コンビニでアルバイトをしていた、とある地方都市の大学1年の頃の話。
時代は21世紀をちょっと過ぎた頃にさかのぼります。
だいぶ忘れている部分もあるけれど、その辺はフェイクと演出をかねて補正して書きました。
俺の勤務時間は17時から22時までで、20時までは3人体制だった。
10月のとある水曜日、時間前にバックヤードで制服に着替えていると
「今日は急遽A君が休みなので私が入りますね。」
オーナーの奥さんがにこやかに入ってきた。
いつも大きめのバレッタで黒髪をアップに留めている。
155cm位、30代半ばだろうか。テレ朝の松尾アナに似たまじめそうな女性だ。
胸は小ぶりのようだが、お尻は身体のわりにすこし大きめだ。
俺は上目遣いにチラッと奥さんを見るとすぐに視線をそらせ、小さな声で「はい…」と
呟くように返事をした。
175cmに85kgの体型をした童貞の俺は人と話すことが苦手で、まして女性となると
さらに緊張してしまうようなデブキモメンだ(子供の頃はペコちゃんと呼ばれかわいかったが…)。
しかし密かに好意を抱き、毎晩奥さんの妄想をしていた俺は初めての奥さんとのシフトに
心の中でガッツポーズをしていた。
「よろしくね。」
満面の笑みで俺をのぞき込みながら奥さんは俺の大きなお腹をポンポンとたたいた。
突然のボディータッチに俺は驚き身体をビクッとさせてしまったが、
「あっ、ごめんね、びっくりさせちゃったね。」
と、奥さんもビックしながら、しかし笑って言葉を返してくれた。
奥さんの笑顔につられて、すこしだけ微笑んだ(ニヤけていたのかもしれないが)。
わずかなボディータッチだけで俺の心臓は大きく鼓動し、
腹に残った奥さんの手の感触が、その鼓動をなかなか納めてはくれなかった。
いつもは時間の過ぎるのが遅く感じられるのに、今日は瞬く間に時間が過ぎていく。
21時までは比較的忙しく、無駄話などする暇もほとんどなかったが(あっても話す器量もないが)
たまに奥さんの姿を間近でチラチラと見られ、そのパンティーラインの入った少しだけ大きめのお尻や、
横を通り過ぎるときの甘い香りをかげるだけでとても幸せだった。
実話ならとっくに語ってるだろおまえ
>>5
半分くらい実話です。
バイト終わりの22時まであと20分という頃、店内には二人っきりの時間が訪れていた。
「この(シフトの)時間帯は疲れるわね~」
「さっきの外人さん、びっくりしたわね~」
「あのおじいさん、ちゃんと帰れたかなぁ?」
二人で商品を整理しながらたわいのない会話にやはり「はい」と小さくうなずくように
返事をするだけの俺だったが、とても充実した気分を味わっていた。
そしてちょうど2人の身体が触れるくらいの距離で売り場の整理をしていた時のことだった。
「高志(俺)君はそんなに大きなお腹をしているんだから、もうちょっと大きな声が出せると思うんだけどなぁ。」
そう言うと奥さんは上の棚の商品を整理していた俺のおなかを優しく何度かポンポンとたたいた。
セクロス描写しっかり書くので続けさせて下さい
そしてその手が腹の上で止まったかと思うと無言のままユニフォーム越しのおなかをなで回しはじめた。
びっくりして身体を引いた俺に、我に返ったかのようにハッとして奥さんは俺の顔を見た。
「ご、ごめんなさい。つ、ついさわり心地が良かったものだから。」
奥さんの顔は赤く染まっていた。
「あ、いえ、…。」
俺も顔を真っ赤にしながらバックヤードに早足で去って行く奥さんを呆然と見送った。
一瞬ではあったが奥さんにお腹をなで回され、俺は淫びな気持ちに頭の中を支配されながら
おぼつかない手で商品整理を一人で続けた。
数分後、なんとか整理し終え、空になったコンテナをもってバックヤードのドアを開けると
目の前に奥さんの姿があった。
ややうつむいて上目遣いに俺をじっと見つめながら
「…高志君、…ちょっと話があるんだけれど、…聞いてくれる?」
一言ずつ間を置きながら話す奥さん。しかもいつもと違う小さな声で。
薄暗いバックヤードでも奥さんの顔がまだ赤いままなのが判った。
1乙
>>9
もうすぐ描写はじまります
「…おかしなこと言うと思うだろうけれど、変に―」
言葉の途中で外から数人の話し声がした。
次のバイトに入る人たちがやって来たのだ。
「ごめん、また後でね。」
奥さんは話を切り上げるように店内へ戻って行った。
俺はそのままその日のバイトを終え、もやもやした気持ちを抱えたままアパートに戻った。
アパートに帰るとすぐにあの後の奥さんとの出来事を妄想しながらオナニーをした。
………………妄想開始
「私結婚しているけれど、高志君のことが好きで好きでたまらないの。
お願い、わたしとHして。」
何ともアホらしい展開だが妄想なのだ、問題はない。
妄想のなかではバイトの奴らは来ることも無く、お客だって来ない。
俺の大きなお腹に触れるくらいに奥さんが近づく。
そして奥さんは両手を俺の首の後ろに回して頭を抱き寄せた。
奥さんは口を半開きにし、顔をかしげながら俺の顔を引き寄せる。
俺は身体を屈め視線を奥さんの目からその少し開いた唇に移すと、奥さんは動きを止めた。
「目を閉じて…。」
そう呟く唇の動きがとてもイヤラシく感じた。
俺が目を閉じると再び奥さんの手に力が入り、俺の唇はその半開きの奥さんの唇に包まれた。
奥さんはそのまま舌を入れ、俺の舌をゆっくりと絡めた。
だんだんと奥さんの手に力が入り、それにつれて舌の動きが激しくなる。
俺は奥さんのお尻を両手でもみ下しながら奥さんの舌をすった。
すると奥さんの右手が俺の股間に伸び、勃起しているのを確かめるように何度かさすると
首に回した左手も下ろし、俺のズボンのベルトを外し始めた。
「奥さん…」
唇を離し目を開けると、奥さんはじっと俺の目を見上げていた。
「嫌なの?」
意地悪に微笑みながらそう言うと、そのままベルトを外した。
「次のバイトが来ちゃうから、もう入れて。」
そう言って二、三歩下がり奥さんは自分のズボンを下ろし始めた。
なんか駄目そうですかね…。
もうちょっとだけ投下したら寝ます
ズボンを脱いだ奥さんは右手で股間を隠して左手でパンツを脱ぎ始めた。
ゆっくりと左足を抜いてから右足も抜いた。
俺は我を忘れてその様子を見入った。
