俺の半生を語って行く act.2 【高校時代編①】

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俺の半生を語って行く
act.1 【中学時代編】

221:名無しさん:2014/03/11(火) 00:17:44 ID:ccZVyoxfo
彼から仕事もう少しかかるって連絡が…
なので戻って来ました。
保守ありがとうございます。
多分1時くらいにまた抜けます>_<

222:名無しさん:2014/03/11(火) 00:19:12 ID:ccZVyoxfo
もし質問や分かりにくい点あれば答えます。

223:名無しさん:2014/03/11(火) 00:23:53 ID:ccZVyoxfo
高校に入学して私は軽音部に入った。
楽器はまるで駄目だが歌うことが好きだったので。
私が入学した高校は1クラスに8人くらいしか女子が居なくて、全部で13クラスあった。
元々男子高でスポーツ強豪校だったらしい。
そこそこの進学校で、しかも選抜クラスだったため、周りは真面目な子ばかりだった。
喫煙者はクラスでは私だけだったんじゃないかな、多分。

224:名無しさん:2014/03/11(火) 00:24:51 ID:ccZVyoxfo
あ!
ID変わりましたが、1もとい10です。
ややこしくてすみません。

225:名無しさん:2014/03/11(火) 00:25:04 ID:I5CYMDWAi
キターーー!!!!

226:名無しさん:2014/03/11(火) 00:27:24 ID:m4Ow63wFK
おお

227:名無しさん:2014/03/11(火) 00:30:36 ID:tVDL5vIR4
おかえりー!

228:名無しさん:2014/03/11(火) 00:30:52 ID:IDhFsR0ij
見てるよ

230:名無しさん:2014/03/11(火) 00:38:55 ID:J48LZIeQT
読みやすいからどんどん読みたくなるなー

231:名無しさん:2014/03/11(火) 00:40:01 ID:ccZVyoxfo
それだけ女子が多いと引く手数多だった。
私の体重は家出以降平行線をたどっていた。
正直、こんなこというと自身過剰だが、割ともてた。
周りがすれていない子ばかりだったので、ちょっと派手めな女子が目を引いただけかもしれないけど。
生田くんの事は自分の中でキッパリ「初恋の人」ということで諦めがついていた。
そして、徐々に異性を操る術を身につけていった。
「○○くん好きだわ、そういう所!」
「○○くんのその仕草キュンとする」
そういって言葉の端々に好意を匂わせるフレーズを盛り込んだり
「いい筋肉してるね、触っていい?」とボディータッチしたり。
今までスポーツと勉強しかしてこなかったような清純男子高校生なんてちょろいもんだった。
ただ、私はモテたくてこういう行動をしてたわけじゃない。
他人に嫌われて、また虐められて、居場所がなくなるのが怖かった。常に気にされたい。皆に好かれていたい。そういった思いからの結果が「モテる」ことだった。
そうした中、すぐに彼氏が出来る。一個上の先輩だ。正直全然タイプじゃなかったので、一回映画デートして速攻別れた。
次は軽音部の先輩と付き合った。ただ八方美人の私が嫌だったのか、喧嘩して、面倒になって別れた。
その後、窪塚洋介似の先輩といい感じになったが、実は他校に彼女が居たのと、「俺、1ちゃんの顔と足が好き」といわれてイラついたので連絡を絶った。

232:名無しさん:2014/03/11(火) 00:41:26 ID:wZX1tMh8l
10だよwww

236:名無しさん:2014/03/11(火) 00:44:03 ID:ccZVyoxfo
>>232
あ、10だwww
また間違えた、ごめんなさい。

233:名無しさん:2014/03/11(火) 00:41:40 ID:ccZVyoxfo
正直、窪塚洋介は未だにずっと好きな俳優No.1なので、ちょっとショックだったw

234:名無しさん:2014/03/11(火) 00:42:56 ID:ccZVyoxfo
ちなみに上記の三人とも、エッチはしてません。
窪塚洋介とだけキスはしました。

235:名無しさん:2014/03/11(火) 00:43:34 ID:YDqGw10of
>>231

>「○○くん好きだわ、そういう所!」
>「○○くんのその仕草キュンとする」

そんなこと言われたら100%オチるわ

238:名無しさん:2014/03/11(火) 00:54:26 ID:ccZVyoxfo
そして、同じクラスに彼氏ができる。サッカー部で爽やか系男子だ。頭も良かったし、優しかった。
毎日電話をして、ラブラブで、キスこそしないものの、たまにデートする時は手を繋いで歩いた。
一ヶ月突破したころ(6月くらい)、邪魔者が現れた。
同じクラスのキンニクンだ。中山キンニクンに似てるからキンニクンと呼ぶことにする。
キンニクンはテニス部で、面白くていい奴だったけど、若干アホでノリが小学生のようだった。
キンニクンはなぜかいつも帰り道着いてきて、私の地元の駅で降りる。同じクラスだったので断れなかったが正直うざかった。
彼氏の要望で、彼氏と付き合ってることはクラスでは内緒にしていたので、それも口実にできなかった。
ある日いつものように、下校中ついて来るので、途中の駅でドアが閉まる直前に降りる作戦を思いつき、実行しようとしたが、ドアに鞄が挟まれ失敗に終わった。

