ヤススじゃないから読んでってくれねーか
板違いだぜ、ってことなら誘導してくれると嬉しい
男が出てくるやつ、検索してもでてこねーから
ないなら自分で書いてまえと思ってさあ
見せてほしい
飯食うの忘れて書いた駄文だけど読んでくれ
「はああ?何言ってるんですか?」
予想通りの反応に返す言葉もなくうなだれるしかない。
目を向けなくても僕の頭に視線が突き刺さっているのがよくわかる。
そうなって然るべきことを僕は言ったのだが。
「本気で言ってます?ちょっと顔上げてくださいよ」
怒りを隠そうともしない声に促され、その声の主を見た。
整いすぎた顔立ちと小柄な体が不釣合いだが、今や名前を知らない人の方が少ないのではないかという彼女が、
腕組みをしながらこちらを見下ろしている。
いや、身長は明らかに僕のほうが高いのだが、見下ろしているとしか言いようがない。
「本気……というかその」
「モゴモゴ言わない!!」
彼女の少し釣り気味の目が更に釣り上がる。
「何で警察にも弁護士にも言わずにわたしに言うんですか!おかしいでしょ!」
容赦なく正論をぶつけてくる彼女。
「で、でも、そういう人に言ってしまえばすぐにわかるし、
お前らを潰すのなんか簡単だって言われて……」
「はぁ〜……」
頼りないなあ、と言わずともわかるため息をつき、彼女も黙りこくってしまった。
「何とか話だけしに行けませんか?」
無言が返ってくる。
「お願いしますよ嗣永さん……」
我ながら情けなく懇願した僕の声に、また一つため息を返してから、
彼女—嗣永桃子は答えた。
「ちゃんと警備とかつけてくださいね」
「あ、ありがとう!」
ホントに最悪。
去年から担当になった年下マネージャーの越後君が、子どもたちがそれぞれ家に帰ったあと、
わたしだけを楽屋に残してどうしても相談したいことがあると切り出してきたと思ったら
そんなことホントにあるの?っていう嘘みたいな話。
TV、音楽、ひっくるめて芸能界で強い権力を持ってるあるお方がうちのもりとちを気に入ったって。
それだけならいいニュースなんだけど、
「あの子は18越えてるのか」
「一人暮らしなのか」
「胸のサイズは」
とかもう気持ち悪すぎる質問をしてきたらしい。
その場をはぐらかしていたんだけど、わけのわからないことに越後くんは、
「嗣永の許可がないとそういうことは……」
というはぐらかし方をしたとか。
何で警察とか弁護士とかじゃなくてわたしを巻き込むかな。
グループの危機だとは思うけどさぁ。
そしたらその権力者さん、
「嗣永?あぁももちさんか。じゃあ一度ももちさんと今後の話をしたいね。
セッテイングできるかい」
と越後君が言うには威圧感たっぷりに言ってきたんだって。
私ならいざとなったらつんくさんにも社長にも相談できるし、上手く丸め込めるかもしれない。
でもちょっとどころじゃなく怖いし、向こうが何を求めてるのかわからない。
警護もちゃんとつけてもらって、常に通話状態のスマホを持っておくという手はずにした。
ちゃちゃっと片付けてお家帰って寝たいなぁ……。
「やぁ、お待ちしておりました」
革張りのソファに暖色系の間接照明、よくわからないお酒がずらりと並んだバーカウンターという、
いかにもなマンションの一室に通されたわたしを待っていたのは、恰幅の良い40代後半くらいの浅黒い肌をした男だった。
感じの良い声で丁寧なことを言っていても、本質はセクハラオヤジなんだ。
油断しないように、でも嫌悪感を出さないようにニコリとして挨拶を返す。
「こちらこそお招き頂きありがとうございます。ももちです」
「プライベートでもそのままなんですね。もう少しリラックスして下さってもいいんですよ」
にこやかに返してくるオヤジ。リラックスなんてできるわけないのに。
マンションの警備システムは厳重すぎて、わたしひとりしか結局部屋には入れなかった。
あとは越後君とつながった携帯だけが頼り。
「ももちはいつでもこんな感じですよ、24時間こうです」
「あはは、そうなんですね。まぁ、よければソファにお座りください。上着はお預かりしましょうか?」
「結構ですうふふ」
本題をいつ言ってくるのだろうか。きっぱり断って出てこなくちゃ。
部屋に入ってきたのは少し緊張気味の嗣永桃子だった。
芸歴15年、芸能界をひとつのスキャンダルもなく生き抜いてきた稀代のアイドルだ。
俺が知らないということは、本当にノースキャンダルだったということだ。
そう、ノースキャンダル『だった』のだ。
「わざわざお越しいただいて申し訳ありませんでしたね。
グループのこれからの戦略を提案するならももちさんだとお聞きしてね」
「えー、わたしよりマネージャーさんとか、社長にお話いただいたほうがいいと思うんですけど」
「はっはっは!社長のことはよく存じ上げていますよ。
ももちさんに全幅の信頼を寄せていらっしゃる。
それにこの前会った若いマネージャーさんも、中々がんばってるみたいですね」
「それほどでも……信頼して下さるのはうれしいです」
思っていた以上に賢い女性のようだ。はぐらかしながらも、こちらの本音を探ろうとしているのがわかる。
おおかた外とも通話状態にして、何かあればすぐに人を呼べるようにでもしているのだろう。
だが甘い。
入念にリサーチ(というかヲタ活)したところ、彼女は本来気が弱く怖がりだ。
仕事上は不断の努力でそれを見せないようにしている。
想定外のことが起きれば対処するのは不得意なはずだ。
「ところで本題に入る前に」
「なんですか?」
「携帯の電源を切ってくれるかい?」
えっ……?
