私が彼と出会ったのはちょうど一年前くらい
風俗嬢として2年目に入った22歳の秋で、最初は気になるどころか女に寄生するゴミくらいに思ってた
ごめんなさい。でも立てちゃったから書かせて
親の転勤が多く捻くれた性格なのもあって友達が極端に少ない私は休みの日に何をしたら良いか分からず、ただ暮らしていくには充分すぎるお給料をもらい家と仕事の往復をするだけだった
前の店で女の子と仲良くしたせいで揉めたことがあったから、お店の女の子とは距離をとっていたしお疲れ様ですくらいの会話しかなかった私に何度も何度も話しかけてくれる子がいた
書き溜めもなしに何が立てちゃっただよ
しねよカス
仕事の上がり時間を合わせてご飯に行った日に年上だと知ったときは、何秒か動きが止まってしまったくらいその子は童顔で可愛かった。名前をなっちゃんとする
なっちゃんは甘えん坊で、友達もいなく家族とも疎遠な私にはとても大切な存在になった
仕事の日を合わせて毎日のように遊んだり一日中LINEしたりしてた
嫌だったら見なくていいよ!
sage進行にするね
毎日なっちゃんと遊んでるうちに、なんか変だなーと思うようになった
ほぼ同じ出勤日数、同じ稼ぎなのに口癖が節約しなきゃお金ないだったから
この仕事をしてる人は訳ありが多いし借金持ちもたくさんいるから、なっちゃんもそうなんだと思ってた
仲良くなってから二ヶ月くらいたった日に、もう死にたいってLINEがきた
心配になって電話かけたら歌舞伎町にいるって言われたからすぐ向かった
無視無視(笑)
ほっときゃいいんよー(笑)
所詮低脳(笑)
見てるよー、続けて。
何があったの?って聞いたら、私の彼氏ホストなんだ…ってボソッと言われた
歌舞伎町にいるって言われた時から予感はあったけど、そういうことかと頭の中でひとつに線が繋がったような感覚だった
うん、それで?と聞くと、到底払える金額ではないお酒を頼まれてしまい明日までにどうするか決めて欲しいとの事だった
ありがとう!つらつら書いてく!
無理なら断るしかないんじゃないの?と言うと、でも捨てられるのが怖いと言ってわんわん泣きはじめた
そのお酒いくらするの?
TAX(ホスト特有の税金のようなもの)入れて130万くらい…
さすがの風俗嬢でもポンと出せる金額ではないし、それを彼女に頼む訳がない
これは営業なんだと思ったから素直にそのまま伝えると、分かってるけど捨てられたくないと言ってまたなっちゃんは泣いた
そのお店教えて明日行くからって言ったら一緒に行きたいとのことで、私の家に泊まり仕事をずる休みしてお店に行った
うるさくてギラギラしてる店内に嫌悪感を抱いたまま席に案内された
店の内勤に説明を受けている間になっちゃんの彼氏?担当が来た
ニコニコしてるけど目が笑ってないなと思った
続きは俺が説明するから。と、なっちゃんの担当翔が話し始める
意味はよくわからなかったけどはいはいって聞いて飲み物がくる
代わる代わるホストが来ては名刺を渡し自己アピールして去ってく
私は初回だったから一時間で内勤が来た
もちろん飲み直しなどせず、なっちゃんと出ると伝える
翔はなんでよ!とか言ってたけどスルーして、送りもいらないとお金を置いて外に出た
なっちゃんは、みいちゃん(>>1)はそう言うと思ったよって笑ってた
翔が最初はとても優しかったこと、一目惚れだったこと、たくさん話しているうちに翔から電話がきた
まだ歌舞伎にいるなら会おうとのことだったがまだ私たちは一緒にいたから断った
でもどこにいるかは伝えてたから、翔とひろくんが来た
ひろくんは代わる代わるついたホストの一人で翔の後輩、私が好きになる人
困ったように助けを求める目をされたので間に割って入った
そんだけ高い酒を入れさせたいならもっと接客ちゃんとしろだの、客を楽しませるのがホストの仕事じゃないのだの、言いたいことは大体言った
翔はめんどくさいにため息ついて、二人で話したいから帰ってくれる?なつも二人で話したいでしょ?俺ん家おいでよって言った
そんなわけあるか!困ってるのに!って思ってなっちゃんを見ると、嬉しそうに翔を見てた
行きたいの?って聞くとさっき私に向けた困り顔で翔を見つめた
なっちゃんの為に!と一人で熱くなってたのが恥ずかしくなってしまいバッグだけ持ってカフェを出た
ただただ悔しくて、結局なっちゃんも男をとるのかって考えただけで涙が出てきた
もう二度と泣きたくないから人と距離をとっていたのに、なんで泣いてるんだろうしかもこんな大都会でって思えば思うほど涙は止まらなかった
これ使ってってひろくんがハンカチを渡して私の手を取り、カラオケに入った
カラオケ行く気なんかないって言ったけど、わかったからとりあえず入って?って言われ素直に従った
部屋に入るとすぐ鏡を出して、アイライン崩れてるよ!そのまま外歩くの嫌でしょ!?って言われた
てっきりこの手のチャラい男みたいに慰めたり抱きしめたりしてくると思ってたから笑ってしまった
30分くらいかな?泣いて泣いて、そしたら少しスッキリしたからもう大丈夫だからって言ったら、それまで黙ったままだったひろくんが話し始めた
友達のことだから悲しいかもしれないけど相手はホストだし、ホストの仕事は売上をあげること。
だから彼はやり方はどうあれ仕事をしている
でもみいちゃんの気持ちもわかるからうまく言えない
どうにもしてあげられなくてごめんねって言った
翔がホストなのもホストがそんなものなのも想像ついてた
ただ、悲しかった
ひろくんもそういうことするの?って聞いたら俺はめんどくさがりだから本営はしないよって笑ってた
連絡先教えてよ!なんかあったら聞くだけ聞くよ!営業しようとも思ってないからって言うひろくんだったけど、横暴なホストの翔を、泣きながらも離れられないなっちゃんを見ていたから断った
これも営業だと思ったから。
私が風俗嬢として使う手段に近かったから。
ここは払わせてっていうひろくんを押しのけてカラオケ代を払い出て、ありがとうと言って別れた
そういえば化粧なおしてないって気付いてタクシーを拾い家に帰る
なんだか疲れてしまったから化粧も落とさず寝た
なっちゃんからは電話もLINEもきてなかった
なっちゃんからはまだ連絡がないから、きっと翔といるのだろうと諦めたようなどうでもいいみたいな気持ちになってた
店につき準備をする
店長からなっちゃんから出勤確認の連絡がなく無断欠勤だと聞き、LINEを入れたけどやっぱり話そうと返信を待たずに電話をかける
出たのは翔だった
なつは俺を選んだから。
今の関係上みいちゃん正直鬱陶しいって言われて電話は切れた
また少し心が乾いたような気がした
嘘の自分を作り上げ、お客様を満足させることを淡々と繰り返し仕事を終わらせて待機で一息つく
話しかけてきたのはなっちゃんと仲の良いかなちゃん
みいちゃん?ごめんね急に
なっちゃんと連絡とれなくて、なんか知ってる?と聞かれた
ありがとう!誰も見てないと思って心折れかけてたww
私はかなちゃんがどこまで知っているか分からないまま、なっちゃんと翔のことを話すのは違うなと思ったから、男絡みじゃないのかなって笑った
翔かぁ…ってかなちゃんが呟いた
知ってるの?と聞くと、みいちゃんご飯行ける?と言うので近くのファミレスに移動することにした
かなちゃんはなっちゃんから話を聞いていて、ずっと止めてきた
今までも翔から無理なお願いを散々されていたけどそれを叶えるために、所謂鬼出勤をしていたという
段々体が限界を迎えたなっちゃんが熱を出して寝込んだ時、かなちゃんはもうやめろと怒った
そんなかなちゃんに、もうわかってるから何も言わないでとなっちゃんは答えたらしい
それから何も言わなかったけど、店長から無断欠勤と聞いて嫌な予感がしたそうな
私は昨日の出来事と今日の翔との電話のことを話し、どうしたら良いかわからないとも伝えた
かなちゃんは、みいちゃんは悪くないよ!男絡みなことは女友達にはどうにもできないんだよ
自分で気付くまで放っておくしかないよ、気付いてすっからかんになった時は一緒に話し聞いてあげよー!