「私だけこんな格好、恥ずかしいわ。」
その言葉に俺は慌ててズボンとパンツを一緒に下ろした。
パンパンに勃起したチ○コを見ると奥さんはもう一歩下がり、
後ろの机に両手を突いてその上に座った。
「来て」
奥さんは両手で股間を隠しながらM字に足を開いて俺を誘った。
俺の視線は両手で隠された股間に集中し、すぐさま歩み寄る。
奥さんの直前まで行くと股間を隠した両手が離れた。
が、俺が股間を確認する間もなくその両手は俺の頬をはさみ、
ぐっと力が入り俺の顔を自分の方へ向けた。
視線の先にはまたも意地悪に微笑む奥さんの目があった。
「その前に、キ・ス。」
そう言って俺を引き寄せ唇を吸い、舌を入れて来た。
俺が目を閉じ、奥さんの舌に神経を集中し始めると、
俺の頬を挟んでいた片手はいつの間にか俺のチ○コを握り、
おもむろに俺のチ○コを自分のお○んコの中へ導いた。
俺はそのまま腰を突き出すと、ニュルっと少しの粘りけと生暖かさを感じながら
俺のチ○コは奥さんの中へと入っていった。
奥さんの両手は再び俺の首の後ろに回され、強く俺を引き寄せた。
俺も奥さんの腰から手を回し腰を動かし始めると、
奥さんの足は俺の腰を挟み込み俺は激しく腰を振った。
ギシギシとスチールの机が音を立てて揺れている。
俺は目を開けて奥さんの顔を見ると、眉間に少しのしわを寄せる奥さんが見えた。
「高志君…」
………………妄想終わり
人いないね…。
これで今日最後にします
明日まで残ってるかな…。
今日初めて聞いた奥さんの小さなその声を脳内で再生した瞬間、俺は果てた。
今日の出来事のあとだったためか、その妄想はやたらとリアルに感じられた。
しかし、あのとき奥さんはなんて言おうとしたのだろう。
お腹をなで回してからのお願いだ。やっぱりセックスしようって事じゃないのか。
俺に気があるのか?こんなブサデブメンに…。まさか、な…。
童貞の俺はそんな思考回路しか持っていなかった。
なかなか寝付くことが出来ず、何度も妄想を繰り返し寝入ったのは明け方になってからだった。
>>19
>>20
ほんと、嬉しいです。
書きためてあるので、kskとでも書き込んでもらえると投下しやすいので助かります
次の日ももやもやとした気持ちは続いていた。
大学へ向う途中に立ち寄るコンビニ、そこがバイト先のコンビニで、
朝の時間にはあの奥さんがいるはずだ。
午前中の講義があるときは必ず奥さん見たさに雑誌を数分立ち読みしてから大学へ向った。
ただ昨日の今日だったのでどんな顔をして会えば良いのか判らず、立ち寄ることが出来なかった。
講義の最中も昨日のことが気になって集中出来ない。
今日もバイトが入っていたが、また奥さんと一緒だったらどうしよう。
嬉しいけれどどんな顔をしたらいいのか。
いや、でもひょうっとしたらまた…、そして今度は…。
またも妄想がわき起こる。
さすがに大学の中なのでしこるのは我慢したが、
アパートに帰ってからも淫びな気持ちは収まらず
バイトの時間までに何度か抜いた。
出来るかもしれない、そう思うだけでムラムラとしていた。
>>24
200×年です。
バイトの時間が迫り、俺は期待と不安を入り交じらせながらバイトへ向った。
しかし今日はいつも通りのメンツだった。テンションは下がり(端から見れば変わってなかっただろうが)
その日はいつもにまして時間が経つのが長く感じた。
バイトを終えて重い足取りで帰途につくと、不意に後ろからクラクションを鳴らされた。
見覚えのある真新しい日産キューブが横に止まり、助手席の窓ガラスが下がった。
「今暇?」
運転席から身体を伸ばして話しかけて来たのは奥さんだった。
ただ俺の知っている奥さんとはまったく違う雰囲気をまとい、俺はドキッと心臓の揺れを感じた。
初めて見る奥さんのまっすぐなセミロングの髪は鎖骨のあたりで内側にブローされ、
大きめのブルーのニットシャツの下に見える白いワイシャツが大人の女性をよりいっそう意識させた。
「はい、暇です。」
考える間もなく答えていた。それも大きな声で。
「あれ、大きな声出せるじゃないの。少しだけドライブしない?」
ニッコリ笑って奥さんは運転席に身体を戻した。
突然のお誘いに心は踊り出したが、どうして良いのか判らず立ちすくんでしまった。
夜遅い時間に既婚女性と二人っきりのドライブ。
別に浮気の誘いでは無いのだろうが、こちらはいつもの妄想も相まって下心満載だ。
勝手に"いけない事を"と言う気持ちになってしまっている。
「どうしたの、私とドライブじゃあ、嫌?」
固まっている俺に、運転席からもう一度身体を伸ばしながら奥さんは丁寧な声で誘ってくれた。
「いえ、はい、行きます。」
今度は小さな声でうつむきながら答えたが、顔は嬉しさのあまりニヤけていた。
「今日は忙しかった?」
車を走らせ、奥さんは話し始めた。
助手席は運転席より少し大きくシートが倒れていた。
直そうかとも思ったが、勝手にいじるのも悪いと思い、シートにもたれる事なく座っていた。
「今日、買い物の途中雨に降られちゃって大変だったの。」
二人っきりの空間、しかもすぐ隣に奥さんがいる。
じっと見つめていたかったが緊張でそれもできず、フロントガラスに映る夜道を眺める振りをしながら
たまにチラチラと視線を落とし、細身のズボンでピチピチになっている奥さんの太ももを見ていた。
>>31
半分くらい忘れてますよ。
演出とフェイクかねて補正してます
「それでね、靴の中がビチョビチョになっちゃって。」
夜の車内で女性と二人っきりだからなのか、"ビチョビチョ"という言葉に俺はゾクッと反応してしまった。
その後も沈黙を嫌うように、そして別人になったかのようなハイテンションで世間話を続ける奥さんに、
俺はたまに相槌を打つようにぼそぼそと一言二言呟くだけだった。
車内は奥さんから香る甘いにおいと新車の香りが充満していた。
>>34
ありがとぉ
しばらくすると町外れにある体育館が見えてきた。建物の後ろには山があり、
三方は田んぼに囲まれた場所だ。すでに施設の明かりは落ち人気はない。
奥さんは急に黙り込み、沈黙の中にウインカーの音が響いた。
人気の無い駐車場、奥さんと二人っきり、股間がむくむくと動き出す。
ひょっとして、ひょっとするのか?
