背伸びしたい年頃の妹が、見た目ちょいギャル化してった

それまでは「おにいちゃーん」とか呼んでたくせに、急に「アニキ」とか呼び始めて笑った。
それに中身は結構真面目だったので、ギャル風な雰囲気のくせに「勉強教えて」とか部屋に訪ねてくるそのギャップがとても可笑しかった。

そんなある日のこと、休日の昼下がりに、自室でテレビ見ながらウトウトしてた。
ベッドに横になって本格的に昼寝しようかと思った時に、部屋をノックする音。
なんとなく返事せずにいたら、遠慮がちにドアが半開きになって、妹が顔を覗かせた。

薄目もやめてたんで、しばらく妹の気配が読み取れなかったんだけど、ベッドの足元辺りが沈み込む感じがしたので、妹がすぐそばに来たってのがわかった。

どれくらい時間がったのかわかんないけど、妹が自分の部屋から出てくる気配がした。
そして、今度はノックをしないで、明らかにコソコソした感じで妹がやってきた。
それは「忍び込んできた」って言葉が、一番ふさわしい表現だったかもしれない。

うまくまとめられないので、書き貯めてからきます…。