かなもホストハマってた時あったから分かるんだよね、と笑った
かなちゃんと連絡先を交換して悩んだら電話してねー!と言われて別れた
家に帰ってお風呂に入りながらたくさんたくさん考えた
なっちゃんが嬉しそうに彼氏という名の担当の話をしていた顔が何度も浮かんでは消えた
それから3日たっても私にもかなちゃんぬも店にもなっちゃんから連絡はなかった
さすがに心配になって何度か連絡したけれど返信はおろか既読すらつかず、また一人で泣いてるんじゃないかって歌舞伎町に行って翔のお店の周りを見たけど、なっちゃんはいなかった
もしかしたら翔のお店に行けば会えるかもと思ったけど、一人で入る勇気もなくお店の下でいるのかも分からないなっちゃんを2時間待った
お店が閉店の時間になり、こないだ代わる代わるついたホストが女の子を送りに何人も順番に出てきた
その時ひろくんが女の子と降りてきて別れたあと、私に気づいた
みいちゃん?どうしたの?って聞かれたからなっちゃんいる!?って聞き返す
早い時間に来てたけどもう帰ったよ?連絡とってないの?
勝手に待ったのは私だけれど、待ち損だったと肩を落とした
ひろくんは、じゃあお腹すいたでしょ?すぐ終わるからご飯いかない?少し話があるんだって言った
なっちゃんの話だと思った私はそのまま下で待ってた
少しして女の子の腰に手を回した翔が降りてきたが、私には気づいていないようだった
なにか嬉しそうに話した後キスをして別れた二人を見ながら、こいつがこんなことしてる間になっちゃんなにしてるのかなって考えてた
しばらく待ってひろくんが降りてきた
近くの居酒屋さんに行き、お互いノンアルコールで一息ついたところで本題に入る
そう、としか声が出なかった
お金ないって言ってたのに無理したんだと思ってたところに
それもね、掛けで入れたんだよねってひろくんが言った
掛けなんて知らなかったからまずそこから説明してもらって、所謂ツケだと分かった
お店を無断欠勤してるなっちゃんがどうやってそれを支払日までに払うのか、考えたくもなかった
ひろくん、ホストって楽しい?って聞くと
楽しくないよって笑った
みいちゃんも今の仕事楽しいからしてるわけじゃないでしょ?ホストなんて底辺だよ、女の子からしたら害だよって続けて言った
なら辞めたらいいのにって言うと、辞められたらいいのにねって返された
ひろくんから連絡が来たのは次の日
店長に仕事を早く上がらせてと頼んだけれど予約が入っていて歌舞伎町についたのは遅かった
全て終わらせてから何度かひろくんに連絡したけど接客中なのか返事はなく、腹を括ってその日のお給料が入った財布を持ち歌舞伎町に向かった
お店につきガヤガヤとお店の音が漏れるエレベーターフロアでどうするべきか佇んでいると、内勤さんが出てきた
あれ?こないだなっちゃんときた子だよね?と言われたので、中に入れて欲しいこと、なっちゃんがいるとひろくんに聞いたことを伝える
ひろ指名で入る?って言われ、よくわからないからそれで良いです!と答え店内へ
なっちゃんがいた
私を見て、またあの困った顔をした
ホストって思ってたのと違うな
何から話そうか…なっちゃんのテーブルに置かれた沢山の飾りボトルを見ながら悩む
他のお客さんを接客中だったひろくんが来て、下で待ってるんじゃないの!?と驚いてた
連絡無かったから入ってきちゃった、とりあえずなっちゃんと話しても良い?と聞き承諾を得たところで翔が来た
なんで卓同じなの?明らかに不満気だったけど、なっちゃんがしばらく他のお客さんのとこにいていいよって言ったら何も言わずにまたどこかへ行った
なっちゃん心配したよと言うと、なっちゃんはごめん、ごめん、と何度も謝った
さすがに何も頼まないのも失礼だと思い、ひろくんに任せるからなにか頼んでと言うとセットでハーフの焼酎がつくからそれ飲もう、無駄にお金使わないでと言われた
なっちゃんはこのあと外で話したいと言うので30分ほど気まずいまま店にいて、同時にチェックを出す
なっちゃんのところに伝票が来た
私のは?と席を抜けていたひろに聞くと、初指名だと安いし昨日奢ってもらったから今日は俺の奢り!今日は無理矢理払おうとしてももう無理だから!と笑いながら言われた
対価は対価だから払うと言ったけど、もう無理だからで押し切られ結局奢られてしまった
なっちゃんはその日の会計も掛けにして、私達はカフェへ移動した
なっちゃんが切り出すのを待つとポツリポツリと話し出す
あのカフェで私とひろくんが帰らされた日、なっちゃんは翔に
あーぁ本当に帰らせたの?なつ結構ひどいね、もうみいちゃんはなつのこと友達だと思ってくれないね!でもなつが悪いよね!と散々煽ったらしい
それがあったからあの電話を横で聞いていながら謝ることすら出来なかった、怖かったごめんなさいとまた謝った
正直あの時は悔しかったし悲しかったけれど、なっちゃんの気持ちも分かったからもう謝らないで、なにかあったらすぐ連絡してと言った
なっちゃんはまた泣いてしまったから背中をさすっていると、援交してるのと言った
ひどい人も多いけど、今のお店では日にちが足りなすぎるから支払いが出来ないとなっちゃんはまた泣いた
聞けば聞くほど無理矢理な稼ぎ方をしていた
残り何日でいくらなの?と聞くと二週間で90万と答えた
そう、とだけ言ってお互い少し無言だった
どれだけ無理矢理な稼ぎ方をしても、間に合わないだろうと思った
ねぇなっちゃん、もしそれが支払日までに払えなかったらどうなるの?