奥さんは俺のことが好きで、昨日のことで我慢できなくなり、そして俺にセックスを迫ってくる。
そんな展開が…、いや、まさかな…。
妄想の展開が現実になった試しは無く、それどころか大抵は全く逆、もしくは予想外のつまらない結果に
なるのが関の山だ。
俺は妄想を必死にかき消した。
広い駐車スペースの一番奥で車が停まると、フロントガラス越しに山肌を見つめたまま
口べたな俺は奥さんの言葉を待った。
「あっ、音楽もつけてなかったね。」
クラシックのような曲が少しだけ架かり、すぐにミスチルの歌が始まった。
「今日、授業なかったの?」
「いえ、ありました…。」
「いつも朝寄ってくれてるのに、今朝は来なかったの?」
気にしてくれていると判って嬉しかった。でも、次の言葉が思いつかない。
「…。」
長い沈黙をミスチルの曲が誤魔化してくれている。
ちょうど一曲(二曲目?)、Everything(曲名は後で知った)が終わったところで奥さんは口を開いた。
「昨日は突然変なこと言って、ごめんなさいね。」
奥さんが小さな声で話し始めた。
俺はうつむいて首を振った。
「実はね…。」
ここで昨日の話に話題を持ってくると言うことは…、こ、これは期待して良いのか?
少し落ち着いていた俺の心臓が再び大きく動き出した。
うつむいたまま少しだけ奥さんの方に視線をむけると、ハンドルを握る奥さんの両手がすこし震えているのが判った。
俺も緊張と期待で鼓動が高まり小さく震え始めた。
少しの間を置いて奥さんは一つため息をついてから大きく息を吸った。
「私、大きなお腹が好きなの。」
えっ…。思わず奥さんの方へ顔を向けた。
それに合わせるかのように奥さんはハンドルから手を離し身体をこちらに向けた。
「なんか無性に触りたくなってきちゃうの…。病気かな…。」
奥さんの目は俺の腹を見つめている。
「…解りません。」
「お願い、触らせて、…お腹。」
ただひたすらに俺の腹を見つめている奥さんをじっと見つめた。
何が何だか判らない。寝ているときの夢のような不思議な展開に俺は困惑した。
お腹は触ってもらえるのなら触ってほしい。そしてその後はセックスまで期待して良いのか?
困惑の中でも俺のチ○コは勃起していた。
沈黙が続く中、しかしその沈黙は俺の興奮を徐々に大きくさせた。
興奮は俺に、奥さんと話す"焼っぱち"という勇気を与えた。
「触って下さい。」
意を決した言葉だったが返事はなく、再び沈黙が訪れる。
ミスチルの曲はバラードからアップテンポな曲へ変わっていた。
俺のお腹を見つめていた奥さんは、視線を俺の目へ移す。
座席はベンチシートになっており、奥さんは俺を見つめたまま無言で近づいた。
>>44
助かります
斜めに向かい合った膝が触れた時には緊張と期待とで俺はおかしくなってしまいそうだった。
再び奥さんは視線を俺の腹に落とし、片手を俺のすぐ横に突いてその腹を服の上から無言でなで始めた。
俺は少しリクライニングされていたシートに身体を預けた。
上着のボタンを外し長Tシャツだけが肌を覆っていたので、奥さんの手の感触を十分感じることが出来る。
息のかかるほどの近さに奥さんがいる。
目の前にある奥さんの顔をじっと見つめながら俺はこの信じられないシチュエーションを
チ○コを硬く大きくしながら楽しんだ。
俺の腹を両手で時に片手で揉み下す奥さんの細い指が、白い手のひらがイヤラシく見える。
不意に奥さんが視線を上げる。目が合ってしまった俺は視線をそらそうとしたが、興奮していたためなのか
視線をそらすことができずそのまま奥さんを見つめてしまった。
すると奥さんは手を止め、恥ずかしそうに視線だけを外した。
「向こう向いて。」
俺は言われるがままに助手席の窓の方を向いた。
すると目の前が突然暗くなる。
後ろから奥さんがハンカチか何かで俺を目隠ししたのだ。
「恥ずかしいから、見ないで。」
「…はい。」
ある種のプレイみたいだ。まぁ、これはこれでOKか。
ハンカチからも奥さんのにおいがする。
目隠しをされ、再び奥さんの手を待つ。
「見える?」
「見えません。」
そう確認すると、奥さんはまたゆっくりと俺の腹を触り始めた。
連投規制怖いので、間に書き込んでもらえると助かります。
ずいぶん長い時間、奥さんは俺の腹を触っていた。
もしかして触るだけで終わり…。そんな事ってあるのか?いや、意外と現実はこんなものなのか?
俺はこれ以上の展開は無いのではと思い始めていた。
かといって今の俺に"身を任せる"以外に何が出来るというのだ。
えらく単調なリズムで始まる歌が流れる中、奥さんは一つ大きなため息をついた。
「そろそろ帰ろっか。」
目隠しをされていて奥さんの表情はうかがえないが、声のトーンは低かった。
俺は不満にも似た悶々とした気持ちを押さえながら
「はい…」
と言うしかなかったが、奥さんはそそくさと運転席にもどり俺の返事を聞いてるそぶりもなく車を動かし始めた。
自分で目隠しを外した俺はそれを渡すタイミングを逸し、右手に持ったまま車に揺られた。
>>54
僕も実はそろそろ寝たいんですwww
会話もなく、ぎこちない空気の中、"Tomorrow never knows"が流れている。
この曲は俺も知っていた。
「ミスチル好きなんですか?」
がんばって沈黙を破ってみた。俺にしては上出来だ。
「…うん。」
少し間があり、うわの空で返す奥さん。会話を続けるつもりはないように感じた。
車に乗せてくれたときとは別人のように黙り込んでしまった。
車が俺のアパート付近にさしかかった。
「あっ、俺アパートこの辺なんです…。」
「あっ、そうなの。」
言葉とともに急ブレーキがかかり、シートベルトをしていなかった俺はダッシュボードに手を突いた。
「ご、ごめん、大丈夫?」
「あ、はい。大丈夫です…。」
「じゃぁ、おやすみ…。」
「あ、おやすみなさい…。」