唐突に言われた言葉に言葉を失ってしまった。落ち着きを取り戻さないといけない。
「その顔を見ると図星みたいだね。外に出せない情報もあるんだ。切ってもらわないと困るなぁ」
「で、でも……」
「越後君!!!!電話を切りなさい」
「ちょっ……」
バレるのも構わず携帯を確認する。
越後君はバカ正直に、いや恐れをなして本当に通話を切ってしまっていた。
愕然とするわたしの手から携帯を奪い取り、オヤジは余裕の笑みを浮かべた。
最悪……
「では本題に入ろうか」
「聞きたくありません」
さっきまでとはガラリと態度が変わった。おもしろい、臨戦態勢というわけか。
「聞いておいて損はないと思うがね」
「……」
刺すような目つきでこちらを睨めつけている。虚勢なのがミエミエだ。
「越後には君のところの……なんて言ったかな、あの子について色々聞いたが」
目に怒りの色が増してきた。俺の感情も昂ぶっていく。
「本当に興味があるのは君なんだよ、ももち」
嫌悪感を隠せなくなったのか、苦虫を噛み潰したような顔になっていく桃子。
「いいね、その顔も」
「うるさい」
「これからする質問に答えてくれるね?」
「嫌です」
「そうか、なら……」
手元にある自分の携帯である所に電話をかけるフリをする。
「あぁ、俺だが。森戸の家にはついたか?そうか。先方が嫌みたいなんでね、かわりに襲っ……」
「答えます!!」
ゾクゾクする目つきと声色で桃子が遮ってきた。よしよし……
「じゃあはじめに、お名前は?」
「嗣永、桃子です」
何この質問。下らない。
「おいくつですか」
「25歳です」
「職業は?」
「アイドルです」
これって……
「へぇー、何ていうグループですか?」
「……」
「グループ名は」
「カントリー・ガールズ……です」
弟が隠してた変なDVDのことを思い出して、グループ名が汚される気がして言いにくい。
「ふふふ」
見透かしたようにオヤジが笑う。ムカつく!
「メンバーカラーは?」
「……ピンクです」
「ほぉ。じゃあいつも下着はピンク色なの?」
気持ち悪い……!ふざけてる!
「答えないのかな?」
「待って!答えればいいんでしょ!いつもではないです!」
「じゃあ今日は?」
「……」
「今日は、何色、なの?」
念押しするように聞いてくるオヤジの声が、耳から脳を這い回っているようで吐き気がする。
「……緑、ライムグリーン」
「へぇぇそうなんだぁ〜ピンクじゃないんですねぇ。ニックネームとかありますか?」
「ももち……です」
これ完璧にあの変なビデオの真似事だ。悪趣味すぎる。嫌悪感を隠すのが大変だ。
「あれ?ももち、何か変なこと考えてない?」
「何がですか」
「これ、AVの、アダルトビデオの、エッチなビデオの、
男と女がセックスするビデオのインタビューみたいだなって、思ってない?」
思わず泣きそうになってしまう。弱いところを見せたら相手が喜ぶだけだ。
「思ってないです」
「へぇ、知らないですとは言わないんだ」
「はぁ?知らないです」
「無言も嘘も禁止だよわかるよね?ももちはAV見たことあるの?」
携帯をちらつかせながら、威圧と胡散臭い笑顔をころころ変えて質問してくる。
怖さより腹立たしさが勝って、少し冷静さを取り戻せた。
「い、一度だけ」
「うわぁー見たことあるんだ?知らないっていうのは嘘だったんだね。
嘘一つ目だね。どんなの見たの?女優さんはだれ?」
「女優さんは……わかりません」
「ふぅん。どんなのかはわかるよね?」
この状況で思い出すのはすごく嫌だ。
「お、弟と……しちゃうやつ」
「……ぷっ……あはっはっははあはは!ももちそういうのが好きなんだ?」
「ちがっ!弟が!持ってて」
こんなこと言いたくなかったのに!
「なるほどねぇ……じゃあ弟クンがお姉ちゃんとしたかったんだねきっと」
「は!?そんなわけ」
「いやぁーそうだよきっと。家にこんなこっそりエッチなビデオ見るようなお姉ちゃんがいたらねえ。しかもかわいいしねえ」
「やめてください」
参考画像ありがたや
「いやあー面白いなあ。弟がお姉ちゃんとするAV持ってたの知ってどう思った?」
何も思わないよ!!