なっちゃんはしばらく俯いたあと、多分実家に取り立てがくる。そう翔が言ってた、と。
それでも彼氏だってまだ思ってる?とは聞けなかった
なっちゃん、翔いないと辛い?私が一緒にいてもダメ?寂しい?って聞いた
もう翔といても悲しいだけなんだよねってなっちゃんは目に涙をいっぱいためて言った
そんななっちゃんを見てたら、私が立て替える。ううん、あげるからもう翔のことは忘れよう?って言ってた
凄いな……。
とりあえずうちおいでよって言ってタクシーで家に帰る
お風呂を沸かしてなっちゃんと入って、一緒のベッドで寝た
きっとちゃんと眠れてなかったなっちゃんはお昼になっても起きなかった
朝ごはん兼お昼を作ってメモを残し銀行へ
窓口で100万おろす
体を売って、辛い思いもして稼いだ100万円。
帯付きのそれは自分が言ってしまった言葉より遥かに重たい金額だと思った
なっちゃんは援交をして掛けを返しながらも寂しさから店に行ってたから、これで収まるかわからずATMでまた30万おろした
家につくとなっちゃんは起きていて、どこ行ってたのー?ご飯一緒が良いから待ってた!とニコニコしてた
お昼を済ませ、ダラダラとテレビを見る
内容なんか頭に入ってこない。私はまだ迷ってた
本当にこれで良いのかどうか
なっちゃんはよし!と一言言って、お金稼ぎに行く!と立ち上がった
とりあえず一回座って?と言って座らせて、バックからお金を出してなっちゃんの前に置く。
これで良いんだと思った
思い込んだに近かったかもしれない
ところで、みいちゃんよりも歳上のなっちゃんは、どの位歳上なの?
みいちゃんとそんなに変わらないんだよね?
ありがとうございます
なっちゃんは私の3つ上でした!
他の見てくれてる方もありがとうございます。
なっちゃんは目をパチクリさせながら、みいちゃん!だめだよ!受け取れないって言った
私はなっちゃんが話しかけてくれた時、最初は少し鬱陶しかったんだ。でも友達もいなくて家族も家族と言えない私からしたらやっぱり嬉しかったんだよね
そんななっちゃんが辛い思いするのは嫌だよ。1からやり直そう?ちゃんと貯金して、やりたいことを見つけてなっちゃんには笑って欲しいって言った
またなっちゃんは泣いた
きっと私はなっちゃんと似ている
寂しくて寂しくて、誰かに依存したくて、甘えたくて、でも裏切られるのが怖いからお金で繋がっているのが安心出来たのだろう
かなちゃんも心配してたから、連絡してあげて?と言うとすぐ電話して、また泣いてた
私はひろくんにありがとう、ちゃんと話せました。なっちゃんの掛けは代わりに払って終わりにしてもらうから、もう会うこともないと思うけど本当に感謝してるとメールした
行けたらとだけ返し、なっちゃんと話す。
なっちゃんは店に行ったら飲んで行けって言われるからと、店が始まる前に掛けを全て返してあなたと終わりにしますとメールした
翔からは何時にどこで、とだけ返信が来た
ついて行くよって言ったけど、ちゃんと区切りをつけたいと言ったなっちゃんの意見を尊重して、近くのカフェで待つことにあした
行ってくると言ってから10分ほどでなっちゃんは泣きながら帰ってきた
これでもう終わったんだねと少しホッとしたような、悲しそうな顔だった
よし!お家帰って鍋でもするかー!とスーパーに寄って帰った
お腹いっぱい食べて、お酒も少し飲んで、また一緒にお風呂に入って寝た
次の日も休み、明日からまた復帰しますと店長に謝りの電話を入れたなっちゃんは少しだけ強くなったように見えた
でも終わってなかった
一瞬迷って、出た
みいちゃん、今なっちゃんと一緒にいる?店からなっちゃんの携帯にかけたらしいんだけど出なくて…と
また連れ戻される気がして、なんの用事?と冷たく返した私にひろくんが答えた。
先月の掛け、入金されてないんだよ
え?なんて?って言った
頭が真っ白になった
待って!それは私が立て替えて、翔に返したはずなんだけど!なんで?なんで?とひろくんに質問をぶつけた
ちょっと二人閉店後に店に来れる?話そう、と
なっちゃんは私の返答からなんとなく事態を把握したみたいで、閉店後に合わせて店に向かった
心臓が体中にあるみたいにドキドキしてた
支援
みいちゃん、大変な思いしたね。偉いね。
テーブルには翔、ひろくん、内勤、代表がいた
翔、どういうこと?となっちゃんが聞く
掛け早く返してよ…と憔悴しきった顔で言うまるで被害者のような翔の態度
返したじゃない!渡したよね!?ちゃんと全額渡したよね!?となっちゃんは叫ぶように翔に聞く
なに言ってんだよ、お前払うって行った日に来なかったじゃん
内勤が間に入り、今にも殴りかかりそうななっちゃんを止める
内勤はなっちゃんの、代表は翔の話を聞くから少し待っててとウーロン茶を出された
ひろくんが横に座り、ごめんと謝ったから、なんでひろくんが謝るの?と聞いた
ホストに直接掛けを返すということは、とても危ないことらしい
普通は来店時に店に直接入金する
それが他人の目もあり、受け取った内勤が責任を持てるから
でも外で直接ホストに渡すと、渡されてないとシラを切り自分の財布に入れる奴が少なくないのだと
あぁやられたな、と思った
なっちゃんへの翔の返信は時間と場所のみ
持ってきてくれてありがとうもなければ、ついたよとかそういうメールもなし。
なっちゃんは渡した後の翔からの電話も無視していたし、電話出て話があるとかそういうのも一切返信してなかったから、渡した証拠がないのだ
しえん
結果的に店にお金が入っていないのだから、圧倒的に不利だった
なっちゃんは、嘘つき!殺してやる!って泣き喚いてた
もう、嫌だった
全部終わると、良かれと思ってしたことが結果としてまたなっちゃんを傷つけた
ソファーにだらんと寄りかかりながら、ひろくん警察呼んでって言った
ひろくんは驚いてた
お願い…もう嫌だ…って言うと、待っててと言って店から出てった
少ししてから警察が来た
なっちゃんはもう周りが見えていないみたいで反応なかったけど、言い争ってた3人は動きが止まった
すいません、俺が呼びましたとひろくんが頭を下げた
代表はめんどくさそうに舌打ちして、ひろくんを睨みつけた
こんなの日常茶飯事なのか、揉めないでね警察としては動けないからごめんねみたいなこと言われて警察は帰った
力になってくれないのなんて分かってたけど、ここまであしらわれるとは思わなかった。
でも警察が来たことが大事だと思った
本当に払ってなければ警察呼びません。私が立て替えましたし、必要なら通帳持ってきます。私たちはどうしたら良いですか?と内勤に聞いた
4円
ひろくんは警察を呼んだことを怒鳴られながら怒られてた
でも言い訳一つせずただただ謝ってた
ひろくんが泣きすぎて過呼吸気味のなっちゃんを支えてくれて、タクシーで一緒に家まで来てくれた
なっちゃんを寝かしつけてから、迷惑ばかりかけてごめんねと謝った
ひろくんは、良いんだよ!みいちゃんも辛いねでも頑張った、よーく頑張りました!と頭を撫でてくれた
私のせいで怒られて怒鳴られて、なのにって思ったら翔へのイライラとか全部ごちゃごちゃになって、頭を優しく撫でてくれる手に安心して泣いてしまった
ひろくんに泣きながら縋るように謝る自分が、私に泣きつくなっちゃんとダブった気がした
ありうる。。。。
もう泣かないごめんって謝った私に、泣くことは悪いことじゃないよ!みいちゃんは優しすぎるから心配だよ、たまには泣き言言っていいんだよと笑ってくれた
いつから、とかハッキリとはわからないけど多分この時にひろくんを好きになったんだと思う