チラッとこちらを見るだけで愛想無く奥さんは去って行った。
結局目隠しをされて腹を触られただけだった。
いや、それだけでも十分興奮できた事なのだろうが、俺の期待は膨らみすぎていたため
虚しさが勝り、もうこんな事はもう起こらないような気がしていた。
皆さんしえんありがとうございます
俺には奥さんがつまらなさそうに帰ったように見えていた。
俺は渡しそびれたハンカチを握ったまま上手く立ち回れなかった自分を悔やんだ。
モノクロでシンプルな大人っぽいハンカチ(バンダナ?)だった。
奥さんは俺にどうして欲しかったんだろう。俺には判るはずもないと思いながらアパートに戻った。
アパートに戻ると急に腹が減って来た。
しかし俺は悶々とした気持ちを押さえるために俺の腹を触る奥さんを思い出し、
顔に奥さんのハンカチを架け、奥さんの香りを嗅ぎながら都合の良い展開を妄想した。
ねむしえん
>>60
エッチな描写が書きたかったんで…
………………ここから妄想
目隠しをした俺の腹を触る奥さんは突然長Tシャツをめくり上げ俺の腹をなめ始めた。
「あっ…」
びっくりする俺を無視するかのように舌をゆっくりと這わせる。
その下は俺の脇腹へ移動し、さらにゆっくりと俺の肌を舐め上げた。
「う…、あ…」
思わず声が漏れる。
「あれ、感じてるの?」
意地悪そうに奥さんが聞いてきた。
「はい、感じてます。」
素直に答えると奥さんは俺に覆い被さってシートを倒した。
覆い被さったままさらに俺のシャツをめくり上げ、乳首に舌を這わせた。
俺の乳輪を円を描くようにゆっくりと舐めまわし、乳首に痛いくらい吸い付いた。
片方の手はもう片方の乳首をコリコリといじり、空いた手は俺の脇腹をサワサワとなでた。
突然俺の腕を押さえ耳横へ押し上げた。
そして乳首を舐めていた舌が、俺の脇腹まで舐めながら下がってきた。
また声を漏らすと今度は脇腹から脇の下まで一気に舐め上げた。
片方の手は相変わらずもう一方の脇腹を触っている。
俺は声を上げて悶えた。
奥さんは嬉しそうに俺の顔を見ている。
妄想の中の俺は目隠しされていても奥さんの様子が判る。
しばらくすると脇腹をなでていた手が俺の股間へと下りて来た。
ズボンの上から何度か股間をなでるとベルトとチャックを下ろし、今度はパンツの上からなで回した。
奥さんは俺の股間を触りながら耳元で
「気持ちいい?」
と今度は優しく聞いてきた。
「我慢できません。」
俺がそう言うと、奥さんは俺をまたいで座り、両手を俺の頬へ当ててキスをしてきた。
ねっちょりと舌を絡め、俺の口の中を舌が動き回り唾液を吸いとる奥さん。
十分に俺の舌を味わった後、身体を起こして膝立ちになり、俺のズボンとパンツを一気に引きずり下ろした。
そして今度は自分のズボンとパンツも膝下あたりまで下ろした。
「入れるね。」
そう言うとちょうど和式のトイレで用を足す格好をして俺のチ○コを握った。
そして奥さんは俺のチ○コをお○んコの中へ導いた。
「っあぁ…」
奥さんは俺の胸のあたりへ手を突いて、腰を激しく振った。
………………妄想ここまで
もう少し妄想を楽しみたかったが、俺はここで我慢が出来なくなり、果てた。
>>71
ネタバレになってしまうのでしばしお待ちお
一度抜いた後も悶々とした気持ちは収まることはなく、前日に続きその日もなかなか寝付けなかった。
一夜明けた金曜日の朝、俺は大学へ向う途中いつものようにコンビニへ寄った。
入口横の本棚で本の整理をしている奥さんが大きなガラス越しに見えた。
昨日にもまして心臓はドキドキと鼓動し始めたが、今日はスルーせずに入ることが出来た。
昨日返しそびれたハンカチを渡すという立派な口実があったからかもしれない。
店に入るとすぐに奥さんが挨拶をしてくれた。
「あら高志君、おはよう。」
「おはようございます。」
いつもよりは大きな声が出せたと思う。
そのまま漫画雑誌の辺りへ進み、ドキドキしながら立ち読みを始めた。
もちろん内容が頭に入る訳も無く、読んでいる振りをしているのと変わりない状態だった。
「昨日は、ごめんね。」
新しい雑誌の入ったカゴをもって奥さんは俺に近づくと小さな声でささやいた。
昨日の夜も奥さんはよく謝っていたと思った。
何を謝っているのか相変わらず俺に理解は出来きなかったが、"大丈夫です"と言っておいた。
しかしその後に続く言葉が思い浮かばず、その後の展開も組み立てることが出来ない。
やはり俺にとって下心を実行に移すには羞恥心が多すぎる。
そんな俺をよそに、奥さんは意外な言葉を続けた。
「また、…会えるかな。」
心臓の音にかき消されそうなくらい小さな声だったが、確かにそう聞こえた。
びっくりした。思わずドキッとした。もう合ってくれないと思っていた。
まだチャンスはあるんだ。俺は嬉しくてしょうが無かったが、無表情のまま
「はい、大丈夫です。」
といつも通りの小さな声で返事をしてしまった。
もっと嬉しさを表現出来れば良いのにと後悔した。
でもどんな風に表現したらいいんだろう?
グダグダとそんな事を考えていると、奥さんは手を休めることなく仕事を続けながら
「今日夜の12時に電話したいんだけど、いい?」
と視線は俺に向けずに言った。
奥さんの顔を見ると赤くなっている。
視線を感じた奥さんが目だけで俺を見た。
俺が照れながらうなずくと奥さんは視線を戻して微笑んだ。
嬉しかった。とても幸せな気分を感じた。
俺はにやけながらしばらく雑誌を読んだ(振りをした)。
>>80
バ、バレちゃうじゃないですか
コンビニを出て、ガラス越しの奥さんを見つめながら歩く。
奥さんも俺に一度視線を合わせてから恥ずかしそうに(そう感じた)視線をそらせた。
ハンカチはまた渡しそびれたが、入学以来初めてウキウキした気分で大学へ向った。
この日はバイトがなかった。
たいして仲の良い友達もいなかった俺はアパートへ戻ってから12時までの時間をもてあましていた。
