妄想サークルなるものが、俺を中心に出来上がったぜ。
つまらないし書き留め無いけど、ゆっくり書いてく
俺は現在36歳のキモい独身男性でサービス業の会社員だ。
そんな俺の趣味は深夜の誰も居ない公園で、色んな事を妄想して一人ではしゃいではストレスを発散している
あれは一年前の秋頃の事だ。
いつものように木製バットとグローブを持って【俺がプロ野球選手だったら】の設定で、ホームランを打ったらのガッツポーズや砂場にダイブして超ファインプレーの妄想をしてた。
特に周りに家も無いから大声を出しても迷惑にならないし、この日は特に大声で自分の打席の応援歌で有るヘビーローテーションを口笛を吹きながら1回表の俺の打席をイメトレして、対戦相手のダルビッシュとの勝負を妄想してた
いくらダルビッシュが良い投手でも、俺との対戦成績は悪く俺には大事な場面ではいつも打たれて俺には苦手意識を持ってた。
当然、この日の妄想イメトレも俺の超ファインプレーで試合には勝利したんだが、俺が試合を終えてブランコで勝利の一服をしてると一人のラジカセを持った青年がやってきた。
青年は俺に気付かないのか、ラジカセから曲を流して光る棒を振りながら大声で何かを叫びだした。
深夜1時頃に妄想イメトレを終えて一服してるオッサンの離れた所で、一心不乱に光る棒を振りなにやら叫ぶ青年に俺の興味は完全にそいつへと向いていた。
激しいダンスと叫び声にビックリしたけど、何をしてるのか凄く気になり話し掛ける事にした
俺「こんばんは(゚▽゚)/何してんの?」
青年「あわわわわ。。。な、なんですか?」
凄い挙動不信だった。
俺「なんか凄い気合いが入った声とダンスで気になってな」
青年「何もしてないですよ。もう帰るんで失礼します」
俺「怪しい者じゃ無いから安心してよ。その曲って誰のなの?」
青年「アイドルの曲です」
どうやら、アイドルヲタのようだ。
いやいや、お前怪しすぎるから
疲れてんのかな
書けば長くなるから青年の詳細を簡潔に書くと、彼は引きこもりで趣味はアイドルらしく家では大声を出せないから誰も居ない夜の公園でアイドルライブに行ったらの設定で光る棒を振ったり大声で掛け声をしてイメトレしてるらしい。
俺と違うのは俺は実際のプロ野球観戦には行った事が有るけど青年はアイドルライブには一度も行ったことは無くて深夜の公園でイメトレだけで妄想してる事だ
なぜだろう、心があたたかくなってきた…
俺みたいな妄想イメトレをしてるのは日本でも数十人しか居ないと思ってるけど、その一人が偶然にも同じ場所で鉢合わせるのが何かの縁だと思った。
俺も青年が悪い奴じゃなさそうだと思ったし、俺の野球選手妄想イメトレの事も話をした。
青年は不思議そうな顔でポカーンとしてたけど、色んな事を話をしてくれた。
俺のイメトレは時間にすると1時間程度だが、青年はアイドルライブ参加を完全にイメージしてるから長い時は3時間も頑張るらしい。
彼の引きこもりの諸事情や詳しい事は聞かないで、お互いの妄想イメトレについて話あった。
ただ、違うのは俺の野球妄想イメトレとは違って彼のはアイドルライブに参加した場合の練習だ。
青年のはライブに参加する為のトレーニングだからイメトレでいいんだけど、お前のは実現しない事を頭ん中で描いてるだけでイメトレじゃなく純粋な妄想じゃね?
