてきたらしい。
それを聞いて俺は「そいつありえねー!」って切れたんだが、さきは「慣れてます。だから大丈夫です」って悲しそうに笑った。
慣れてる?その言葉がひっかかったが、なんとなく聞けなくて、そのまま二人で飲み始めた。
ところが俺は酒がめちゃくちゃ弱いくせに、かっこつけようとしてさきのペースに合わせて飲んでたら見事につぶれた。
さきはピンピンwwww俺ださすぎ・・・。
しかもそのまま寝てしまった。
明け方、目を覚ましたらさきがいなかった。メールが来てて、お礼と、帰りますねって書いてあった。
床で寝てた俺には、さきがかけてくれたであろう毛布がかかってた。
その優しさに感動し、告白を決意。
ごめん、出会いから書かせてくれ。
面倒くさかったら飛ばして構わない。
完璧なる自己満だからさ。
次の日、めちゃくちゃ緊張しながら告白した。電話で。
すげー時間かかった、言うのに。さきは、かみまくる俺に笑いながらOKしてくれた。
それからは仲良く順調だった。俺んちに泊まったり出かけたり。
でも二ヶ月くらいしたとき、最初に登場したさきの連れから連絡があった。
付き合って最初のころ、さきの連れも含めごくたまに三人で飯行ったりしてた。
そんときに聞かれて、さきも快くOKしてた。
まあ全然連絡とんなかったけど。
内容はこうだった。まあ簡単にいうと、色々言い訳がかかれてたけど、さきの連れが浮気してそれが彼氏にばれて別れることに。
その彼氏はさきの友達ってこともあって、さきとも大喧嘩した、とのこと。
正直どうでもよかった。
さきの連れには全く興味なかったし、第一印象が悪くてそれからずっと苦手だったしな。
でもそのメールに気になる文章と写真がつけられてた。
「これ、さきだよ。あの子夜の仕事してるの。知らなかったでしょ?www」
写真を見ると、露出の高い格好で笑顔の女の子の写真。
顔にぼかしが入ってるけど、わかった。さきだった。
俺、真っ白になった、頭が。夜の仕事に偏見あってさ。
そっこーさきに家に来るように言った。
「急にどしたの?」そう聞いてくるさきに言った。
「俺に隠してること、ない?」真顔で聞いた。
「え?ないよ?」即答するさき。信じたいけど、写真を見た以上黙ってられない。
「あるでしょ?嘘つくのか?」
「いや、だってないし。なに?浮気とか疑ってるの?」
「じゃあ言うけど、バイトのこと。俺に隠してるよね?」
この一言でわかったみたいだった。さきの顔色が変わった。
「連れちゃんから聞いたの?」
この一言に絶望した。真実だったのか・・・って。
そんな俺にさきは続けた。
「黙っててごめん。でも、過去のことだよ・・・。今はしてないよ、そこは信じてほしい」
そう言って、mixiのアルバムの写真を俺に見せてきた。
確かに日付は最近のもの。居酒屋の制服を着て、バイト仲間とうつってた。
「過去にキャバで働いてたのは事実。しょうと出会う前にやめてたし、言わなかった。しょうが許せないなら、別れるよ・・・」
さきはそう悲しそうに言った。
俺は、まあ過去のことなら・・・と思って許すことにした。
その流れで、さきの過去の話になった。
さきは高校のとき、レイプされたことがあるらしい、知らないやつに。
妊娠も病気も運良くしてなかったが、母子家庭というのもあって、親にも話せず泣き寝入りした。
そっから高校生活では荒れまくったらしい。
プリクラ見せてもらったけど、すげーギャルで、黒髪ロングの今とは別人だったwwww
そのまま荒れ続け、キャバで働いたらしいが、半年ほどでやめたと。
泣きながら話すさきを俺は抱き締め、俺も謝った。
俺の友達にもレイプされたやついるが、こんなに身近にいることがショックだった。
同姓ながらに殺意がわいたな。
さきはそのまま連れとは縁を切り、俺も連絡先を消した。
さきの連れは、今は元彼と寄りを戻してどっかに行ったらしい。消息不明だ。
そこから確か一、二ヶ月。
ちょっとこれは俺の家庭事情で書けないんだが。書いたらすんげーーーー長くなるし。
ちょっと親ともめて精神的にかなりダメージ受けた時期があった。
友達ふくめ、誰とも連絡をとる気分じゃなくなったんだ。
突然音信普通になった俺を心配して、さきからメールや電話がきてたが、返さなかった。
てか、携帯自体まったく見てなかった。仕事行って帰って寝る。そんな日が続いた。
こんときの自分は我ながら自分勝手だったな。でもほんとに精神的に余裕がなくてさ。
そんな日々の三日目。仕事から帰ると、家のドアの前にビニール袋があった。