「あ、答えなくてもいいや」
「弟もそういうのに興味あるんだって思いました!」
とにかく子どもたちを守らないと。
「あれ?本当に答えなくてもよかったのに。だってこっそり見たんでしょ?大体それでわかるよ。
ももちもエロい気持ちになったんだよね」
「なってな……」
「ところでさ、さっき言ってた『そういうの』って何?」
「えっ……」
「『そういうの』って何?はっきり言わないとわかんないなぁ」
「え、えっちな……事です」
「子どもじゃないんだからさぁ」
こんなの……学校の性教育と同じ!!!
「せ、セックスです」
「ふふふ、まぁ今はそれでいいや」
俺は昂揚感に震えながら桃子にAVのインタビューまがいのことをしていた。
見立て通り、この子は俺の性癖ド真ん中に突き刺さる反応を返してくる。
心底嫌そうな、恥ずかしそうな、憎々しい顔。
刺すようだった冷たい声に恥じらいからか温かみが生まれてきている。
雰囲気に飲まれてきているのが手に取るようにわかる。
「ももちはしたことあるの?」
「な、何をですか?」
「何だと思う?」
「っ……」
「ももちの想像通りのことだよ。あるの?」
「……ないです」
「ん?何を?」
「はぁ……?せ、セックスです」
「へぇーセックスのことだと思ってたんだ」
「ちょっ……ふざけないで」
「正解だよ」
「はぁ……」
最高だよ、桃子。
「スリーサイズはわかる?」
「わかりません」
「嘘二つ目だね。衣装とかあるしわからないはずないよね。まぁ、恥ずかしければカップだけでいいよ」
「く……Cです」
「そのくらいかなって思ってたよ写真集見て」
写真集をファンの人に買ってもらうのは嬉しいのに、こんなオヤジからいやらしい目で見られたと思うと本当に嫌になる。
わたしを辱めるのが目的だろうし、なんてことない顔してやるけど。
「ももちはオナニーはするの?」
下卑た顔でもなく、普通のオーディションの質問のように最低なことを聞いてくる。
「……しませ「嘘はだめだよ。もう二つついてるからね」
何個までならいいのかも、嘘をついたらどうするつもりなのかも言わないくせに都合よく口を挟んでくるオヤジ。
もりとちの家にいるこいつの手下が何をするかわからないから、従うしかないのがしゃくだ。
でも今までの質問で一番恥ずかしい。答えたくない。
「するんだね」
勝手に決めつけられて、否定もできない。自分が涙目になってきたのがわかる。
「大丈夫だよ、みんなすることだからね」
安心させるようなことを言ってきた声色に、少し落ち着いてしまった自分が憎らしい。
「じゃあももち」
「何ですか」
焦っては落ち着き、恥じらっては落ち着きを繰り返す桃子は十分に堪能した。
そろそろ本当の本題に入ろう。
「服を脱いで」
「はっ!?嫌に決まって……」
「嫌に決まってるのはわかってるよ。俺がわかってるのをももちもわかってるでしょ?」
本当に桃子は賢い。
聞き分けのないことを言っても無駄だとすぐに悟り、頑なに着たままでいたダッフルコートを脱ぎ去った。
薄いピンクのワンピースと、真っ白な二の腕が顕になる。
「ワンピースならすぐに脱げるね」
ちょっかいをかけると、桃子は悩みを振り切るようにまずは靴下に手をかけた。
「見ないでくれますか」
これからすべてを見るというのに、パンツが見えるのを気にしている。
視線を逸らさずにいると諦めたのか、器用に手で隠しながら靴下を片方ずつ脱いでいく。
ちらちらと太ももが見え隠れし、余裕の表情をキープするのに苦労する。
「はぁーあ!!!」
大げさにため息をつくと、桃子はワンピースを脱ぎ捨てた。
キャミソールとパンツだけの状態になった桃子は美しく、また加虐心をそそる。
思い切りの良さを発揮しキャミソールも脱いだ桃子は、ライムグリーンのセットアップの下着を腕で隠しながらこちらを睨みつけた。
「水玉コラって知ってる?」
「何ですかそれ」
ぶっきらぼうに返してくる桃子に、
「そうやって腕で隠してると、裸に見えて逆にエロいよ」
そう伝えると、ダン!と床を蹴りつけながら桃子は両腕を下ろした。
このまま裸にさせられるのかな……。虚勢をはってみてはいるけどどうしても恥ずかしい。
自分から脱いで見せるとか。
