フェチ姉 vol.1
フェチ姉 vol.2
フェチ姉 vol.3
フェチ姉 vol.4
フェチ姉 vol.5
フェチ姉 vol.6
274:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:27:46.95 ID:+dLgujXr0
ちょっと間が空いたけど>>235の続き
ちょっとニュアンスが違うかな。(>全てがどうでもよくなってた
どう接したらいいのか一瞬わかんなくなったのは事実だけど、どうでもいいとかじゃない。
相応しい言葉が見つからないが、俺はちょっとビビッてたのかなぁ。
「弟くん、ごめんね」
いやいや謝るとこでもないし、謝ってほしくもないとこ。
においを嗅ぎながら姉が続ける。
「そんなに生でしたいもんなの?」
オマエこそそんなににおい嗅ぎたいものなのかと言ってやりたいところだが、
俺はこれでもかってくらいに首を横に振る。
生での挿入にこだわる気など毛頭ないってことを色々と説明したいとも思ったけど、
俺の態度で少しは伝わってたのか、姉もこれ以上は咎める気もないようだ。
275:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:28:59.16 ID:+dLgujXr0
実際、生でしちゃダメって言われたショックなど全く感じちゃいない。
生理が遅れたら2人とも苦しむよ、って言われたのも納得の言葉。
しかし、最も俺の心を揺さぶったのは、その後のセリフだ。
美味しいものを食べても美味しくない、買い物に行っても楽しくないってとこ。
そのセリフの前に「2人で」って言葉がついてて、そこを強調されたのがスゲェ効いた。
しかも表情とか言い方がいつものトボけた姉ではなく、女って感じがリアルに滲み出してた。
姉弟として当たり前のように生活を共にしてきた毎日。
2人でいることが自然で当然、なんの疑問も抱いたことはない。
そこに特別な意味を見い出すなんてこともなく過ごしてきた。
明日も明後日も、その次の日だって俺達は姉弟だし、改めて強調されるまでもなく
2人で出かけたりメシも食べたりもするだろって、そう思ってたのになぁ。
276:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:30:36.61 ID:+dLgujXr0
ワザワザそこを強調されちゃうと、ちょっと慎重にならざるをえない。
今こうしている瞬間が、もしかすると明日からの俺達2人の関係はもとより
生き方までをも左右しかねないのではないかと、いくら愚鈍な俺でも察知してた。
その割にはなぜか心は落ち着いてきて、やっぱ俺だけガキなのかなーって痛感してた。
ミカと別れたばかりでただでさえナーバスな時期。
恋愛感情云々は考えたくもかったけど、どうやら姉の心の奥底にそれっぽい感情がある
らしいことを俺は知ってしまった。そして、俺の中にも確かに何かが芽生えてきている。
出来れば避けたいその話題ではあったが、なぜか自ら足を踏み入れていく。
277:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:31:06.99 ID:+dLgujXr0
「姉ちゃん俺のこと、好きなわけ?」
そんなことをストレートに質問してみる気になったのは
もはや確信に近いものがあったから。
「い、いきなりそんなこと言われても…」
姉だってその言葉ほどはビックリするような展開とは思っちゃいないはず。
ヘンに茶化されるよりは、答えたくないならそれでも良いですけど。
「いや俺もいきなりすぎるかとは思ったけど…」
「弟くんを困らせたくないんだけど…」
「それって、ほぼ答えじゃん」
「だってもう絶対バレてるじゃん…どうしよう?」
茶化すどころか、結構な勢いで姉なりに真面目に答えてくれた。
ほぼ予想通りの反応だし、大筋は俺にとっても満足な内容。
だよねー!くらいにしか思わなかったし、さほど動揺も感じない。
278:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:32:51.77 ID:+dLgujXr0
「どうしようって、俺に聞かれてもなぁ」
「ほらね…やっぱり困るよね」
「全然困ってないから!俺も好きだし」
うお、やけにアッサリ言っちまった。考えるより先に言葉が出ちゃった感じ。
「知ってるってば」
しかも姉が知ってるとか言ってるし。なんだ偉そうに、俺がいつそんな素振り見せた?