なんだ?と思いつつも部屋に入って中を見てみたら、手紙とジュースとタバコが入ってた。さきだった。
「最近大丈夫ですか?連絡ないから心配です。いつでもいいから、余裕ができたら連絡してね、待ってます」
手紙にはそう書かれてて、ジュースは俺が好きなミルクティー、俺が吸ってるタバコが入ってたことに感動した。
それでもまだ連絡する気分になれなくて、ありがたいと思いつつも、その日はそのまま寝た。
まあこの数日後に浮気してしまうんだが・・・。最低だと思ってる。
ごめん、読んでる人いるかわからんがタバコ買ってくる。
ねみい。これ書いたら寝ます・・・。続きは明日。
そっから数日間。さきと連絡とらない日々が続いた。
上司に理不尽なことでかなり怒られ、気分最悪だった。
家についた夜、久々に携帯を見たら仕事先の後輩の女から連絡がきていた。
「いましょうさんの家の近くの駅にいます。さいきん落ち込んでるみたいだしご飯でも食べない?」
当然無視。だが少ししたら家のインターホンがなった。そいつだった。
昔俺んちで会社の奴らと飲んだことがあって、そいつもいたから俺んち知ってんだ。
「きちゃった!」そう言って笑った。帰すわけにもいかず、しぶしぶあがらせた。
「最近元気ないよね?なんかあったの?」など、いろいろ聞いてきたが適当に流してた。
そいつが持ってきてくれたビールのみながら。
ここでビール飲んでたのがアホだった。俺は酒弱いのに。ほんと馬鹿だ。
「あたしじゃ力になれない?」そう言って脱ぎだす女。
「いやいや、困るから。服きて」そう言ったが迫ってきた。
顔をギリギリまで近づけられ、酔ってたこともあり、ネジがぬけちまった。
・・・ほんとクズだな俺。言い訳だけど、自暴自棄になってて全部どうにでもなれって思っちゃったんだ。
あとは予想通り。ヤッて、終わったらさっさとその女帰した。終わったあとくっついてきて、ほんとうざくて。
でも、甘かった。そんとき、俺んちに作った飯を差し入れしに来ようとしてたさきに、その女が俺んちから出てくとこ、見られてたんだ。
だめだ、眠い・・・。いったん寝ます。申し訳ない。
うおーいた!なんか嬉しい!もう少しがんばるwww
なんか書けない
書けたwww連続投稿ですか??とか出て、書けなかった。
2ちゃん難しすぎる・・・。明日ってか今日書き込めなくなってたらどうしようwww
数日してやっと精神的に回復して、さきに連絡。さきは理由も聞かずに喜んで俺んちきてくれた。
最初はいつもどおり話してたんだが、だんだんさきの顔が曇ってきた。
「どうした?」そう聞くも黙り込む。
「なんかあった?」再び聞いて、やっと答えた。
「あのさ、三日前、何してたの?」
俺ほんと最低なんだが、ヤッタ女のこと本当なんとも思ってなくて、ヤッたことさえ忘れてたんだわ。だからこんときも、全然覚えてなくて。
「え?別になんも。帰って寝てた」そう答えた。
「嘘・・・つくの?」軽蔑したような顔で、さきは聞いてきた。
「女の人、きてたよね?あたし、ご飯届けようと思って、見ちゃったんだ」
さきのその言葉で、ようやく俺は思い出したんだ。
「ねえ、来てたよね?」
「え?来てないよ」咄嗟にこの言葉がでた。自分でも、何言ってんだろうって思って。
でも、本当にさきが大事で、知られたくなかった。大事なくせに、俺は浮気したクソ野郎だけど。
さきの顔つきがみるみる変わった。悲しみ、悔しさ、怒り、全てをごちゃ混ぜにしたような顔。
「・・・だって、あたし見たよ。来てた、女の人。ずっと連絡なくて、心配だったけど我慢してて。あたしは学生だし、でもしょうは社会人で、あたしにはまだわからない大変なこと・・沢山あるんだろうって・・・。
寂しくても連絡なくても、ずっと我慢してたよ。あたしの連絡無視してたくせに、女の人家から出てくるの見たのに・・・それをあたしが見たって言っても・・・嘘つくんだ?」
後半は泣いてた。俺は何も言えなかった。
「・・・何か言ってよ・・・あたしの勘違いなら・・・ちゃんと言ってよ・・・信じるから・・・」
さきは泣きながら俺にそっと抱きついてきた。俺は頭の中が真っ白だった。
何か答えなきゃ。でも、さきを失うのだけはいやだった。何も答えられない。
腕を回すこともできなかった。
さきは俺にしばらく抱きつきながら泣いたあと、立ち上がった。
「・・・しょうを信じてる。この気持ちを、裏切らないで欲しい」
静かにそう言ったあと、荷物をもって部屋から出て行こうとした。俺は反射的にさきの名前を呼んだ。
