クズの俺が父親になった話


Father-and
元スレ:
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1405170398/
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1406151460/
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1407221787/

1:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:06:38.61 ID:VDHLhdgMO.net
してい?

2:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:06:57.96 ID:nLn5RayDi.net
はよ

3:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:07:50.76 ID:t6GrZQ3C0.net
よん

4:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:08:42.44 ID:6BsWvlEe0.net
おん

5:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:10:25.69 ID:t6GrZQ3C0.net
まだ?

6:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:11:58.39 ID:VDHLhdgMO.net
ありがとう。
学がないので文才はないのであしからず。

色々あったので、整理するつもりで書いていく。

9:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:13:46.23 ID:VDHLhdgMO.net
俺はどうしようもないクズだった。
中学卒業して進学もせず働きもせず、地元のやつらとつるんでは悪いことばっかりしてた。

16の夏強盗と傷害で少刑に入った。
出所後、生き方を変えようと決意したけど、人間関係がうまくいかず職場を転々として挫折。

10:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:14:51.68 ID:nLn5RayDi.net
おう、クズだな

11:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:14:57.64 ID:VDHLhdgMO.net
結局それからも悪いことばっかしてたんだよ。
何してたかとかは端折る。御想像におまかせするわ。
22歳になって、街でナンパした女が妊娠して所帯持ちになってしまった。
相手は24歳のキャバ嬢。

嫁と子供ができても、俺は全然変われなかった。いや変わらなかった。

13:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:18:06.80 ID:VDHLhdgMO.net
クラブに行っては女をナンパして、ホテルで目が覚める。
そのままツレん家行って時間潰し。
夜になったらまたクラブって感じだった。
嫁と子供が住んでるアパートには、週に一回帰るかどうかって感じだ。

どうでもよかった。何もかも。俺の人生ド底辺だしもうやりたい放題だった。

14:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:19:37.14 ID:VDHLhdgMO.net
籍入れて最初は、しょっちゅう嫁からメールや電話があったけど、当然シカト。
呆れ果ててたんだろう。嫁からの連絡はなくなった。

たまに家に帰れば喧嘩。
「ちゃんと仕事してよ。生活費だけでもいいから入れて。」
「うるせー。キャバクラで働いてた時の貯金があんだろーが。指図すんな。」
正直めんどくさかった。

15:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:23:44.29 ID:VDHLhdgMO.net
一応結婚してすぐはちゃんと働いてたんだ。
契約だけどさ。
工場部品の営業なんだけど、全然契約がとれなくっていつも上司にどやされてた。

16:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:24:57.62 ID:VDHLhdgMO.net
無能だとか、中卒だから駄目だとか、クズに無駄な給料払ってやる余裕はないって言われて、まあ正論なんだけどな。
ある日、会社の係長の財布がなくなったんだ。
疑われたのが俺だ。
いや、完全に犯人扱い。
まあフラグがたってるよな。

18:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:27:01.30 ID:VDHLhdgMO.net
上司「おい俺!お前え仕事は出来ねーのに、泥棒はするんだな」
いつも俺を目の敵にしていた上司が、因縁つけてきた。
俺「いや、やってねーっすよ」
上司「おまえ以外に誰がやるんだよ。バカか?」
書類で頭を叩かれた。
すると女子社員が来て、
「係長の財布見つかったそうです。
お昼に定食屋さんに忘れてきたみたいで」

19:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:28:08.98 ID:IitSPCxI0.net
あれっ?

20:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:28:43.28 ID:VDHLhdgMO.net
上司「そうなのw
まあでもおまえが疑われやすい見た目だから悪いんだよw」
俺は上司を睨みつけた。
上司「何だその目は?反抗的だな?
だから中卒は駄目なんだよ。脳味噌入ってないんだろ?」

ついに我慢出来ずに上司をぶん殴ってしまった。
会社からは事件にはしないがクビだと言われた。
あたりまえだが。

22:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:30:30.07 ID:VDHLhdgMO.net
俺は嫁にクビになったことを言出せず、毎日公園とかパチンコ屋の休憩所で時間を潰してた。

俺が悪いんじゃない。世の中が悪いんだって自分に言い聞かせて。
な?クズだろ俺。
結局給料が入らないから嫁にバレた。

21:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:30:01.19 ID:nLn5RayDi.net
殴るんじゃなくてパワハラで訴えればよかったのに

23:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:34:03.64 ID:VDHLhdgMO.net
>>21
そうだよな。
まあ随分昔だし、社会経験の少ない俺はそんなことすら考えつかなかったよw

続き
で元に戻るけど、
嫁と顔を合わせば喧嘩ばかりで、イライラする。自分の居場所なんてなかった。
家に帰る意味なんかあんの?そう思ってた。
そんな時、息子の寝顔を見ると癒されてたんだ。

それと同時に、自分が惨めになるんだ。
最悪最低の父親だって。

24:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:36:42.66 ID:VDHLhdgMO.net
でも今更自分を変えられない。自分を受け入れてくれる世界なんてない。
とうとう俺は家に帰らなくなった。
俺は本当にクズなんだ。

親を早くから亡くしたせいか。
唯一肉親の息子のことだけは気になっていた。

25:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:42:39.27 ID:t6GrZQ3C0.net
読んでる

26:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:42:53.08 ID:VDHLhdgMO.net
クラブでナンパした女の家に転がり込んで、嫁からの連絡はシカトし続けた。

そんなある日、
知らない番号から電話がかかってきた。

27:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:44:04.81 ID:VDHLhdgMO.net
読んでくれてる人ありがとう。

俺「はい?どちらさん?」
「○○保育園の佐々木と申します。
ハルちゃんの担任の。」
言ってなかったけど、ハルは俺の息子の名前だ。
俺「え?保育園?」
佐々木「はいそうです」
知らなかった。ハルが保育園に行ってたなんて。

28:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:45:08.05 ID:VDHLhdgMO.net
俺「保育園が何で俺に電話してくんの?」
佐々木「あのー、ハルちゃんのお父さんで間違いありませんよね?」
俺「あー…はい。で何で俺に連絡してくんの?」
佐々木「いつもお母さんがお迎えに来られるんですが、今日はまだ来られないんです。」

29:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:47:08.47 ID:VDHLhdgMO.net
俺「はい。。。
で?」
佐々木「延長の場合は事前に連絡をもらうようになってまして。
本日はお母さんからまだ連絡はありません。
園も8時には閉めますので、どうかお父さん迎えにきて頂けますか?」
嫁には何度も連絡したらしい。
で繋がらないから、緊急連絡先の俺に連絡があったわけだ。

30:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:48:08.77 ID:uJCTo02e0.net
クズに悲しみが訪れる予感

31:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:48:15.19 ID:VDHLhdgMO.net
渋々だが迎えにいくことにした。

なんて無責任で親の自覚がねーなんて思われても仕方がない。
読んでて不快な気分になった方は許してくれ。
そして続けさせてもらう。

32:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:48:32.92 ID:t6GrZQ3C0.net
その態度ほんとクズだな

33:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:49:55.11 ID:F3nhufx00.net
こーゆー人間はどうやったら出来上がるのか

34:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:50:54.35 ID:VDHLhdgMO.net
教えてもらった保育園の場所に着いた。
門の前には電話をくれた佐々木先生と、息子のハルが手を繋いで立っていた。
佐々木「ハルちゃんのお父さんですか?」
俺「あっ…はい、そうです」
佐々木「初めましてw佐々木と申します。
ハルちゃん泣かずにお利口に待ってましたよーw」
ニコッと微笑む佐々木先生をチラ見し、久しぶりに会う息子の顔を覗きこんだ。

35:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:52:53.09 ID:VDHLhdgMO.net
ポカーンと口を開けて俺を見上げていた。
まあ誰だけ分かってないのかもしれん。
佐々木「帰ったら沢山誉めてあげて下さいねw
ほらハルちゃんパパだよw」
ハル「‥‥」
佐々木「きっといつもお母さんが迎えに来てるから恥ずかしがってるんですよw」
と言いハルの手を俺に預けた。

36:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 22:54:21.16 ID:VDHLhdgMO.net
佐々木「お母さんと連絡とれました?」
俺「あの、いや。」
佐々木「そうですか?
お母さんの職場に連絡したら4時で帰ったって言ってたんで、きっとお家にいますよw」
俺「はー。。。
あの、迎えにくるの遅くなってすみませんでした。」
佐々木「いいえw
良かったねハルちゃん、パパ迎えにきてくれてw
バイバーイ」
そう言って先生は園内に戻った。

ハルを見ると、まだポカーンと口を開けたままだ。

37:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:00:09.70 ID:VDHLhdgMO.net
俺「はー。だりーな」
溜め息をつき、頭をボリボリかいた。
俺「なーハル?帰るか?」
ハルは何も言わなかった。
いきなり知らない人が来たんだ。無理もない話。
何しろ半年ぶりの再会なんだからな。分かるはずもない。

俺はハルの手を引っ張り、嫁のアパートまで行った。
久しぶりの帰宅。
綺麗に片付いた部屋にはサリナ(嫁)の姿はなかった。

38:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:01:22.62 ID:VDHLhdgMO.net
帰るなりハルは冷蔵庫に一直線。
冷蔵庫を開けて俺を見た。
俺「何?」
ハルは俺の元に戻って手を引っ張った。
冷蔵庫まで連れてくると、パックのジュースに俺の手を誘導する。

俺「喉乾いた?」
ハル「ちめたいー。ちめたいーの」
と言って俺の手を引っ張る。

39:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:01:35.19 ID:uJCTo02e0.net
クズは自称中卒だが文章が読みやすい

40:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:02:19.68 ID:VDHLhdgMO.net
どうやら喉が乾いたようだ。
俺はパックのジュースをコップに注いで、ハルに渡した。

ハルは一気にジュースを飲み干すと、また俺の手を冷蔵庫の中に誘導した。
俺「何?今ジュース飲んだろ?」
ハル「ビャアアアンー。うえーんっ」
急に大声で泣き出す。

41:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:05:06.26 ID:VDHLhdgMO.net
俺「はあ?何だよ?いきなり泣くな。」
泣き続けるハル。
うるさいので抱きかかえてヨシヨシしてみる。
とりあえず泣き止まさないと近所迷惑だ。
俺「ほらほら。どうした?泣くなよー」
ハル「ウギャーー」
いっそう声のボリュームが上がる。
駄目だわこれわ。

42:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:05:28.22 ID:8TZnW3lS0.net
いいね

43:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:05:53.15 ID:64RwqtA+i.net
はよ

44:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:07:39.28 ID:VDHLhdgMO.net
俺「うるせー。
びーびー泣くな。」
怒鳴る俺にビックリしたのか、急に泣き止んだ。
少し震えている。
なんだか悪い事した気分だ。

45:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:09:12.19 ID:6OIfy+9o0.net
嫁どこいったんや

46:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:09:19.56 ID:VDHLhdgMO.net
俺「落ちつけ。何が言いたいんだよ。泣いてもわかんねーだろ」

少し震えながら、冷蔵庫を指差した。
ハル「ヒクッ、、ヒクッ、、マンマー、、ヒクッ」
どうやらお腹が減っているようだ。

48:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:15:00.91 ID:crKaTnvT0.net
子供が何才かで大分かわるよな。

すこし喋れるから1才半とかか、、、。

49:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:15:24.47 ID:VDHLhdgMO.net
冷蔵庫の中を覗いたが、すぐに食べれるような物はない。
もちろん料理なんてしたことないし、作れるはずもない。
あれこれ荒らしまくって、ようやく食器棚の中にカップラーメンを見つけた。

カップラーメンに湯を注いでハルの前に出した。

50:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:18:06.29 ID:VDHLhdgMO.net
ハル「キャッ、キャッ」
少しはしゃいで飛び跳ねるハル。やっぱり腹が減ってたようだ。
俺「さー食え。」
そう言うとハルはまた俺の手を掴んで、箸をを掴ませた。
どうやら食わせろってことなんだろう。

51:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:20:21.01 ID:VDHLhdgMO.net
俺「はいはい。
じゃあ食わしてやりますよ」
そう言ってラーメンをハルの口もとに持っていった。
ハル「ぎゃあああー」
泣き出すハル。
熱かったみたいだ。
仕方なくふーふーして食わしてあげた。
ハル「んまー。んまー。」

人の苦労も知らず、無邪気に喜ぶハル。

俺「母ちゃん帰ってくるまでの辛抱か。。。」
独り言を言いながら、携帯でサリナに電話をした。
ずっと電源を切っているようだ。

52:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:21:38.19 ID:VDHLhdgMO.net
俺「くそが。
どうせ男の家でも行ってんだろーが。
子供ほっぽらかしてんじゃねー」
まあ俺が良く言えたもんだって話しだけど。

ハル「マンマー。マンマー。」
食べ終えたのにまただ。
俺「はあ?今食ったろ?
ふざけんな」

53:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:22:42.72 ID:VDHLhdgMO.net
ハル「マンマー。マンマー。。。うえーんっ」
また泣き出した。
仕方がないとりあえずなだめるか。
俺は抱きかかえて身体を揺らした。

どれくらい時間がたったろう。
ようやくハルは目を閉じて、深い眠りについた。

54:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:23:16.48 ID:IitSPCxI0.net
ママのことかな?

55:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:23:49.90 ID:VDHLhdgMO.net
疲れた。
非常に疲れた。
くそー。何で俺がこんな目に。
そう思いながら、冷蔵庫からビールを取り出し、一気に飲み干した。
俺「ぷはーっ、うんめー」
一息ついて家を見渡した。
出ていって半年になる。
あの時のまま何も変わらない部屋。

56:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:26:33.63 ID:VDHLhdgMO.net
ハルとサリナが笑顔で写る写真が、テレビの横に飾ってあった。
布団でスヤスヤ眠るハルの寝顔を見つめた。
少し成長した。
顔も前より大人になった。サリナに良く似てる。
そう言えばハルの声初めて聞いたな。
会話は出来ないけどな。

半年前は、って言っても殆ど家に帰ってないけど、泣いてる声しか聞いたことなかったな。

57:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:30:40.10 ID:kmNfYhMJ0.net
見てるよー

58:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:31:17.81 ID:VDHLhdgMO.net
それが、ハルと俺の最初の1日だった。

とりあえず父親何て俺には無理だと思った。
すぐにサリナは帰ってくるだろうし、帰ってきたらまた出ていけばいい。
いっそのこと離婚しとくかなんて考えてた。

59:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:34:07.95 ID:VDHLhdgMO.net
身体にどしっと強い衝撃と共に目が覚めた。
どうやらいつの間にか寝ていたみたいだ。
ハルが俺のお腹に跨がり笑顔で冷蔵庫を指差した。
ハル「ちめたい。ちめたい」
俺「ん?」
ハル「ジューチュ。ジューチュ」

60:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:35:42.37 ID:VDHLhdgMO.net
俺「ジュース?はいはい」
冷蔵庫からカルピスを出してハルに飲ませた。
時計を見ると11時。
うわっ昼じゃん。
携帯を見ると着歴が3件に留守歴が一件。どれも昨日かかってきた保育園からだ。
サリナに電話したが、やはり電源を切っている。

61:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:36:18.25 ID:5vE1wjb00.net
読んでるぞ、

62:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:37:21.50 ID:d4Ho8sPC0.net
中卒のくせにいい文してんじゃねーか。

63:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:37:23.66 ID:VDHLhdgMO.net
プルルルルッ。
不意の電話に驚いた。保育園からだ。
俺「はい?」
佐々木「○○保育園の佐々木です。
あのーお母さんは?」
俺「あの、、、」
少し考えた。
帰ってきてないなんて言えるはずもなく。
俺「あの。突然なんですが、実家に帰省しました。母親が入院したらしくて」
とりあえず嘘をつく俺。

64:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:38:33.83 ID:VDHLhdgMO.net
佐々木「そうですか?
お父さんは連絡ついてるんですね?良かったw
じゃあお父さんもハルちゃんも一緒に実家に?」

俺「いや、あの、妻だけ帰りました。」
佐々木「そうなんですねw
ハルちゃんは今日はお休みですか?」
俺「いや、あの。。。」

65:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:39:51.94 ID:VDHLhdgMO.net
急いで着替えさせ、抱きかかえて家を出て走った。