240:名無しさん:2014/03/11(火) 00:56:42 ID:GvyIwbQ4U
きんにくん…

241:名無しさん:2014/03/11(火) 00:59:12 ID:4G8bzhwLn
え、今、なんで?降りようとした・・・? 
wktk

242:名無しさん:2014/03/11(火) 01:00:02 ID:ccZVyoxfo
そしてドアが再び開いた。その勢いで私は前のめりに転び、膝に怪我を負ってしまった。
キンニクンはすかさず電車から降り、私のもとへ駆け寄り、声をかけた。
「大丈夫?」
大丈夫じゃねーよ、見りゃ分かんだろ、血だらけだよ!お前のせいでな!!!
と思ったが、思いの外深く切れていて、言葉につまるほど痛い。
すると、キンニクンは自分の部活用タオルで傷口を塞いでくれ、無言で手を引いて家まで送ってくれた。

243:名無しさん:2014/03/11(火) 01:00:39 ID:GvyIwbQ4U
ドアがしまる寸前に降りればきんにくんは電車から追ってこれないってことでしょ

244:名無しさん:2014/03/11(火) 01:01:52 ID:ccZVyoxfo
ちょっと抜けます、
ごめんなさい>_<

245:名無しさん:2014/03/11(火) 01:03:06 ID:uqBRuTVZd
セクロスたいむ☆

246:名無しさん:2014/03/11(火) 01:05:13 ID:GvyIwbQ4U
気になるところでえええええええ

248:名無しさん:2014/03/11(火) 01:22:17 ID:7Fg7WrpqA
きんにくん優しいなw

249:名無しさん:2014/03/11(火) 01:23:24 ID:4G8bzhwLn
きんにくんいいやつだな。。

250:名無しさん:2014/03/11(火) 01:25:03 ID:QvCsZrVQ8
続きは朝かな?

252:名無しさん:2014/03/11(火) 01:35:48 ID:ccZVyoxfo
あーーーーお腹いっぱい。
彼が録画したトリコ見始めたので少し続き書きます。

>>243
その通りです

253:名無しさん:2014/03/11(火) 01:41:19 ID:ccZVyoxfo
結果キンニクンはただのいい奴だったんだけど、この件が面倒事を起こす。
次の週の月曜日、登校すると彼氏が何だか素っ気ない。
メールで「なんか機嫌悪い?」と送っても返信がない。
訝しんでいると、別の同級生が「お前キンニクンと付き合ってんでしょ?」という質問をぶつけてきた。
当然私の頭にはクエスチョンマークがたくさん浮かぶ。

254:名無しさん:2014/03/11(火) 01:44:08 ID:1hwVtSgNL
キターーー

255:名無しさん:2014/03/11(火) 01:47:07 ID:7jaL8VXYw
wktk

256:名無しさん:2014/03/11(火) 01:47:22 ID:ccZVyoxfo
そう、怪我をした日、キンニクンに支えられながら帰っているまさにそのシーンを誰かに見られたのだ。
発見者が見間違えたのか、はたまた噂に尾ひれがついたのか、私とキンニクンが腕を組んでいた、仲良さげに寄り添っていた、という内容で、噂の発信源は誰か分からなくなっていた。
加えて、キンニクン本人が調子に乗って、同じ質問をされた際、肯定してしまったらしいのだ。

257:名無しさん:2014/03/11(火) 01:48:20 ID:7jaL8VXYw
きんにくんクソだわ

258:名無しさん:2014/03/11(火) 01:50:16 ID:ccZVyoxfo
これはまずい。
彼氏はこの噂を恐らく信じている。
何としてでも身の潔白を証明せねば、浮気女になってしまう。
それでなくても、先輩三人を振り回した男好きと思われているのに。

259:名無しさん:2014/03/11(火) 01:52:23 ID:y8TY9yb6J
頑張れ>>10

260:名無しさん:2014/03/11(火) 01:57:35 ID:ccZVyoxfo
わざと彼氏に聞こえるよう大声で「いやいや!!キンニクンと?付き合ってないし!たまたま一緒に帰って、転んで、足怪我したから手当してもらっただけだよ!」
と真実を話したが、同級生達は猿みたいに囃し立てる。
「照れんなよ、顔赤くなってるー」
いや、違う。
焦りで赤くなってるだけ。
足を怪我しているのは本当なのに誰も信じてくれない。
そこにキンニクンが戻ってきた。
私はすぐさまキンニクンに「うちら付き合ってないよね!?」と確認する。
キンニクンの反応は私の期待を大きく外したものだった。
「言っちゃダメだった?」

262:名無しさん:2014/03/11(火) 02:00:55 ID:ccZVyoxfo
これが決定打となり、彼氏は私と目を合わせてくれなくなった。
今だったら、皆に彼氏との仲を公表するだとか、キンニクンを半殺しにするだとか、方法はいくらでも思いつくが、その時は焦りと怒りで冷静な判断が出来なかった。
勿論その後キンニクンを呼び出して問い詰めたが「何のこと?」とすっとぼけられて、私の恋は幕を閉じた。

263:名無しさん:2014/03/11(火) 02:03:56 ID:trxhzkcG1
>>10の人生はなんでこんなに波瀾万丈なんだ

264:名無しさん:2014/03/11(火) 02:05:20 ID:ccZVyoxfo
結局キンニクンとは一方的に絶交した。
彼氏は話しかければクラスメイトとして応えはしてくれるが、それ以上の何かは無かった。
これで、私はまた徐々に毎日がつまらない、と感じ始め、夏休みが始まった。
夏休みは、クラスメイトと映画の試写会に行ったり、カラオケに行ったり、部活の練習でスタジオに行ったりした。
その間も数回彼氏にメールを送るも返ってこなかった。