昨日まで抜きまくっていたため、いざというときに備えて今日からオナ禁をしようと
思っていた俺はエロビデオを見るわけにもいかず、奥さんとの妄想もやめておいた。
かといってテレビゲームは集中できずおもしろく感じない。
この二日あまり寝付けていなかったので、いっそ寝てしまおうと横になったが興奮してやはり眠れない。
俺はベッドの上で無意識に布団を縦に丸めて挟み込み、枕にキスをして腰を振った。
駄目だ駄目だ。こんな事をしていたらいってしまう。
おかしなテンションをもてあましながら、結局は録画していたドラマをダラダラ見続けた。
もちろんドラマの内容は頭に入ることはなかった。
時計が9時を指す頃、俺は風呂に入って入念に身体を洗った。
12時に電話が来て呼び出されることは無い、とは思ったが、
それでも万が一に備え、これでもかというくらいにしっかりと洗った。
首筋や脇の下、そしてもちろん股間は入念に何度も。
1時間以上かけて風呂に入り準備万端だったが、まだ10時半を回ったばかりだった。
いつもなら夜食を食べる時間だが、今日は歯磨きも念入りにしてあり食べるつもりはない。
テレビを点けてダラダラと過ごした。
約束の12時まで30分を切った頃、俺はすでに緊張し始めていた。
俺もコンビニバイトしたくなってきた
11時50分を少し回った時、待ちに待った電話が鳴った。
「はい、不二(俺の名字)です。」
「もしもし、松尾由美子です。判る?遅い時間にごめんね。」
電話越しに聞く女性の声は、その存在をとても身近に感じさせた。
「この前は、ごめんね。」
また謝ってる、と思った。
「奥さん、そんなに謝らないで下さい。俺、別に謝られることされてないですから。」
不思議と自然に言葉が出てきた。ただ、緊張で声は少し震えていた。
「俺、女の人に身体触られるの初めてだったけど、
奥さんみたいに綺麗な人に触られるのがすごく嬉しかったし。」
"奥さんみたいに綺麗な人"本当にそう思っていたけれど、
それでも俺にそんな言葉が言えたことが嘘のようだった。
「俺、全然変に思ってないし、人に言えないような性癖っていうか、
そう言うのって本当はみんな持ってるんだと思います。
だから、俺、全然気にしてないし。
俺で役に立てるんなら、俺、全然嬉しいんです。」
口元がガクガクと震えていたが、俺は俺なりに一生懸命話した。
「高志君もあるの?そういうことって。」
「…、俺もあります。」
とりあえずそう言った。そう言ってから考えた。
「…俺、…同い年くらいの女性に全く興味がないんです。」
実際はそんなことはない…。
「その、ものすごく年上にすごくあこがれていて…。」
今日の俺は誰かが乗り移ったかのように冗舌(普段の俺からすると)だ。
ただし、あまり頭は良くなさそうだが。
「そっか、じゃぁ、私みたいなおばさんに触られるのに抵抗はないんだね。」
「おばさんだなんて、そんな。」
「ふふっ、私今年で40なんだ。」
「えぇっ、30くらいだと思ってました。」
今日は間違いなく誰かが乗り移っていると思った。
>>96
書きながら投稿は僕には難しすぎます…
そこから由美子さんは一気にしゃべり出した。
旦那(オーナー)が今日ナイト番で電話できていること。
子供の頃は、すごくませていたこと。
父とは年の離れた叔父(父方)さんがいて、その人はとても恰幅がよく、
お腹の大きな人だったと言うこと。
その人が初恋の人で、4年生の頃、その人にキスしてって言って唇にキスをしちゃったこと。
(それ以上のことはなかったと言っていた)
それ以来、大きなお腹を見ると("大きなお腹の人を見ると"とは言っていない)ドキドキしてしまうこと。
旦那さんは結婚当初太っていたが、今はダイエットしてやせてしまったこと。
高1の娘さん(一人っ子)とあまり上手くいっていないこと。
旦那さんは子供を含めた家のことを一切やってくれないこと。
>>97
大人になってもエロく感じますよwww
堰を切ったようにしゃべり続ける由美子さんだったが、
旦那の愚痴には端々に"別に分かれたいと言う程ではないんだけれど"
と言う言葉が添えられていた。
そしてやけに俺を子供扱いした言い方をし、お腹を触ることだけが目的で、
決して恋愛対象ではないと強調しているようだった。
俺は朝のやりとりで芽生えた自分の過剰な期待を禁めた。
>>99
でも若く見えました
多少落ち込みながらも、しかし女性との初めての長電話を楽しみながら、
すべてに肯定も否定もしない相づちをうった。
そして受話器を当てる耳が痛くなると、その左右を変えながら話を聞いた。
「あっ、もうこんな時間。ごめんね、遅くなっちゃって。」
由美子さんはそう言ってから一つ大きな間を置いた。
「来週の月曜日、夜、暇?」
「はい、バイトも入っていません。」
緊張で受話器を持つ手が少し震える。
「7時頃、高志君の家にお邪魔しても大丈夫?」
「えっ」
「車の中だとやっぱり窮屈で。あっ、もちろん無理ならいいんだけど。」
「いえ、全然大丈夫ですけど…」
今度は俺が間を置いた。
「お腹、ですよね…。」
「…うん。」
さっきまでとは打って変わり、ぎこちないやり取りに変わり、久しぶりの沈黙が訪れた。
「あの…」
由美子さんが話しかけたが、また黙り込んでしまった。
俺は言葉を待つが受話器越しのテレビの音しか聞こえてこない。
「ごめん、やっぱりいい。…じゃぁ月曜日に。おやすみ。」
一方的に由美子さんは電話を切った。
2時を回っていたが、おれは由美子さんの言葉を思い出しながら
由美子さんとセックスが出来るのかどうか考えた。
"セックスはしないよ"と念を押されている気もするが、でもほんの少しなら期待してもいいのか。
あれこれと駆け引きなんて出来ないし、思い切って「やらせて下さい!」ってお願いしてみようか。
いや、それはさすがに…。そもそも俺にそんな言葉が切り出せるものか?
