兄弟姉妹と気持ちいいことしてる人集まれぇ~!スレより
それが功を奏したのか、教師受難のこの時代に、立派に先生をこなしている。
自称グレートティーチャー彩子(仮名)だそうだ。
そんな姉様と俺は、親元を離れてそれぞれ一人暮らししてるんだけど、
住まいは車で30分くらいの距離。
姉弟仲は元々悪くない方だと思うけど、姉が社会人、そして俺が大学生になり
酒を嗜むようになった頃から、さらに距離が近くなった気がする。
週1くらいで電話やメールで連絡取り合ったり、月1で一緒に買い物に一緒に出かけるとか。
買い物に出かけた夜は、俺の部屋で酒飲んで姉が泊まってくとか当たり前だった。
でも、下ネタとか、お互いの異性関係に話が及ぶことはなく、極めて健全な姉弟だった。
勢力の強い寒波が近付いてますとかニュースでやってて、それをネタに俺は、
友達以上恋人未満な知り合いの女の子Aちゃん(要するにセフレ)に1通のメールを送った。
『寒いねー。こんな夜はYちゃんにおっぱい抱っこして寝たい~(ハート』的な内容。
週末だったし、暇だし、寒波近付いてるらしいし、都合が合えばエチーでもしようかなって思って。
返事待ってるうちに、俺は寝てしまったらしく、メールの着信に気付いたのは深夜2時頃だった。
あーしまったー!とか眠い目をこすりながらメールチェックしたら、
『誰と勘違いしたんだ、このスケベw』って姉様から返信来てた…。
うわなにこれーーーーーーーーーとか焦ってたら、またすぐにメール到着。
『で、おっぱい抱っこって何?w』
慌てて自分の送ったメール見直したら、確かに姉様宛に送ってるのを確認。
Aちゃんと彩子姉様は五十音順ならびで真下に位置してて…、
手元狂って誤ってエロメール発射してた…。姉様宛に…_| ̄|○
姉様とは下ネタとか皆無な関係だったので、俺はテンパりまくって携帯片手に部屋中ウロウロ歩き回ってた。
これは謝ったほうがいいのか、とりあえず無視して時間が解決するのを待つか。
それとも、冗談っぽくサラッと反応したほうがいいのか。
そして、ソレができるスキルが俺にあるか、受け流すキャパが姉様にあるのか。
そうこうしてるうちに姉から3通目のメール。
『おっぱい抱っこwwwおっぱい抱っこwwwおっぱい抱っこwww』
この時間だし、おそらく酔ってるのかなって。
いずれにしても、行動するなら早いほうがいいと思った。
姉がこの時間でもまだ起きてるのは確実だし、メールの文面から察するになんか変なテンションだし、
このタイミングを逃すことはできないって思った。
『うっせーw 送る相手間違えたんだよ、さっさと寝ろこの酔っぱらいw』
こんなノリでいいのかもなって、深く考えずに送った。
『酔ってねーし。おっぱい抱っこ。』
30秒待たずにすぐさま返事来た。俺もなんかノってきてすぐ応戦した。
『飲みすぎは美容と健康に悪影響ですよ、さっさと寝ろ。おっぱい抱っこ。』
『ホントに飲んでないよ、酔ってないから。おっぱい抱っこ。』
こんな感じで、最後に「おっぱい抱っこ」って必ずつけて、何往復もメールのやり取り続けてた。なんか楽しかった。
姉様からこんな内容のメールがくることになる。
『いやマジで酔っ払ってないから。運転余裕。なんなら今からそっち行こうか?おっぱい抱っこしに。』
『来なくていいからマジ迷惑。さっさと寝…』
くらいまでメール作成した時に、あれ?って違和感に気付いた。
「おっぱい抱っこ」が「おっぱい抱っこしに」になってて、俺は超ドキッとしてしまい、
テンポよくメールのやり取りしてたのに、返事に困ってちょっと間が空いてしまった。
あ、なんかここで沈黙の時間を設けるのはヤバイ、はやく何か返信しないとーなんて思ってたら
『つか、おっぱい抱っこって何?www』
姉からメールが先に届いて正直助かった気がした。