265:名無しさん:2014/03/11(火) 02:09:58 ID:ccZVyoxfo
夏休みの序盤久しぶりに優樹菜から電話があった。
内容は「こないだあの家に遊びに行ったよ」。
あの家とは勿論私たちが二ヶ月弱住んでいた、あのたまり場だ。
「皆元気にしてたよ。10にも会いたいって。ケン兄に10の番号聞かれたから教えちゃった。かかってくるかもね。ね、今度また2人で顔出さない?」

266:名無しさん:2014/03/11(火) 02:10:57 ID:jFTP6i3h1
優樹菜…

267:名無しさん:2014/03/11(火) 02:17:39 ID:ccZVyoxfo
実は家出後、一ヶ月ほど携帯を没収され、違う番号で新しく契約した携帯を持たされていた。
そのため、あの埼玉のグループの電話番号は誰のものも知らなかったのだ。
優樹菜の予想通り、ケンからの連絡はその日の夜に来た。
連絡が取れなくて辛かった。会いたい。
そう言われた私の心は揺らいだ。

ちなみに母のメンヘラ化は順調に進行していて、ある日友達が私の家に来た時、「10ちゃんのお母さんがなぜか応接間のテーブルの下で暴れていた」らしい。
自殺未遂も暴力も止んだ期間は家出中、家出後数週間のみだ。

268:名無しさん:2014/03/11(火) 02:20:15 ID:IaHMiQiAB
忘れてたけどお母さんも大変なんだったな

270:名無しさん:2014/03/11(火) 02:27:36 ID:ccZVyoxfo
母は地元のヤーさんと付き合ってるらしかった。
まあヤーさんといっても小さい組だったと思うけど。
一応私もその人自体は町内会の祭や飲み屋さんで会ったことがあって、小学校の先輩の父親だった。
そのヤーさんと喧嘩した時なんかは、母は手が付けられないほど飲んだくれたり、暴れたりした。
そして酔う度に「疫病神」「生まなきゃ良かった」と言われ続けた。
じゃあ殺せよ。
できなきゃお前が死ね。
母への憎しみは親子の縁を考慮しても、拭えるものではなくなっていた。
母の寝姿に、何回包丁を振りかざしたかは覚えていない。

272:名無しさん:2014/03/11(火) 02:40:01 ID:ccZVyoxfo
まあ結局殺せなかったんだけどね。
そして私は優樹菜の誘いに乗ってしまう。あの家に行ってしまったのだ。
この選択は大きなミスだというのは当時の自分も気付いていたが、欲に負けてしまった。
ある種の依存だったのかもしれない。
薬物依存のように、一度思い出すと、行きたくてたまらなくなってしまう。
そして馬鹿な私はあの場所に再び足を踏み入れた。
その時、タケシ達がお腹を空かせているだろうと思ってコンビニで食糧や飲み物を二万円分くらい買って行った。
家出中は貧乏だったが、実家に居れば懐には常に余裕があった。
着ている物も家出当時のスウェットとは打って変わって、インポートやハイブランドの服だった。
その時の私は親に与えられる物を身につけていたので理解していなかったが、今考えると高級なものばかりだった。

273:名無しさん:2014/03/11(火) 02:43:31 ID:gupZaR0lE
心配な展開(´・ω・`)

274:名無しさん:2014/03/11(火) 02:44:23 ID:ccZVyoxfo
そんな私の姿を見たケンは、「こいつの実家金持ちなんだ」とでも思ったのかもしれない。
ここに関しては私自身に非があると思っている。
なぜなら、それからも何度かその家に差し入れを持っていったりして、その度にタクシーで家の前まで乗り付けていたからだ。

275:名無しさん:2014/03/11(火) 02:48:01 ID:ccZVyoxfo
自分ではそれが特別だとも思ってなく、意識してたわけでもないが、常識的に考えて、バイトもしてない高1の女の子が週2、3で10キロ強の道のりをタクシーで往復していたら、それは裕福だろう。
そしてそこに付け入る輩もいるのは当たり前だと思う。

276:名無しさん:2014/03/11(火) 02:50:57 ID:fZeDRhj1M
確かに

277:名無しさん:2014/03/11(火) 02:56:32 ID:ccZVyoxfo
皆の予想通りに、私は「金づる」になっていった。
最初はタバコ数箱だったのが、カートンになり、カラオケ代金5人分になり、勝手に私の財布から金を抜く奴まで現れはじめた。
ケンのホストばりの話術に私は引っかかり、服やアクセサリーを買ってあげたこともあった。
「これ可愛いからお揃いでつけたい」
「こんないけてる服着て10とデートしたい」
金づるになっているのは分かってた。
でも何故かその時はそのグループに属せている、ケンが自分を見てくれている、そんなまやかしの充足感と安心感で見たされていた。

280:名無しさん:2014/03/11(火) 02:59:13 ID:fZeDRhj1M
>>277
経験は無いけど気持ちは分からなくもない

279:名無しさん:2014/03/11(火) 02:58:48 ID:ccZVyoxfo
そろそろ寝ます。
起きてスレが残ってたら書きますね!
支援ありがとうございました。

281:名無しさん:2014/03/11(火) 03:00:03 ID:8uIxUxOT0
朝楽しみにしてます!

282:名無しさん:2014/03/11(火) 03:01:28 ID:QXW6rFc13
>>10を支援!