俺「すいません」
佐々木「いいえw
出来れば休むにしろ、遅刻にしろ前もって連絡下さいねw」
俺「はい。」
結局保育園に連れてきたのだ。
佐々木「お迎えは5時なので、ちゃんと迎えに来て下さいw」

66:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:41:35.77 ID:VDHLhdgMO.net
俺「はい」
そう言って保育園を後にした。

ふざけんな。
冗談じゃない俺が迎えに行くわけねーだろ。
何が何でもサリナを見つけ出してやる。
そう考えながら、まずはサリナの職場に連絡した。
地元のスーパーでレジのパートをしていると保育園で聞いた。

67:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:42:58.03 ID:5vE1wjb00.net
偉いなー、奥さん、なんかもうフラグびんびんでいやだけど

68:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:47:59.73 ID:VDHLhdgMO.net
どうやら職場にはいないみたいだ。
店長「いや今日はお休みで朝電話がありましたよ。」
俺「次いつ来ます?」
店長「さー。当分休むって連絡あったからねー。」
そう言われ知り合い何人かにも連絡を入れてみた。

69:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:49:15.70 ID:VDHLhdgMO.net
サリナのキャバクラ時代のツレや、地元のツレ。
結局誰もサリナの近況すら知らなかった。
後はサリナの実家しかない。
でも、ここだけは連絡したくなかった。
だけど背に腹は変えられない。
仕方なく電話した。

70:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:52:01.53 ID:VDHLhdgMO.net
サリナ母「ハルト君?
サリナ知らないわよ。
どうして?」
俺「連絡つかなくって困ってて」
サリナ母「えー?
あんた甲斐性なしだからよ。出てって当然。
ハルちゃんは?
ハルちゃんはどうしてるの?ハルちゃんはサリナと一緒なの?」
サリナの母親は当然のごとく俺を良く思っていない。
どうやら知らないようだ。
何か話しているようだが、途中で電話を切った。

71:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:54:06.25 ID:VDHLhdgMO.net
ようやく理解した。
あいつはもう戻ってこないのだと。
しかし何て薄情なやつだ。息子を捨てて消えるなんて。
俺がそんなこと言えたもんじゃないことは重々承知だが。

結局ハルは俺が迎えに行った。
またアパートに帰り。スーパーで買ったオムライスを食わせ寝かせた。

72:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:55:58.98 ID:VDHLhdgMO.net
今日はあまり泣かなかったが、疲れた。
子育てって大変だなって、たかが1日2日で思ったんだ。
世の中の主婦をすごく尊敬するよ。

全然会話も出来ない息子。
これからどうすればいいのだろう。
いきなり取り残され、いきなり父親になる。
本当に大丈夫なんだろうか?
ハルの寝顔を見た。
寝る前に少し泣いていたから、涙の後が頬に残っている。

73:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:56:04.79 ID:Ek3f6/3D0.net
おもしろい

74:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:57:23.06 ID:5vE1wjb00.net
読みやすくていいね

75:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:58:56.52 ID:Fpmj2JSf0.net
中卒ってウソだろww普通に読みやすいぞ

76:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/12(土) 23:59:05.88 ID:VDHLhdgMO.net
無理もない。
いつも一緒だった母親がいないんだ。
寂しいだろーな。

サリナがどんな気持ちで出ていったのか、その時の俺は知る由もなかった。

そっとハルの体に布団を掛ける。
ハルが生まれてすぐ、ハルは集中治療室に入った。
ミルクを飲まず、血便が出たからだ。
その弱々しい小さな体を見つめ。
石ころのような、小さな手を握り
俺「俺が守ってやるからな」

寝ているハルの手を優しく握り、そう誓ったのを思い出した。

77:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:00:23.91 ID:IzDZ2+yf0.net
いいやつにも見えるしクズにも見えるし、わけわからん

78:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:01:21.78 ID:hP1Vid9mi.net
すごい分かる。
今俺も子供4人を寝かしつけた。

79:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:05:19.47 ID:7FyMgNZmO.net
どうしようもないクズでバカげてるけど、こんな情けない男でも父親なんだ。

ハルの寝顔があまりにも可愛いく思えた。
こいつには今俺しかいないんだ。
俺が守ってあげないと。

出来ないかもしれない。
いや出来ないじゃない。やるしかないんだ。父親を。
俺にも父親がいた。
自慢できるような父親じゃなかったけど。でも俺を育ててくれたんだよな。
今でもそんな父親の背中を覚えている。


その日から、俺とハルの二人三脚の生活が始まった。

80:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:06:27.64 ID:gXc6hoQN0.net
はじまっちゃまずいのがはじまちゃった。

81:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:07:49.41 ID:9qAQkxiV0.net
創作臭ハンパないな
読んでるけど

82:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:08:15.45 ID:7FyMgNZmO.net
色々レスありがとう。
出来る限りは返事するけど、スルーは許してくれ。
ちなみにリアル中卒だ。

書きため分はまた後で投下します。

83:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:08:35.41 ID:Fj+GDWpB0.net
面白いね

84:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:14:41.68 ID:MtwkDpU10.net
おつかれ
続き待ってるよ

85:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 00:15:07.89 ID:GnP5A1m+0.net
すごい憎い内容なんだけど、なんだろう憎めない

87:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 01:16:33.14 ID:w2VXPPwk0.net
ゆっくりで良いから
読んでるから

90:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 02:46:07.73 ID:jS2wFWvD0.net
面白いね 続き待ってるよ

91:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:24:51.91 ID:7FyMgNZmO.net
遅くなった。
映画見てたんだ。返却が明日までだから。

続きです。
朝の日差しで目を覚ますと、横ではハルがぐっすり眠っている。
とりあえず父親になると決めた。
まずは保育園に行って佐々木先生に、サリナが出ていったことを話そう。
それから仕事を探さないと。
俺一人なら食っていけるけど、今はハルを育てなきゃいけないんだ。
サリナがいつ戻ってくるのか?
もう戻ってこないかもしれない。誰かをあてにすることなんでできないんだ。

92:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:25:54.58 ID:7FyMgNZmO.net
担任の佐々木先生には、サリナが家を出たことを告げた。
佐々木「これから大変でしょうけど、
私たち園も出来る限りハルちゃんの力になります。」
と言われ少し安心した。

その足で職安に行くことにした。

93:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:27:01.15 ID:7FyMgNZmO.net
職員「松井さん(俺の名字仮です)。
正直難しいですよ。今不景気ですしね。
職歴も殆どないですし、学歴も中学卒業じゃね。
資格もないと言うことですし…

それに子供を一人で育ててる訳でしょ?会社の負担になりかねませんよ。」

俺「お願いします。どんな仕事でもするんで。」
正直仕事をしないとやばい。
手持ちも殆どなく、明日にもハルを食わせられなくなるかもしれないからだ。

94:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:27:59.97 ID:7FyMgNZmO.net
結局その日は登録のみで、紹介すらしてもらえなかった。

とりあえず携帯やら、求人のフリーペーパーでバイトを探してみる。

アパートから近目の場所に手あたり次第電話をした。
あっさり面接を4件こぎつけた。
楽勝じゃん。でもそう簡単ではなかった。

95:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:30:53.99 ID:7FyMgNZmO.net
店長「どうしてうちで働こうと思ったの?」
某有名フランチャイズレストランに面接に来た。
俺「いや、とりあえず金がほしくて。」

この時の俺は、本当に社会人としてのスキルが皆無だったんだよ。
店長「履歴書君が書いたの?」
俺「そうですけど…」
店長「漢字間違ってるし、字下手だね?w

それに君、職歴が空欄だけど仕事したことないの?」

96:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:31:56.39 ID:7FyMgNZmO.net
俺「したことないわけじゃないんすけど、
最近はずっとプーだったんで」
店長「ハハw
ちょっとうちじゃ難しいかなw」

こんな感じで断られた。
まあこう言われる方がまだましだ。
何も質問されず、後日連絡すると言われて追い返される事の方が多かった。

98:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:34:00.65 ID:7FyMgNZmO.net
一週間がたったけど、まだ仕事は見つからなかった。