気持ち悪いオヤジになんか見せたくない。わたしのことを大切にしてくれる人にしか見せちゃいけないのに。
「そこまででいいよ」
オヤジは意外なことを言ってきた。
「隣の部屋に着替えがあるから、それ着て戻ってきて」
何か変なコスプレでもさせる気なのかな。
指示された部屋に入ると、スタイリストさんが持ってくるようなハンガーラックや衣装ケースだけが置かれているのがかろうじてわかった。
「暗いから電気つけていいよ」
ドア越しに呼びかけるようなオヤジの声にあっかんべーをして、電気のスイッチを入れた。
「うそ……これ……」
そこにあったのは、『ももち図鑑』で着たピンクのチューブトップタイプの水着とオーバーオールだった。
写真集のお仕事は楽しいしうれしいんだけど、これだけは嫌な思い出がある。
「ほとんど裸じゃないですかこれ!」
「いやーそうは言ってもよく似合ってるよ。それにツナギも着るし大丈夫でしょ」
「なんかオーバーオール着たら着たでその……もう!!」
「はいじゃあつぎツナギ脱いで」
「えっ?」
「絶対かわいいから」
「ちょっと……」
当時のスタイリストやフォトグラファーから話は聞いていた。
あの衣装のときだけ桃子は珍しく渋ったのだという。
不思議でしたね〜などと酒の勢いで抜かしていたが、
18歳の桃子は間違いなく性的なものを意識していただろう。
あの艶っぽい表情は心からでないと出すことはできない。
それを今、25歳の桃子に着させる。すでに下着姿だったのだからそう時間はかからないだろうに、
殊の外待たされている事実に今の桃子の心境を思い起こさせられ、またしても震えが来る。
がちゃり、とドアが開き、桃子がうつむき加減で戻ってきた。
手を取ると一度は振りほどかれるが、微笑みながら睨みつけると諦めたように従った。
「そこに座って」
寝室に移動し、キングサイズのベッドに桃子を座らせる。
衣装の効果は上々だったようだ。
先程までとは異なり、現実に差し迫った『これから』に桃子が不安を覚えているのがわかる。
「ぃ……」
ベッドの端に座った、床に足が届かない桃子の背後に座る。
まだ触れてもいないのに体をこわばらせる桃子は、少しずつ『ももち』の皮が剥がれてきているようだ。
「この衣装さぁ、ほんとエロいよなぁ」
「……」
声にならないうめきをもらす桃子。
「Twitterで外国人がつぶやいてたよ、この衣装選んだ人を称賛するべきだって。
ほとんど裸だからこの時は恥ずかしかったに違いない、とも書いてたな。実際どうだったの?」
「べ、別に普通です」
「そうなんだぁ。これさぁ、ツナギ着てない水着ショットがエロいのはもちろんなんだけど、
着ててもエロいよなぁ」
「そ、そうなんですか。男の人ってよくわかんないですね。馬鹿ですね」
世間話のように話していると、桃子も軽口を返してきた。いいぞ。それでいいんだ。
「水着だとももちのお尻がすごいことになってるけどさ」
「ちょっとやめてくださいそういうの」
強気さと本気のコンプレックスが混じった反応が返ってくる。
その声色に高まった俺は、桃子の耳元に近づいた。
参考画像ほんと助かります
「ツナギの横から手入れてさ、おっぱいもみまくりたくなるよ」
耳元で信じられないほどいやらしいことを言ってきたオヤジに、吐気がするほどの嫌悪感を覚えた。
でも、撮影したときのスタッフさんと同じく『ツナギ』と言ってきてることとか、
自分がこのオーバーオールに抵抗を覚えた理由に近いことを言われたせいか、身体が固まってしまう。
「あれ?ももちもそうされたいって思ってた?」
「されたいわけない!」
また耳元に来た声に、振り払うように顔を向けるとちょうど頭突きしたようになってしまった。いたぁ……。
「いててて……ももち大丈夫?」
口実とばかりについに身体をくっつけ、後ろからわたしの頭を撫で回す。
「前髪乱れるんでやめてくれますか」
「このあと乱れるのは前髪だけじゃないよ」
うわっ!!!
こいつ、キスしようとしてきた……!いや、それは当たり前なんだけど、当たり前なのが嫌なんだけど!
思わず顔を押しのける。
「キスはいやかぁ……じゃあ」
というとオヤジは部屋を出ていった。
これ、あのDVDと同じ感じならもしかしてクスリとかそういうの持ってくるんじゃないの?