さきはゆっくり振り向いて、悲しそうになみだ目で静かに微笑みながら言った。
「・・・・信じさせてね」そのままさきは出て行った。
さきが出て行ったあと、俺は自分で自分を恥じた。泣いた。
もう絶対に、裏切らないと決めた。
ごめん、なんか小説っぽくなっちまったな。
寝ます。また起きたら書く。あと半分もない。
あとでまた見にくるよ
反省っつーか、書くことで整理したいんだろう、ゆっくりでもいいんじゃないかね
遅くなった。一人でも見てると嬉しいよ。
てかすごい見にくいな、ごめん。
わかりやすいような改行と分割にしてみる。
それから二週間ちかく、俺達は連絡をとらなかった。
さきからも来なかったし、俺も気まずくて送れなかった。
どうしよう、このまま別れてしまうのか・・・そればっかり頭をよぎった。
でも二週間ちかく経った日、「今日行くから」そのメールとともに、さきは久しぶりに俺んちに来た。
「久しぶり♪」
何事もなかったかのように笑顔で話しかけてくるさき。
かなりホっとしてると、さきがすごい大荷物なことに気づいた。
その日は俺の誕生日だった。
社会人になってからは自分の誕生日なんていつもと変わらない平日と化してたので、忘れてた。
「しょうは欲しいもの特にないって言ってたから枕にしたよー」
俺んちの枕はもうボロボロで、しぼんでた。枕の役割を果たさない物体と化してた。
さきはそれに気づいてたんだ。
さきは、枕と手作りチョコケーキをくれた。
「クックパッドでランキング一位のやつだから、めっちゃ美味しいよー♪」
そう言ってたな。めちゃくちゃ美味かった。やばい、あの味はまだ覚えてる。
枕もすげー手触りがよかった。
一万以上したとか言ってた。低反発のやつで、もふっとしてて、とりあえずすげー良い手触りと使い心地だった。
喜ぶ俺に、さきが言った。
「食べられるもの、使えるもの、のこりの一つはー???笑」
俺は、「????」だった。
さき「それはー、心に残るものでえーす。じゃーん!」
そう言って取り出したのは、絵本だった。
見た目は本当にただの絵本なのに、文章の中に俺の名前が入ってた。
俺が主役の絵本がそこにはあった。
「今日はしょうくんが生まれた日だね、おめでとう」みたいなことが書かれてて、すげーびびった。
そういうの注文できるとこがあるらしい。感動泣きした。
こうやって書いたの見てみると、さきは所々無邪気な大人しめの印象があるが、そうじゃない。
半年越えたあたりからわかってきたが、だんだん素が見えてきた。
天然?あほ?なとこが見えてくるようになった。
料理、菓子作りはすげー上手いのに、卵を使った料理が全くできない。
目玉焼きも作れない。
俺が携帯ゲームしてると、構ってほしいのか
「さきーーーっぷ、わごーーむ!!」(多分、ワンピのウソップの輪ゴム攻撃の自分バージョン)
とか言って輪ゴム、コンドーム、ヘアゴム、ゴムの名のつくものを俺に投げまくる。
そして布団にサッと隠れる、ばればれだが。
そしてそのまま数分もしないうちにイビキかいて寝始める。
俺に七味の小さいビン?を手渡し、
「この女をかけて俺様と勝負しな」
そう言ってさきは醤油のでかい入れ物を持つ。
「ばんばんばーーん!!」
銃のように構えながら、一人で盛り上がる。
「ばん」めんどくさくなって俺が一言そう言うと、
「ぐあ!」そう言って倒れ、死んだフリ。
そのままシカトしてると、いびきかいて寝始める。
書ききれないが、こんな感じだ。
俺が携帯ゲームしてるときにしかしてこなかったから、寂しかったんかなーと思う。
俺の誕生日から数ヶ月して、さきの誕生日がきた。
悩んだ挙句、ネックレスとペアリングにした。
なかなか高かったが、さきのためだ、致し方ない。
夜、さきに何も言わずにさきの家の近くの公園で待機。呼び出した。
「仕事で渡すの夜になっちゃったけど、これ」
そう言って渡すと、さきはボロボロ泣きながら喜んでくれた。
「・・・ありがとおおおおお」
そんなに喜んでくれて、俺は嬉しかった。
まあこんなさきだから、結構もててた。
俺んちにいるときにさきの携帯に結構着信がきてて、さきは俺の許可を得てからそいつに電話かけなおしたんだ。
告白されてたみたいだった。
「ありがとう・・・でもごめん、彼氏いるんだ」
そう言ってその場で断ってた。俺はヤキモチやきまくったが、ちゃんと断ってるさきをますます好きになった。
クリスマスは六本木に行き、夜景を見に行った。さきははしゃぎまくって、迷子になった。でもすぐ見つかった。