つい先日、他の女とシックスナインをしてたくらいですよ?見てたくせに。
なんだか激アツなはずの話題なのに、会話の調子が極めてドライ。
今更確認する必要もないか、みたいな雰囲気がありありなんだよね。
いや俺はこのとき初めて気付いたんだけどね、姉の気持ちにも自分の気持ちにも。
気付いてみたら、すごい好きなんだよ、姉のこと。最初はちょっとビビッてたけど。
279:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:34:30.53 ID:+dLgujXr0
好きって言っちゃったら、なんか凄い気が楽になっちまった。
「やっべぇ俺、実の姉のこと好きになっちゃったよどうしよう」
なーんて悩む期間もないままに、サラッと言い終えてしまったからなのかな。
「どうしたらいいんだろう?」
姉は隠してたつもりの感情がバレたせいで、俺とは逆に焦ってる感じが否めない。
「とりあえず俺はくっつきたいw」
俺は姉に抱きついた。そして余裕たっぷりに甘えてみる。
さっきまでエロの対象でしかなかったおっぱいも、母性のかたまりとでもいうのか
その柔らかさにスゴく安らぎを覚える。
乳首だって、愛撫というよりは、赤ちゃん気分でチューチュー吸う。
「俺は弟だから何したって許される」みたいな感じで、妙に開き直ってた気がする。
謝ったり。甘えたり。俺からはあまりしたことがない初めて尽くしの感覚だった。
281:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:35:50.43 ID:+dLgujXr0
どちらかと言えば普段は姉の方が甘ったれてた。
というよりは、姉が姉である権限を行使し、弟である俺をフル活用している
といった感じだったんだろう。いつもうまいこと利用されてた。
今はたった一歳とはいえ、年下であるという特権を弟の俺が最大限に生かしてる。
新鮮でいい気分。弟で良かったと生まれて初めて感じた。
いやただ弟ってだけじゃダメだな、このヒトの弟で良かったって心底感じてた。
「ちょっとぉ、一緒に考えてよー」
なんか「一緒に」とか言われると超嬉しい。でも考えるのはパス。難しすぎ。
オマエが考えやがれっ。なぜって、お姉ちゃんなんだから当たり前でしょう。
そんなこと考えながら、思い出したように俺は起き上がる。
「すぐ戻る、ちょっと待ってて」
風のように去り、暗闇の中それを掴み取り、また舞い戻ってきた。
282:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:37:16.48 ID:+dLgujXr0
手のひらにそっと忍ばせ持ってきたコンドーム。たぶんバレバレ。
バレバレなのに何も咎めない姉ってのが、逆になんかイイ味出してる感じ。
「考えるだけ無駄だってばぁ」
無責任とも思える発言。これも弟の特権か。もうヤルことしか考えてなかった。
「もぉー、弟くんが余計なこと言うからでしょー」
「別に余計なことじゃないでしょ、真剣に聞いたつもりだってば」
テキトーに相槌を打ちながらも包装を破り、いかにも話を聞いてますってフリをしながら
ティンポにコンドームを装着。ちょっとションボリ気味だけど上手に被せることが出来た。
そして姉に覆い被さり、その上から毛布も被る。
すっぽりと包まれた毛布の中でモゾモゾしてたら、ここでようやく姉から
「コラっ」って言われた。全然怒ってない。目は笑ってるようにすら見える。
283:フェチ姉:2011/08/22(月) 00:38:28.65 ID:+dLgujXr0
「その気持ちはどの程度なの?いつから?」
さらに質問を重ねつつ、俺も姉に重なり密着した。
ふざけ半分でティンポを姉の中に侵入させようと行動を開始。
姉が全くと言っていいほど抵抗しないのは、俺がゴムを装着したことを
ちゃんと見抜いてるからなんだろう。それがまた俺を興奮させる。
程なくして根元まで埋まった。半勃起状態で柔らかいまま。
こんなんでいいのか?って思ってしまうくらいのマッタリとした挿入だった。
そのまま会話を続ける。
「どのくらい本気なわけ?いつからそんな気持ちになったの?」
「え? え? ああ、えっと…」
まさかこの状態で質問が続くとは思っていなかったのか、
ちょっと躊躇したあとに姉が質問に答え始めた。
285: 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2011/08/22(月) 00:47:52.07 ID:Z00BzPOD0
フェチねぇ~イイなぁ~
ほすぃ~(*´д`;) ハァハァハァ
286:えっちな18禁さん:2011/08/22(月) 00:49:31.94 ID:sXMYkiXT0
フェチ姉きたーワクテカ!支援
と思ったけど連投規制かにゃ?