だとしたら本気で抵抗して殺してでも逃げなくちゃいけない。
わたしの焦燥感とはうらはらに、程なくして戻ってきたオヤジの手には、
クスリらしきものではなく携帯が握られていた。
そうか……忘れかけてた。
「俺は紳士的だからね。無理にとは言わないよ」
白々しくオヤジが言い放つ。
「キスが嫌ならしない。でも全部嫌がられたら……わかるよね?」
顔を背けて答えてやった。
ベッドに座ったあの衣装の桃子は身体を縮こませながら顔を背けている。
キスを拒まれたのもある程度予想通りだった。まぁいい、ここからが重要だ。
「じゃあももち、ももちが撮影の時想像してたことするからね」
「何も想像してないですけど」
桃子の返答を無視し、また背後に座って顕になった白い肩に触れる。
桃子は両腕を下ろし、手をキュッと閉じていた。目も閉じているかもしれない。
そのまま二の腕を這わせ、桃子の固く閉じられた拳を柔らかく握る。
「緊張しなくていいんだよ」
ささやくと、逆らうかのようにさらに手に力が入り、思わず苦笑してしまう。
再び二の腕まで腕を滑らせ、
「ここのやわらかさってどこと同じって言われてるか知ってる?」
「知りません」
おそらく三つ目の嘘だが、カウントしないでおいてやろう。
「ここだよ」
「ぅ……!」
先程桃子に言ったとおりのシチュエーションでツナギの隙間に手を寄せ、
横乳に軽く触れた。
「本当は知ってたでしょ?」
「いいから早くしてください」
後輩に負けないほど耳が赤くなってきてるよ、桃子。
「じゃあお言葉に甘えて」
俺は桃子のCカップだという美乳を下から支えるように持ち上げた。
うーわ、ホントに触ってきたよ。
こんなことになるなんて思ってもみなかった。
それは嘘になるかも。もしかしたらこういうことになるかもって。
じゃあ何でここに来ちゃったんだろう?あれ?あ、そうだ通話状態にしてた携帯……切られたんだった。
なんか手がどんどん真ん中のとこに近づいてきてる。
耳元で息しないでほしいな。
やっぱりこの衣装変態っぽい。
こんな格好で山登りするシーンとか誰ターゲットなのよ。
誰にアピってるのよ。
「ももちのおっぱい、柔らかいね」
何か言ってきてる。気持ち悪いなぁ。早く満足して帰してよ。
ういろう返してよ!パパがももちのういろう食べたの、未だにうらんでる。
次名古屋に行った時また買おう。
なんか片手が下に下がってきた。ナメクジが這ってるみたい。気持ち悪い例え。
おへそ触ってる。お腹痛くなっちゃうからやめてほしいなぁ。
「こうされる想像しちゃったから、この衣装のとき渋ったんでしょ?」
はぁ?何で知ってる……そうか、撮影スタッフさんに聞いたんだ。
スタッフさんにも嫌がってるのバレちゃってたかー。良くないなぁ。
あれ?何で知ってるのっていうかそんなこと想像してない!声に出てないよね?
「あ……」
何今の声!否定しようとして……え!?
「いい声出たね。ももち、ちゃんと乳首感じる子なんだね」
は!?ちく……え?
「ちょ……っ!ん……」
関係ないことを考えようとして、頭の中ぐるぐるにしてたら、
いつの間にか水着の中の先っぽを右手でこすられていた。
左手はお腹を這い回っている。
否定の言葉が上手く出ない。
「そ、想像は……してなっ!いですから……」
ここまでとは思っていなかった。
桃子は否定の言葉を述べている最中に少し触れるだけで声が上ずるほど、乳首で感じるようだ。
「そっかそっか、男が勝手に勘違いするだけだよね」
「そうですよ……だからこんなこっ……!無駄ですから」
「頑張ればいつか理解してもらえるかなぁ」
「んっ!ぅぅっ!ふっ!」
「どう思う?ももち」
「しっ!らなぃ」
「じゃあ男がどれだけおっぱいが好きか、
っていうか俺がどれだけももちのおっぱいが好きかわかってもらえるまでがんばるね!」
「うっ……!ひ……っちょなにいッ……て」
「あはは、ももちのほうが何言ってるかわかんないよ」
「とめって……!ちょもう……」
はぁ……はあ……
息うるさいなあ……耳元で……
「息上がってきた?まだわかんない?」
え?わたしの……息?こんなにはぁはぁ言ってるの……?
「わかってもらえるまでやめないよ?」
な、何を……?
「もう20分もおっぱい触ってるよ。乳首じゃなくても感じるようになってきたね」
そう言うとオヤジはわたしの脇から……その、おっぱいの下にかけてなでてきた。
水着の上からなのに鳥肌が立つ気がして驚く。
「なにがっ……!わかったらぁ……ゃめてくれるの……ぉ」
「俺がももちのおっぱいが大好きで、ももちもおっぱいもまれるの大好きってことだよ」
キモ……でも言わないとやめてくれない……
「わかったぁ……わかったからあ゛ッ……」
わたしのち、乳首を軽くつねりながらオヤジが尋ねてくる。
「なにがわかったの?」
「あなたが……わたしのを好きでぇっ!」
「なにを?」
「わたしの……っおっぱぃ……」
「で?」
「わたしも……おっぱいもまれるの好きです……」
「よく言えました」
助かった……のかな?
第一段階終了かな。
意外と桃子は受けの素質もあるのかもしれない。
年下には年上らしく、年上には年下らしく接することのできる器用さもあるし、
攻めたい人間には受け身になれるのかもしれないな。
余裕の表情を崩さないように意識はしているが、桃子に卑猥なことを言わせるのがたまらなくクる。
このまま続けていくか……少しずつ少しずつ……。
「ももち疲れちゃった?ちょっと休憩してクイズでもする?」
「く、クイズ?何それ」
先程まで敬語混ざりだった口調がタメ口9割になっている。いい兆候だ。
「これ見て」
桃子に携帯のディスプレイを見せる。
「これ……!!」
「おっと、だめだよ。手はひざの上。わかるよね?これ、みんなの連絡先」
「何がしたいの……」
「簡単だよ。5問クイズ出すから、一つ正解ごとに一人ずつ連絡先消してあげるよ」
「嘘」
「嘘じゃないよ。仮に嘘だったとしても、これに乗らない限りは消さないし、
明日にでもここに年上順に呼ぼうかな。俺、ももちみたいな大人の女性が好きだからさ」
「サイッテー」
「やるってことでいいよね?じゃあ第一問」
「男性器のこと、なんていうでしょーか」
キモチワルすぎ!!何いってんのこいつ!