さきはめちゃくちゃ焦ってて、全速力で走って俺のこと探してたから。
人おおいのに、迷惑だったな・・・wwwww
ディズニーランドにも行った。また俺が実家から車を出すことになってたんだが、俺寝坊。
昼前に起きた。さき激怒。ついたのは午後だった・・・。
車の中でもずっとすねてたが、ランドについたとたん喜んでた。
「バズ勝負しよう!!」
やったことある人はわかると思うが、銃でターゲットを撃ってくやつ。
そしてポイントをためてくゲームだ。
さきは自信満々で俺に勝負を挑んできたが、ぼろ負け。
俺40000点くらい、さき3000点くらいだったwwwwww
もうすぐ一年が経とうとしたとき、さきを俺の実家につれてって両親に会わせた。
まあ大げさなもんじゃなくて、さきが俺の実家に遊びに行ってみたいと言うから、ついでに。
「あの、あの!はじめ、まして!!俺君には、あの、いつもお世話になってます!!」
緊張しすぎてかみまくってた。
俺、俺家族は爆笑。さきは母さんと姉ちゃんにえらく気に入られてて、二人にずっと捕まってた。
そのまま俺の実家に泊まることになったんだが、姉ちゃんに明け方まで飲まされながらお喋りしてたみたいだな。
あの酒の強いさきが、次の日二日酔いになってた・・・。
姉ちゃん自重しろ、と、姉ちゃんにイラッとした。
「またおいでねーー」
笑顔でそう言う俺の家族に、さきは泣きながらお礼えお言ってた。
なぜ泣くのかと思ったら、別れるのが悲しいらしい・・・。
永遠の別れじゃないし、大げさだなーと思った。
それから間もなくして、今度は俺がさきの家(実家)に遊びに行くことになった。
おいら41を読むまでは、さきちゃんてすごくしっかりものの芯のつよいコにしか思ってなかった
なんというか、アンバランスなところもあったんだね
>>43
だろ?ww
でもそれ以外は、最初の印象まんまだったよ。
たまーに表れる一面だったから、可愛かったんだわー。
よっしゃ、続き書くな。
俺は俺で、さきに負けないくらい緊張してた。
さきもさきの家族も笑ってたな。
さきは父親を亡くしてて、書くの二回目だが母子家庭。
あと妹とおばあちゃんが一緒に住んでた。
妹は、すげーさきに似てた。さきを幼くした感じ。
「こんにちはーwww」とか言って、さきをからかってた。母親も、どことなくさきに似ていて、いい意味で子供みたいな一面をもった人だった。
「俺くんー?はじめましてー。うちの子がお世話になってますー!さ、あがってあがって!」
そして俺が家にあがらせてもらったあとは、いつかの俺んちみたいに、俺はさきの妹と母親に捕まった。
「あんな馬鹿娘のどこがいいのー?俺君、趣味わるいわあーーwww]
「おねえちゃんの、どこが好きなのー!??おねえちゃんイビキうるさいでしょ!?www」
ガールズトークというやつだろうか・・・。
「やめてよー!!!余計なこと言わないで!!!」
マジで激怒するさきを無視し、二人に質問攻めされた。
でも、楽しかったよ。
その日の夜、さきとはいろんな話した。
さきの両親は、父親が亡くなる数年前から、離婚してたらしい。幼かったさきとまだ赤ん坊の妹と一緒に、母親と家を出て東京にきたらしい。
うなだれる父親を残して、母親に手をひっぱられていった。
「お母さん、お父さんは??」さきが聞いても聞いても、母親は何も答えない。
「いやだ!お父さん!お父さんも早く来てー!」
何かを感じ取ったさきは、必死に父親を呼んだ。父親は悲しそうな目でこちらを見つめるだけで、何も言わなかったそうだ。
とうとうさきは母親の手に噛み付き、父親のもとへ走った。
「お父さん!何してるの?一緒に行かないの?行こうよ!!!」
泣きながらそう訴えるさきを父親は抱き締め、泣きながら言った。
「・・・ごめん。俺は、ずっと、お前達を愛してるから・・・」
そのままさきは、無理やり母親に連行されたらしい。
「最初は、やっぱりお母さんを恨んだよ。お父さんの泣いてる顔が忘れられなくて、なんでお父さんを置いていったのかって。」
さきはそう言ってた。
「いまでも離婚の理由はわからない。でも、時々お父さんと会わせてくれた。お母さんは女で一つであたしと妹を育ててくれた。だから今は、むしろ感謝してるー。死んじゃったときはびっくりしたし悲しかったけどね」
えへへ、泣きながらそう言って笑うさきを、俺は抱き締めるしかできなかった。
次の日、俺とさきはさきの要望でショッピングに行った。
女の買い物って、なんであんなになげーんだ・・・???