明日早いから泣く泣く寝ることにしよう
290:フェチ姉:2011/08/22(月) 10:55:09.07 ID:+dLgujXr0
すまぬ、連投規制待ってたらそのまま寝てた…
291:フェチ姉:2011/08/22(月) 10:57:08.58 ID:+dLgujXr0
「んっとね、アレだよ?四六時中好きで好きでたまらないってワケじゃないんだよ?」
「時々猛烈にうおぉぉってなるの、朝目が覚めると同時にうおぉぉって、発作かな?」
「いつからって言われると…うーんわかんない、だいぶ小さい頃から?」
「気付いたら弟くんに自分のことをなんでもかんでも教えちゃう自分がいたの、気付いてるよね?」
「それからねー彼氏のにおいを嗅いだときにねーコレじゃないって思っちゃったー」
「なんかそれが当たり前になってきてミカちゃんと別れたって聞いたときがトドメだった」
「あれでもうダメだと自覚した… ってゆうか… 弟くんのちんちん大っきくなってきてない?」
うん、だいぶ育ってきてた。
自然体で一生懸命に姉が話すので、俺も出来るだけ一生懸命に耳を傾けてたつもり。
でも姉が一生懸命に話せば話すほど、実はティンポ挿入されてるくせにコノヤローってギャップが…
俺を奮い勃たせるのだった。
292:フェチ姉:2011/08/22(月) 10:58:49.87 ID:+dLgujXr0
「動いてもぃい?」
それは姉に許可を求めたわけではなく、今から腰を振りますっ
ていう俺の自分勝手な宣言。姉の返事を待つまでもなく、前後に腰を揺らす。
「いい…よ…んあっ」
って姉が体を強張らせて応えてくれる。
毛布にくるまってモゾモゾ動いているその2人の姿は、スゴく秘密の行為って
感じがしてた。誰に見られているわけでもないけど、俺以外の人には絶対にこの
姉の姿を見せたくないって、変な独占欲に駆られていた。
ちょっと蒸し暑さを感じるくらいのその中で、汗ばんだ肌が触れ合うたびに
お互いに吐息を漏らした。その行為に陶酔していくのが自分でもわかってた。
293:フェチ姉:2011/08/22(月) 10:59:32.83 ID:+dLgujXr0
ミカとのセックスは、とにかく色々と試してみたくて、アレコレ体位を変えた。
その度にティンポを抜いてはまた挿れての繰り返しでとても忙しかった印象。
でも、姉とのこの行為は、とにかく離れたくなくて、くっついたままで過ごしてた。
薄暗い中で姉の顔を常に捉えておきたくて、結果的にずっと見つめてしまっていたんだ。
それに気付かせてくれる姉の言葉。
「見すぎだよぉ、恥ずかしいってばぁ…」
え?って思ったけど確かにそうだ、見惚れてた。照れ隠しでエロネタを仕込む。
「だって見たくなるじゃん、姉ちゃんのティンポ挿れられてる表情とか?」
姉が恥ずかしそうにちょっとはにかみながら答える。
「弟くんってエロいよねw 触り方とかすっごい優しいの、でもエロいのw」
優しく触った覚えはあるが、エロくしようと意識した覚えはない。
「ってゆうか、甘えてたと思ったら急にちんちん挿れてくるのは卑怯だぞw」
いいじゃん、もうズッポシ入ってるじゃん、姉よ完全に手遅れだ。
294:フェチ姉:2011/08/22(月) 11:01:42.89 ID:+dLgujXr0
「お姉ちゃんも入ってるとこ見たいー」
オマエも十分エロいじゃないかよ、と心の中でツッコミを入れながら
