我慢の限界を越えて、とうとう口に出してしまった。
最初は好奇心と快楽のためにセックスをしていたが、ここ最近は嫌悪感しか感じていない。
自分の母が美人であり、スタイルもよければ、また違った印象を受けたかもしれない。
しかし、垂れきった乳、三段に積み重なった腹、黒ずんで使い古されたであろう女性器。
どれも思春期とはいえ、少年を萎えさせるには充分な要素でしかなかった。
「あんたのもんは私のもん!私のもんは私のもんだよ!!」
どこかで聞いた似たような台詞が母の口から返ってくる。
そして、言い終わると同時に下は脱がされ、始まりを告げるフェラチオがいつものように開始された。
「え?」
衝撃的だった。
無論フェラチオのことではない。
自分が過去にどれだけの発言をしていたのかを実体験で今まさに思い知らされたからだ。
言葉を失った息子を気にすることもなく、慣れたように性器を貪り続ける母。
深夜という時間帯もあって、フェラチオで漏れる音だけが木霊する。
「うっ……」
呆然としていた俺は快楽によって強制的に現実に引き戻された。
くそっ!なんでこんな時にまで反応するだよ!
自分の意志とは無関係に大きくなる男性器に苛立ちを覚える。
「ふふふ…あんたの弱点は生まれた時から知ってんだよ」
それを見てか、どこか勝ち誇ったようにフェラチオを中断して言う母が恐ろしく見えた。
夜はまだ長い……
母は、自分の上で腰を振っている。
でっぷりと太った腹は重量に逆らい浮き上がり、その上に豊満な乳が踊っている。
たぷんたぷんと揺れ、腹肉とばちばちと音楽を奏でている。
旧ジャイアンの声で再生されるわ
「た、助け……」
自分の唇は自分の大口よりもより大きな、母親のそれで覆われた。
むちゅうと音がするほどのそれは、口を開けて食べ、自分の歯茎の裏までも蹂躙するものだった。
歯にまとわりついている彼本来の唾液は上書きされ、ぺっと吐き出されたそれが、生きるための呼吸の一環として、臓腑に落ちて行った。
どすんどすんと音が響く。
母の乳房が顔に押し付けられ、黒くすすけたモントゴメリー腺を唇になすりつけている。
背徳感におぼれ、はぁはぁと荒々しく腰を振る姿はまさに強姦といったふうだった。
自分の目からは光が失われ、さながら稚児のように、ゴムのように硬い乳首を噛むばかりだった。
君才能あるで
母に自分の若草のような陰毛をつかみ取られ、母はがははと笑いながら腰を振る。
そうすることでうっすらとした意識で、自分は腰を突き上げるのであった。
それで母は二度、膣内に息子の精子を受け止め、ふぅと、子息を椅子のように扱いながら、はぁと唾液の乾いた息を吐きだした。
そうして次は、自分の未開発のアナルに親指をぐぷと差し込む。
「お゛っ」
跳ねる息子をにやにやと見つめながら、ぐりんと一回転、二回転。
ぬぼと漂う糞便の香りに満足げに笑うと、ぽっかり空いたアナルにニンジンを詰め込んだ。
「ぉほっ! お゛あ゛っ」
そしてぴくんと、力を取り戻した肉芽に顔を埋めた。
「じゅる、じゅるる、ぺろ、ほら、ちゃんと、んば、は、しなっ、じゅるぅぅぅ」
吸い上げる。頬をべっこりと、それでも残る脂肪がだるんと揺れる。
それでも母が口を離すと、ぽんと軽やかな音と、唾液の線と共に、びんとそそり立っていた。
もう一度またがる。自分は指をちゅぱちゅぱと舐めていた。
「おらっ」
先程自分の尻に入れられたそれを口に押し付けられる。
いやいやと顔を背けるも、ぷうんと匂うそれで口中を蹂躙され、吐き出すことすら不可能だった。