途中から俺はげっそりだったよwwwww
その帰り道、信号を渡りきった俺達の後ろで、子供の泣き声が聞こえたんだ。
信号の真ん中で、男の子が転んで泣いてた。たぶん3歳くらい?かな?俺らのとなりに、腰を曲げて小さい女の子と手をつないでるおばあさんがいた。
転んで泣いてる男の子の保護者のようだった。信号はもう赤になってた。
さきはそれを見るや、男の子のもとへ駆け出し、抱き上げた。
俺?情けないことにそんなさきを見てポカーンとしてただけ・・・。
その信号はちょっと長めでさ、信号の中間地点に、車が通らないスペースがあったんだ。渡りきれなかった人が、次信号が青になるまでそこで立ち止まる場所。
んーこの説明でわかるかな??
さきはその中間地点まで行って、男の子をおろしてた。
その帰り道、
男の子とさきが何話してるのかは聞こえなかったけど、泣いてる男の子にさきは笑顔で何か話しかけてた。
男の子がすりむいてた膝にハンカチをあて、持ってたバンソーコを貼り付けてた。
我が彼女ながら、女子力たけーなーとか思って見とれてたwwwwwwww
そのあとさきは、さっきゲーセンで取ったチュッパチャップスを男に渡してた。
みるみる笑顔になる男の子。そんな男の子の頭をなで、さきは男の子を抱き締めて背中をポンポン叩いてた。
そんなさきを、信号わたった俺側にいる人たちは見てたんだけど、俺の隣にいる男達が言ってた。
「あのこ、めっちゃいいこじゃねー?あんなこ嫁にほしいわー」
「はは、お前ナンパしてきたら??ww」
それを聞いて、性格の悪い俺は
「ざまあーーーwwwwwwもう俺の彼女ですからーーーー」とか思ってました。
おばあちゃんに。さきはめっちゃお礼を言われたあと、俺らは帰った。
さっきのさきを見て、俺は本気でこの女と一生一緒にいたいと思った。
こいつとならって思ってたし、まじで結婚を考えてた。言わなかったけどね。
でも今考えたら、言っとけば良かったと思ってる。
その日の別れ際、さきに唐突に聞かれた。
「今なら許すよ。しょう、あのとき浮気したんだよね?」
あのときとは、会社の女が俺んちから出てくるところをさきに目撃されたときのこと。
「・・・・・・・・うん、ごめん。もう絶対しない、信じられないかもしんないけど」
ここでようやく俺は打ち明けた。
そのあと、さきに制裁だとか言ってビンタ2発くらいました。めちゃくちゃ痛かった・・・。
そんな俺を見て、さきは笑ってた。
「言っとくけど、次やったら、ほんとに殺しちゃうからね♪あたし、結構こわいことも何でもできちゃうタイプだから」
ちょっと怖かったけど、二度としないとさきと神様にまじで誓った。こんな女、もうどこにもいないと思った。
世界中の誰よりも幸せにしようと思った。
でも、もうすぐ俺達のこんな日々に終わりがくるんだ。
よんでくれてるひと、ありがとう。
過去を一人で振り返るのがまだ怖くて、誰かに聞いてほしかったんだ。
ここからさきは、ちょっと辛い・・・。
でも夜から飲みだから、それまでには頑張って終わらすよ。
まだ話の途中だからアレコレ書かないけど、おいらも嫁にほしいと思ったぞw
間もなくして、一年記念日をむかえた俺達。
その日は運がいいことに、俺は休み。
「今までのお礼に、さきをたくさん喜ばそう。全部俺のおごりで、美味いものも食わせてやろう!」
って意気込んでた。さきも喜んで、出かけることに賛成してくれた。
この日の選択、今でも正しいのか悪かったのか、わからないんだ。
せっかくの記念日、いい思い出を作りたいと思ったんだ。
さきに今までのお詫びと礼がしたかったんだ、あんなことになるなんて、思ってなかったんだ。
でももし俺はこの日に戻れたら、全力で阻止するんだろうな。
悔やんでも、悔やみきれない・・・。
やばい、画面がぼやけてきた・・・。
その日は、さきがずっと行きたいと言ってた横浜の赤レンガ??なんとかってやつと中華街に行った。
もちろん全部おごり。
男に出してもらうのが当たり前!みたいなクズ女たまにいるけど、さきはその真逆だった。
「しょうが一生懸命働いたお金でしょ!?だめだめ、ちゃんと自分のぶん出す!!」
これがさきの口癖だった。でもこの日は、断固としてさきに出させなかった。
さきは申し訳なさそうにしつつも、すごい喜んでくれた。
肉まん、ラーメン、たくさんのものを食べ歩きした。さきは子供みたいに笑ってた。
夜は夜景も見に行った。くじら?の背中???忘れたが、こんなふうに呼ばれてる場所だ。
「きれーー!!あたし、ここに住みたいなあー」
そう言ってさきは寝転んだ。かわいかった。
「今日、ここに連れてきてくれてありがとう。ほんと最高の一日」
さきのこの言葉を聞いて、俺は嬉しかった。連れてきて良かったと思えた。
少しでも、さきに対しての侘びと礼ができたかな、なんて思ってた。
そして帰り道、さきをいつもどおり家まで送ることにした。
もうかなり遅い時間で、あぶなかったしな。
信号わたって、歩道を歩いてるときだった。
ものすごい急ブレーキ音。
「あぶな・・・」さきはそう言った気がする。
背中をすごい勢いで押され、俺ははげしく転んだ。
何が起きたかわからない。反射的にすぐ振り返った。
さきがいなかった。
代わりにいたのは、道路からはげしく外れたトラックだった。
「え?なに?・・・え?」
情けないがマジでこんな声が出た。
目の前の光景を理解しようと、頭がものすごい速さで回転した。
でも理解できなかった。
さきは?トラック?なんで??なんで?さきは??