一緒に語るのは青年に失礼。
見てる人、ありがとうございます。
少し用事が有るので後ほど書きます
何となくにやけてしまう
最後まで書いておくれ
期待せざるを得ない
すいません。>>1です。知人の結婚式参列で今日の夜に再び書きます。
保守ありがとうございます
青年はアイドルライブに参加したいけど、引きこもりだし人見知りだから少し怖くて行く勇気が無いと言ってた。
俺は妄想イメトレが趣味だけど、野球観戦にも行くし妄想はおおっぴらに人様に公表できる趣味では無いし、青年とは次の週末の夜に再び再会する事を約束してこの日は解散した。
次に会う時は、俺の妄想試合の対戦相手を演じてもらう事と青年がイメージしやすいように俺がアイドルを演じる事も約束した。
青年は次はポータブルDVDを持ってくると言ってたのでアイドルライブを流しながらのイメトレになりそうだ。俺も妄想試合に備えて、次回の青年との試合の為に寝る前にどんな設定にしようか悩んでた。
待ってたぞ
なーんかゆるくて好きだわww
すいません。あとで
そして次の週末がきた。
青年とは、メルアドを交換していて週末に青年がイメトレするライブ内容を教えて貰い動画サイトでチェックしてみた。俺も青年には妄想試合は甲子園をかけた県大会決勝戦にしたいとの要望を伝えた。
俺も同年代の人だったら避けてたかもしれないし一回り以上も離れた内気っぽい青年だから、こんな馬鹿げた事もお願い出来たのだと思う
夜の公園で青年を素振りをしながら待ってた所、自転車でやって来た。
時間にして深夜の11時頃だ。青年は親が寝静まってから、こっそりと抜け出してくるらしい
そして、いよいよ俺の妄想試合で有る県大会決勝戦が始まった。
ホームベースを挟んでの礼からスタートした。
青年も少年野球の経験が有るらしいしゲームでパワプロもしてるみたいだから野球は少しは分かるみたいだ
いつもは一人で妄想していて自分の都合良い展開ばかりだが、いくら妄想とは言え青年という対戦相手が居る事だし俺も気合いが普段とは違った。
お互いにファインプレー連発で試合はいよいよ最終回の俺の打席となった。
いつもは俺の応援歌はヘビーローテーションだが、俺の一振りで甲子園が決まるかも知れないしスタンドには甲子園を期待する地元住民や在校生が必死に応援してる姿が目に浮かんだ。
そして、俺はヘビーローテーションからガラスの十代へと応援歌を変更した。
ガラスの十代を口ずさみながらバッターボックスに入った。
青年は俺に投げる時は球種を伝えた。
「ストレート」
「カーブ」
と叫んで投球動作に入る。
九回裏二死三塁だ。
あっという間に青年の絶妙な配球に俺は追い込まれてしまった。
俺は間合いを取ろうとバッターボックスを外して大観衆のスタンドに目を向けた。
俺の一振りを信じて手を合わせる女子や地元の市長なんかも見えた。
青年が「ストレート」と叫んで投球動作に入った。
ここで青年が意表を付いたクイックモーションで投げてきた。
タイミングを外された俺は三振してしまった。
妄想試合なんだから俺がホームランにする事も出来るんだが、あの場面ではそれは想像が出来なかった。
混ざりてぇwwww
白熱の試合は延長で俺のサヨナラホームランで甲子園出場を決めた。
勝利の校歌を歌い俺は歓喜に包まれてるスタンドへと走った。
スタンドは万歳三唱で女子達は抱き合いながら喜んでる姿が目に浮かんだ。
俺は何度もガッツポーズをした。
実際には夜の公園を走り廻ってるだけなんだが、イメージとしてはタレント柳沢慎吾の一人高校野球ネタをスケールを大きくしてやってる感じだ
俺と青年による妄想イメトレ試合は時間にして30分ほどを楽しんで終了した
次は青年によるアイドルライブのイメトレだ
青年はポータブルDVDを取り出すとライブ映像を流した
光る棒を両手に持ち叫びだした
「よっしゃいくぞおおおおおおお!!!おい!おい!おい!おい!おい!!」
俺は青年がライブ参加した時をイメージしやすいようにポータブルの横に立って青年に俺をアイドルだと思ってやってみろと助言した
ライブ中のMCなんかは、はるな愛の口パク芸みたいな感じで青年を煽ったりもした。
「おまえら、今日も盛り上がっていくぞおおおおおおお!!」
青年「お~~!!」
青年はポータブルの横に立つ俺に向けて光る棒を振り、踊りながらアイドルの名前を連呼しながら頑張ってる。
夜の公園は肌寒い。だけど、青年は汗だくで大声を出して頑張ってた
俺も、青年がイメージしやすいように姉が使ってたスカートを掃いて一生懸命にアイドルを演じた。
妄想イメトレは、どれだけリアルに想像できるかが重要なので妄想試合とは言え俺はユニホームを着たし、青年にも上だけだがユニホームを貸した
オッサンがスカートを掃いてアイドルを演じたり、ユニホームを着て妄想試合とは不審者と思う人もいるかもしれない
だけど、俺達は真剣だ。これは妄想イメトレを極めた者にしか分からない特異なことかもだが
進行はゆっくりでもいいから最後まで書いてほしい
そしてできるなら>>1達に混ざりたい
青年と俺によるライブイメトレは1時間ほどを練習して終了した
1時間も大声を出して踊り狂った青年は声が枯れてたし疲労感と達成感に包まれていたように見えた。
青年「この程度で声が枯れてては、まだまだですよ」
と言って笑ってた
ただ、青年に申し訳無かったのは俺が完璧にアイドルを演じられずにいたことだ