283:名無しさん:2014/03/11(火) 03:59:28 ID:ccZVyoxfo
八時おきなのに寝れん…

284:名無しさん:2014/03/11(火) 04:10:07 ID:ccZVyoxfo
徐々に要求額が大きくなっていってた。私の中の不安の比率も比例していた。
この時ばかりは誰かに止めて欲しかった。
ばれてもいい、ばれたいとさえ思った。
そんな時、ケンが交通事故を起こしたから金を貸してくれ、と頼んできた。金額は50万。
母は私名義の銀行口座を持っている。そのキャッシュカードを母の財布から抜き、ATMできっちり50万、引き出した。
口座番号は私の誕生日だった。
埼玉まで金の入った封筒を持って行き、ケンに手渡した。
その瞬間、何かがスッポリ抜け落ちた気がした。
これで、何かが終わる。
確信があった。
それは私の人生か。
ケンとの関係か。
もう何でもいいやー。私の頭は考えることを拒否した。
数日後、家族会議が開かれた。

285:名無しさん:2014/03/11(火) 04:35:07 ID:ccZVyoxfo
文字通り「家族会議」。
大阪から父も来た。
「なんでお前はそんなんなんや。家出したと思ったら今度は人の金に手つけよって」
「口座名義が私だったから…私のお金じゃんと思って」
無い頭で必死に考えた言い訳だったが、父をキレさすのには十分な一言だったと思う。
私は外ではコンタクトを嵌め、家では眼鏡をかけている。
「おい、眼鏡外せ。」
「え、なんry」
「ええからはよ取れ!(母に向かって)おい救急車よんどけ!」
ここで全てを察知した。半殺しもしくは殺される。
その瞬間、父の拳が顔面に飛んできた。
頬骨がゴリッという音を立て、意識が朦朧とした。
が、立つ猶予もないまま、二発目、三発目とぶち込まれ、私は気を失った。

287:名無しさん:2014/03/11(火) 04:38:34 ID:wZX1tMh8l
おおこわwww

288:名無しさん:2014/03/11(火) 04:42:53 ID:ccZVyoxfo
起きたら数時間後だった。
救急車は呼ばれてなかったが、眼鏡は壊れていた。
コンタクトをするため、鏡を見ると、顔の半分、主に左が腫れ上がっていた。
左目のコンタクトを入れるのには、いつもより苦労した。
その顔を改めて見て、私は可笑しくなってしまい、終わったことに安心したのもあり、少し笑った。
「憑き物が取れた」感じだった。
まだ留まっていた父に、金を何に使ったのか一連の流れを説明し、ケンの電話番号、家の大体の場所も教えた。
別にケンを売ろうと思ったのではなく、ここまでしてやっと、彼と縁を切れると思ったのだ。

286:名無しさん:2014/03/11(火) 04:36:42 ID:uqBRuTVZd
親と仲が悪いのに、お金やら良い服やら沢山与えられてはいたの?
どのタイミングで?

289:名無しさん:2014/03/11(火) 04:50:04 ID:ccZVyoxfo
>>286
親は私を嫌いではなく、酔ってなくて機嫌のいい時は猫撫で声で接してくるんです。
あと、ファッションがすごく好きで、よく買い物にいっていたみたいで、その時についでに私の服も買ってくる感じでした。
なので必然的に着るものは親と同じブランドになりますよね。なので高いものが多かったんです。
あとは母のお下がりのコートとか。

お金に関しては、母の管理がずさんで、酔っ払って諭吉を裸で部屋のあっちこっちにばら撒いた状態で寝たりして、昨日の飲み代にいくら使ったとかの支出の管理もできてなかったんで、いつも勝手に数枚拾ってました。

290:名無しさん:2014/03/11(火) 04:58:56 ID:ccZVyoxfo
その後の父の対応はよく知らないが、東大阪育ちで、宝石商をやっている父には、ヤーさんの知り合いが多かった為、その知り合いに一肩脱いでもらったようだ。
噂によると、黒塗りのクラウンがケンのバイト先の前に4台止まったらしい。
これ以上は怖かったので、あえて聞かなかった。

291:名無しさん:2014/03/11(火) 05:05:33 ID:ccZVyoxfo
ケンとはそれから今まで、一度も連絡はとっていない。
父にはとても感謝している。
みつがされたお金は数ヶ月は指定の口座に返金してたらしいが、途中で途絶えたそうだ。
でも関わるのすら嫌だし連絡先ももう知らないから勉強代と思って放っておく、というようなことを両親とも言っていた。

これがまた新しい波乱の幕開けになるとは思っていなかった。

292:名無しさん:2014/03/11(火) 05:13:26 ID:tVDL5vIR4
これからまだ…!?
寝られないじゃないか!

293:名無しさん:2014/03/11(火) 05:23:06 ID:ccZVyoxfo
前の家出で逃げ癖がついてしまったようだった。
父が大阪に帰ってから、毎日のように「泥棒」「盗っ人」「出ていけ」「根性が悪い」と母と祖母両方に小言や嫌味を言われ続けた。
それに堪えきれなかった私は、また家を出ることを決めた。今回は一人だった。
友達(しんご)の伝手で実家から徒歩でも行ける距離に一人暮らししている男の子(古田)を紹介してもらった。
しんごは私の実家の最寄りのコンビニでバイトをしていて、気付いたら友達になっていた。
しんごと古田は高校で知り合ったらしい。
二人とも中退しちゃったけど。
古田はガソスタでバイトをしていた。
古田の家は風呂なし木造アパートだった。
でも今回は銭湯に行くくらいのお金は持ってきている。大丈夫。
それから古田との生活が始まった。
それは割と充実したもので、私も日払いのバイト等して、遊びに行ったりもしてた。
ちなみに古田と体の関係はない。
なぜならしんごが私を好きだと古田に相談していたからだ。