今考えるとなんでこんな返信したのか俺にもよくわからない。ハイテンションで切り返せばよかったのに。
『真面目な説明ありがとうございましたw おやすみw』
姉からの返信は最後はこんな感じで、唐突に打ち切られた感が否めなかった。
俺はおっぱいに甘えるとか書いてしまった自分が恥ずかしくなったのと、姉にそんなメールを送ったことに
奇妙な満足感を覚えて、なんかよくわかんないけど悶々ハァハァとした気持ちを抱えてた。
今思い返せば、この時が姉を初めて異性として性的な目で捉えた瞬間だったのだと思う。
この時はそれに気付きもせず、悶々ハァハァとした気持ちをAちゃんにぶつけてやろうと、
今度は送信先を何度もきちんと確認して送った。もちろん「おっぱい抱っこー」って。
翌日目が覚めたら、Aちゃんから返事来てた。
『彼氏が出来たよー。もうマサヒコ君(俺)をおっぱい抱っこ出来ませーん。』
メール誤送信の件の夜から、1ヶ月くらい過ぎた頃だったけど、その間電話やメールで
おっぱい抱っこの話題が出ることもなく、平々凡々とした姉弟の関係だった。
姉様が飲みに誘ってくるのはたいてい給料日後の週末で、翌日がフリーな日と決まってた。
俺は平日休日問わず暇な大学生だったし、それを知ってる姉様も遠慮なしに『20時、いつものとこ』なんて
一方的なメールを送りつけてくるけど、姉様のおごりだし、断る理由もなかった。
その日の姉様は職場で嫌なことでもあったのか、いつもより飲むペースが早くて。
あんまり仕事の話とかしないヒトなのに、けっこう愚痴ってた。
公の場で誰が聞いてるかわかんないし、職業的にも支障が出ると困ると感じたので、
早々に切り上げて23時くらいには俺の部屋へと連れて帰ってきた。
タクシーの中で「まだ飲むー」とか騒いでた姉様だったけど、部屋に戻ってからは
すぐさまテーブルに突っ伏してウトウトし始めた。
とりあえずシャワー浴びてすっきりして戻ってきたら、姉様は俺の服に着替えてまたテーブルに突っ伏してた。
ま、俺の服を勝手に着るとかはいつものことで、俺は姉の脱ぎ散らかしたスーツとか拾い集めて、
それから姉を後ろから抱きかかえてベッドへと連れてった。
連れてったって言ってもほんの2~3歩。抱きかかえてって言っても半ば引きずるようにして。
姉様は俺と身長たいして差がなかったし、女性としてはややデカい。
そんな姉様をベッドに寝かせるのはけっこうな力仕事で、最後はほぼベッドに放り投げるような感じ。
一応、頭打たないようにするために、上半身はちゃんとフォローはしたけども。
そしたら、姉様、なんか「んむー」みたいな甘えた声出して、また俺に抱きついてきたと思ったら、
いきなりキスされた。
頭真っ白。時折姉さまが「んっんっ」って吐息みたいな声出すのだけが耳に聞こえてた。
ただただ唖然としてキスされっぱなしでいたら、姉と目があった。
姉もさぞかし驚いたらしく、目が見開いてギョッとしてた。
ただそのあとはスゲー笑顔でニンマリしてて、「ごめーん、私からしたんだよね、ごめーんwww」とか。
「の、の、飲みすぎだろ…び、びっくしりした、したよ…」なんて作り笑顔するのに必死な俺。
「なんか夢見てた。でもおかしいな夢でもキスの相手オマエだったwww 弟とキスする夢って、なにこれw」
姉様はこんな感じでベッドの上でゲラゲラ笑ってやがった。
弟である俺と本当にキスしたことよりも、弟とキスする夢を見たことを可笑しがってる姉様が、
俺にはとても理解不能で、なんだか一人だけその場に取り残されてる感じがした。
でもなぜか一瞬にしてスゲー勃起してた…。
笑い疲れたのかフ~とかため息ついたあとに「寝るか!電気消せ!」なんて命令。
その場に立ち尽くしてた俺も我に返り、電気消したあと、畳んで真っ直ぐにした座椅子に寝転んで毛布を被る。
が、しかし。
寝れない。寝れるわけない。