「月曜日まで二日か。」
この日もなかなか寝付けなかった。
由美子さんに初めてお腹を撫でられたのが水曜日。
木曜日に車の中でお腹を触られ、金曜日の夜中に電話で約束をしたのが月曜日。
この五日間、なかなか寝付けずだいぶ寝不足になっていたはずだが、
不思議と眠気を感じなかった。
俺は月曜日の約束の時間まで、ワンルームの部屋を隅から隅まで掃除しまくった。
シーツ類は新しいものを購入し、一度洗っておく念の入れよう。
ベッドの物入れに忍ばせてある、今まで全く出番の無いコンドームも
何度もその存在を確認しておいた。
月曜のその時間まで、何をしていても緊張が続いている感じがした。
ピンポーン。
月曜日の18時55分、玄関のチャイムが鳴った。
この2時間前に風呂に入り、万が一に備え、早漏対策に一度だけオナ禁を解除し、
そしてまた風呂に入っておいた。
「こんばんは。」
ドキドキしながらドアを開けると、髪を下ろした由美子さんが少し声を潜め、
のぞき込むように挨拶をした。
大きめの襟の付いた濃紺のシャツワンピースに紫のカーディガン。
清楚が色気に感じてしまう大人の魅力に、俺は言葉が出なかった。
>>109
はい、いよいよです
「こ、ん、ば、ん、は。」
由美子さんは、まるで彼氏の家に来た彼女のように微笑んで、
ゆっくりともう一度挨拶をしてくれた。
膝頭の見えるその足は、透明度の高いベージュのストッキングで包まれ、まぶしく写る。
「こんばんは…。」
初めて見る由美子さんのスカート姿は、エロい期待が膨らんでいる俺を一層興奮させた。
「どうぞ上がって下さい。」
たまらず目をそらし、8畳ほどの部屋へ招き入れる。
「あれ?すごく綺麗に片づいているね。」
由美子さんは、両親しか使ったことの無い来客用のスリッパを履いて、
笑いながら辺りを見渡した。
「ご飯食べた?」
「はい、軽く。」
「じゃあ、食後のデザートでもどうかな。」
部屋に入り、この辺では有名なケーキ屋さんの包み箱から人気のシュークリームを取り出し、
俺に手渡ししてくれた。
明るいところで見る髪を下ろした由美子さんはやはり綺麗だった。
目の周りがキラキラと光っている。
よそ行きの化粧なのだろうか、もしくは気合いが入っているのだろうか。
「女の子が食べている顔をじろじろ見ない。」
優しく怒られた。幸せだぁ。
「あっ、インスタントですけどコーヒー入れますか。」
「ほんと?じゃ、お言葉に甘えて。」
ニッコリと微笑んだ由美子さん。嬉しい、幸せだぁ。
ドキドキと緊張が続いてはいるが心が和む。
しかし由美子さんは人妻なんだ。そう思うとエロい気持ちが沸いてくる。
この時間をもっと堪能していたいが早くお腹も触ってもらいたい。
そして出来れば、…やりたい。
「なんか、変な感じだね。」
シュークリームを食べ終わり、口元だけで微笑んで由美子さんは言った。
「お腹、触ります?」
唐突過ぎるが、俺も気合いが入っていた。
今日初めての沈黙が訪れた。
「音楽、架けますか?」
俺はあらかじめセットしておいたオーディオの再生ボタンを押した。
クラシックのような音楽が流れる。
「あっ、これ…。」
「はい、借りてきました。」
ミスチルの"BOLERO"。由美子さんの車の中で聞いたあのアルバムだ。
>>117
もう少しです
しかし、"Everything"が流れ初めても沈黙は重いままだった。
由美子さんが俺をにらんだ、ように見えた。
えっ、もしかして選曲間違った?いや、大丈夫だよね。
「ごめんね。」
由美子さんはまた謝った。お腹を触ることを謝っているのだろうか?
「いえ、大丈夫です。」
よくわからないけれど、そう答えた。
毎度同じやり取りだ。
「ベッドに横になって。」
由美子さんはうつむきながら呟いた。
いいおっさんだな
>>120
そうですよねぇwww
>>121
つかの間でしたが
心臓のドキドキが一回り大きくなった。
オナ禁4日目の俺の股間も一回り大きくなった。
俺がベッドに腰を下ろすと由美子さんは起ち上がり、ナツメ球の小さな明かりだけを残し蛍光灯を消した。
いつも寝るときに見ているオレンジ色の小さく優しい光が今日は淫びにぼやける。
「ごめん、また目隠しして。」
由美子さんは俺の斜に膝立ちになり、また謝った。
俺は渡しそびれたハンカチを思い出したが、そのことには触れずにおいた。
足をベッドに投げ出し、上体だけ後ろを向く。
後ろから由美子さんの香りのするハンカチが目を覆った。
すぐ後ろで由美子さんの呼吸が聞こえ、目に掛かるその布が震えているのが判る。
由美子さんも緊張しているのだろうか。
目隠しをしながら由美子さんは小さな声で呟いた。
「ごめん、今日、上、脱いでくれる…。」
「えっ…。」
と言うことは、腹を直接?
俺は飛び上がるくらい嬉しかったが、恥ずかしそうに返事をした。
「はい…、大丈夫です。」
上半身裸になりベッドに横たわる。
心臓の鼓動がベッドを小刻みに揺らすくらい大きくなった。
俺の股間も由美子さんにその存在がズボンの上から判るくらい大きくなっていた。
「はー」
冷たい手を温めるような声がした。
「ごめん、手、少し冷たいかも。」
腹を触った指先が確かに冷たい。
「うっ」
感じたような声を出してしまった。
一瞬由美子さんは手を止めたが、すぐにまた俺の腹を触りだした。
指先は冷たいが手のひらは温かかった。
由美子さんの手が俺の肌を撫でる。ゆっくりと、直接俺の肌を触っている。
…しかし、おかしい。
…なぜかあまりイヤラシく感じない。
バックに架かる"Brandnew my lover"を聞きながら、俺の記憶はいったん途絶えた。
まさかの居眠り。
ここ何日間の寝不足、そして緊張の疲れが自室のベッドという環境で
一気に出てしまったのだろうか。
>>129
ほんと、おいおい ですよね…
ふと何かを感じ目を覚ます。
目を開けても何も見えない。
一瞬戸惑ったがすぐに目隠しをされていること、由美子さんが俺の腹を撫でていること、
そしてここが俺の部屋だということに気がついた。
寝起きのためなのか、俺の股間は勃起していた。
ミスチルのアルバムは"Tomorrow never knows"が最後のワンフレーズを歌い上げたところだった。
俺はそのとき、腹に手以外の感触を得ていた。
髪の毛が当たっているのは判った。
それと少しざらついたような、湿り気のある、指とは違う細さの何か。
…、まさか由美子さんは俺の腹を、舐めている?
曲が終わり部屋は静まりかえった。
「…っんー、…っんー」
何かを少しこらえたような声の後、吐息のような声がする。
…、由美子さん、何をやってるんだ?