妄想試合では、俺の対戦相手を完璧にこなしてくれただけ有って申し訳無い気持ちで一杯だった
ゆっくり書いてきましたが、今日中には完結します
楽しみにしてるぞ
お互いのイメトレを終えて俺達はブランコで雑談してた。
その時に青年は自分の引きこもりになる経緯を語ってくれた。青年は、まだ10代かと思ってたけど実年齢は24才だった。専門学校を卒業して、就職したけど半年で辞めて引きこもりになったみたいだ。
同窓会の誘いも有った事も有るそうだが、引きこもりだから肩身が狭くて行けないし同級生が社会人として頑張ってるのに自分は引きこもりでゲームとアイドル三昧だから恥ずかしいと言ってた
なんとか社会復帰したいけど4年間も引きこもりだから怖いし不安みたいな事を言ってた。
だから、リア充みたいにアイドルライブ参加して弾けるのを妄想してイメトレしてるみたいだ
青年は友達とは、ほぼ絶縁状態らしいけど某SNSの引きこもりが集まるコミュニティーで仲良くなった人が居て定期的にメールをやり取りしてるとの事だ。相手の人も同じアイドルが好きで、色々と話をしてるみたいだ
その相手の詳しい素性は良く知らないけど同じ県内に住んでるらしい
俺は少ないけど友達は居るし凄いブスだったけど二週間だけ彼女が居たから妄想イメトレという変な趣味だけど、誰か他人との交流は生きる為には重要だと思ってる
別に青年の人生なんて俺には関係ない事なんだけど、少し可哀相だなと思ってしまった。
とりあえず、妄想イメトレは楽しいけど実際の現場は本当に楽しいし妄想とは比べもんにならない事を言った。俺も、野球観戦に行った時は「かっとばせ!!〇〇」の「〇〇」を自分の名前に置き換えたりして本当の大観衆の声援を味わう気分になったりしてる。
野球観戦に行く事で、俺の妄想イメトレの幅も広がるし青年にも一度ライブ参加をしてみろと助言した。行く人が居ないのなら一緒に行くしとも言った
そのアイドルライブは主に首都圏で多く開催されてるらしいけど、近所の映画館でもその様子が放送されるらしいので俺と青年は去年の年末に映画館に行く事にした。
年末までの二ヶ月間は、主にイメトレは青年のアイドルライブ参加の練習に多くの時間を費やした。
流石に夜の公園は肌寒くなってたのでマンガ喫茶のファミリールームで練習する事も多くなった。
マンガ喫茶では、スペースが広く無いので俺の妄想イメトレは【仮想ドラフト会議】だった。俺は8球団から指名されたんだけど希望球団に行けなくて無念の野球浪人する記者会見も開いたりした。
俺も青年のアイドルライブのイメトレに付き合う内にその応援スタイルを次第に覚えてしまった。
最初は、マンガ喫茶でも青年の持ち込んだDVDを見て画面の横でアイドルを演じてたけど青年と一緒に画面に向かって借りた光る棒を振ったりするようになった
そして、俺達は年末の映画館に向かった
映画館とは言え青年にとっては初めてのアイドルライブだ。青年は凄く楽しみな様子だ
映画館だから映画を見るようにゆっくり鑑賞するもんだと思ってたけど部屋に入ると多くの人が光る棒を持って待機してた
俺はポップコーンとコーヒーを買って、ゆっくり座って見るつもりだったがライブが始まると場内は総立ちで一斉に映画館の大画面に向かって光る棒を振り大声で叫びだした。
とりあえずポップコーンとコーヒーを座席の下に置いて俺も起立した
青年は数ヶ月に及ぶイメトレ特訓の成果が出て、全力で光る棒を振ってた。
俺は、自分がアイドルだったらこれだけの多くの声援を浴びると気持ちいいだろうなと思いながら真ん中ら辺の席だったので時々、後ろを振り返り自分に光る棒を振ってくれてんだと妄想して大雨に打たれて熱唱してる自分を妄想してた。
「オッサン!!ちゃんとライブ見ろよ!!」
何やら後部席の若い兄ちゃんに注意された。
なかなか、このアイドルのファンは熱いらしい
俺も画面のアイドルに光る棒を振ったりしたけど、ライブ中の大半は俺がアイドルだったらを考えてた。
大雨に打たれ観客が俺の引退ライブに駆け付けてくれた。そう妄想すると胸が熱くなった
いつもは、俺が野球選手だったらの妄想ばかりだけど俺がアイドルだったらの設定も悪くないなと思った。
そして、俺の妄想レパートリーは一つ増えた
青年は全力でライブ映像を楽しみ、俺の引退ライブも大成功に終わった。
今日中に完結させると宣言したから駆け足で書くが、年明けには青年のネット友達に引きこもりも参加して三人でライブイメトレしたりアイドルとのデートプランを考えて実際にサイゼリヤに行ってイタリアンデートをイメージしたトレーニングもしたりした。
誰でも、妄想とは違うかも知れないが例えば童貞ならTENGAを使って手マンの練習したりラップで包んでクンニの妄想をした時もあるのではなかろうか。
俺のメインで有る野球妄想にシーズンオフは無いし、いつでも出来るがたまに現実と空想がごちゃ混ぜになる事も有る。
青年もライブ映画館に行ってからは、本当のライブに行きたいと言い出して行くには金を稼ぐ必要が有るからバイトでは有るが4月から社会復帰した。ネット仲間も社会復帰を目指してイメトレしてる
これが妄想サークルかは分からんが今でも頑張ってます。
やがて大規模テロやらかすのか…
胸熱だな
人生、なにがこうをそうすあかわからんもんやな
今でも>>1は公園行ってるのかな?
オッサーン!!!!!