するとしばらくして暗闇の中でクスクスwみたいな笑い声のあと、姉が「おっぱい抱っこwww」って。
俺があんなメールを女友達に送っていたこと、しかも間違って姉に送りつけたこと。
明らかにソレを小馬鹿にしたような、思い出し笑いって感じだった。
だよねーって思った。その話題に触れてこないはずがない。
でもその時の俺は、割と冷静で、メールを誤送信した時とは比較にならないほど落ち着いてた。
何よりも、勃起してはちきれんばかりのチンポが、負けるな、怯むな、頑張れ、って俺を後押ししてた気がする。
「しかも送る相手が私ってw 姉相手になにしてんだオマエはw」
「ぶw 笑うなってばwww」
俺も恥ずかしすぎて思わず笑いが漏れる。
「ってか、弟相手にキスしたオマエが言うなwww」
我ながら良い切り返しを選択したのかなって思う。
それに普段、姉様をオマエなんて呼んだりしない。普通に姉ちゃんって呼んでた。
ある程度大人になってからはあんまり呼ぶ機会もなかったし。
今なら言えると思ってそう呼んでみたんだ。たいした反応もなくスルーだったけど。
ま、俺たち姉弟に必要以上の上下関係はなかったし、そう呼んでも特に違和感なかった。
笑いながら冗談っぽく言い返されたけど、改めてそう言われると、今更ながら姉様とキスした実感が湧いてきた。
酒臭かったけど、姉様の柔らかいクチビルの感触が蘇ってくる。
俺は自分が勃起してることに戸惑いを感じ始め、「あれ?実の姉相手に勃起するっていいのか?」って漠然と思った。
まだ自分でも姉様に対して抱いてる感情に気付いてない。
姉様が泊まってく時に何度か下着姿を見る機会もあったけど何も思わなかったし、
お互い実家にいるときは歯を磨きに洗面所に行ったら風呂上がりの全裸姉に出くわしたこともあった。
「あ、ごめん」「あ、うん」とかただそれだけ。
姉様が女だなんて思ったことなかったし、性別なんてあってないようなものだった。
チンポだけが近くにいる女に敏感に察知して猛ってた。それは俺の意思とは無関係だったように思う。
「ついでにおっぱい抱っこもしとくかー?w」
それは悪ノリした姉が冗談で言った言葉だったのかもしれない。
でも俺を黙らせるには十分すぎるほどの威力を秘めたセリフだった。
「・・・。」
すぐに返事を返せない。都合の良い切り返しの言葉が浮かんでこない。
うわ、変に間を空けたらマズイってば、どうしよ、いきなり寝たフリ?あああやばい。
気配を察したわけでもないだろうけど、姉が先に話しかけてくれたので助かった。
メールのときと同じ展開。俺は自分が進歩してないことを内心苦々しく思った。
セフレだったAちゃんとか、その他大勢の女の子達とは違って、
エロネタシモネタやりにくいし、な、なんか、緊張するんですけど…。
「風邪ひくよ?べつに一緒に寝てもいいんだけど?つかオマエのベッドだしw」
「だ、だいjyぉぶ、だよ、寒くない…ですし…」
噛み噛みなうえになぜか敬語になってしまう俺がいた。
「こっち来なってばw 照れるとこかよw」
俺には姉様がスゲー余裕シャクシャクに見えてて、それに比べて緊張しまくってる自分に超腹が立ってきてた。
と、同時に、姉様と一緒のベッドに入りたくてたまんなかった。
俺は意を決して立ち上がったんだ。
照れっ照れっで真っ赤になった俺のニヤけた顔は暗闇が覆い隠してくれるだろうって思ってたし。、
そしたら、「ほらっ」って感じで布団を捲って俺を招いてくれてるベッド上の姉様の姿が
割と鮮明に見えるくらいの薄暗さで、俺はヤベって思って努めてナニ食わぬ顔を装った。
かなり顔引き攣ってたと思う。
姉の横に滑り込んだら、姉が布団をファサッと掛けてくれて、その瞬間、
まるで俺のベッドとは思えないすごくイイ香りがした。
そして俺は、隣にいる姉様を完全に女として意識した。ハンパない緊張感でガチガチだった。