おナニーきた
クチュ。
ものすごく小さな音だった。ひょっとしたら聞き違いだったかも知れない。
しかし、だとしてもその湿った音を聞いた瞬間、俺の心臓は一気に高鳴った。
おそらく由美子さんは俺の腹を舐めながらオナニーをしている。
瞬時に頭の中にその姿が浮かび上がった。
由美子さんがローベッドに横たわる俺の腹を舐めながら、
ワンピースに手を突っ込んで指を静かに動かしている。
パンティーは下ろしているのだろうか、それとも横から指を入れているのだろうか。
眉間にしわを寄せ、声を漏らさないように我慢をしているのだろう。
しばらくすると、腹を這っていた由美子さんの手と舌の感触が消え、
あえぎ声がこもったような声になり、小さくなった。
声を押し殺しきれず、口を手で押さえている姿が目に浮かんだ時、
俺の頭はおかしくなりそうだった。
俺はゆっくりと静かに右手を動かし、由美子さんにバレないよう
目隠しされているハンカチを取った。
初めて女性のオナニーを見た。
薄明かりに照らされて、うつむきながら口を押さえている。
ワンピースのスカートは太ももを露わにして捲れ上がり、
右手はかすかに震えながらその股間へと伸びている。
うつむき首を振る由美子さん。その顔が俺の方を向いたとき、
由美子さんの動きが一瞬止まった。
「いやっ!」
由美子さんはそう叫んで俺に覆い被さり、その両手で俺の目を塞いだ。
「違うの、違うの」
俺の目を塞ぎながら必死にそう言い続けたが、
俺は心臓が止まるかと思うほどの衝撃をさらに受ける。
由美子さんの右手が濡れているのを、俺の左目辺りの肌が感じ取ったからだ。
俺は大学4年間だけこの地で過ごすんだ。
4年経てばこの地とは後腐れ無く別れられるんだ。
ほんの一瞬だけでそんなことを考えた。悪魔のささやきとはこういうことなのだろうか。
犯しちゃえ。向こうだってまんざらでもないはずだ。
俺は俺の目を覆う由美子さんの手をつかんで上体を起こし、ベッドの下へ押し倒した。
俺はスカートの中に手を入れようとした。
必死に抵抗する由美子さんはなぜか無言だった。
俺の右手は由美子さんの両手に捕まりながらも、何とかスカートの中に入り込むと
すぐに何かに当たった。
由美子さんのパンティーだった。
びっくりして由美子さんの顔を見ると、由美子さんは硬く目を閉じ苦痛の表情で顔を背けていた。
俺は余計に興奮しそのまま強引に手を進めた。
そして太ももに触れるとそこにストッキングの感触は無く
由美子さんの生肌に触れた。(腿までのストッキングだったようだ)
なおも手を進めようとすると由美子さんは
「ごめんね、ごめんね。」
と、泣きながらなぜか謝ってきた。
幸か不幸か、その言葉で一気に俺は頭が冷えてしまった。
俺の手が止まると由美子さんも力を抜いて、少しの間そのままの状態でいた。
俺は由美子さんのスカートから手を戻し、ベッドに戻って仰向けに寝転び天井を見上げた。
ベッドの横で鼻をすする音がする。
俺は自分の行いに後悔し、ごめんなさい以外に掛けるべき言葉を探した。
すると口を開いたのは由美子さんの方だった。
「高志君我慢してたんだよね、ごめんね。」
謝るのは俺の方なのに。
「高志君がすごくおとなしそうに見えたから、だから変なお願い、
高志君にだったらしても大丈夫かな、なんて思っちゃって。」
由美子さんを見ることが出来ず、ずっと天井を見ていた。
どうやら、旦那さんが太っていた時には、たまにそのお腹を触るだけで我慢できていたけれど、
やせてから全く触れなくてストレスがたまっていた。
そしてその性癖は旦那さんには知られたくなく、そこに俺がバイトで入って来てお腹を触る
チャンスをうかがっていたと言うことらしい。
「でももう今日で辞めるね。ごめんね、高志君。」
そう言って由美子さんは起ち上がるとゴソゴソと何かをしてからベッドと反対側へ行き、
オーディオの再生ボタンを押してミスチルのBOREROをもう一度架けた。
二人の妙な関係も今日で終わり…、そう思った。
レイプまがいの行為を攻められなかっただけでも良かったと思うことにした。
しかし由美子さんはナツメ球を消すとベッドに上がって来た。
暗い部屋にイコライザーの光がせわしなく光っている。
すると由美子さんは俺の大きなお腹の上にまたがり俺の顔の横に両手を突いた。
びっくりした。
>>148
あとちょっとだけあります
さっきまでの陰鬱からくる心臓の鼓動は一気に期待、そして歓喜に満ちたものとなり、
その鼓動は俺の大きな身体を揺らすほど激しく高まった。
緊張は不思議となくなっていた。喜びの大きさがそれを誤魔化してしまったのだろうか。
由美子さんが俺にまたがると、腹になにか冷たく濡れた柔らかいものが当ったのが判った。
これは、もしかして…。
由美子さんはパンティーを脱いでいた。
俺は腹に服で隠れて見えない由美子さんのお○んコを感じながらその目をじっと見つめる。
由美子さんの顔があまりに近くにありすぎて左右の目を同時に見ることが出来ず、
右目をみたり左目をみたりと落ち着き無くその目を動かした。
そしてそれは由美子さんも一緒だった。
俺たちは暗闇の中、互いの目を片方ずつ見つめ合った。
「ごめんね。」
由美子さんはそう言って唇を近づけた。
キス、と言うか、セックスさせてくれるのか?
由美子さんの髪が俺のすぐ横を通り過ぎる。
由美子さんは途中で目を閉じたが、俺は目を開けたままその唇を受け入れた。
由美子さんの唇が俺の唇の間に収まると、そのまま由美子さんは唇をゆっくりと開いた。
俺の唇は開き、由美子さんの舌がゆっくりと入ってきた。
そして俺の舌を見つけるとその舌を絡め舐め回した。
その後由美子さんの舌が俺の唇から一旦離れ、しかしすぐにその舌で俺の下唇を舐めた。
そしてもう一度舌を入れて濃厚にキスをしてくれた。
長いキスが終わり唇を離され、由美子さんは目を開けて、もう一度俺たちは見つめ合った。
由美子さんは手を俺の胸の辺りに置き直し、唇と髪を俺のからだに這わせながら
自分の身体を下へずらしていった。
腹の上を動く由美子さんのスカートと濡れたお○んコも俺の身体を淫びに這っていった。
腹の上では少しだけ長くその唇を這わせていた由美子さんは、
今度は俺の腹の上に手を置き、上体を起こした。
そして俺のズボンのベルトとチャックを外しズボンを下ろそうとした。
心臓はいっこうにその激しさを収まることも無く、激しく鼓動していた。
俺は驚きながらも腰を上げてそれを受け入れると、由美子さんは俺のパンツも一気に下ろした。
そしてためらうこと無く俺のチ○コをつかむと、どこから取り出したのか
コンドームをはめてくれた。
えっ、もう入れて良いんですか?