落ち着いた頃合いを見て、みいちゃんも疲れただろうから少し寝な?と言われてソファーに横になった
気づいたら寝てて、ひろくんはいななってて、なにかあったら連絡することと我慢をしないことってメールがきてた
嬉しかったのに、鍵かけないと危ないじゃん!起こしてよ!って返信した私は本当に可愛げがないと思う
しばらくしてなっちゃんが起きた
みいちゃんごめんなさい絶対返すからと謝った
もうあり得ない位になっちゃんの目が腫れすぎてて、シリアスな空気になりきれずとりあえず笑いながら鏡見せた
ひろくんともこんなことあったなって思い出してた
ひろくんからは毎日連絡がきてた
一週間たって、内勤からまた呼ばれたので閉店後に合わせて店へ
答えが見えない以上、どうにもできないので飾りボトルの原価を翔となっちゃんで折半してくれないかという相談だった
なつから回収出来なかった俺の責任もあるので、それで大丈夫ですとあくまで被害者ヅラの翔に吐き気がした
なっちゃんは抵抗してたけど、もうそれで終わりにしよう?こんな奴だもん、無理だよ認める訳ないから!ってなっちゃんを慰め、なっちゃんの手持ちで足りなかったので私が補填して支払った
モヤモヤは残ったし、大嫌いな翔に私が頑張った対価が奪われたのは本当に胸糞悪くて仕方なかった
ひろくんと三人で下に降りると、なんともしてやれなくてごめんねとひろくんが謝った
あなた一番関係ないのに巻き込んでごめんなさいって二人で謝ったら笑ってた
ストレスで死にそうな二人に焼肉奢ってあげよう!とひろくんが言うとなっちゃんはやったー!焼肉!と一転笑顔になった
迷惑かけといてさすがに無理だよって言うと、みいちゃんて素直じゃないよねって笑われた
辛いことばかりだったけど、今思い返すとこの頃幸せだった
なっちゃんは、みいちゃん私一回実家に帰るよと言った
また夜行くから!と
あんなことの後だし心配したけど、用事あるからね~と言われたので改札まで送りバイバイした
なっちゃんは笑ってた
私も帰ろうかなとひろくんに言うと、もうちょっと付き合ってよと言われ恩もあるのでいいよと言った
漫画喫茶に行って、ただただお互い漫画を読んだ
不意にみいちゃん無理しないでねと言われたから、無理してないよと答えたけど、無理してるよ笑えてないって笑われた
話がひと段落したから、もう会えなくなるのかなとひろくんが言った
正直迷った
相手はホストだし、会わない方が良いだろう
でももう戻れなかった
それはちょっとほんの少しだけ残念だねってまた可愛げがない返事をした
みいちゃん…付き合ってよ
ひろくんの言葉に驚いて、本営されるの?私って言った
ひろくんは悲しそうな顔をして、そうじゃないよ、みいちゃんのこと心配だから一緒にいたい。
ホストだから信用出来ないのもわかる、だからすぐ答えを出さないで欲しい。こんな仕事だから、口でなんて言っても伝わらないと思うから行動で示すよ!少しでも信用出来ると思ってくれたら、そこから考えてと言われた
だから、ちゃんと見るようにすると答えた
気づいたらお昼過ぎてて、焼肉のお礼になにかしたかったけど手持ちがあまりなかったので家に誘いお昼ご飯を作った
手作り嬉しい!と喜んでくれたのが本当に嬉しかった
お風呂を貸して、仕事の準備をするからとひろくんは帰って行った
寝てないのに大丈夫かな?と思いつつ、私も限界が来て寝てしまった
気づいたら暗くなってた
なっちゃんは帰って来なかった
紫煙
出ない。またどこかで一人で泣いていたらどうしよう、でもなっちゃんの実家がどこかわからないからどうすることもできず、かなちゃんに電話した
かなちゃんも連絡してみると言ってくれたが、結局連絡がとれないまま朝になった
なっちゃんと連絡がとれない不安でひろくんに電話してしまったが出ない
しばらくして折り返しがきて、アフター中だからすぐは無理だけど必ず行くから!また連絡する!待ってて!と言われ電話を切った
不安で不安で押しつぶされそうだった
一時間くらいしてひろくんが来てくれて、とりあえず待つしか出来ないから一緒に待とうと言ってくれた
昨日も寝てなかったからかひろくんはしばらくしたら寝てしまった
振り回しているなと思った
お昼前頃にまた電話をかけたが出ない
お昼過ぎにまたかけたら出てくれた
みいちゃん、口座番号教えてって言われた
なんで?と聞くと、親に全て話したこと、私が立て替えた分を親に借りて返すこと、仕事を辞めてきちんと生きていくことを一気に話された
そして、もうみいちゃんには会えないとも。
それが親との条件らしい
今回の件に関わった人、仕事で関わった人、全ての人と連絡を絶つならやり直すチャンスをくれると
ごめんね、みいちゃん決めたんだって言われてもう何を言ってもダメだと思った
30分ほどシャワーを浴びてスッキリしてからまた書きます
支援してくれた方本当にありがとう
待ってるで。
>>90
本当にそれですww同じような人が出て欲しくないし、自分の中で消化したいので書かせてください!
同じく風俗嬢でホストに本営もされていたのですごく引き込まれました
続き待ってます
おぉ、同業者さんありがとう!
辛くならない程度に、楽しんでね!
なっちゃんとの電話が切れて、寝ているひろくんを起こさないようにとかそんなの考えられなくて声だして泣いた
それも、ひろくんが飛び起きるくらいの嗚咽を漏らしながら
どうしたの?と背中をさすってくれる
話したいのに声にならない
ひとしきり泣いて少し落ち着いてから、さっきの話をした
ひろくんは、そうだったんだね…みいちゃんはどうしたい?と聞いた
わからない、わからないけど悲しいどうしたらいいのひろくんって泣きついた
みいちゃん今日は俺休むから、たくさん甘えていいよって言ってくれた
もう本営だろうがなんでもいい
ただ一人でいるのが辛かった
罰金とかかかるのもわかっていたのに、休ませてしまったことに罪悪感は感じつつも側にいてくれることに感謝してた
今一人になってしまったら、消えていなくなってしまいそうだったから。
ソファーに2人でもたれながら、なにを話すわけでもなくただただ座ってた
ひろくんには迷惑しかかけてないなって思って申し訳ない気持ちでいっぱいだった
気づいたらもう20時をまわってて、夜ご飯作るねって言ったらみいちゃん!準備して!外行こうよってひろくんが言った
無理だよ・・って言ったけど珍しく強気で、結局外で食事することになった
「おじさん!横浜までお願いします!横浜!中華街!」
え?中華街行くの?タクシーで?と戸惑ったのを覚えてる
でもひろくんがおいしい中華食べて元気出そう!ね!とニコニコ笑ってくれたから、うんって答えて私も笑った
思いつきで来たもんだからどこがおいしいとかも分からなくて、結局降りたところから一番近くのお店に入った
なっちゃんはご飯食べてゆっくりできてるのかなとかそういうことばっか考えてたから、味はよく覚えてない。
ただ、気持ちが嬉しかった
お店を出てそのまま少し歩いて山下公園まで行った
海を見ながら、みいちゃん頼ってくれてありがとう。
電話がきた時すぐに来れなくてごめんね、でも俺に電話してくれたことがすごくうれしかったよって言ってくれた
どのくらい寝てしまうか分からないので、落ちてしまったらまたの機会に書きます
中途半端になってしまってすいません。今日はお休みなのでまた起きたらきます
読んでくれてる人ほんとうにありがとう
睡眠は美人の元。おやすみ。
自分がハマったときだけヒロイン気取り
客がハマってきたらキモいって思うんだろ?