ハルとの生活だけど、ハルは泣いてばかりだった。
会話が出来ないから、ハルとの意思疎通が出来ない。だからイライラが募る。
俺は怒鳴ってばっかりだ。
ほとほと疲れた。

仕事も見つからない。お金ももう残っていない。
頭を抱えるしかなかった。
どうすればいいんだ。これからちゃんとやっていけるのか。

そんな不安に追い討ちをかけるように嵐はやってくる。

100:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:37:49.25 ID:7FyMgNZmO.net
ピンポーン。
チャイムが鳴った。
こんな朝早くに何だ。
時間はまだ7時前。
またチャイムが鳴る。
ドンドンッドンドンッ。
激しく玄関を叩いている。
その音にハルが反応して目を覚ました。
ハル「あーーんっ」
うるせーなっと思いながら、泣くハルを抱きかかえて玄関を開けた。

101:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:37:48.93 ID:3NThjiFvi.net
見てる

102:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:39:02.21 ID:7FyMgNZmO.net
「松井さん?
大家ですけど。」
ぽっちゃりしたキツい目をしたおばちゃんが、ズカズカと家の中に入ってきた。
俺「朝っぱらから何なんすか?」
大家「何度も電話したのにでないからよ。
わざわざこっちが来てやったわよ。
奥さんはいないの?」
鼻息を荒くし、強い口調で話す大家さん。
大家さんが言うには、3ヵ月家賃を滞納しているらしい。

103:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:42:35.79 ID:7FyMgNZmO.net
大家「どうなってんのよ?
今月まとめて払えなかったら、出ていくように言ってあったでしょ!」

財布の中身は600円だったのを思い出した。
俺「いや、すんません。俺知らなかって。
何とかするんで一週間待ってもらえませんか?」

104:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:44:31.11 ID:7FyMgNZmO.net
大家「駄目よ。
賃貸契約の時点で、2ヶ月滞納したら強制退去って書いてあったでしょうが。
ただでさえもう1ヶ月待ってやってんだ。
もう特別はなしだからね。」
俺「いや、行くあてなんてないんですよ。
一週間。いや3日でいいんで待って下さいよ。」
泣き叫ぶハルを抱えながら、必死に交渉した。
だけど交渉虚しく、解約にサインさせられ追い出されるはめになった。

105:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:45:47.52 ID:7FyMgNZmO.net
手持ちは600円。
ハルの着替えを入れたリュックに、サリナとハルの写真。
後は全て家賃滞納分にあてると言うことで置いていくことに。

悲惨だ。
父親になると決めたのにこんな事になるなんて。
あー笑ってやってほしい。
まさかのホームレス状態。家なき親子だ。
救いようのないとはこのことだ。

106:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:48:43.82 ID:7FyMgNZmO.net
すまん。
書き溜分はここまで。
また続き書いていきます。

見てくれてる人どうも。

107:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:49:55.36 ID:YLPnSPsa0.net
がんばれ

108:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 03:56:57.18 ID:3NThjiFvi.net
おれ期間工だけど今社員登用のエントリーシート書いてるは。
おれ底辺だけど>>1ガンバれ

110:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 04:05:34.97 ID:w2VXPPwk0.net
リアルならキツイ状況やな‥

111:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 04:35:51.80 ID:7WGGTDfE0.net
若い時の勉学は大事だよな

112:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:14:51.19 ID:7FyMgNZmO.net
いつもの時間に保育園にはハルを連れて行った。

俺「今日もハルをよろしくお願いします」
覇気のない声でお願いした。
重い足取りで園を出ようとした。

113:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:20:45.86 ID:7FyMgNZmO.net
佐々木「ハルちゃんのお父さん大丈夫ですか?」
振り返ると佐々木先生が園内を掃除していた。

俺「はぁ…まあ」
佐々木「今日は元気ないですね?
お母さんとはまだ連絡とれませんか?」
俺「はい…」
まあ元気はいつもないんだが。

やっぱこう言う仕事してる人って、異変とかすぐ気付くんだな。

114:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:22:46.54 ID:7FyMgNZmO.net
佐々木「元気だしてくださいw
ハルちゃんにはお父さんしかいないんですよ。
元気ない姿って子供はすぐ気付くから。

特にこれからが成長期です。お父さんの背中はちゃんと子供は見てますよ。
何か悩み事があるなら相談して下さいw
お父さんの悩みはハルちゃんの悩みですよ。」
俺「はい…」
先生には家を追い出されたことを相談するか悩んだ。
だけど他人にこんな話しされるなんてあまりにも気の毒だ。

115:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:24:09.67 ID:7FyMgNZmO.net
黙って園を出て公園のベンチに腰を下ろした。

俺「はあー」
ため息しか出てこない。
仕事を探すのに困難しているのに、住むところまで探さなきゃならない。
絶望的だ。

116:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:25:27.76 ID:7FyMgNZmO.net
住み込みのバイトなんかも探しては見た。
でも子供連れじゃあ話しにならんだろ。

時間だけが刻一刻と過ぎていく。
直ぐにハルの迎えの時間はやってきた。

117:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:29:41.78 ID:7FyMgNZmO.net
ハルの手を引っ張りただただ街を徘徊する。

そうだ、クラブでナンパした女の家に泊めてもらおう。
1日くらい大丈夫だろ。そんな軽い気持ちで向かってはみたものの。
女「はあ?
無理無理。

あんた子持ちなの?最低。」
俺「頼むよ。
1日でいいからさ」
女「いやよ」
「誰か来たのかー?」
部屋の中から男の声がした。
女「分かったでしょ?
さっさとどっか行ってよ」
そんな感じで追い返されたんだ。

118:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:30:38.32 ID:496qnKq/0.net
たいへんだねぇ

119:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:30:43.92 ID:7FyMgNZmO.net
まあこんなのあてにした俺がバカなんだけど。
数人のツレにも電話したけどなんなく断られる。

辺りはもう真っ暗だ。
路頭に迷う俺とハル。
世間が妙に冷たく感じた。

ハルも疲れたのか。
両手を俺に向け。
ハル「ダットー。ダットー。」
と言う。

120:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:31:48.46 ID:7FyMgNZmO.net
とりあえず寝る場所を探さないと。

俺はハルを抱っこし、大きなリュックを背負った。
ようやく繁華街にある広場の階段に腰を下ろした。
せめて明るい場所の方が、ハルも落ち着けるだろうと思ったからだ。
ただボーっと座っていたんだ。正直今何も考えられない状況。

121:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:33:24.67 ID:7FyMgNZmO.net
「すいませんが、ここに座らないでもらえますか?」
警備員服を来た初老の男に注意された。
ここに座られては、客が入らないと言うことらしい。

俺「ここはおめーの土地か?」
いつもならつかかって行くとこだが、今そんな元気もない。
俺は黙ってまた歩き出した。

122:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:34:55.92 ID:7FyMgNZmO.net
コンビニでお茶とおにぎりを買って、朝来た公園までやって来た。

ハルは俺から降りて喜んで走り回っていた。
状況を理解できる年齢じゃないから当然だ。
公園に遊びに来たとでも思っているんだろう。
むしろそっちの方がありがたいか。何も考えてない方が。

123:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:35:56.65 ID:7FyMgNZmO.net
遊び疲れたのか、汗だくで少しグズったのでおにぎりを食べさせた。
風呂に入れないので、公園の蛇口で水を借りた。

タオルで体を拭いてあげると、冷たくて気持ちいいのかすごく嬉しそうだ。

目を擦って眠たそうにしてる。
俺はハルを抱っこして、大きな滑り台の下がトンネルみたいになっていたのでそこに入った。

124:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:44:35.72 ID:7FyMgNZmO.net
夏も終わりかけ、少し肌寒くなってきたな。
月明かりがトンネルの中まで入ってきている。

ハルを横向に抱え座り込む。
ハルは俺を見つめ、宇宙人みたいにわけの分からない言葉を話している。
きっと俺に話しかけてるんだろう。

125:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:45:04.60 ID:k94fDNAni.net
市役所(区役所)いって相談しろよort

126:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:46:03.32 ID:7FyMgNZmO.net
虚しくなる。
寂しさも込み上げてきた。何でだろうか
?こんな気持ちも、きっとハルと会話が出来ればましだったんだろうか?
俺は一人なんだと痛感する。

そう思いながらハルの言葉に耳を傾けていた。

127:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:47:16.23 ID:7FyMgNZmO.net
ハル「パッパ?」

え?聞き違いか?