294:名無しさん:2014/03/11(火) 05:46:55 ID:ccZVyoxfo
その少しあと、別の場所でも仲良くなったグループがあった。
制服も校則もなく、校内に灰皿があるような高校に通っている男の子達だった。
この子たちは、塾の女友達繋がりで知り合った。
その女友達は大塚愛に似ていたので愛にしよう。
愛は日韓のハーフで韓国語がペラペラだった。
悪いことに強い憧れをもっていて、なぜか私とすごく仲良くしたがった。
面白くて可愛い子なのだが、ケジメがないというかモラルがないというか、ちょっと残念な子で、今は全身和彫だらけらしい。
愛はそのグループのひとりと付き合っていた。
ちなみに、あまり言うと身バレするから詳細は避けるが、そのグループにはイケメンタレントもいた。
当時はもちろん無名だったが。彼らは私たちの2歳上だったと思う。
そのイケメンの家がそのグループの溜まり場で、皆でよくグランドセフトオートをしたり、夜中にイケメンの母親のボルボでドライブしたりした。
でもそのお母さんは怒ると怖い人だったので、会う時はいつもきっちり挨拶してた。
そうしたら「あの子はしっかりしてるわね」って気に入られ、チャンポンを食べに連れていってくれたりした。
因みにその時、イケメンもイケメン母もチャンポンに大量の酢を入れていて、私は今でもそれを真似ている。
グループの中のひとりと付き合っていたが、イケメンはお兄ちゃんみたいな存在で大好きだった。
たまにテレビ出てるとすごく応援してしまうw
最近露出少なくて残念だ。
向こうは私のことなんて一切覚えてないんだろうな、と思うと少し寂しくもある。

295:名無しさん:2014/03/11(火) 05:49:46 ID:ccZVyoxfo
愛は制服でくわえ煙草をしながら、イケメンの家のドアを開けたのをイケメン母に見られて、出入り禁止になっていた。

296:名無しさん:2014/03/11(火) 10:49:38 ID:4G8bzhwLn
支援

297:名無しさん:2014/03/11(火) 10:53:52 ID:JKHSPfeQ1
起きたら始まってた( ´∀`)

300:名無しさん:2014/03/11(火) 11:14:18 ID:EHsK5xZ/G
支援

307:名無しさん:2014/03/11(火) 14:42:26 ID:YCFr7Uzmz
落とさせない

310:名無しさん:2014/03/11(火) 15:36:54 ID:mlUExv4nd
ほしゅー

314:名無しさん:2014/03/11(火) 17:01:18 ID:ccZVyoxfo
遅くなりました!
残ってたwww
保守ありがとうございます!

315:名無しさん:2014/03/11(火) 17:06:14 ID:ccZVyoxfo
>>294のグループともちょくちょく遊びながら、古田の家で寝泊まりする生活だった。
古田は最初ギャル男だったのに、池袋ウエストゲートパークのDVDを観てからは、キャップを後ろに伸ばしたり、やきそばばっか食べたり、電話出る時「はい、まこと」って言ったりしてた。
まことじゃないのに。

316:名無しさん:2014/03/11(火) 17:28:37 ID:ccZVyoxfo
そんな生活のなかでも塾の友達の美嘉(>>114)とはよく遊んでて、ケンの家にも何度か連れていったりした。
中3くらいから一番仲良い女友達だったけど、大したトラブルもなかったので割愛していただけだ。
多分一番よく遊んだ。性格もいいし、明るく、ノリがあった。
あと、>>267で出てきた子も、また違う塾の女友達なのだが、皇太子様にソックリなので、仮名を皇太子にする。
美嘉も皇太子も別の機会に古田の家に呼んだことがある。
美嘉と池袋西口の交差点を渡っていたある日、正面からものすごく派手な、ジュリアロバーツみたいな子が歩いてきた。
髪の毛は茶色でくるんくるんの細かいロッドで当てたパーマみたいなロングヘアで、色は白く、巨乳で、なんせ目を見張る程の美人だった。ジュリアと呼ぶことする。純日本人だけど。
結局ジュリアは美嘉の地元の一個下の後輩で、その後三人でマックに行った。
ジュリアは、私と初対面にも関わらず「今男とヤってきちゃってさー。漫喫で。ド下手だった。」みたいな猥談を恥ずかしげもなく披露した。
でも舌たらずな喋り方が、その猥談をも可愛いと思わせた。
処女の美嘉からすれば「また下ネタかよ」という感じだったと思うが。
この時、私はジュリアに一目惚れしたのである。

317:名無しさん:2014/03/11(火) 17:38:12 ID:ccZVyoxfo
そんなジュリアも一応中学生なので家は厳しかった。
優秀な妹が居たが、ジュリアは学校をサボりまくっているせいで、成績は良くなかった。
ただジュリアにはいくつか特技があった。
英語が話せる。
これは確か長期休みを使って留学したからだったと思う。
外見がいい。
泣き言や悩みを口に出さず明るい。
頭の回転が早い。
まあもっとあるけど幾つかあげるとすればこんなところだろう。