主演は誰ですか(;´Д`)
マジならホスト辞める
しかし大金を領収書も貰わず渡して払った気になるってのがわからん
自分で自分を守れないといつまでたっても利用されるだけの人生
本当にホストやってんなら領収書なんか出ない店の方が多いことくらい知ってんでしょ
領収書が出たとしても現実見たくないから受け取らない子だって多いし渡さない奴だって多い
領収書出さないなら払う必要なんてない
縁を切ろうって相手を信用するとか抜けすぎじゃないか?
頑張って(´・ω・`)
>>109
営業云々の話はこれから書いていきたいと思います遅くてすいません
領収書の件ですが、>>110さんが答えてくれているように出ないところも多いみたいです。
店はあくまで中立というか、お客さんの管理等は全て担当ホストに一任されます。
なのでもしお客さんが自分の支払い能力以上にお金を使ってしまい払えなくなった時はホストが被ることになる位、お店はなにもしません
直接支払いに行き、領収書出せと言わないと出ないようなお店が今も歌舞伎町にはたくさんあるようです
保守してくれた方、レスくれた方ありがとうございます
寝起きなのでゆっくり続き書いていきます
ガンガレ
話ひっぱって悪いけどホストに限らず結構どこでも言わなきゃ出さないよ
翔が悪いのは勿論だが自衛を考えないなっちゃんにもイラつく
みいちゃんがデレるなんて珍しいねって笑われてしまったけど、本当に嬉しかったしあのまま一人でいたらどうなってたんだろうって思うと怖かった
まったりゆっくりしながら、なっちゃんは私の事迷惑だったかなって呟いた
また頭撫でながら、そんなことないよでもなっちゃんもみいちゃんにこれ以上迷惑かけたくなくての決断だと思うから受け入れてあげようと言った
そのあと少しお互いなにも話さなかったけど、居心地の悪さはなかった
また私の家に帰り、店長に連絡を入れて少しゆっくり休むことにした
仕事があるからずっと一緒っていうのは無理だけど、なるべく一緒にいたいと思ってる、勝手に来ても良い?とひろくんが聞いてきたので、良いよと答えた
その日は一緒に寝た
起きて、ご飯作ってひろくんを送り出す
明け方になっちゃうかもだけど、今日も来るから!連絡するからねって言ってひろくんは仕事に行った
ここ詳しく!
振り込まれてたよありがとうって電話をしたかったのだけれど、なっちゃんの携帯はもう番号を変えてしまったらしく繋がることはなかった
また捨てられた、と思った
結局みんな離れていっちゃうんだね、でもそれでなっちゃんが幸せならいいねってひろくんに言った
ひろくんはなんとも言えないって顔で私を見てた
俺は離れないからって言ってくれたからそれを信じたいと思った
それからしばらくして私も仕事に復帰して、ひろくんに合わせて出勤時間を変えた
仕事が終わったらお店の近くでひろくんを待って一緒に帰るか、アフターがある日は先に帰って待つ生活だった
ちゃんと見ていてくれてるなと思ってたし、安心してひろくんに甘えられるようになった
でもまだ付き合うって決めてしまうのが怖かった
なかなか踏み出せなくてごめんって言うと
ゆっくりでいいよみいちゃんってひろくんはいつも頭を撫でてくれた
そのまま、同じベットで寝たっていうだけですww
この時はまだキスすらしていませんでした。それも追って書いていきますね
この頃の私は暇さえあればホスラブに張り付き、本営のスレを見つけては読み漁ってた
営業でもここまでしてくれるんだ、ホストってすごいなって感心してしまうような内容もあった
だからひろくんも営業かもしれない。
もう傷つくのはごめんだから、ひろくんがいなくなった時に、営業だって気づいてしまった時に傷を負わないように保険をかけていた
たまに仕事で疲れてしまいひろくんに当たってしまうこともあったけど、体を大事にねって栄養ドリンク買ってきてくれるような人だった
依存対象がなっちゃんからひろくんへ代わっていくのに気づいていて、でも保険をかけたい気持ちもあって、モヤモヤしていた
ひろくんの週1回の店休日は必ず休むようにして、月に2度くらいどこかへ出掛ける日になった
それを楽しみに仕事をしていた部分もある
話を聞くと、ひろくんのエースが前より自分を大事にしてくれなくなったと怒ってしまったらしい。
売上が大事な世界、それは私だって同じだから焦る気持ちもわかる
でも、あーこれがホスラブで見た俺といたければエース以上に使えっていうホストの出方なのかなって思ってしまった
じゃあ私がその人以上にお金を使えば一緒にいてくれるの?って聞いたらひろくんはみるみるうちに怒った顔になってしまった
ねえみいちゃん、俺が今ここにいるのも営業だと思ってる?これ以上どう行動したら営業じゃないって思ってくれるのか分かんないよ。
俺はお店に来て大金使えって言いたんじゃないよ。エースのことでみいちゃんに寂しい思いをさせちゃってごめんねっていう話をしたかったのに、
俺はまだまだみいちゃんの中でただの胡散臭いホストでしかないんだねって言われた
ただ興味本位というかなんだろう聞いてみたかっただけだったのに傷つけてしまったんだと気付いて謝った
今日は寮に帰るよってひろくんは出て行ってしまった
ごめんってメールいれたけど、返ってこなかった
ひろくんのお店に行ってしまった
内勤に会うとなっちゃんとのことを思い出す、一瞬頭に酸素が回っていないようにクラクラしたけれど、すぐにひろくんいますかって聞いた
ひろくんがお店の入り口まで来たスピードのままエレベーターホールに連れ出された
みいちゃん、違うんだよ
こんなことして欲しいんじゃない。連絡返さなかった俺が悪い。お願いだから帰って
みいちゃんをお客さんとして見てるんじゃないって言われた
約束破ってごめんと言うと、俺も悪かったから。今日行くから家で待っててくれる?と言われたのでおとなしく帰ることにした
この女ってちんぽ咥える仕事してんだろ?純愛ぶってんじゃねーよw
純愛というより私がひろくんに依存してストーカー化してる感じだけどww
長ったらしい話をここまで読んでくれてありがとう!