そしてまた、みしみしと下半身が潰されるような感触、緩く、それでいてべっとりと汚臭漂う秘部は、腰を振るうだけで悪臭をまき散らしていた。
ばぶぅと泣く、臭い指をおしゃぶり代わりに、母親はそれをみて、ぬちゃりと、唾液が糸引くような笑みを浮かべた。
きも∃
「いやだぁッ!やめろよカーチャン!いてえよおー!」
泣き叫ぶ自分の、子供にしては秀でた体格を更に越えた母親が体重をかけて押さえ込む。
しんと冷えた台所の床の上に放り出された剥き出しの両足はばたばたと暴れまわっていたが、
母親の手がその中心に触れるとビクリと動きを止めた。
「やだねえこの子ったら、まだ剥けてないなんてあたしゃ情けなくて涙がでるよ」
呆れたような口調を作る母親は、だがその声に滲む興奮を隠しきれていない。
年齢にしては大きなペニスを覆い隠す皮を、包むように母親は握り、そのまま容赦なく皮を引き剥がした。
「ぎゃあああーーーッ!」
「カーチャンはね、あんたのためを思ってしてやってるんだよ」
苦痛に悲鳴をあげた自分の強張った体を押さえつけながら囁く母親。
珍しく口紅を塗っているその唇が、厭らしく歪んだ。
「いて…痛えよぉ…!」
常日頃偉そうに振舞っていてもやはり小学生である自分は、ひぐひぐと鼻を鳴らして泣きじゃくる。
母親ならば可哀相になるであろうはずのその泣き顔を見下ろして、彼女は、真っ赤な唇を舌で濡らした。
「あんたが将来お嫁さんを貰うときに、困らないようにしてやろうってんだよ」
無理矢理皮を剥ぎ落とされ、乾かぬ粘膜を晒された亀頭は僅かに血が滲んで赤く染まっている。
恐怖と苦痛によって、暴れることもなくなった自分の身体の上でのっそりと母親は身をずらし、
似合わぬマニキュアをのせた、あかぎれだらけの指をペニスへと伸ばした。
「かわいそうに」
苦痛に縮こまった我が子のペニス。
ニヤリと笑んだ唇が、ぱくりと開いてそれに寄せられていく。
「カー…チャ、…うそだろッ、いやだ、やめッ、いやだぁーーッ!!」
「……何すんだよ…、いてえよカーチャン……ひッ!?」
涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃに濡らした目に、
見慣れない血のような色のルージュに塗れた母親の唇が酷く醜いものに映る。
化け物のようなそれが、己の毛も生えていない陰部へと迫ってくる様を、
止めることも出来ずにただ震えて見守っていた。
恐ろしくて厳しい、体罰の多い母親。
だが、本人には言えないが、本当は大好きだった母親が、
何でこんな酷いことをするのか、自分には全く解らなかった。
「ぃぎッ!いてッ…あ゛、ッあ゛ぁ…!きもち、わりいよぉ…なんでだよぉ、カーチャン…うぅ゛ッ…」
ペチョリ。
母親の唇の中へと、亀頭が飲み込まれて行く。
ガタガタと震える自分はただ泣き喚くだけ。
母親の赤い爪と唇が自分の視界の中でゆらゆらと揺れた。
母親のざらついた指腹が、竿を弄りながら口の中に含んだ部分を舌で捏ね回す。
その、ひび割れた唇に塗りたくられた赤い色がひたすらに怖くて。
自分はぎゅうと強く目を閉じた。
無理矢理皮を剥がれた亀頭の粘膜に唾液が染み渡り、じりじりと痛む。
痛い、痛い、と泣きじゃくる息子の悲鳴には全く頓着せず、
母親は育ちきっていない我が子のペニスを飽かず味わった。
まだ柔らかいことを利用して、口の中で回すようにしてねっとりと舌を絡める。