ハル「パッパ」
今度は俺を指差して言った。

俺「パパ?
今パパって言ったか?
うんパパ。」
急に何かが込み上げてきた。

128:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:49:55.26 ID:7FyMgNZmO.net
ハルはニッコリ微笑んで
ハル「パッパーw」

俺「うんうん。
パパ。パパだよw」

俺のことを初めてパパって言ってくれたんだ。
ハルをギュッと強く抱きしめた。
苦しそうにしていたけど、そんなのお構いなしだ。
俺の瞳からは溢れんばかりに涙がこぼれた。

129:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:51:10.82 ID:7FyMgNZmO.net
俺「ごめんなー。
本当ごめんなー。」
俺は大泣きしながらハルに謝った。
こんな情けない父親で。
こんなひもじい想いをさせてることに、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

いつぶりだろうか。いや、こんなに泣いたのは初めてかもしれない。
こんな気持ちになったのわ。
俺は一人じゃなかったんだ。
こんな俺でも父親と思ってくれてるんだな。
子供の笑顔ってすごいなって実感させられたよ。

130:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:55:03.88 ID:7FyMgNZmO.net
いつの間にかハルは眠っていけど、俺は眠ることができなかった。
眠れる場所じゃないからとかじゃない。

自分の不甲斐なさと今までの腐った自分を思い返してだ。

佐々木先生の言葉が耳に残っていた。
「ちゃんと子供はお父さんの背中を見てますよ」
そうなんだ。
俺もそうだったし。
ハルは俺の背中を見て育つんだ。
もっとしかりしないとダメだ。

131:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:55:36.82 ID:0HhuAnws0.net
見てるよ

132:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:57:54.28 ID:7FyMgNZmO.net
この瞬間まで俺は、いつでも人の責任にしてきた。
こうなったのは親のせい、学校のせい、大人のせい。
今だってそうだ。社会や世の中のせい、嫁のせい、いつだってそうなんだ。
自分の否を認めず誰かれ構わず他人に責任を押し付けてきた。
全て自分の責任なのにな。自分がこうしてしまったんだ。

きっとサリナもそんな俺に愛想が尽きたんだな。

133:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/13(日) 05:58:55.96 ID:7FyMgNZmO.net
続きはまた夜にでも書きます。

134:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 06:03:20.06 ID:yRXBB3Xg0.net
楽しみにしてる

135:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 06:55:09.38 ID:F/i3ZuZ40.net
夜まで待てない!

139:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 09:51:24.24 ID:HiBOcSmB0.net
待ってるぜ!

140:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 10:24:37.43 ID:Xu/i+Pf0i.net
片言でも話せるなら1歳半~2歳半ってとこだな
1番しんどい時期は奥さんが育てたわけか

よかったな、わがまま放題の>>1がその月齢の子供育てたら虐待で殺してるところだったぞ

142:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 12:28:04.11 ID:w2VXPPwk0.net
最後まで話を聞かないとアドバイスも出来ない
ゆっくりで良いから全て聞かせてくれよな

145:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 13:22:04.51 ID:gv9F+3Ol0.net
ここからが正念場だな
頑張れ。

147:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 13:35:11.12 ID:e0Zgq56q0.net
不覚にも涙腺に来た
こういう親子ものはどうも潤んでしまう

149:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 14:34:02.88 ID:88E1A7jF0.net
面白いし文章上手いし期待

151:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 14:38:47.75 ID:dsJZWg7Di.net
クズでも父親になれるんだな。
羨ましい。

163:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 21:00:29.88 ID:fXnWRkWz0.net
もう涙が出てきた…
待ってるで!

167:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 22:44:30.67 ID:MtwkDpU10.net
ハルが可愛いくてウルッとした
続きに期待

168:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 22:50:43.68 ID:Q1q5EB880.net
もう泣いてるから

171:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/13(日) 23:20:06.79 ID:v6Wuc+xUO.net
泣いちまったじゃねーか。馬鹿野郎

174:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 00:42:18.46 ID:cLHnL3TiO.net
すいまん。
今から少し投下する。

見てくれてる人結構いてくれてるんだな。
頑張って書きます。

続き
外で朝をむかえたその日、俺はハルを連れて隣町まで2時間かけて歩いていた。
保育園には前もって連絡を入れ休ませた。

唯一の頼りがそこにあったからだ。
死んだ親父の姉貴に会いにいったんだ。俺の叔母にあたる人。
小さい頃の記憶だけが頼りだった。
親父に2、3回連れてこられたことがある。

175:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 00:44:58.27 ID:cLHnL3TiO.net
町の雰囲気はガラッと変わっていたけど、どうにかたどりついた。

リフォームして新しく建て替えられていたけど、表札を見てここで間違いないと思った。

チャイムを鳴らすと、四十歳過ぎのおばさんが出てきた。
おばさん「はい、どちらさまですか?」

俺「あの…、
カズエおばさん(親父の姉貴)はいてますか?
俺っていいます。」
おばさん「えー、あっ、母さーん」
どうやらカズエおばさんの娘のようだ。
おばさんは俺とハルの全身を舐めるように見、家の中に向かって叫んだ。

おばさん「ごめんなさいね。
俺さんってどちらの俺さん。母とはどういった関係?」
無理もない不審者に見られてるんだろう。

176:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 00:47:23.98 ID:cLHnL3TiO.net
答えようとすると、
「はいはい。
どうしたの?お客さん?」

ガリガリのおばあちゃんが中から出てきた。この人がカズエおばさんなのか?
正直顔まで覚えていないから分からない。でもきっとこの人で間違いないだろう。

177:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 00:48:41.34 ID:cLHnL3TiO.net
おばさん「俺さんって方よ。
お母さん知り合い?」
カズエ「俺さん?」
カズエおばさんは俺をジッと見つめた。
カズエ「もしかして、俺父の息子の俺ちゃん?」
長い月日が経っていたが、どうやら俺のことを覚えてくれていたらしい。
俺「はい。。」
目を潤ませながら俺に近づいてきた。
大きくなったねと言われ再会を喜んでくれた。

178:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 00:55:05.51 ID:cLHnL3TiO.net
俺とハルは家の中に通されお茶を出してもらった。

ハルは広い家が初めてだったので、すごく挙動不審だったのを覚えている。

179:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:02:02.52 ID:cLHnL3TiO.net
カズエ「わざわざここまで会いにきてくれたの?
ありがとうね。
よくこの家が分かったねw」

カズエおばさんは俺が赤ちゃんの頃、よくオムツを変えてあげたと言っていた。
子供の頃の俺や親父の話しを嬉しそうに語ってくれた。

180:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:03:40.44 ID:cLHnL3TiO.net
カズエ「ところでいったいまた、どうしたの急に?」

本題はここからだ、今どうしても寝泊まりするところが欲しかった。
ハルをずっと外で寝かすなんて出来ない。
迷惑は重々承知だけど、仕事と住む場所が決まるまでどうにか居候さしてもらえないかと頼んだ。
勿論今日までの経緯を話してだ。

181:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:04:09.42 ID:sSsJrPnM0.net
待ってた
見てるぞ

182:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:04:43.78 ID:cLHnL3TiO.net
カズエ「そうか、うんうんそれは大変だったね。
いいのよ。おばちゃんに甘えなさい。」
目を真っ赤にし、俺の話しを納得した上で優しく応えてくれた。

少しホッとした。
膝の上に座らせていたハルは、どうやらオネムのようだ。
コクリとコクリと眠りに入ろうとしている。

183:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:04:44.91 ID:tMBUXb970.net
俺も見てる、頑張ってくれ

184:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:06:37.61 ID:cLHnL3TiO.net
見てくれてる人ありがとう。

続き
おばさん「ちょっとお母さんいい?」
リビングの扉を少し開けて手招きする娘。
それに気づいてカズエおばさんがリビングから出ていった。

俺は出されたお茶を一気に飲み干した。

185:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:07:52.37 ID:L/5Bs3zQ0.net
気になる

186:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:08:20.67 ID:BIW9hj96i.net
ドキドキ…

187:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:08:26.29 ID:cLHnL3TiO.net
おばさん「お母さんどう言うことですか?
あの子達を泊めるなんて勝手に決めないで下さい。

うちには受験を控えた娘がいるんですよ。」
隣の部屋から会話がまる聞こえだ。

カズエおばさん「せっかく頼って来てくれたんだよ。」
おばさん「駄目に決まってるでしょ。

どこの誰かも分からないのに。」
カズエおばさん「他人じゃないの。
ヒロシ(息子さん)には私からちゃんと話しておくから。」

おばさん「私には他人です。
私は反対ですから。」

190:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:09:39.38 ID:q9IWr0+70.net
待ってたぞクズ

191:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:15:59.32 ID:cLHnL3TiO.net
激しく言い合いをしているようだ。

俺は眠っているハルを抱きかかえ、黙っておばさんの家を後にした。

そりゃそうだよな。
無理もない。
いきなり見ず知らずの人間がきて泊めてくれなんて。
他人にそんな優しくする義理なんてないよ。

それに俺のせいで、カズエおばさんに迷惑をかけるわけにはいかないしな。
何故か悲しい気持ちや辛い気持ちにならなかった。
だってさ、久しぶりに会ってハルを見て、あんなにも喜んでくれたんだ。
それだけで十分じゃないか?

夕焼け空が真っ赤に染まる。
ハルをおぶった自分の影お見ながら、二時間かけてきた元の道をゆっくり帰った。

192:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:32:06.27 ID:cLHnL3TiO.net
また結局この公園に戻っててしまった。

途中コンビニでおにぎりを一個買って、それをハルに食べさせた。
ハルも大分疲れていたみたいだ。
すぐに眠ってしまった。

財布の中身を見て憂鬱になる。
本当の無一文だ。
下を向き目を閉じて、明日からどうするかを考えた。

193:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:33:35.70 ID:cLHnL3TiO.net
ハルは保育園に連れていけばいいだろう。給食とおやつが出るからな。
とりあえず日雇いで働ければ、温かいお風呂にも入れてやれる。
お腹一杯ご飯だって食べさせてやれるんだ。
そんなことを考えながらウトウトしていた。

「俺くん?
俺くんだね?」
急に目の前が眩しくなる。
懐中電灯で照らされているんだ。

そこには眼鏡をかけた、中年のおじさんが立っていた。

194:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 01:41:04.61 ID:iepNz9ck0.net
読んでるぞ
俺もクソだから気になって仕方ない

195:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:07:57.43 ID:cLHnL3TiO.net
おじさん「母さんからこの辺りの公園だって聞いたんだ。
だいぶ探したよ。

こんな所で寝たら駄目だ。
小さい子供がいるんだから。
とりあえずうちにおいで」
すぐにカズエおばさんの息子のヒロシおじさんだと分かった。

196:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:08:58.70 ID:cLHnL3TiO.net
俺「いや、でも…」

おじさん「いいからおいで。
母さんも心配して待ってるんだよ」

俺「すんません。
迷惑かけます…」
俺とハルを車に乗せてくれ、家まで連れて行ってくれた。

途中車の中で、
妻のことは気にするな。娘が受験前で気がったっているんだ。とわざわざ気を使ってくれた。

198:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:09:57.34 ID:cLHnL3TiO.net
おばさんの家につくともう深夜1時前だった。

カズエおばさん「追い返したりしてごめんね。
本当にごめんね。」
と泣きながら謝るおばさんに、申し訳ないことをしたと思った。

ヨシノおばさん(カズエおばさんの娘)
に「お世話になります」とだけ言ったけどシカトされた。
心良く思っていないのは分かっていたことだ。

199:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:11:35.15 ID:cLHnL3TiO.net
久しぶりの温かい風呂に、ハルは大はしゃぎだった。
新しい布団が気持ち良かったんだろう。すぐにハルは眠ってしまった。

ヒロシおじさんが、また明日ゆっくり話そうと言って二階の寝室に上がっていった。

俺が眠りにつこうとすると、カズエおばさんにリビングに来るように言われた。

200:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:12:48.90 ID:cLHnL3TiO.net
カズエおばさん「残り物しかないけどお食べ」

テーブルに、大きなおにぎり2つとお味噌汁が置いてあった。

俺は黙って座りそれを口にした。
急に胸が締め付けられる。

俺「うまい…」
カズエおばさん「良かったw」

201:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:15:18.96 ID:cLHnL3TiO.net
俺はおにぎりにガッツいた。
また泣いてしまったんだよ。
泣きながらおにぎりを頬張った。

口いっぱいに詰め込んで。
俺「おばふぁん…エグッ
あじがと(ありがとう)エグッ…」

カズエおばさんの優しさがすごく辛かった。
こんな俺なんかにここまでしてくれて、すごく感謝したんだ。
人の優しさに感謝したのは初めてかもしれない。

202:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:16:50.24 ID:cLHnL3TiO.net
そう言えばこの何日間、殆ど何も口にしていなかったな。
だからかもしれないけど、今まで食べたおにぎりで一番うまかったと思う。
今でも、忘れることはない。

俺って結構泣き虫なんだなw
そう思った。

カズエおばさんは、黙ったまま笑顔で俺が食べているのを見てた。

203:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:18:13.13 ID:cLHnL3TiO.net
すまん。
明日は仕事早いのでもう寝ます。

見てくれてる人申し訳ない。

204:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:23:16.17 ID:757Rok/c0.net
読んでたよーありがと、おやすみ

205:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:23:38.61 ID:tMBUXb970.net
大好きだわ、おやすみ

206:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:33:24.85 ID:Pxe4EwVLO.net
ありがとう
続き待ってます

207:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:34:19.06 ID:aFX+WwkV0.net
ゆっくり寝てくれ。
おやすみ

208:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:36:11.93 ID:B2Qk0oHP0.net
見てますぜ

209:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 02:47:47.08 ID:lNSejuxG0.net
見てるぞ

おやすみ

210:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 03:08:18.48 ID:F/KjYQkN0.net
これは期待

211:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 03:12:10.87 ID:/CQZeu9Q0.net
寝ようとしてたのに読んじゃった

また明日な

212:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 03:22:25.59 ID:YZGDy86Mi.net
おやすみ

213:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 03:31:07.71 ID:q0thH6390.net
子供嫌いな俺でも結婚して子供出来たら可愛いと思えるのかな……

216:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 06:16:43.53 ID:+X6aJcj+0.net
楽しく読んでるんだけど オムツどうしてたの?

217:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 06:45:57.84 ID:39OPm0ALi.net
>>216
まだ現実投下はしないでくれ

219:名も無き被検体774号+:2014/07/14(月) 10:39:58.86 ID:KMyDKk+9x
気に読んで、久々に2ちゃんで泣いたわ

続きまってるぞ

220:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 11:56:22.93 ID:uCT6FhyMO.net
続き早くみたいー(≧ε≦)

243:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 22:58:55.65 ID:PzyLmpA/0.net
毎晩続きが楽しみだ
そして頭の中で>>1が髭もじゃの山田孝之で何故か再生されてるからなおさら楽しみだ

245:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:09:22.65 ID:lNSejuxG0.net
>>243
なんか分かるわ

248:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:31:26.94 ID:cLHnL3TiO.net
すまん。
仕事でようやく帰宅できた。

今から休憩中に書いた分は投下します。

後、いろんな意見や指摘ありがとう。
他にも細かい疑問とかあるだろうけど、結構端折るし忘れてることもあります。
これから書いて行くこともあるからスルーしててくれると助かる。

ちなみにこの時はオムツはまだ取れてないんだ。
保育園では貸し出しの紙オムツ使ってたし、常備布オムツだったからループ使用してた。
生まれてすぐはしょっちゅう変えてたからうまいもんだったよ。

249:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:32:33.37 ID:QzJ2ECkV0.net
仕事お疲れ

250:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:33:05.90 ID:cLHnL3TiO.net
続き
次の日朝早く起きて、ヨシノさんに何か手伝いすることがあれば何でもすると言った。

が、空気のように無視された。
俺は玄関前やら家の中を勝手に掃除した。
居候の身だし、
何もしないわけにもいかないしな。

251:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:35:43.03 ID:cLHnL3TiO.net
目を覚ましたのか、ハルの泣き声が聞こえる。