由美子さんは裏筋が痛いくらいに勃起している俺のチ○コを勃起方向とは逆側にすこし曲げた。
そして痛みを感じている俺のチ○コの先っぽで、
入口を確かめるかのように濡れたお○んコを一、二度さすり、腰を下ろした。
>>158
すみません。僕も寝たいんですが、もう少し
ヌルリといとも簡単にチ○コは由美子さんの中へ入っていった。
温かかった。すごく濡れていた。
由美子さんは俺の腹に手を置いて、俺を見下ろしながら腰をゆっくり前後に揺らした。
チ○コの根元が濡れて来るのが判った。
真っ暗な部屋にグチュグチュと音が響いた。
由美子さんは俺をじっと見つめ、眉を少しひそめて声を押し殺していた。
苦しそうな息が股間から聞こえる音とリンクする。
しばらくすると今度は身体を前に倒し、俺の顔の横に腕を置いた。
「高志君…。」
俺を見つめ、途切れ途切れの呼吸の間に俺の名前を呟いた。
ワンピース越しの胸が当たる。
由美子さんは、舌を絡めながら、今度は腰を上下に動かしてくれた。
すると二人の股間から漏れていたグチュグチュという音はもっと大きな、
そしてもっとビチョビチョに濡れていることが判る音に変わった。
それはちょうどリンスをするとき、シャワーのお湯を手にためながら前髪をすすぐ音に似ていた。
「ああぁっ…」
由美子さんは強く感じてなのか、それともその音が恥ずかしくてなのか、
初めて声に出して大きくあえいだ。
しかしその瞳は俺を見つめたままだった。
俺はゾクッと鳥肌が立った。
俺も声を漏らす。すると由美子さんは目をそらさずにその動きを早めてくれた。
腰の動きに合わせて股間から漏れるそのビチョビチョに濡れた音のリズムも早まった。
俺はたまらず腰を動かし下から由美子さんを突き上げた。
「ぁあぁ…」
今度は目をぎゅっと強く閉じ、上を向いてさっきより切ない声で由美子さんがあえいだ。
由美子さんと俺の腰の動きがなかなか合わないためなのか、それとも腰を動かすのがつらくなったのか、
由美子さんは自らの動きを止め、その身を俺に任せた。
由美子さんの顔を見上げながら腰を突き上げ、俺が由美子さんを抱いているんだと感じることが出来た。
由美子さんの声が、表情が、聞こえる濡れた音が刺激をさらに深く感じさせる。
「っ…、いきそうです。」
「いっていいよ」
由美子さんはあえぎながらそう言うと俺に視線を戻し、もう一度唇を重ねて舌を絡めてきた。
「高志…」
急に名前を呼び捨てにされたことを、怪訝に思いながらもその動きを停めることは出来ず、
俺は由美子さんと舌を絡めたまま下から力一杯突きまくった。
早漏対策の甲斐があったのか無かったのか、挿入していた時間は一、二分だった。
スピーカーからはまだEverythingが流れていた。
俺は果てた後も勃起の続くチ○コでしばらく由美子さんを突き上げた。
硬くなっていたチ○コもやがて柔らかくなり始め、俺は動きを止めた。
由美子さんは俺の肩に顎を乗せ、呼吸を整えるように息をした。
「急に呼び捨てになったからびっくりしました。」
俺がそう言うと、由美子さんは少し間を置いてから笑ってキスをしてくれた。
由美子さんは俺の胸に手をついて身体を起こし、起ち上がって俺のチ○コを抜いた。
フワッとワンピースのスカートが身体をこすったあと、由美子さんのもので濡れた俺の股間が
冷たさを感じとった。
由美子さんがトイレに立つと、俺はコンドームをティッシュに包んでゴミ箱へ捨て、チ○コを拭いた。
パンツをはいてズボンを上げた瞬間、俺の股間からジュワっと精液が漏れパンツを濡らした…。
由美子さんはしばらくトイレに籠もっていた。
そしてトイレから出てくるとそのまま玄関に向って歩いて行った。
「えっ、もう帰っちゃうんですか…。」
つなぎ止める言葉を探した。
「コーヒーくらい入れますよ。」
「うん、ありがとう。でも、…行くね、もう。」
俺は慌てて由美子さんの前に回り込んだ。
「ありがとう。」
そう言った由美子さんの肩をつかんで抱き寄せようとしたが、由美子さんは俺の胸を突いて拒んだ。
俺はまた緊張しだした。
「最後にもう一回だけキスしていいですか?」
もう最後だと思い未練がましく言うと、由美子さんはうつむいたままうなずいた。
俺は伏目がちの由美子さんを覗き込むようにキスをした。
そして肩を抱いた手の力を抜くと、まだ唇を重ねていようとする俺からスッと離れた。
俺の横を通り過ぎる由美子さんに、振り向いてもう一度聞いた。
「本当に最後なんですか?」
本当に未練がましかった。
「うん、ごめんね。」
由美子さんは振り向くこと無く最後にまた謝って部屋を出て行った。
何か悪かっただろうか?
まさか賢者タイムじゃあるまいし…。
考えても俺には判らなかった。
さっきまで二人で抱き合っていたベッドに寝転がって、もう一度上半身裸になった。
明かりの下で迫り上がったお腹を見ると、由美子さんの目元で光っていた化粧品で俺の腹がキラキラしていた。
俺はベッドの隅に落ちていた目隠しに使ったハンカチを取り上げると、それで目をまた覆いオナニーをした。
ちょうど"es"が流れていた。
その日以来、シフトが一緒になることも無く、俺が店に行っても由美子さんが
話しかけてくれる事は無かった。
勇気を出して俺から話しかけた事はあったが(たわいも無い世間話だが)会話の広がらない
返答しか聞くことが無く、俺の未練がましさだけが浮き立つだけだった。
数ヶ月経ったある日、バイトの最中に喪服を着たオーナーが店にやって来た。
「27番くれ。」
ラークのメンソール(たばこ)を注文した。
「あれ、どうしたんですか、喪服なんか着て?」
「今日、弟の法事だったんだ。」
「あれ、弟さんいらしたんですか。」
「あぁ、一昨年亡くなってな、今日三回忌だったんだ。
ちょうど不二君(と言ってレジをうつ俺を見る)と同じような体型でな。
背格好が一緒で名前も"タカシ"と読みが一緒だったんで、
はじめ不二君を見たときびっくりしたよ。」
「へぇ、そうなんですか。」
他のアルバイトの奴と会話していたオーナーの話を聞いていてドキッとした。
ひょっとしてセックスの最後に「高志」と呼び捨てにしたのはオーナーの弟さんのこと?
俺はたまらずオーナーに聞いた。
「オーナー、ひょっとして弟さんってミスチル好きだったんですか?」
するとオーナーは…
「おぉ、そうだよ。よく知ってるな。」
そう言って忙しそうにラークを手にして出て行った。
つまり、由美子さんは旦那さんの弟と浮気をしていて、その人が亡くなって、
俺がその人に似ていて…。
俺はいたたまれなくなり、その月に店を辞めた。
おしまいです。
見ていてくれた人、しえんしてくれた人、ありがとう。
おやすみなさいzzzzz
濡れた。
なんか最後予想外に切ないな
うーん 切ない のかなぁ?
これだわ
男は腹肉だよね
話の盛り方少しは練習してからこいよ
>>191
忘れた部分をフェイクもかねて書いたのですが、
盛りすぎると現実味なくなるし、現実にそいすぎると地味だし、
自分の目線からだけで書く盛り方って難しかったです。
(別に自分以外の目線も入れれば書けると言うわけではありませんが)
腹肉なでなでくらいでここまでためらう既婚者はそうはいないぞ
>>196
アパートに来たときはコンドーム持ってきている訳だからやる気だったんでしょうけれど、
はじめの時から由美子さんは、僕に弟さんを重ねてセックスまでするつもりだったんでしょうかね…。
やだキモい安価つけんなよ
どんだけもてない君なんだよ
腹肉やら肩触るくらいで妄想してんじゃねーよ
そんな程度をSexに結びつけて考える女なんていねーよ
童貞乙