回転する頭の片隅で、こんなことばっか思ってた。
「きゃーー!!!」夜中で通行人も少なかったが、たまたま近くにいたオバサンの悲鳴で体がビクッとなった。
無意識に走り出した。
「さき・・・??さき!!!」
さきはいた。初心者でもわかった。かなりの重症、いや重体だったと思う。
トラックの前方にさきは倒れてた。血もすごくて、足が変な方向に曲がってた。
血溜まりに膝をついた。
なんかここ水溜りがあるな、なんでだろう・・・とか思ってた。
たぶん混乱しすぎて訳がわからないまんまだったんだと思う。
でも、さきはまだかろうじて意識があったんだ。
「しょ・・・・」
ブルブル震える手を俺に差し伸べて、かろうじて俺の名前を呼んだ。
俺はその手を握った。
俺は声もでなくて、涙もでなくて、無表情だった気がする。
「しょう・・・怪我は・・・大丈夫・・・??」
口から血を出しながらさきは聞いてきた。
俺はいまだに声が出なくて、首を縦にぶんぶん振った。
そんな俺を見て、さきは微笑んだ。
そんな間にも、俺の脳みそは働かない。
なにこれ?ドラマ?映画??なんなの??そんなことばっか思ってた。
さきの手の力が抜けた。首もガクッとうなだれた。
「救急車!!!!!」通行人が叫んだ。俺は動けなかった。
たださきの手を握って、ずっとさきを見てた。
少しずつ、さきの手が冷たくなってった気がした。俺はさきが寒くならないように、すっとその手をさすってた。
ごめん、ここからは記憶が全くない。
さきの葬式も、覚えてない。
さきの葬式から二日たったあたりくらいからしか、あとは覚えてないんだ。
俺は家で吐きまくった。
体重も三日で五キロ減った。
あのとき、ひかれたのが俺だったら。
あのとき、コンビニにでも寄ってたら。
五秒でも時間がずれてたら。
むしろ、さきに出会わなかったら。
絶対に敵わない「もしも」をずっと考えてて、自殺もしようとした。
発見されて失敗したけど。
現実を現実と受け止められなかった。現実は、ときにはドラマや映画よりも残酷だ。
俺はあの日、それを身を持って実感した。
なんで書き込んだかというと、
こないださきからの手紙が出てきたんだ。
一年記念日に書いたものだと思う。
俺を驚かせようと、俺の家に置いてたんだ。
一年も気づかなかったのは、さきと付き合ってたときにさきが俺んちに置いてたものを見ることすらできなかったから。
こないだ部屋を整理してたら、でてきた。
驚きすぎてマジで飛び上がった。
実話だが、釣りだと思ってくれてかまわない。
聞いてくれてるお前らのおかげで、なんか心の整理が少しできたよ。
簡単に、だけど、さきからの手紙の内容書くな。
しょうへ
もう一年もたったんだね。あらたまって手紙なんて緊張するけど、書きます。
まず、あの日あたしたちに話しかけてくれてありがとう。
最初はチャラそうで印象悪かったけど、だんだんしょうを知ってくうちに、惹かれてった。
告白してくれたときも、嬉しかった。
あたしも告白しようとしてたから、余計に。
いろんなことがあったね。喧嘩もしたし、泣いたこともあった。
でもそれ以上に楽しいこともたくさんあった。いつの間にか、しょうといることがあたしにとっての「楽しい」に変わった。
しょうと出会う前は、しょうなんていなくても普通に楽しかったのに(笑)
不思議だね。
しょうにはもう話したけど、あたしには幼いときから父親がいない。
だから、両親が当たり前にいる生活を知らない。
しょうの家に行ったとき、すごく温かくて、
「こんな温かい家庭で育ったから、しょうもあったかいんだな」って思った。
あたしの将来の夢はね、家族みんなが仲良しの家庭をつくること。休みの日はみんなでお出かけして、たくさん遊んで。
あたしが望んでも敵わなかったこと、両親と子供、みんなが仲良しの温かい家庭をつくりたい。
いつか、しょうとそうなれたらいいなーって思ってる。
急にこんな話して、重い女なんて思わないでね(笑)
しょう、今までありがとう、これからもよろしくね。
直接だと恥ずかしくて絶対言えないけど、大好きです。
あー照れる(笑)
これからも楽しい思い出つくってこうね!