「無言は不正解だよー」
ばっかみたい。おちんちんって言わせて喜びたいのかな。子どもじゃあるまいし。
「ペニスでしょ」
バカにしたように発音よく言ってやる。
「不正解。英語風に言うならpenisだしね。もっと別の言い方あるでしょ。
制限時間あと5秒ね。4.3.2……」
「待って!おち……んちん」
「しょうがないなぁおまけで正解ね。じゃあ第二問」
ほんっとーにムカつく……んぁっ……!
「正解の副賞で耳舐めしましたー。第二問は、そのおちんちんをもっとやらしく言うと?
ほら、ぽで終わるやつだよ」
もう悩んでるのがこいつを喜ばせるだけだってわかってる。
でも恥ずかしくて言いたくない。
「セクシー選手権やってるグループの方ですよねぇ?」
くっ!
「ち、ちんぽ……!これでいいんでしょ?」
「おぉーももちエッチだね。知ってるんだね」
「早く次行ってよ……うぁ……!はっ……////」
「第二問の副賞はももちも好きって教えてくれた乳首つまみでしたー」
ふざけてる……
「第三問、ちんぽをなめたりしゃぶったりすることを何といいますか?」
うーわ、ほんとにキモい……
「ふ、フェラでしょ……ちょ、ちょっと!」
「正解〜これは言うの早かったね!ももち結構こういうこと知ってるって、
TVで下ネタ振られた時の反応でみんな知ってるよ」
「そうじゃなくて!手っ……」
「これは副賞だよ、さっき触らなかった内もも!ツナギがオーバーサイズだから簡単に手が滑り込んじゃうね」
か、勝手にすれば……ちょっともうすぐで触られちゃう……!
「第四問はー、女性器のことをなんというでしょーーーーか」
絶対言うと思った……
「知らない……」
「あれ?森戸さんに電話しちゃおうかな」
「ヒント!ヒントちょうだいよ知らないんだから」
「ノーヒントです」
ここまでの反応でもうこいつを喜ばせてしまっているのがわかる。それがわかる自分もなんか嫌だ……
「ちょっと!そこは!」
「まだ触ってないじゃん」
口をつぐんでいるとオヤジの指が足の付根の部分、水着と肌の境界線をなぞってくる。
「ぉ……こです」
「ん?聞こえないなぁ」
「ぉまんこ……です……」
「正解!!じゃあ副賞あげるね!」
やだ!触られる!
「うぁぁぁ!だめ!みみっ……」
わたしの予想と覚悟に反して、オヤジは再び耳を舐めてきた。
人に耳舐められるとこんなにゾクゾクす……だめだめ!何考えてるの!
「あれ?期待はずれみたいな顔してるね。もしかしておまんこ触られると思った?」
「期待なんかするわけないでしょ……」
期待はせずとも、そうされると思っていたわたしの声は弱々しかった。
「あとは山木ちゃんだけだよ!ラスト第五問!」
次は何よ……どんなエッチな言葉言わせようとしてんの変態!
「ももちのおまんこは今、濡れている。○か×か」
>>74
いや誤解しないで欲しい 普段の俺はこんなんじゃないんだ
……はい?
あまりにも予想外の問題に頭が真っ白になる。
そんなのわかんない。答えたくない。
30分近くも胸を触られて、耳も舐められて、今も内ももを手がさすっている。
「あ……っ」
またおっぱいも触ってきた……
「ほらほら、答え変わっちゃうかもよ?」
何それ……気持ち悪い!
「ば、×……!」
「ホントにそれでいい?ファイナルアンサー?」
「うるっ……さいなぁっ////」
「もう一回チャンスあげるよ。どっち?」
「うぅう……」
耳元のオヤジの声が頭の中で反響している。
りさちゃんの連絡先……りさちゃんなら上手く回避して……
でもわたしもこんなことになってて……
「ヒントあげるね」
えっ……?