姉の腰を優しく抱え上げ、脚もVの字みたいに持ち上げる。
興味津々って感じで姉が覗き込み、すぐに恥ずかしそうに目を逸らす。
そしてまた怖いもの見たさって感じで頭を持ち上げてきた。
俺はそのタイミングを見逃さずに、前後してた腰の動きを上下に切り替え
突き下ろすように腰を沈めては抜けるギリギリまで持ち上げ、さらに突き下ろす。
ブチュっと飛沫が飛んでもおかしくないような音が出て、
「もういいってばっ、やんっ、生々しすぎるよぉー」
って姉が下唇を噛んでた。
俺は見せつけるように2~3度さらに激しく突き入れ、そして姉を解放した。
メッチャ興奮。してやったりと思って、ハァハァと息が乱れ、額に汗がにじんだ。
299:フェチ姉:2011/08/22(月) 12:08:20.48 ID:+dLgujXr0
姉が言う通り、確かに生々しかった。
陰毛が薄いせいもあってか、2人が繋がっている部分が丸見え。
その結合箇所と姉の顔を何度も見比べて「見すぎっ見すぎだってば」って
姉に何度も批判されながら、俺は悦に浸った。
そして特筆すべきはその挿入感。
締りが良いとか、そんなありきたりな表現では足りない、何かがあった。
なんつーか、下手糞な表現だけど、俺のチンポの形にピッタリ。
ジャストフィットなその感覚は、まるで俺専用に計算されたモノであるかのよう。
書いてて思ったけど、「俺専用」ってなんかエロいな…。
これは双子説まであるくらいのソックリ姉弟、男女の違いはあれど体の構造
がどこか似通っていて、何か遺伝子的な秘密でもあるのではないかと疑いたい
くらいのものだった。言葉にするのがあまりに難しい。
しかし、後日、姉にも同じようなことを言われたのでこの感覚は間違っちゃいない。
300:フェチ姉:2011/08/22(月) 12:29:49.56 ID:+dLgujXr0
これが赤の他人との行為なら、相性が良いとか、肌が合うって言葉で
片付けられる問題なんだろうと思う。
俺はこのときまで経験も少なく、比較の対象はミカしかいなかったけど、
それから先巡り合い体を重ねた数人の女性とのセックスとを較べても
姉とのそれはまるで異質。
内容は一緒でも、辿りつく先に待っている世界が違う。
桁違いの射精の快感度とか、そういう具体的な感覚を伴うものとも違う。
前スレで発想や思考が似ているエピソードとして、同じタイミングで同じ歌を
口ずさむとか、母親に同じタイミングでメールしたとか、同じタイミングで
虹を撮影してたとか書いたと思う。
考えてみると、この「同じことを同じ時間に同じタイミングでやってる」ってこと
の顕著な例、そして完成型が俺達2人がセックスしてしまうという行為なのだと思う。
301:フェチ姉:2011/08/22(月) 12:30:27.83 ID:+dLgujXr0
笑っちゃうくらいに、とんでもない一体感なんだよw マジでww ヤバいwww
ティンポ溶けちゃうってば。
油断してるとたぶん体ごと吸い込まれる、魂も。
なんで禁断の行為なのか、身をもって体験。
そして、なんで禁断の行為なのか、身をもって理解。
体験して理解すれば最終的辿り着くのは「でも姉弟なんだよね」という悲しい現実。
302:フェチ姉:2011/08/22(月) 12:31:45.80 ID:+dLgujXr0
棒磁石ってあるじゃん?