さきより
よっしゃ、これで終わりだ!
聞いてくれたやつら、ありがとな。
ずっと怖くて、思い出したくもなかったんだ。
でも、今日、さきがいなくなってから初めて過去を見つめられたよ。
信じてくれなくても信じてくれても、
ここまで見てくれたやつら、みんなありがとな!
てっきりただの別れ話だと思って、軽々しい煽りを入れてしまったことをお詫びします
なんのなぐさめにもならなくてすまないですが、
せめて彼女が満たされたまま逝かれたことを信じ、彼女のご冥福を祈ります
61>>
煽り?そんなんいれてたか?
いやいや、読んでくれただけでじゅうぶんだ!
俺だったらオチも知らないうちから、
こんな長くて読みにくい文章読む気にならねーよwww
ありがとう!
お前の書き込み一通り覚えてるけど、十分いいやつだぞ!
なんかうまいこと言えないが、1がこれから少しずつ、ほんのちょっとずつでも前に進んでいけたら、彼女も喜んでくれると思う
↑我ながら呆れるくらいクサイし月並みな言葉ですまないが
さきさんもしょうさんも素敵な人だと思いました。
これからは、さきさんがしょうさんの守護神となって、いつも傍に居てくれると思います。
謝らなくていいよ!
オチを知らないんだからしょうがない!
読んでくれてありがとう!
今でも夢に見るんだ。
ずっと後悔してる。
お前らにそう言ってもらえると救われる。
飲み行ってくるわ!質問もしあったら気軽にしてくれ!
帰ってきたらまた見るよ^^
あれは二年前ワイが23の大学卒業して会社員一年目の頃やった。
当時、就職氷河期の中で一流企業に就職出来たものの、周りのハイスペぶりに焦って必死で勉強と仕事をしとった。
ほんでそん時の彼女に会ったら「ワイは頑張るでー」ってデッカい夢を語ってた。
やけど彼女にはそんなん夢はいらんくて、ワイに構って欲しかったみたいや。
昔は一週間に一回は会ってたものの、一ヶ月に一回になってた。
他の男が出来たみたいで、ワイはすっぱり振られてもーた。
悲しいけど後々から自分の構ってあげてなかった事に気付いた。
後悔した後、すぐに仕事に励んで、本当の仕事人間になった。
新入社員の中で最も評価が高くなり、新入社員で唯一ビッグプロジェクトメンバーに選出された。
そのプロジェクトを死ぬ気で取り組んで一年経ち、ちょうど彼女と別れた時期に差し掛かった
クリスマスで街中がセカセカした雰囲気
こんな雰囲気に飲まれてワテも人肌が恋しくなったんや。
だけど仕事し過ぎて全く女のツテも無し
知恵袋で相談すると「出会い系でもやれば?」みたいな回答が来た。
そこまで本気では無かったが気晴らしに出会い系に登録して募集してみた。
人肌が恋しいのでヤリ友募集みたいなところで募集した。
期待せずに待ってたら、メールが来た。
「はじめまして、私もはじめてなのではじめて同士お願いします」
質素な文章だが、久しぶりに仕事以外のメールで歓喜
でもあくまで割り切った間柄なので、事務的に会う約束を取り付け
新宿で待ち合わせして飲みに行って、その後・・みたいになった
そして当日、待ち合わせ場所で待つ
美人局やデブスだと逃げるためや。
ほんなら待ち合わせ一分位過ぎて来たのは、
スラっと背が高くスタイルが良くて顔が小さい、ガッキー系の狐顔の女の子やった。
服装もOLのオフィカジで上品な感じ
ワテは出会い系ってこんな子がやってるんか!と焦りつつ、声を掛けにいった。
「はじめましてー」
向こうは目を丸くして
「はじめましてー」
声も透き通る綺麗な声だった
数時間後、ワテはコイツとヤルのかと考えると興奮するパターンより、可愛い過ぎてこの女の子の事をもっと知りたくなった。
そして、ワテが予約してたお洒落居酒屋に行った
話して行くと、女の子は社会人一年目、お嬢様大学を出て小さい会社の事務職に就職、周りは女の子ばっかの会社で、ずっと女の子社会にいたらしい。
趣味は何ですか?と聞かれて、ワテの趣味はメタル系の音楽鑑賞で「メタル系の音楽鑑賞でマイナーな所もメジャーな所も聞きます」って引かれの覚悟で言うと、意外にもその子も一緒でメタル好きやった。