くちゅくちゅくちゅくちゅ……
「えっ!?音っ……////やめゃめまって……ぇ////」
「○?×?」
言いながら桃子の中に指を入れてみた。こんな簡単に入るとは……エロすぎるだろ……
「まる!ま……るですぅ////」
「濡れてるの?」
「ぬれて……ぬれちゃってる……ぅ////」
「だれのどこが?」
「いやぁ……ぇひゃぁああああ!とめ……っ!」
指のストロークを早めながら、桃子の声が高くなる場所を探す。
「一旦止めてあげるから言って」
「ももちの……おまんこです……」
「良くできました」
「やっ!うぁあああああああ!だめだめだめだめへぇ……!ゆるし……にゃあっ!あふっ!」
「弱点ここだね、ちんぽでも届くね」
「うぐくくく……ふぅっ!はぁあああああああああああ!」
「オナニーしてるときみたいにイッてごらん」
「やだやだやぁああああ!なん……あ!!イ……」
ツナギ姿の腰が跳ね、俺の右腕にしがみつきながら痙攣したあと、
膝枕のような体勢に桃子は倒れた。
「クスリとか使ったでしょ……最低」
「何いってんの?ももちの弱点がわかりやすかっただけだよ。ここに来て何も口にしてないでしょ」
そうだけど。そう……だけど。
真っ白になった頭がもとに戻ってから、言い訳をしようとしたけどあんなふうになってバレてないわけがない。
もうあとはこいつのせいにするしかないと思って言ってみたけど当然否定されてしまった。
指でイッちゃったのは……初めてだった。
一人でする時も、みやに教えられてペンライトで……その……してたから。
……本当に弱点ってあるのかな。
「ねえももち」
定期的に見たくなる動画
「何」
「俺さぁ、当然ももちの連絡先も持ってるんだけど」
「連絡されても無視しますけど」
「今日の映像を添えて各所に売ることもできるなぁ」
最悪……
「もしお願い聞いてくれたら。映像も連絡先も消すよ」
「だいたい察しが付くけど」
「さすがだね。じゃあももち、まずは……」
わたしの手を導き、オヤジの股間に触れさせる。汚い……けど……////
「どう?」
「どうって」
「大きさ」
「知りません!」
ペンライトより……全然大きい……
桃子の小さな手が俺の股間に添えられている。
意外にも嫌悪感はすぐ消えたようで、指が時折形を確かめるように動いている。
一度イかせたのがよかったのかもしれない。
「そのまま握ってみて」
「やです」
言いながらも少し力が込められる。
「ももちが愛を注いでくれたから大きくなってきたんだよ」
「ふふ……やめてよそういうの」
TVでの発言を揶揄するように言うと笑ってくれたようだ。
「舐めるのは今日はやめとこうね」
「今日はっていうか……一生しないけど」
ぶっきらぼうに答えながらも手が上下し始めた。このままではまずい。
「ももち」
「……はい?」
「脱いで」
「そこに、壁に向かって脱いでよ」
オヤジからまた理解不能な注文が来た。
もう身体も疲れているし、思考能力も落ちていると思う。
色々なことが面倒になってきて、とりあえず子どもたちの連絡先は消させたし、言うとおりになってやるか、とか思ってる。
ほんと、この水着面積少ない!上から撮ってるショットとか、ほんとはNGにしたかった。
オーバーオールの肩紐を外し、とさりと床に落とすとオヤジが突然抱きすくめてきた。
「ちょっと!!!急にやめてよ!離して!やっ……ん////」
水着姿になったわたしの……おしりにおちんちんをこすりつけてくる。こんなに熱いの……?
「でもももち、薄ピンクの水着が濃くなっちゃうくらい濡れてるよ」
「やだ!あっ!あせ……でしょ////」
「汗はこんなにぬるぬるじゃないよ、それにももち汗かかないじゃん」
股の間にそれが滑り込んできた。わたしから生えてるみたいに、それが前後してる。
こすれるたびに変な声が出そうになり、口を両手で塞いでいると、
「やっ////」
あっという間に水着のトップが外されてしまった。
誰にも見せたことない、さきっぽが普段より赤くなって、カチカチになってる。
「ももち。あっち見て」
男が指差すとそこには姿見があった。思わず胸を隠す。めちゃくちゃ恥ずかしい……
わたし、こいつの……あれで床から足離れそうになってるじゃん……
「つぎはこっちだね」
ボトムのリボンがほどかれてしまった。
「リボン解いても濡れてるからくっついてるね」
「やめて////やだ////」
するりと引き抜かれるその刺激にも、わたしは反応してしまっていた。
「じゃあももち、入れるよ」
脱がせた水着をベッドに放り投げ、俺はゴムをつけてから桃子を後ろから抱きすくめた。
小柄な桃子を立ったまま後ろから抱いたら浮いてしまうのでは?などと下らないことを考える。
「コンドーム……」
「もうしてる」
引き延ばそうとする桃子の言葉を遮る。
「はぁー……一回で終わり!絶対に!」
「わかってるよ。ももちは何回でもいいからね」
「どういう意味???」
知識があるようでないようだ。汚い手を使ったが、愛おしく感じる。
「少し足開いて」
「ん」
言われたとおりに従う桃子。
「うっ……うぅぅぅうぅうううう!ん!」
「入ったよ」
「はいった……の?」
先だけだけどな。
「これ……やば……」
「苦しい?」
「少しだけ」
「ゆっくりするね」
「ありが……いや早くおわらせて……ぇ」
思いがけず感謝の言葉を言いそうになる桃子の入り口をゆっくりとほぐしていく。