ジュリアと仲良くなりたかった私は、夜中古田やしんごと居たカラオケにジュリアを呼び出した。
オールしようよ、と言って。

318:名無しさん:2014/03/11(火) 17:48:59 ID:ccZVyoxfo
中学生をカラオケオールに誘うなんて普通じゃないが、私の頭がもう完全にヤンキー思考だったのでここは見逃して欲しい。
「行きたいけどもう家だし、お父さんに怒られる」
ジュリアはそう断ったが私はこのチャンスを逃したくなかった。
「絶対楽しませるから!!」
押し問答が幾度か続き、ジュリアが折れた。
「分かった。20分後に着くね」
20分より少し早く、ジュリアは登場した。
かわいこちゃんが現れ、テンションがあがる古田。
しんごは「え!中学生?」と驚いてはいたが、ジュリアの持ち前のコミュ力で皆とすぐ打ち解け、大いに楽しい夜となった。
今の私は、この一夜の自分の行動を、未だに悔やんでいる。

319:名無しさん:2014/03/11(火) 17:59:36 ID:ccZVyoxfo
この出来事から、ジュリアと過ごす日が増えていった。
ジュリアも古田のアパートに入り浸るようになって、皇太子もたまに来るようになり、美嘉は二人では遊ぶが、古田の家には来なかった。
皇太子はお金持ちのお嬢様で学習○に通っていた。ので、オールしたり、二日酔いでも学校はほぼ毎日行っていた。
「学習○生」「家が金持ち」というステータスでプライドを保っている子だったから、そのひとつでも壊れるのが嫌だったみたいだ。
現に大学までエスカレーターで同じ学校だった。
ジュリアと皇太子も仲良くしてくれ、徐々に私たちのせいで、古田くんの城は溜まり場と化していく。
猫の額のような和室に10人くらい集まることもあった。

320:名無しさん:2014/03/11(火) 18:07:11 ID:lKg7Z6ulk
来てたか( ´∀`)

321:名無しさん:2014/03/11(火) 18:08:35 ID:ccZVyoxfo
古田もこの辺で工業高校を辞めて、通信制に移行したようだった。
絶対私のせいだと思う。
何人の人生を狂わせたんだろう。

夏休みが終わってしばらくして、私は家に帰った。
そろそろ学校行かないとマズイと思ったのと、コンタクトがなくなったからだ。
また怒られるんだろうな。覚悟していた。
とりあえず第一声で謝罪した。
しかし、母の言葉は私の期待とは違ったものだった。
「高校、退学届だしといたから。」

322:名無しさん:2014/03/11(火) 18:12:10 ID:FkiAbsUJ3
えっ

323:名無しさん:2014/03/11(火) 18:12:40 ID:ccZVyoxfo
えーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
人生であんなに拍子抜けした事はない。
いいの?学校やめて??本当に???
しかし、本当の母の思惑は私を家から追い出すことだった。

「10ちゃんはね、お父さんの家に行って、それから海外で暮らすのよ。」
意味が分からなかった。
ジュリアやイケメンや皆に会えなくなる。

324:名無しさん:2014/03/11(火) 18:15:13 ID:ccZVyoxfo
何時聞いても同じことしか言わない。突然母が怖くなった。この人、本気だ。
そして私はまた家を飛び出し古田の家に向かった。

325:名無しさん:2014/03/11(火) 18:16:22 ID:ccZVyoxfo
仕事で抜けます!
ごめんなさい!
その間質問等あれば書き込んでください!

326:名無しさん:2014/03/11(火) 18:17:32 ID:ERmMnLWs3
保守は任せとけ!

329:名無しさん:2014/03/11(火) 18:24:55 ID:mlUExv4nd
仕事頑張ってください

332:名無しさん:2014/03/11(火) 20:11:09 ID:uqBRuTVZd
水商売かな?

344:名無しさん:2014/03/11(火) 21:10:48 ID:ccZVyoxfo
>>332
水商売というか、飲食店です!
今日は平日なので暇ですねw

333:名無しさん:2014/03/11(火) 20:17:11 ID:J9KyxQ2CA
女の文書て細かく書こうとするから要領を得ないよな
まとめるのが下手というか

336:名無しさん:2014/03/11(火) 20:34:23 ID:kz6C8PieF
>>333
じゃあ読まなくていいよ

338:名無しさん:2014/03/11(火) 20:43:45 ID:ccZVyoxfo
古田の家に居た数人の友人に、母とのやり取りを話した。
古田は「ずっと俺らと居ればいいじゃん」と言葉をかけてくれた。
私の居場所はここにしかない、その時はそう盲信した。
それからは暫く又古田の家で暮らした。
溜まる人数も多くなり、私たちは自分たちを「古田家」と名付けた。


>>333
長いですよね。
ごめんなさい。
出来るだけかいつまんで書きます。

342:名無しさん:2014/03/11(火) 21:10:14 ID:UCabUR8MA
大丈夫おもしろい

346:名無しさん:2014/03/11(火) 21:12:01 ID:qBOadyf0w
かなり引き込まれる
つまらんとか言う奴は読まなくていいから出てけ
お前が面白いこと言ってみろ

347:名無しさん:2014/03/11(火) 21:12:05 ID:ccZVyoxfo
面白くないですよね。
トラブルが多いだけでw
もう止めた方がいいでしょうか?

348:名無しさん:2014/03/11(火) 21:12:50 ID:qBOadyf0w
続けて!
つまらんとか言う奴は無視で
聞きたいです

349:名無しさん:2014/03/11(火) 21:14:33 ID:DHAt0rY6d
聞かせてよ

351:名無しさん:2014/03/11(火) 21:19:21 ID:ccZVyoxfo
じゃあ、もう少し続けます。
端的に書けるよう努めます。
見てくれている方々、ありがとうございます!
自分の人生をこんなに書き出す経験も今までなかったので、私にとってもこれはひとつの良い機会になってます。



当時イベントサークル(パラパラとか?)が流行っていて、自分たちを組織化したかいがための呼称だったのかもしれない。
初代、二代目とか隊長とかも居た。
これは男メンバーが張り切っていただけで、実際は何の機能もしてなかったけど。

352:名無しさん:2014/03/11(火) 21:21:05 ID:w0sdTYEOM
見てる!