メタル話に花が咲き、何時の間にやら、笑いが絶えない良い雰囲気になってもた。
こんな子と一緒になれたら・・
この短い間で恋に落ちたワイがいた
メタル話から恋愛話にシフトする。
女の子も打ち解けて、結構タイプの話とかもギャグを織り交ぜしてくれる。
それで「今は彼氏はいるんですか?」と、聞いてみた。
女の子は「実は私が出会い系に登録したのも、そこが原因なんです」と口開いた
あるデートの時に彼氏の携帯を見ると、凄く卑猥なメールが沢山見つかりました。
彼氏は遠距離中にこう言う出会い系で、売春行為をしてて、沢山の女性とそういう関係になってたんです。
私、ショックで仕返しに自分も彼氏と同じ事をして、彼氏に見せ付けてやろうと思いました」
頭の中で色々な事が交錯した
この子は彼氏に浮気以上の事をされて傷付いて、更に自分を傷付けようとしてる、その傷付ける相手に選ばれたのはワイやったんや。
ワイがこの後、一言彼女に「その男を見返してやろう」と言ったら彼女とヤレるし、「そんな男と別れてワイと一緒になろう」言ったら女の子と付き合える。
どっちもワイは選べた。
男ってアホなんで、愛情と別に性欲も持ってると言うか寂しくなったりストレス溜まるとついつい性欲に任せて馬鹿な方向に進んでしまって、本来の自分と違った方向に進んでしまうんです。
だから何?って事だと思いますけど、貴女は彼氏の事をまだ好きで、そのために傷付こうとしてるのは分かりました。
お優しいのは分かりますが、自分を傷付けて訴えるのはやめてください」
と付き合うでもなくヤる方向でもなく、彼氏の擁護に回ってしまった。
なぜか正義感に目覚めてしまった。
あやしつつデザート頼んで、何とか笑わせて、必死やった。
女の子、落ち着いてきて笑顔で言ってきた
「今日、来て良かったです。なんか泣けてスッキリしました。申し訳ないんですけど、この後は・・」
ワイ「あっ・自分は実はホモなんで、女性に興味無いんですよー。いやー失敗しました。男募集って抜けてましたね」
居酒屋で2時間位話して、女の子すっかり上機嫌の中、改札口まで送ってあげてバイバイした。
それから女の子からメールが来た。
今日、ワイが言った事で自分の心に気付かされたので、彼氏許せないけど、向き合って行きます、また裏切られたら相談載ってください。と書いてあった
更に一年が経ち現在、彼女からはメールは来てない。きっと上手く行ってるんだろうなと考えつつ、少し悪い期待もしながら、クリスマスを1人で過ごし、働き続けるワイ
2013年お仕舞い
あんたかっけーよ
むしろお前の話の方が気になるw
カッコよ過ぎワロタw
普段、バカやってるけど根は真面目で正義感があるんだよな
>>1は真面目そうにしてて、浮気したクズ
一です。
やっと帰ってきた。
先輩につかまってたすまんな。
ただいまー。
いつの間にかちょっと書き込まれてて嬉しかったっすwww
さきさん最期きっと満足してたと思うよ。あなたを助けられて。
そりゃあ事故なんか起きなきゃ良かったに決まってるけど、
恨み辛みじゃなくて1への温かい気持ちでいっぱいだったんじゃないかな
ごめん、2ちゃん初心者でどこに書けばいいかわからなかったんだ;
俺の話おわったし、好きに使ってくれて構わんよ^^
85さん、ありがとう。
なんか涙でました。
とりあえず、今誰か大切な人がいるなら、その人がいることを当たり前と思わないで欲しい。
俺らが知らないところで事故なんてたくさん起きてるわけで
人間は本当にいつ死ぬかわからない。
俺も恋人を亡くすなんて人事のように思ってた。
でもあの日で全てがなくなった。
前兆なんてねい、本当にいきなり消えることがあるんだ。
だからみんなも、大切な人との時間を大事にしてくれ!^^
ごめん、前兆なんて「ない」だ。
打ちミス・・・
お互い好きなうちにどちらが死ぬ
どっちが辛いかなあ
彼氏が亡くなって、亡くなったあとに彼氏が浮気してた事が発覚した
ここに書かれてるような感動的な事はなにひとつ無いわ…