ひろくんが仕事終わる時間になって、今から行くねとメールが入ったので、
きっと今日もたくさんお酒を飲んだだろうと、胃に優しいおかずをいくつか作った
ドアが開いてひろくんが入ってくる
今日はごめんってまず謝った
俺こそ不安な思いさせてごめんね、あのまま押し切ってお店に入られたらどうしようかと思っちゃったってひろくんは笑ってくれた
一緒にご飯を食べて、素直な気持ちを伝えることにした
やっぱりまだ信じきれない部分がある。
それは仕事柄なのもあるけれど私の性格の問題で、直す努力をしていきたい。
そしてお客さんと私との間に挟まれて息苦しい思いをさせてしまってごめんと謝った
いつも家で待っててくれてありがとうって笑ってくれた
待つって言ったけど、やっぱり俺みいちゃんと付き合いたいんだ
付き合う付き合わないってお互いの認識があるだけで、今までと生活は変わらないかもしれないけど、
それでもみいちゃんと付き合ってるっていう支えが欲しいんだとひろくんが言った
私もひろくんがいない間にたくさん考えていたし、これが寂しいからなのか好きだからなのか分からなかったけど
どっちにせよ一緒にはいたいと思ったから付き合うことにした
その日にはじめてチューもしたしエッチもした
今までちゃんと付き合った人はいたけどごくごく純粋なお付き合いでなにもない間に、
はじめては親に売られたようなものだったから「彼氏」とするのははじめてだった
こんな違うもんかなって思った
それまでは、ただの動作でしかなかったから
依存体質治した方がいいよ、自覚あるならまだマシだから
きちんと書いていなくてすいません
待って待って連絡がなくての行動だったので、開店直後にというか、ぴったりに入ったんですww
多分まだお店にお客さんいなかったと思います
依存体質は治さないとだめですね、良いこと1つもないです
起きてからもなんだか恥ずかしくて、いつも近しいことを仕事でしてるのになにしてるんだと思ったら自分で笑ってしまった
ひろくんが起きる前に掃除やら洗濯やらして、ご飯を作ろうと思ったところでひろくんが起きたから一緒に作って食べた
みいちゃん、俺部屋借りようと思うんだよね
そしたらみいちゃん来てくれる?って言われた
会いづらくなるなと思って少し寂しくなったけど、もちろん!遊びに行くよって返したらひろくんは笑いながら
一緒に住もうってことなんだけどって言った
本当にうれしかった
今の私の家よりお互いの職場に近くて、広くて、ペットも飼える部屋に決めた
綺麗な部屋ですぐに気に入った
ひろくんがすぐ契約して、私は解約の手続きを取った
その足でペットショップへ向かう
俺がいない間もみいちゃんが寂しくないように、わんちゃん飼おう!と言ってくれた
弱弱しくて、震えてて、大きな瞳で見つめてくるわんこに見惚れてしまった
みいちゃんその子がいいの?って聞かれ、抱っこさせてもらうことにした
思っていたよりも軽くて小さくて、でもしっかり私の体にくっついてくる
ひろくんこの子可愛いねって言ったらじゃあこの子を一緒に育てていこう!って返してくれた
店員さんに引っ越しのことを伝え、頭金を支払ってもう少しお店に置いてもらうことにした
引っ越しが終わり、届いたばかりの家具や嬉しそうに走り回るわんこを見て笑いあった
こんなに幸せなことってあるんだなって思えたし、大事にしたいと思った
相変わらず仕事の日はひろくんを店の近くで待った
これから行くよー!というメールがきて、早くー!と思いながら待っていると
翔が通った
あれ?みいちゃんじゃんwwwって近づいてきた
名前呼ばないで話しかけないでって言った
いやーこのネックレス欲しかったんだよねー
余ったお金で客にプレゼント買ってやったらみんな喜んでたよ!
お蔭様でNO1になれたし、俺に金くれて本当にありがとねってニヤニヤしながら言われた
ぶん殴ってやろうと思ったけど、ひろくんが来たからやめた
久々に泣いてしまった
こんなに最低な人間がいていいのかと思った
ひろくんは大丈夫?と心配してくれた
もう俺仕事辞めようかなって呟いた
俺がこの仕事してる限りみいちゃんは不安になるだろうし、今日みたいなことあるのはもう嫌なんだ
私はひろくんにずっと聞きたかったことを聞いた
ひろくんはなんでホストやろうと思ったの?と
ヒモルートしか思い浮かばなかった。
本当は目先の大金に目がくらんだだけ
今も惰性でやってる部分が大きくて、特にこうなりたいと思ってる訳でもないんだ
店の上の奴らは、みいちゃんに本営かけろとか言ってくるし正直うざったい
だからみいちゃんが嫌な思いするくらいなら辞めるって言った
私もそうだったから気持ちは分かった
家を出て最初は生きるために必死でやってたけど、ある程度の貯金をしていたし
もうやめて普通に働いても充分生活していけるのに、惰性で仕事してた
それ以外のことをしたことがなかったのもある
でもこのまま翔の一人勝ちでおわらせたくなかった
これが私の選択の誤り
聞いてほしいだけ?
本当にそれだけ?
ただ吐きだしているだけです
なにかしたそうですか?
とりあえず今は保留にしようと話を終わらせてひろくんと眠り、
一緒に起きてまた後でね、とお互い仕事に行く
店までの間にスマホでひろくんの店のHPを見る
翔のプロフィールを開き、NO.1 V3 の文字に嫌気がさす
翔の誕生日まであと1か月半
バースデー月という有利な月ににNO.1から転がり落ちて
プライドもなにも消えてなくなってしまえと思った
帰ってきたひろくんに、眠い?と聞くと大丈夫だよ!どうしたの?と返ってきた
あのね、私どうしてもお店に行きたい日があるのと言うと
なんでそんなこと言うの?来ないって約束したでしょまたギクシャクするの嫌だよ、と。
私はきちんと伝わるように説明した
翔を許せないこと
なっちゃんの、自分の仇をうたないとスッキリできないこと
HPを見て翔のバースデー月を見たこと
その月にナンバー落とさせたいこと
どうしてもそれをしたいこと
ちゃんと伝わったと思う
ひろくんはしばらく考えてだめだ、と言った
みいちゃんはあんなことがあったから頭に血が上っているだけ
そんなことしたら翔の、店の思うつぼだから意味がないと
でも仕返ししたい気持ちはわかる
だからそれを俺に託してくれないかな?
翔の誕生日までの間みいちゃんといれる時間は減ってしまうかもしれないけど、
俺も大事なみいちゃんを傷つけた奴を許したくないから頑張ってみるよ!と言ってくれた
結局また背負わせたねって言うと、俺バカな男だから頼ってくれると嬉しいよ!ドMなのかな?って笑ってた
次の日からひろくんは今までにも増してお客さんへの連絡を頑張っていた
そういう営業をしてた時もあったけどめんどくさくなって適当になる結果、
お客さんが切れてしまうからこれがベストだと言ってた
私の横で電話する時も少なくなくて、LINEとかも見せてくれてたからそこは安心してた
本坦(本命担当)よりサブ坦向きななっちゃんは一人でドカンと使うお客さんはすくないけど、
ちょこちょこ通ってくれるお客さんの数はとても多かった
だからナンバーも安定していたし、指名本数も上の方だった
ひろくんが頑張っていてくれるのが目に見えてわかったから、
二日酔いに効くものや体に優しい食事を勉強したり
疲れたーと帰ってきて横になるひろくんにマッサージしたりとか
そういうところで少しでもなにか出来るように頑張った
×サブ坦向きななっちゃんは
○サブ坦向きなひろくんは
でした。間違えた!
ひろくんが死んでしまいそうで怖いよ
仕込じゃなくお互いなりゆきで
不動のナンバーワンホストを育て上げて、
結局店に取られちゃう話なのだろうか・・・?