353:名無しさん:2014/03/11(火) 21:22:16 ID:UCabUR8MA
おもしろいぜい!続きが気になるぜい!

384:名無しさん:2014/03/11(火) 21:41:37 ID:ccZVyoxfo
古田がジュリアを好きになったり、私はしんごの告白にokだして付き合ったり、色々あった。
その間にもジュリアはナンパされた男とホテル行ったとか、性体験をオープンに話していて、一部の男メンバーからはビッチだという反応もあったが、本人はそしらぬ顔で着々と経験人数を増やしていった。
貞操観念がスッポリ抜け落ちてる感じだった。
でも、私たちはそれを気持ち悪いと思わなかったし、誰も注意しなかった。

ある日、皇太子4:4の合コンを開催した。
男は全員初対面で、女子は皇太子、ジュリア、皇太子の友達、私だった。
池上の居酒屋で行われたその合コンでは、王様ゲームもしたが、私はしんごと一応付き合っていたので、男とイチャイチャするのは避けた。
キスとかの命令になる度に「じゃあ代わりに飲むわ」とか言ってイッキしていたのを覚えている。

419:10:2014/03/11(火) 22:28:51 ID:ccZVyoxfo
>>384続き
そんな様子でみんなベロベロになり、お会計は男たちが払ってくれることになった。
男たちに言われるまま、私たちは店を先に出て、向かいのコンビニで待っていた。
遅いね、なんて喋っているとパトカーの音が近づいてきた。
そしてコンビニにも警官が入って来る。
なぜか私は反射的に逃げようとしてしまったが、これが彼らの心証を悪くした。
要するに、男たちが食い逃げをしようとしたらしい。
周りから見れば私たちも共犯だ。
有無を言わさず、私たちパトカーに乗せられた。

427:10:2014/03/11(火) 22:58:45 ID:ccZVyoxfo
パトカーが内側から開けられないことはこの時知った。
指紋やマグショットを撮られ、事情聴取をされ、それぞれ親が迎えにきた。
その時、私の左手の甲には、針と墨汁で掘った入れ墨があり、それを見た母は泣いていた。

少し話を戻してこの少し前。
私たち古田家メンバーは、暇な時、池袋西口公園によくたむろった。
Gボーイズで有名なあの公園である。
広くて、座るところもたくさん有るし、まあ何より皆あのドラマが好きだったからだ。
因みに、池袋に行ったことのない人にひとつ言っておくと、「いけふくろう」があるのは東口だ。
その公園の隅で将棋を打っているおっさん達が居た。
私はたまにその将棋の試合を眺めたりしていて、おっさん連中の1人と仲良くなった。
最初はリストラでもされて帰る所のない中年男だと思っていて、家出中の私はその男に誘われ、焼肉や居酒屋を奢ってもらっていた。
服や携帯電話も買ってくれた。気前の良いオヤジだな、くらいにしか思わなかった私は本当のバカである。

429:10:2014/03/11(火) 23:03:37 ID:ccZVyoxfo
この頃、私は歯痛に悩まされていた。不摂生のせいだろう。
なんとなしにオヤジにその話をしたらオヤジは言った。
「ヘルニアで処方された凄く効く痛み止めがある。」と。
馬鹿な私はそれを怪しくも思わずに、半錠飲んだ。
強い薬だから半錠でも充分な効能を得られるらしい。

431:10:2014/03/11(火) 23:23:36 ID:ccZVyoxfo
確かに痛みはすぐに引き、いつもより酒もどんどん進んだ。
カルーアミルク10杯以上一気飲みしたと思う。
得体のしれない高揚感に見たされ、世界が明るく見え、とても楽しかった。
結果から言うとオヤジはヤクザで、それはエクスタシーという薬物だった。
オヤジは私に手を出すこともなく、ただただ様子を伺っていた。
もしかすると私は実験台だったのかもしれない。

432:名無しさん:2014/03/11(火) 23:33:27 ID:VYuobZVtw
マジかよ…

433:名無しさん:2014/03/11(火) 23:41:10 ID:PWvq65Up5
引き込まれる

436:名無しさん:2014/03/12(水) 00:25:55 ID:kLZeOlC1U
そんな中、>>419の出来事があって、私は捕まった焦燥感の中にも安堵を覚えた。

ID変わったけど10です。
そろそろ真面目に仕事します!

435:名無しさん:2014/03/12(水) 00:23:49 ID:kLZeOlC1U
だが特に薬物依存になることもなく、オヤジに薬の無心をすることもなかった。
オヤジとは一定の距離を保っていた。つもりだった。
でも、ヤクザと女子高生が良い関係を保てる訳がない。
オヤジはだんだんと体を要求するようになってきた。
60過ぎのオヤジとそんな事、流石に気持ち悪く、断り続け、あろうことか、オヤジに買ってもらった携帯電話なのに、オヤジの連絡を無視し始めた。
オヤジは私にボディガードを付けたりしていたので、巻くのには苦労した。

436:名無しさん:2014/03/12(水) 00:25:55 ID:kLZeOlC1U
そんな中、>>419の出来事があって、私は捕まった焦燥感の中にも安堵を覚えた。

ID変わったけど10です。
そろそろ真面目に仕事します!

