兄のいる家

近親相姦体験小説スレより

1: 投稿者:isasaka 投稿日:2013/01/16 22:12:33

カラシ色のキャリーバッグを引きずって、私は二年ぶりの実家へ帰省しようとしている。
最後にこの道を通ったあの頃と比べれば、兄を想う気持ちはとても穏やかだ。

ただいまー帰ってきましたよーと心の中で言いながら、我が家の敷地に足を踏み入れる。
小枝がポキッと音を立てた。

「おかえり」
あの頃からまるで変わらない声がして、私は反射的に顔を向けた。

兄だ。

少し痩せて、顔色が悪く見えるけれど、意地悪そうな目も柔らかな黒い髪も何一つ変わっていない。
頭がぐわんと揺れて、体中が紅潮していく。
キャリーバッグがバタンと倒れた。

「久しぶりだな、麻子」
私の動揺ぶりを楽しむように、兄は目を細めて笑った。



「まぁーったく麻子ったら、すっかり洒落ちゃって!ちゃんと勉強してるの?」
母はお茶をいれながら、娘の帰宅にはしゃいでいた。
父は相変わらず新聞を読んですました様子だが、数回こちらを見て顔をくしゃりとした。

コタツの中で足を崩した。
緊張して無意識に正座をしていたから、血液が炭酸みたいに循環している。

「煙草吸ってくる」
母の騒音にかき消されたが、兄はそういってコタツを出ようとした。
シュワッ!私は足に鈍い痛みと擽ったさを感じて、体を仰け反らせた。
兄の足が当たったのだ。

「もう何よ?恭一も麻子も落ち着きないんだから!」
母がますます口の滑りをよくしていくのを察知し、私は足の痺れを堪えて立ち上がった。

「待って!私も行く!」
兄は黙って私を凝視する。
幼い頃から繰り返されたやり取りだ。
私が待ってと言うと、兄は黙ったままこちらを見つめる。
私は兄の目に見つめられるのが好きだったから、いつも兄を追いかけた。

「まったくお母さんったら、相変わらずだねー」
庭の置石に腰掛け、私は平然を装って話しかけた。
本当は心臓を口から吐き出しそうなくらいに緊張していたが、久し振りに会った兄の前で醜態は晒したくなかった。

兄はふーっと煙を吐いて、灰皿に煙草を押し付けた。
「足、痺れてたの?」
「え?」

「さっき、ぶつかった時変な動きしてたろ?」
「あー、ずっと正座してたからねー」

「ふーん」

兄はまるで興味のないような空返事をして、私の前にしゃがみ込む。

「え、なに?」
私の問いに返事をすることなく、兄は私の足を指先でつつき始めた。

ツンツンツン
「今は?もう直ったの?」
ツンツンツンツン
「ちょっと!なに!?やめて」
ツンツンツン

ジーンズの上で兄の人差し指が踊る。
ほんのり笑う兄の頬に赤みがさした。

ツンツンツン
指はやがて二本になり、三本、四本とピアノをたたくような動きを始めた。

「あはは!やめてくすぐったい!」
私は冬の透き通った星空を仰ぐように体を仰け反らせて笑う。
兄も白く整った歯を覗かせながら、いたずらに目を輝かせた。

音のない旋律は次第に激しさを増し、遂にその手は、足じゅうを弄るように滑り始めた。

何か言いたいけれど、言葉が思い浮かばない。
兄のつむじが近づいて、貪るように体中に触れる。

アソコが熱くなっていく。
二年も我慢したのに、決壊はあっけない。

「ンッ、ハァハァ・・ハァハァ・・・」
分厚いデニム地の上からアソコを執拗に弄られ、染み出るくらいに愛液があふれる。
静かな木蔭に吐息が漏れ出てしまう。
聞こえてしまうのではないかと思う不安な気持ちで、もっと興奮してしまう。

「やばい」

兄は一言そう呟いて立ち上がり、パンパンに膨らませた股間を私の目の前に晒した。
反射的に私は手を置いて、掴むように撫でた。
兄の吐息が初めて漏れる。

もう止められない。
既に体は冷え切って震えているのに、兄はベルトを外し、チャックを開けた。
煩わしく思う程に私は待ちきれなくて、ソレが現れると同時に私は咥え込んだ。

「ハァッ・・・」
兄の溜め息が漏れ出た瞬間、格子戸の開く音がした。

「麻子ー!恭一ー!」

やばっ!
私はすぐさま口を離し、兄は慌ててズボンを穿いた。
勃起しているから少し手こずっていたが、母が姿を現すまでには何とか体裁を取り繕った。

「お夕飯出来たから中に入りなさい」
「あ、わかったー」
「もう一本吸うわ」

私は立ち上がり、兄は座り込んだ。
燃えきれなかった性欲がくすぶる。

母の背を見送る10秒間、兄は私の体中を弄った。

引用元サイト:
ナンネット|官能小説の館
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