久しぶりの、夫以外のペニスは、血の味がした。
気分悪くなってきたんやが
最後まで続けろ
「たけひ、きもひ、いー、かい」
滲む血を舌で拭うように舐め回し、醜く上唇を歪めながら我が子のものをしゃぶっていた唇が、
ペニスを離そうとしないまま言葉を紡ぐ。
ガタン、と、床に投げ出されていた自分の足が跳ねて踵が音を立てた。
「気持ち、わりぃよー…ッ!う、ぐぅう……やめてくれよカーチャン…ッ」
母親の口淫で、確かにペニスは血を集め硬く滾って来てしまっている。
剥き出しの亀頭は刺激に痛みを感じるけれど、自慰すら覚えたての彼にとって、
己の母親の唇で施されるものであったとしてもフェラチオで与えられる快感には逆らえない。
ぬぷ、ぐちゅり。
母親は顔を上下に動かし、勃起してきたペニスを更に育てようと慈しむ。
じゅるじゅると汚い音を立てて、我が子の男根に絡みつく自らの唾液を啜った。
息子の腰が無意識の内に浮き、もっとと強請っているかのように
母親の口の中にペニスを差し出った。
ふんふんと、母親の荒い鼻息が、陰毛の生え揃わぬ股間にかかる。
キッチンの床に蹲り、我が子の男根を夢中で貪っている母親が、
その股間をぐじゅぐじゅ鳴らしながら床にヴァギナを擦り付けていることを、
混乱し切った自分はまだ気づかない。
ぐぽっ。
気味の悪い音を立てて、母親の唇はようやくペニスを解放した。
ぬらりてらりと唾液に塗れて天井を指す我が子のイチモツを見詰める視線は、
女の淫情を隠そうともせずに食い入るように注がれていた。
むちむちとしたカリの段差、ゆらりと捻れたその形は、夫のものと良く似ている。
何なのか良く解らない、酷く恐ろしい何かはもう終わってくれたのかと
それが、何なのか、自分には解らない。
ソコに本来存在すべきであろうものが、ヴァギナという名で、いやらしいものであるということは、
性教育の時間にならったけども、
今目の前にぬらぬらと醜い口を開けて存在しているソレは、
小学生がおぼろに想像するような甘いいやらしさなぞ欠片も含んでいない。
「きたねえっ!!」
ぴち。
そこから零れた得体の知れぬ匂いを持った粘液が、頬を濡らす。
咄嗟に出た言葉は、恐怖に引き攣っていた。
「あんたはこの汚いカーチャンのおまんこから出てきたんだよ、タケシ!」
母親の表情は般若のようにグニャリと歪む。
顔の上に、和式便所でそうするように跨った母親が見せ付けるように尻を振る。
ぴち。
ぽつ。
グロテスクに捩れた襞々の中心から、薄く濁った粘液が糸を引いて顔へと降り落ちる。
何か腐ったものが磨り潰されて蒸れた様な、吐き気を呼び起こす匂いが鼻腔を犯した。
言葉を失い、目を大きく剥いて硬直していた自分の顔へと、
ルージュがはみ出した唇を歪めながら、母親は腰を下ろしていく。
「う゛ッ!うぐむぅう゛ッ!ひゅぐぅうう゛う゛ーーーッ!!」
自分の団子鼻と、恐怖にぽかんと開いたままだった口に、粘着質の音を立てて母親のヴァギナが押し付けられた。
ねっち。
むちぇり。
「あたしだってあんたの汚いちんぽこをしゃぶってやったんだ」
母親の声は上擦り、気が高ぶっている所為か震えていて聞き取りづらい。
巨大な臀部がぐみぐみと蠢いて自分の顔を押し潰す。
慌てて口を閉めたけれど、滲み出る嫌な匂いの蜜は鼻の穴にも口の中にも染み入って来て逃れられない。
ふんふんと荒い鼻息に混じって母親のヨガリ声が上空から降ってくるが、恐慌状態に陥った息子には届かない。
名文
頭おかC
飯食ったあとでよかったわ