440:名無しさん:2014/03/12(水) 02:47:24 ID:XwNSkBkra
うわぁぁ
危ない予感

441:名無しさん:2014/03/12(水) 02:54:19 ID:kLZeOlC1U
やっと帰ってきたー
続き少し書きます。
支援ありがとうございます!

事情聴取の時、家出中ということで、どこで暮らしていたのか、生活費の出処なども聞かれた。
私は全部正直に答えた。
そして携帯電話の名義の話からヤクザの話になった。
ここもほぼ正直に話したが、薬を飲んだことだけは隠した。
「薬を飲むように強要された」と言った。
実はそのオヤジは中学生を囲ったりとかで警察も目を付けているらしかった。
そのためか、食い逃げのことよりも、ヤクザのことをメインで聴取された気がする。

442:名無しさん:2014/03/12(水) 03:13:12 ID:kLZeOlC1U
そのままタクシーで母と家に帰ると、夜中なのに優ちゃんも来ていて、私の入れ墨を見て、「あーあー、あんたは次から次へとやっちゃってくれるね」と笑っていた。
それから私は家から出ることを禁じられ(コンビニすらも)、携帯も没収された。
その間、母は母なりに私を理解しようと、古田家のメンバーを呼び出して焼肉を奢ったり、私のために家に招待してくれたこともあった。
しんごが私の母に「優しくしてあげてください。叩かないであげてくださいね。」と言っていたのは、今でも印象的だ。
母は「あの子いい子だね」と言っていた。
ちなみに優ちゃんは古田家メンバーの中で「カラ子」と呼ばれていた。
私が外出禁止の間、古田家に乗り込んでボロカスに言ったらしいw
「あんたら、こんなきったないとこによく溜まってられんねー、ほら、そこのあんたも化粧パンダみたいでみっともないよ!!ブスが何したって変わんないんだからやめな!!ほらさっさと窓開けてゴミ集めなさいよ!!!あんたら今日学校は?さぼってんの??なにしてんの!早く行きな。ほら!」
みたいな事を繰り広げたそうな。
しんごは「あんたどこの娘捕まえてそうやってんの?どんな好きでも結婚できないよ、釣り合わないもん、うちの子とあんたじゃ。」と言われたと言っていた。
「からいことを言う」から「カラ子」。何とも安直だ。
でも、優ちゃんが私のことを「娘」といってくれた事を知って嬉しかった。

443:名無しさん:2014/03/12(水) 03:16:30 ID:kLZeOlC1U
手の墨は優ちゃんがいい皮膚科を探して連れて行ってくれた。
除去にはお金も時間も掛かったけど、今ではよく見ないとわからないくらいに薄くなった。
病院には5、6回通ったかな。

444:名無しさん:2014/03/12(水) 03:23:58 ID:kLZeOlC1U
そして、とうとう大阪に行く日になった。
古田家のメンバー数人と優ちゃん、私の父でカラオケに行った。
もちろんお酒は無し。
ジュリアが「secret base」を歌ってくれたり、古田が「以心電信」を歌ってくれて、後半は涙でぐちゃぐちゃだったと思う。
カラオケの後、ファーストフード店で少し喋っていたのだが、その時数人が手紙をくれた。
手紙といっても、紙ナプキンとかに急遽書いたやつとか、ルーズリーフの切れ端とかだったけどw
今でも懐かしくなって読み返すことがある。
需要ありそうなら明日にでもUPします。

445:名無しさん:2014/03/12(水) 03:31:56 ID:kLZeOlC1U
お開きになったのが22:00くらいだったかな。
そのまま父の車に数日分の着替えと下着と最低限の日用品を乗せ、父と二人で大阪へ向かった。
途中エンストしてJAF呼んだり、休み休み行っていたのもあって、大阪に着いたのは、朝だった。
そして、父方のおばあちゃん、おじいちゃん、父の再婚相手に挨拶をした。
おじいちゃん、おばあちゃんは久しぶりの再会だし、お嫁さんは初対面で少し緊張したが、皆あたたかく迎えてくれた。
その後すぐに、家の近所にある美容院に連れていかれ、金髪を黒に戻された。

446:名無しさん:2014/03/12(水) 03:42:33 ID:kLZeOlC1U
それからしばらくはニート生活だったので、本を読んだり、pcで遊んだり、dvdやTVを観て過ごした。
ご飯は毎日、朝昼晩、しっかりとおばあちゃんが作ってくれて、古田家の皆とは文通をしていた。
大阪の家は、三階建てで、一階はテナント、二階におじいちゃんおばあちゃん私、三階は父夫婦という構造だった。
一階の端に階段へ続くドアがあり、階段を登ると、また二階の世帯を開けるドアがあり、さらに三階にもドアがあるっていう作りだった。
分かりにくくてごめんなさい。
だから寝る時、私が抜け出さないよう、二階のドアは外鍵を掛けられていた。
そこまでされなくても抜け出すつもりなんて毛頭無かったけど。

447:名無しさん:2014/03/12(水) 03:45:55 ID:kLZeOlC1U
あと、大阪の地理を覚える為に、おばあちゃんと難波や甲子園球場に散歩に行った。
おばあちゃんはチョコクロが好きで、2人でサンマルクに行ったのを覚えている。
なんか家族?っぽくて幸せだなって思った。

448:名無しさん:2014/03/12(水) 03:48:33 ID:kLZeOlC1U
そろそろ寝ます。
今日免許更新行かなきゃだめなので(ーー;)
スレは明日中に終わらせられればいいかなって感じです。
皆様お休みなさい。



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