両端がS極、N極で。
本当はくっつきたいのにお互い逆向きで一生くっつくことはない。
でも根元ではしっかりとくっついてるよね、アレって。
俺達姉弟もそんな感じだ。違う方向を向いて一生を過ごさないといけないんだ。
こういうこと書いちゃうとアレだ。悲しくなる。
アホなスケベ姉弟のまるでギャグみたいな日常を淡々と語るんだ俺は。
つーわけで、いつしか俺は「でも姉弟なんだよな」って現実から目を背けた。
考えても考えても無意味。何も生まれてこない。だから考えることを放棄した。
303:フェチ姉:2011/08/22(月) 12:45:33.74 ID:+dLgujXr0
S極、N極の棒磁石の話もなかったことにしてくれ。
SでもNでもないよ、俺達。
どっちもMだ。極度のM属性。
その時々によって役割分担。
ケツの穴舐めてるときの俺はS。
におい嗅ぎまくってくるときの姉もS。
才能豊かな演技派なんだ。
笑いに変えないとやってられん、実際。
305:フェチ姉:2011/08/22(月) 13:24:37.49 ID:+dLgujXr0
それからはさらにマターリと過ごした。
生での挿入を思い浮かべ当初頭に描いていた
「これでもかってくらいに突きまくってヘソ付近に放出する」って
イメージとはまるでかけ離れていた。
とにかく射精するのが目的で、必ずと言って良いほど最後はバックで
突きまくってたミカとの荒々しいセックスを思い出す。
まぁそれはそれで趣があってよろしいかと思う。
若さに任せての全力疾走、そこから導かれる快感も、それはそれで好きだった。
姉に言われた弟くんの触り方はすっごい優しいっていうのを意識して
実践していたわけではないけど、そうすることで辛うじて自我を保ってたのかな。
306:フェチ姉:2011/08/22(月) 13:33:40.47 ID:+dLgujXr0
被ってた毛布もいつの間にかずり落ちてた。
体を絡めあう2人の姿が浮かび上がり、程好い緊張感が漂い始める。
時間が経つにつれ、よりいっそう体が馴染んでくるのを感じた。
やべぇ、絶対やべぇ、これはマズいぞ…ってひたすら思ってた。
今すぐにイってしまいそうとか、そういうワケじゃない。
姉とひとつに繋がっているというこの状態そのものがビジュアル的にヤバいんだ。
かかえていた太ももから姉のウエストへと両手を移ししっかりと支える。
俺がひと突きするごとに姉からリアルな反応が返ってくる。
下唇を噛んで耐え忍ぶかのような表情を浮かべる姉を見てさらに俺は加速した。
でもこれは心情的な加速。腰の動きは逆に急ストップ。
「ちょっといい?」
「な、なに?」
ちょっと怯えたような目で俺を見つめる姉。別にイジメるわけじゃない、安心して。
308:フェチ姉:2011/08/22(月) 14:08:58.48 ID:+dLgujXr0
「好きって言ってよ」
その一言を告げて、またゆっくりと挿入を繰り返す。
確認するまでもないんだけど、そう言って欲しくてたまんなかった。
俺は気付いてたんだ。姉は俺に対する好意をアピールはしたけれど、
実際に「好き」って言葉を口にしたのは俺だけさ…。またこのパターンさ…。
姉はちょっと考え込むような仕草で、挿入のリズムに合わせて小さく喘ぐ。
「言って」
少し語調を強め「言って」の「って」のタイミングでズボっと串刺しにしてやった。
309:フェチ姉:2011/08/22(月) 14:10:16.40 ID:+dLgujXr0
ちょっとビックリ顔の姉が、俺の勢いに負けて口にする。
「すすす好きです…」
なんだその棒読みのセリフは。
さっき俺達は才能豊かな演技派って書いたのに。とんだ大根役者じゃねーかw
ちょっと待て。今さら何を恥ずかしそうにしてる。
その表情やめろ。想いを遂げたって感じの満足そうな微笑み。
遂げられてねーよ、噛み噛みだし棒読みだったってば。ややややめろ、ててて照れる。
自分で頼んでおいて後悔した。
見つめながらのフェラをお願いしたときと同じ。またこのパターンさ…。
強気で喧嘩ふかっけたのにアッサリ負けた気分。恥ずかしいのはコッチだ。
310:フェチ姉:2011/08/22(月) 15:04:35.23 ID:+dLgujXr0
姉が両の手の平で口元を隠した。
その隙間から「ダメっ…ああ…ダメっ」って聞こえてきた。
好きって言葉を口にして、気持ちが昂ぶったのだと思われる。
けれど、それが今まで聞いていた喘ぎ声とはちょっと違う種類だと直感的に理解。
(ダメだなーって思ったら、そのときはそこで終わりでもいい?)