初めてとあってかなりきつい。弱点をこれで攻めるのはまだ時間がかかりそうだが、
中に入れることには抵抗がないようだ。
「ねえももち」
「な……に……?まだおわんないの?」
「普段何でオナニーしてるの」
「いうわけないでしょ!!!」
「やっぱりオナニーはしてるんだ。何か入れるのに抵抗ないなあと思って。
キッツキツだけど血も出ないし。これ奥でしてるでしょ」
「しらな……ぁ!い!」
試しに三分の一ほどまで入れてみるとしっかりと受け入れてくる。
「まだ……はいるの……ぉ?」
一気に奥まで入れてみた。
「うわぁ!ひ……うぅぅううう!おっき……////」
「ももち、弱点突くからそこつかまって」
「そこってあっ!あぁぁぁぁああぁぁ!ひぅ!こぇでちゃっ……あ////」
お腹側をこするように突くと余裕ぶった態度も崩れ、桃子の高く大きい声が部屋中に響き渡った。
突くほどに桃子のそこは濡れ、真っ白な肌がお尻まで桃色になっていく。
一度抱ければいいと思っていたが、こんなにかわいい桃子と一夜限りの関係になるのは惜しい。
忘れられないほどにイかせてやらなければ。
「そこばっかゃめ!あっもうだめ、だめだめ!あぁあぁああああ!」
「イく時はちゃんと言うんだよ!」
くちゅくちゅくちゅくちゅきゅ!という音と桃子の嬌声が一段と大きくなる。
「イくんでしょももち!締まってきてるよ!ももちの早漏まんこイくんだろ!」
「やらぁあああぁあああああ!イ……っちゃ……イく……ぅー!」
つま先立ちになった桃子は真上を向いて、うつろな目で俺と天井を見ながら一回目の絶頂をした。
「やああああこれだめ……!ふむ……っう!だめだめだめぇー!////」
「イくって言ってないじゃん!これで2回目だよ言わずにイったの」
「あああああああぁあああああひゃめ!イく!イってるぅううううう」
「あっまたイ……////」
「ももちのっぉおまんこ……イく……イくイくいきますぅー!」
「おちんちんもうおわってぇ……ちんぽイってくださぃいい……」
立ちバック、バック、寝バックで合計7回桃子は果てた。
寝バックが特にお気に入りらしく、2連続を含め4回イったようだ。
さすがに俺も疲れたので、一旦休憩に入る。
桃子はうつぶせのまま息を整えていた。
「ねぇ……」
「なに?」
「まだ出ないの?」
「何が?」
「わかるでしょ」
「ももちも俺のしたいこともうわかってるでしょ」
「……せーし」
「もうすぐかな」
「……あのさ」
「ん?」
「次は……なんでもない」
「なんだよw」
「もう後ろから怖いから……やだっていってんの!」
「そんなことか じゃあ次はこうしよう」
対面座位、っていうやつらしい。
ベッドの端に腰掛けたオヤジにまたがり、首に抱きつく。
何かカップルみたいでホントにやだけど、後ろからのほうがもっと嫌。
何されるかわかんないし、それに、
それに……////
「はいっっっ……たぁ……////」
何度めかわからない、オヤジのおちんちんがわたしを押し広げる感覚。
慣れるかと思ったけど全然。だって……おっきすぎる////
ゆーっくりゆーっくり出し入れされて、気づいたらオヤジと目があっていた。
恥ずかしいから慌ててそらす。
こういう時、大人の女性ってどんな顔してるんだろ?
そんなの誰も教えてくれないよね……そう考えていると、子どもたちの顔が思い浮かんで愛おしさが湧いてくる。
と同時に、それまで以上にオヤジのおちんちんの形を意識付けられてしまった。
やばいかも……////
「ももち」
優しい声色で呼んできた。呼んだだけでじーっと見つめてくる。
なぜかわたしは、その瞳に吸い込まれそうになって……
俺は近づいてきた桃子の顔をふと避けてみた。
「っ……!////」
見る間に真っ赤に染まる桃子。こいつ、拒否ってたくせに。
「どうしたの?」
「なんでもなんむっ!!んっ!!!////ちゅ……あ、はぁ……ん!」
唇を奪うと夢中で桃子はついばんできた。
「んっ!!あぁあああ!すごぉ……イ……!」
「だめだめだめだめ!!!」
「ももち全部ダメって言うじゃんw」
正常位に移行してほどなく、桃子はイきながら両足でしがみついてきた。
そろそろ俺も限界だ。10回目の絶頂を迎えた桃子にラストスパートをかける。
「ももち!イくよ!出すよ!」
「あぁあああああらして!わたしも……イっってる!ぅ!あん!あぁあああ!」
「桃子!受け止めて!イ……く!!!」
俺とももちは同時に絶頂を迎え、部屋にようやく静寂が訪れた。
わたしは何回目かもうわかんないけどイっちゃって、お腹の中でコンドームがふくれるのを感じていた。
あ、ちゅー……キス好きかも……
「じゃあ約束通り、連絡先と動画は……うわぁ!!ももち!?」
「じゅぷ……ちゅ……ろうがだけで……いぃ」
「ちょっと!お掃除とかどこで……」
「けすのどうがだけでいい……」
終わり マジでイカれてるわ
天才か?
15,000字くらいあるわ
自分でも引いてる
もう二度とこんなことはしない
メチャクチャいいやん
気付くの遅れてさっき読んだわ
センスある
是非また書いて欲しい
ももちが実際リアルで誰かとこんな感じのプレイしてると思うと切ない感情が湧き出てくる
( ´Д`)
乙
水着恥ずかしいとかファンの人そういうこと想像してんでしょって思ってるんだけど
そう思ってるってバレるのも恥ずかしいから
涼しい顔してやってるのが見え見えでそこがめちゃくちゃエロいよな
ももちの学校に行って全校集会で音読したい名作