お客さんに会ってくれる?とひろくんに聞かれた
意味が分からなかったし、仮にもホストという仕事をしてて
私を会わせるなんて正気かと思った
詳しく話を聞くと、
そのお客さんは既婚者でいろんな店に行っては新人を育てるのが好きらしい
ひろくんが新人だった3年前から一度も切れることなく、
色恋を仕掛けたひろくんを下手くそと罵り、今の営業方法にたどり着く道筋を立ててくれた人らしい
最近の営業の必死さに、全部話してと言われ信用してる人だから
出会いから全部話した
結果、私に会いたいと言ってきたそうだ
次の休みに三人で会うことになり、その日はすぐにきてしまった
服装変じゃないかな?とかまるでひろくんの家族に会うような気持ちで、
認めてもらえるのだろうかとか不安ばっかりだった
その人は幸恵さんといった
想像していたよりもすごく優しそうで、でもじっと見つめられると
目力の強い人だなと思った
いろんな話をして、ご飯を食べて、
本当だったんだねーとそこではじめて幸恵さんは笑ってくれた
みいちゃん、辛かったね大丈夫?と言ってくれた
私はひろの客だけど、この年齢差だし結婚もしてるから恋愛としては一切見ていないし、
ホストはあくまで遊びだから不安にならないでねと優しい笑顔で言ってくれた
そして、力になってくれると
その日は別れた
素敵なお客さんだねと言うと、手厳しいけどねとひろくんは笑った
その三日後 仕事の間に携帯を見ると、
翔のバーイベの日が決まった
あと三週間もないとひろくんからメールがきた
仕事のあと話そうと返し、仕事を終わらせいつもの場所で待つ
ひろくんはいつもより早く出てきた
間に合うかな・・・と不安そうだった
当日はどうしても行きたい!とお願いしたがやはり却下された
今1は大丈夫なの
ってそれは最後に分かるか
とりあえず生きてるよ!ww
書くの遅いけどもうすぐ終わるから時間があれば見てってね
帰ってきてもご飯食べないで眠る日が増えて、少しやせたなと思った
その日は幸恵さんがくる日らしく、ご飯同伴だからみいちゃんも来る?と聞かれ、
行きたい!と返した
幸恵さんはみいちゃん久しぶりだねと笑ってくれた
ひろくんがお客さんからの電話を受けている時、
バーイベの日に行きたいけどだめって言われたと幸恵さんに告げ口したw
えー敵の悔しそうな顔、見たいよね!と言ってた
電話が終わり、食事再開の前に
翔のバースデー、みいちゃんも呼んであげなよと幸恵さんは言った
どんな理由であれ、みいちゃんをお店に呼びたくない。お金を使わせるのも嫌だと
ひろくんは淡々と答えた
じゃあ私とみいちゃんが一緒に行く条件で認めて欲しい
みいちゃんの分も私が払うし、勝手なことはさせないし、
悔しい思いをしたみいちゃんに翔の挫折する瞬間を見せてあげたい
じゃないとこの子の中で終われないんじゃないかと幸恵さんは言った
そうなの?みいちゃんと聞いてきた
ひろくん。、私も終わりにしたいよって言った
分かったってそれだけ言って、なんとなく気まずい空気の中
食事が終わり、私は家に二人は店に向かった
わんこを抱きしめながら、
なっちゃん。これで良いよね?と何度も繰り返し、二人で撮ったプリクラを見返した
あと6日しかないのか・・と思った
ありがとう!!
その日は3組お客さんが来たらしくベロベロだった
ヘパリーゼとグレープフルーツジュースを飲ませて、
ベッドの上で転がしながらスーツを脱がせ寝かせた
無理させてるなと思えば思う程、
何もできない自分にヤキモキした
家賃やら携帯やら生活にかかるお金は全てひろくんが出してくれていたから、
早いペースでたまっていく貯金をおろしに何度も銀行に行きそうになったけど、
それは裏切る行為だ、と思いとどまった
やっぱ底辺は思考がちがうのかな
本当にそうですねww
そしてまだ見ててくれたんですね!ありがとう!!
ついに翔のバーイベ前日になった
ひろくんの来客予定は四組
その中で使ってくれそうなのは幸恵さん含む二組
きっと翔はもっと連れてくるだろう
タワーもあると聞いている
NO,1である翔が自分のイベントの日に
ラスソン(その日一番の利益をあげたホストが閉店前に歌うイベントのようなもの)
が歌えないのは屈辱的なことだと思う
なんとか、あの日私となっちゃんが味わった悔しいという気持ちを
翔にも味わわせたかった
当日になり、大丈夫だよあとでねと言って
大きい金額を使うもう一人との同伴にひろくんは出掛けた
私は幸恵さんと待ち合わせまで時間があったから
少し新宿をぷらぷらした。
ここで、銀行に寄ってしまった
あくまで保険が欲しかった
幸恵さんと合流した
ご飯を食べて、久しぶりにホスト遊びにわくわくしてる
みいちゃんも今日は楽しんだ方がいいよ!と言ってくれた
お店に行くとほぼお客さんで埋まっていて、
混んでるねーと幸恵さんは笑った
幸恵さんの飾りがいっぱいあるテーブルに相席し、
ひろくんがくる前にヘルプのホストがオーダーを取りに来る
幸恵さんが今日オリシャン(イベント用のデコレーションされたシャンパンのこと)何本あるの?と聞く
2種類で残り15くらいっすかねと答えるヘルプくん
ふーんじゃあ安い方全部コールなしと言った
私は驚いてしまった
安い方と言ってもぼったくり価格なのだから、とんでもない額になるだろうと
幸恵さん今日も調子良いねと笑ってた
大丈夫なんですか?と聞くと、その為に来たのよと笑って答えた
幸恵さんはヘルプに翔を呼ぶように言った
あの厭味ったらしいニヤニヤした顔で翔が来た
誕生日おめでとう
あなたの為に入れたんだから飲んでよとシャンパンをボトルのまま
翔に突き出した
飲むことが仕事の翔は断れず、
その場でビンダした
次のも、次のも、
私たちが飲んだのは実質1本で、
残りは翔に飲ませた
幸恵さんはさせなかった
あんたはヘルプなんだから焼酎飲んでろとすごんだ
ふらふらとトイレに行き、きっと吐いてしまったのだろう
何度も繰り返してようやく翔は全部飲みきった
ビンダの最中に向かいの卓に来た翔のお客さんは
安い方のオリシャンなんでもうないの!と怒ってた
それを入れるだけの計算で来たらしいその子は、
他の物に替えてオーダーするか、高い方のオリシャンしかないから
シャンパン入りづらいねとひろくんが言った
はじまってまだ一時間もたってないのにオリシャンは
半分以上なくなっていた
他のホストのお客さんが何本かオリシャンを入れて、
翔おめでとーとまた翔に飲ませる
どんどん表情が曇っていく翔をただただ見ていた
辛そうね、と幸恵さんは笑った
営業時間も半分過ぎた頃、翔は目もうつろで
フラフラいろんな卓についていた
ここで翔のお客さんが仕掛けた
コール付きで高い方のシャンパンを入れ、
翔をつぶさないでくださーい、ヘルプが全部飲んで、もう一本とマイクで言った
向こうのコールが終わり、こっちのコールがはじまる
翔!本当におめでとう、ほらあなたの為に入れたんだから飲んでと
優しく笑いながら言った
正直怖かったけど、笑ってしまった
札束で殴り合ってるなと思った
いやー嬉しいありがとうございますと心にもないことを言って
また翔は飲んでいく
他のお客さんも何本か入れて、閉店を待たずに
オリシャンは全てはけた
内勤がひろくんに耳打ちする
あーまじか。とひろくんが一言
あのなっちゃんが無理矢理せがまれた高級ボトルが入るらしい
それはオールコールと言って、店内のホスト全員がコールに参加する
ちょっと行ってくるねと言ってひろくんとヘルプが抜ける
幸恵さんは、あとはもう一人に任せよう
あんまり使うと旦那に怒られちゃうからね!と笑って言った
旦那さんなにしてる人なんですか?と聞いたけど、
内緒よーとあしらわれてしまった
オールコールが終わり、次々と翔のお客さんが
高級ボトルを入れる
wktk
ドキドキするわ。
今更だけど、翔と会う時にボイレコ仕込んでおいて
「私が○日に返した売り掛けの100万何々に使ったんだよね?」
翔「そうだよ」
という会話があれば刑事で立証出来るんだけどな…
本当ですか!嬉しいです!ありがとうございます
それも散々ひろくんと話しましたが、翔は変なところで頭が切れるので、
こちらから仕掛けてもうまいこと逃げるだろうとの結論になりました
道で会った時も会うと思ってなかったからこそ、嫌味言って来たんだと思います
ちょっとやばいかなーと幸恵さんが言う
ひろくんのお客さんもいろいろ入れていたけど、
単価の桁が違う
うーんと幸恵さんが悩む
ひろ、今金額どっちが上か見てきてと言った
ひろくんはすぐにキャッシャーに行き、しばらくして戻ってきた
まだこっちが若干上だけど、これ以上入ると抜かれるねと言った
絶対負けたくなかった
ここで負けたらただただ幸恵さんに散財させて、
翔のバーイベを盛り上げたことになってしまう
一人で行けないのー?しょうがないわねとついて来てくれた
どうしたの?入らないの?と言われ、
バックの奥底を漁る
私、今日実はお金持ってきてるんです
これを足しにしてくれませんか?をお金を渡した
幸恵さんはため息をついたあと、私のほっぺたを叩いた
続きが気になる!