って言葉がまた脳裏をよぎる。今度は俺の勘違いではない。
「弟くん、アッ…これ以上だめっ、もう終わりにしてー」
そして、この夜一番見事な仰け反りっぷりを姉が披露、体が浮いてた。
あーここでー終わりかーって思うと同時に、俺の体にも変化が訪れる。
決して満足とは思えない姉の「好き」という一言、その後の笑顔、そして仰け反る姿。
それらに刺激されたのか、俺の脳内で色んな物質が放出された。
そして射精というカタチで放たれるのだろう。いきなりそれはやってきた。
311:フェチ姉:2011/08/22(月) 15:05:11.28 ID:+dLgujXr0
「弟くんっ!」
って切ない表情の姉に見つめられ、プレッシャーが俺を襲う。
急いでティンポ抜かなきゃ!って重圧とほぼ同時にやってくる射精感。
ここで無理に終わりにするとか、カッコつけてる場合じゃない。
こんなときだからこそ、カッコ悪くてもいいんじゃないか?
とりあえず正直に伝えよう。今夜の俺は甘えん坊。きっと姉は許してくれるはず。
「ご、ごめん、ってゆうか、ダメだ、イっちゃう… 出ちゃう…」
メチャクチャ恥ずかしかった。
姉がダメならそこで終わりって約束と違うし、直前まで偉そうに「好きって言え」
とかなんとか。
何よりも、もうすぐイキそうだというそんな気配もなかったのに、姉に終わりと
告げられたこのタイミングでイキそうになったことがすごくカッコ悪かった。
314:フェチ姉:2011/08/22(月) 15:36:39.90 ID:+dLgujXr0
「うっそ?ホントに?え?全然いいよぉイってもいいよっ!」
ってヤケに明るい姉の声が聞こえた。
表情は見てない。俺にはそんな余裕なかった。でもたぶん「肛門舐め」を
約束したときの(〃’∇’〃)← こんな顔してたんじゃないかな。子供みたいに。
姉のその言葉で肩の荷が下りた。正直に言ってよかった。
全身が脱力、その代わりティンポだけが一回り大きくなったように感じた。
体中のエネルギーがそこに集中、そして爆発的な解放感が待っていた。
射精前のラストスパートのラの字もなかった。
精液が放たれる瞬間をこんなにゆったりと見守るのは初めてだった。
俺を導くであろう2人の繋がった部分を見つめながらその時を迎えた。
315:フェチ姉:2011/08/22(月) 15:37:22.87 ID:+dLgujXr0
全身を駆け巡っていた何かが、最後にティンポを通って飛び出してゆく。
いつもはピュっ!くらいの感覚なのに、ドヒュっ!ドヒュっ!って音でも
聞こえてきそうな勢いだった。
放っておけば暴れまくって精液をビクンビクン撒き散らすはずのモノ。
そんなやっかいな代物を姉の中に埋め込んでいる罪悪感は当然あった。
でもそのドス黒い情念も含めて、全てを姉が優しく包み込んでくれてると錯覚してた。
コンドーム越しとはいえ、姉の中で果てるって感覚は今まで味わったどんな
エロい行為をも軽く凌駕してた。
全てを吐き出し終えたあとも、姉の中でそいつはトクッ、トクッと脈打ってた。
姉の体の中に俺の体の一部が入り込んでいるのを一番リアルに感じた瞬間だった。
320:えっちな18禁さん:2011/08/22(月) 19:57:57.92 ID:Bq0Qn/Uy0
アホでスケベ姉弟のまるでギャグのような日常
↓
切ない純愛の物語
と解釈して間違いないですね
引用元:
兄弟姉妹と気持ちいいことしてる人集まれぇ~!Pt.9
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1312847166/