この一か月のひろの努力を無駄にするな
自分の好きな男も信じられないなら今すぐ帰れと言い、そのまま出て行ってしまった
5分くらいしてひろくんが来た
どうした?大丈夫?と優しく声をかけてくれる
泣きそうになりながら全部話した
そんなことだろうと思ったよと笑ってた
でも俺も今日もしダメでも締日までに絶対追い越すから
そのお金はちゃんとまた銀行に戻して、俺を信じてよと言った
ごめんと謝って席に戻り、幸恵さんにも謝った
みいちゃんが物わかりの良い子で良かったと言って笑って許してくれた
痛かった?ごめんねってケラケラ笑ってた
あと少しでラストオーダーになった
幸恵さんは、もう追いつけそうにないし適当に飾りいれるかーと言った
そこで援軍が来た
来れないと言っていた、ひろくんのエースのお客さんだ
軽く挨拶して卓に座った
これは貰ったと言わんばかりに幸恵さんがヘルプに
もう一段階高い飾りに変更ねと言った
ここはもう心理戦で、ラストオーダーは一斉に行うから
客同士は誰がいくらつかうか分からないし、あとからこれも追加って出来ないから
少しでも上の物を入れるのよと幸恵さんに聞いた
エースさんも高いボトルを入れてくれて、
全部のコールが終わり、ひろくんにどう!?と聞く
今集計中だからわかんねと笑った
珍しく緊張した面持ちだった
>>1さん頑張れ
経験を生かして物書きになれば良い
勝てたんだ、翔にと思ったら涙が止まらなかった
ひろくんが歌うなか、翔のお客さんは何人か悔しそうに泣いてた
こっちを睨んでいる人もいた
普段の生活とは別次元な金額が動くイベントが終わり、
本当にありがとうございます!と言うと、
幸恵さんは良かったねと笑ってタクシーで帰っていった
ミーティングがあるからと先に家に帰る
わんこを抱っこして、やったよ!と報告する
きっとわかってなかったと思うけど、嬉しそうに自分のお気に入りのおやつを
私に持って来てくれて祝福してくれてるみたいだった
ひろくんが帰って来てやったねー!と私を抱っこしたままぐるぐる回す
本当にありがとう!お疲れ様!と言うともう
今日は寝るぞ!疲れたー!とスーツのまま横になった
皺になるからって言ったけど、クリーニング出すから!ってすぐ寝てしまった
普通のキャバでこんなバカやる男はあんまりいない
翔に負けたくないと言ったひろくんの気持ちをくみ取った
たくさんのお客さんがひろくんを応援してくれて
ひろくんははじめてのNO,1になった
翔は悔しそうだったよとひろくんは自慢気に言った
でも弊害もあって、NO,1になってしまったひろくんは
ホストをやめると言っても代表に許してもらえなくなってしまった
勝てたらその時が辞め時とばかりに頑張ってたから、
がっがりしてしまってた
でも2か月期間を開ける事でなんとか了承してもらい、
ひろくんのホスト生活も残りわずかになった
私も自分のこと考えなきゃと思い、たくさん悩んで
昼の仕事が出来るように資格をとってみようと思った
よかた
どう思いますか?と聞くと、
風俗をしていた子が全うに生きていくのはとても難しい
簡単にお金を手に入れる方法をしっているからね
でも、やってみなさいと
辞めるならもう二度と戻らない覚悟で辞めなさいと言われた
ひろくんにも相談すると
一緒にがんばろう!と言ってくれた
出していた出勤予定が終わったら店を辞めると
店長に電話した
せめて今月いっぱいと粘られたけど、
なぁなぁにしたくなかったから断った
私の仕事終わりまであと5日
よかったなー!
みんなにありがとうございましたと伝え、もう戻ってくるなよと何人にも言われた
最後の仕事が終わり、店長にありがとうございましたと言うと
頑張ったね幸せになりなよと言ってくれた
お客さんにもお店にも恵まれていたなーと思った
ひろくんは仕事終わりにパンダの形のケーキを買って来てくれて、
お疲れ様ー!と労わってくれた
これは人に恵まれてるわ
これから出掛けるのに気になって出かけられなi
二人とももうこの世界に戻らないで二人で幸せになるんだよ
よかた
自分の学力でいける限界を目指そうと思った
ひろくんは相変わらず幸恵さんやエースさんに支えられて
安定した仕事生活を送っていたし順風満帆だった
せめてなにか働こうとバイトの面接に行き、
スーパーのレジ打ちをはじめた
明るかった髪の毛を真っ黒にして、童顔だったんだねと笑うひろくんに
君も仕事辞めたらその髪の毛なんとかしてよねと言ったら笑ってた
風俗しかしたことなかったからびくびくしていたし、
覚えることは膨大だし体は痛いしで最初は家事をおろそかにしてしまったけど
それも二週間もすると慣れた
薬飲んでるってことはまだ一波乱ありそうだけど
気を付けます!
ひろくんは今月いっぱいで仕事を辞める
辞めたら土方でもなんでもして生活を支えるよ!と言ってくれている
正直どうなるかわからないけど、ここまでしてくれたから
信じてついていこうと思ってます
翔はホスラブでひろくんを叩いたりしてるみたいだけど、
女の子に無理させてたツケが回ってきたみたいでナンバーはがくんと下がりました
ここが現在です
まだ辞めていないのでオチとかないんですが、
昨日なっちゃんから連絡がきて嬉しかったのと
どこかに書いて吐きだして、気持ちを全部清算したかったので
だらだらと書いてしまいました
今はバイトしながら勉強しています
薬は風俗時代の遺産というか、ないと眠れない位乱用してしまってたので
朝になっても眠れない時は今も飲んでいます
スッキリした物語みたいなオチにできなくてすいませんww
じゅうぶんスッキリしてるよ
がんばってね
月並みな言葉だけど、ふたりでがんばれよ
応援してる
なっちゃんからの連絡はどんな感じだったの?
>>214
落ち着いたら連絡しようと思ってたけど、連絡出来なかったみいちゃん本当にごめんね助けれくれてありがとうって感じだった
今は会えないけど絶対また会おうと約束して、ひろくんのことや翔のことを話したらみいちゃんは敵に回したくないって笑ってたよ!
本当に嬉しかった
翔「100倍返しだ!」
すごくお断りしたいww
頑張れって言ってくれた人もありがとう!
絶対に戻らないし、努力します
最初に性格が~ってあったけど、1さんは素直なんじゃないかなぁ。
お幸せに!