保育園に連絡して、
理由は言わずに当分休むとだけ伝えた。
ハルはカズエおばさんが見てくれると言うので、頼んで家を出た。
現場作業の面接があったからだ。

おばさんは落ち着くまでは家にいていいと言ったけど、そう言うわけにもいかない。

252:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:35:55.77 ID:ftKyW2eN0.net
おかえり
待ってたよ

253:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:36:56.87 ID:cLHnL3TiO.net
これ以上迷惑をかけれなかったし、何よりハルを育てる環境を少しでも良くしたかった。


早く住む家を探す必要があったけど、まずは仕事が優先だと考えたんだ。

254:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:39:36.88 ID:cLHnL3TiO.net
社長「現場仕事は初めてか?
かなりきつい仕事だけど大丈夫か?」
建設会社の社長が、履歴書をサッと目だけ通して机に置いた。

俺「あ…はい」
社長「いいよ。うちで働いてみな」

俺「えっ、大丈夫なんすか?
俺職歴も学歴もないっすよ」

255:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:41:48.56 ID:cLHnL3TiO.net
社長「ハハw
うちはそんなの関係ねーよw
やる気があればそれで十分だw」

どうせ無理だと思っていたのに、あっさり雇ってくれた。
住所不定で職歴のない俺をだ。
ちょっと拍子抜けする俺。

俺「あ、あ、ありがとうございます。
頑張ります」
社長「おう。
いつから働ける?

なんなら今から働くか?」
俺「是非。
お願いします。」

この社長、本当に優しかった。人当たりもいいし。
めちゃくちゃ嬉しかった。久しぶりの労働で少し不安もあったけど。
でも頑張ろうって思ったんだ。

459:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 23:17:37.47 ID:DNwzBi8M0.net
>>254-255
これがあるから土方はバカにできない。
職種で差別する事は最低だ。

463:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 23:40:32.63 ID:CMBxJM1RI.net
>>459
建設業界は中卒、高校中退当たり前だけど皆たくましいよ
もちろんおかしい奴はいるし呆れるときもあるけど一緒に仕事したらバカにできないよ

256:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:44:51.50 ID:mFaRvKVp0.net
みてるぞ

257:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:46:59.73 ID:cLHnL3TiO.net
社長の古い作業服を借り、トラックで作業現場まで連れて行ってもらった。

作業員みんなが集められ、簡単な紹介で作業が始まる。
重機で解体した廃材を指定の位置に置き仕分ける。
それを運んでトラックに積むと言う作業だ。

肉体労働は始めてで、つってもまともに働くのも久しぶりなんだけどとにかくきつかった。
体中汗でびっしょり、廃材を持つ腕が痺れる。
それでも一生懸命作業した。

261:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:49:10.22 ID:cLHnL3TiO.net
みんな強面だったけど、優しく仕事を教えてくれた。
今まで働いていた職場とは全然雰囲気が違い驚いた。
みんな楽しそうに仕事してんだよな。

現場監督「おい新人!休憩するぞー。」
そう言ってミネラルウォーターを渡された。
キンキンに冷えてる。
喉を潤わす為一気にそれを飲み干した。
めちゃくちゃうまかった。
体中に染み渡るのが分かる。

ちょっと前まで汗を流して働くことなんて考えられなかった俺。
こんなに水がうまいと感じたことなんてあっただろうか?

262:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:49:20.61 ID:tMBUXb970.net
楽しみにしてたやつがきた!

263:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:50:46.48 ID:cLHnL3TiO.net
建物の影に腰掛けると、
「兄ちゃん今日からやろ?」
初老のおじさんが関西弁で話しかけてきた。

おじさん「兄ちゃん若いのにw
何でこんな仕事しようと思ったん?
さてはわけありやな?w」
ぶっきらぼうな人だ。

俺「まー、はい。」

264:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:52:55.19 ID:cLHnL3TiO.net
山下(おじさん)さんは、初対面の俺に色々話てくれた。
俺も昔は社長だった。だけど倒産して借金かかえて、妻と子供に逃げられたと。

山下「それでもこうやって何とか生きてけてんねんw

オレももうすぐ60やけど、人生やり直しは聞くw
兄ちゃん若いねんからなおさらや。
どんなわけありでも頑張りやw
生きてたらそのうちいいことあるからなw」

笑いながら話している山下さんに何故か好感を持てた。

265:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:54:54.76 ID:ftKyW2eN0.net
社長さんいいヤツやな

266:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:55:00.08 ID:cLHnL3TiO.net
あっというまに時間は過ぎ、今日の作業が終了した。
疲れた。でも仕事見つかってよかった。
きついけど作業場の人達は良い人そうだしなんとかやっていけそうだ。

社長から日当を日払いで手渡された。
茶封筒には6000円入っていた。途中から働かせてもらったのにな。
思わず「こんなにいいんすか?」って言ってしまったよ。

帰宅までの道のり、疲れているのにいつもより足取りが軽かった。
真っ暗だった道筋に少し光が差したような気分だ。

267:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/14(月) 23:55:54.56 ID:ZqxQARJGi.net
待ってた
仕事お疲れ
見てるぞ

270:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:01:28.33 ID:5+fbzMw2O.net
おばさん家に着くなり、
ハル「キャハッw
あーーーうw」
ハルが大喜びで駆け寄ってきた。
俺は高い高いして、
俺「ただいまw」
て言うと
ハル「たらいまーw」
って満面の笑みで返してきた。

すごく癒されるな。
ハルの笑顔で1日の疲れもぶっ飛ぶ。
明日も頑張ろうって気持ちになった。

271:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:02:38.89 ID:5+fbzMw2O.net
カズエおばさん「ハルちゃん、ずっと泣いてたのよー。
キョロキョロして俺ちゃんのことずっと探してたんだと思うわ。

パパ帰ってきて嬉しいねw」

俺「すいません。迷惑かけました。
面接ですぐ働けるか?って言われたんすよ。」

カズエおばさん「そうよかった。
仕事決まって本当に良かったねw」

ヒロシおじさんに呼ばれて、一緒にご飯を食べさせてもらった。

272:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:04:26.34 ID:5+fbzMw2O.net
これからのことをどうするか話した。
俺は早く住む家を探すとだけ言った。

俺「あのこれ。」
俺は今日の日当分6000円の茶封筒テーブルに置いた。
俺「本当に少ないっすけど。
とりあえず当面の食費や、迷惑かける分。
また少しでもお金が貯まったら渡します。」
本当は酒や煙草、ハルのお菓子なんかを買ってあげたかった。
でも今はっきりしてるのは、この人達に迷惑かけてることだけだ。

273:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:05:26.94 ID:5+fbzMw2O.net
カズエおばさん「何よこれ?
そんなの受け取れないわよ。
ハルちゃんのために使ってあげなさい」

ヒロシおじさん「分かった。
これは受け取る。」
そう言ってお金をポケットにしまった。
ヒロシおじさんは、ちゃんと俺の気持ちを汲み取ってくれたんだ。

275:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:08:37.85 ID:H70HxBXV0.net
ヒロシおじさんはクズのいとこになるの?

276:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:09:33.31 ID:5+fbzMw2O.net
それから数日が経ち、俺はなんとか現場仕事を続けてた。
あのクズな俺がだ。
何よりハルの存在が大きかったと思う。
どんなにきつい現場作業もハルのことを想い出せば頑張れたんだ。

俺自身、自分の変化に気づきはじめてきた。
ハルが成長するように、俺も少しずつ成長しているのかもしれないって。

277:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:11:21.84 ID:3hQk8/G30.net
育児って、育自でもあるもんな

278:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:11:49.25 ID:LnAZ5WU30.net
見てるよ
最後まで頼むぞ

279:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:11:59.93 ID:5+fbzMw2O.net
ヒロシおじさんは従兄弟だな。
でもこの時が初対面だよ。

続き
そんな時だった。
その日は大雨で仕事が中止になり、昼過ぎに帰えることになった。

帰宅すると、
ハル「ギャーーッ!」
リビングからハルの泣き声が聞こえる。
あちゃーまた俺のこと探して泣いてんのか?
なんて思いながら上がりこんだ。
それと同時に、
「うるさーい。
黙れー!」
と大きな怒鳴り声が聞こえた。

280:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:13:35.16 ID:RSVBAHZd0.net
まさか

281:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:14:32.22 ID:xbcikuO1i.net
この俺が…!

282:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:14:36.33 ID:3hQk8/G30.net
なんか嫌な展開

283:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:14:36.55 ID:973c8nd00.net
ババアゆるさん

284:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:14:38.02 ID:5+fbzMw2O.net
みんなありがとう。

リビングを開けると、ハルが泣きながら座りこみ。
ヨシノおばさんが目の前に立っていた。

俺「何してんすか?」
俺はヨシノおばさんを睨みつけて、ハルを抱きかかえた。

俺「どうした?
何で泣いてる?

カズエおばさんは?」
一瞬テンパってハルに質問攻めしてしまった。

ハルは俺にしがみついて、
ハル「パッパー、エグッ。パッパー、ヒック。エーーン」
大泣きしている。

最初は虐待でもされているのかと思ったけど、そうではなかった。

285:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:15:59.01 ID:3hQk8/G30.net
虐待じゃなかったのか、良かったホッとした

287:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:16:09.27 ID:RSVBAHZd0.net
うぉ…
よかった

288:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:19:58.80 ID:AvaTnFhj0.net
ドキドキ…

289:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:21:28.84 ID:IZugeKq70.net
どきどき

294:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:40:04.46 ID:5+fbzMw2O.net
ヨシノおばさん「この子がサキ(ヨシノの娘)の教科書に悪戯したの。
これ見なさいよ。」

ヨシノおばさんがビリビリに破けた、哀れな姿になった教科書を見せてきた。

俺はハルを立たせて、
「本当か?
お前がやったのか?」
強い口調で問いただした。
俺の言葉なんて理解できてるわけないけど、せっかく居候させてもらっているのに何てことしてくれたんだって思った。

296:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:42:11.50 ID:5+fbzMw2O.net
俺「駄目だろ?こんなことしてどうすんだ!
迷惑かけんなバカヤロー!」
カッとなって怒りのまま俺はハルを叱った。

ハル「あーーっ!
ギギギギーっ!
いやーーー!」

ハルは泣きながら俺に怒った。
きっと俺が怒っているのを見てテンパったんだろう。

俺「あの、本当にすいません。
教科書は弁償しますから。
本当すいません」

ヨシノおばさん「当たり前でしょ。
それに夜この子の泣き声うるさいのよ。

サキは受験生なの。ちょっとは気をつかいなさいよ。
もぅまったく」

297:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:45:30.28 ID:O0vnThum0.net
うわー
ハルかわいそう

298:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:45:43.57 ID:3hQk8/G30.net
これは辛いな、幼児は怒りつけても効果無いけど>>1はそんなのわかんないし、精神的にも余裕ないし怒っちゃうし、怒ったあと後悔しちゃうし負のループだな

299:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:47:16.03 ID:5+fbzMw2O.net
俺はただただ謝るしかなかった。

カズエおばさんは体の調子が悪いみたいで横になっていたらしい。
カズエおばさん「ちょっとだけ一人で遊んでもらってたの。
俺ちゃんごめんなさいねー」

俺「俺の方こそいつもハルを見てもらってすいません。」

ハルは呑気に、買って帰った好物のラムネを食べていた。
ハル「ラムネーw。ラムネーw」
機嫌よくしている姿を見て少しイライラした。

本当は分かってるんだ。
この子は何も分からないし知らない。
ただ遊んでいただけなんだよ。きっと。
でも今のこの状況で俺は、お前を叱ることしかできないんだ。

300:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:48:57.37 ID:5+fbzMw2O.net
カズエおばさんは70過ぎて体調も良くない。このまま見ててもらって良いものか。
またあんな悪戯をしたらどうしよ?
保育園とは違うんだから。
ハルがしたことは全て俺の責任になるんだ。
やっぱりすぐにでも家を探すべきか。
そう思いながらハルの寝顔を見つめた。俺はグッタリして眠りについた。

301:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:49:30.77 ID:6QVzFwDC0.net
見てる

302:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 00:51:36.69 ID:O0vnThum0.net
てか小さい子が家にいて教科書触れるとこに置いといたやつが悪いでしょ
黙って保育園行かせとけば良かったのに

胸糞過ぎて吐きそう

304:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:00:53.74 ID:PUjMLkg20.net
ゆっくり書いてもいいから止めないで支援

306:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:15:43.42 ID:5+fbzMw2O.net
朝になり、
いつも通りハルをカズエおばさんに預けた。
今日のハルはグズっていた。
俺の足にしがみついて離れない。

俺「すぐ帰ってくるからな。
またラムネ買って帰るから」

ハル「ラムネー?
ちょだーい。」
俺はハルに残っていたラムネを渡した。

307:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:17:09.02 ID:5+fbzMw2O.net
俺「おりこうにしてるんだぞ。
パパ早く帰るから」
そう言って泣き出すハルを置いて家を出た。

仕事中ハルのことが心配で仕方なかった。
また悪戯してないかってこともあったけど、何よりハルに怒鳴るヨシノおばさんの姿が頭から離れない。
他人に息子を泣かされるなんていい気はしないよな。

308:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:19:16.30 ID:5+fbzMw2O.net
ようやく終わって帰ると、
ハルは嬉しそうに俺に抱きついてきた。

どうやら何もなかったようだ。
少しホッとしながらスーパーで買ってきた惣菜を出して、ハルに食べさせた。

すると、
ヨシノおばさん「ちょっと来てくれる?」
とリビングに来るよう言われた。

310:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:21:00.63 ID:AvaTnFhj0.net
ひぇー…

311:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:21:13.01 ID:5+fbzMw2O.net
ヨシノおばさん「これどうしてくれるの?」
ヨシノおばさんがべっとりとシミのついた服を見せてきた。

俺「どうしてくれるって言うのは?」

ヨシノおばさん「これその子がやったのよ。」

俺はハルを見た。
ハルはヨシノおばさんから顔を背け、俺の胸にうずくまっている。
どうやらハルはこの人が嫌いなようだ。俺も嫌いだ。

312:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:23:57.08 ID:hkNsp7yE0.net
俺「手洗いで洗って差し上げますよ」

314:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:24:29.88 ID:5+fbzMw2O.net
俺「うちの子がやったって、見たんですか?」

ヨシノおばさん「見てないわよ。
でもその子以外に誰がこんなことするのよ
あんた達がこの家に来てからろくな事がないの。」

俺「……」
もしそれが本当なら言い返す言葉もない。

どうやら今日もカズエおばさんが体調が悪いから、少しの時間一人で遊ばせていたらしい。
その間葡萄ジュースをハルに持たせていたとのこと。

315:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:24:48.94 ID:GMxGuATc0.net
冤罪の臭いがしてきましたぞ

317:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:26:45.34 ID:5+fbzMw2O.net
信じられなかった。
親バカで、ただハルが犯人じゃないと思いたかっただけなのかもしれない。
証拠があるのにだ。

それでも俺はハルが犯人じゃないと言い張った。

エゴかもしれないが、どうしてもハルがそんなことするとは思えなかったんだよ。

結局カズエおばさんが起きてきて、その場は収まった。

318:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:28:08.33 ID:AvaTnFhj0.net
ハルを守れるのはクズしかいない!

319:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:31:51.21 ID:5+fbzMw2O.net
続きはまた明日書きます。
明日も早いので。

せっかく見てくれているのに、勝手をどうか許してくれ。

321:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:32:56.03 ID:GMxGuATc0.net
>>319
おつかれ

明日必ず来るなら許してやるよ!

読みやすいは

324:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:33:21.52 ID:hkNsp7yE0.net
>>319
おつ

早くハッピーエンドにしてください

320:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:32:34.20 ID:hkNsp7yE0.net
幼児に葡萄ジュースとかww
やってくださいと言ってるようなもんだよね

325:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:37:05.28 ID:JpyNu82r0.net
おやすみ
また明日頼むな

326:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 01:41:23.29 ID:eaIYk9tai.net
おつ
楽しみにしてるぞ

327:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 03:55:46.81 ID:WmWbbJZZ0.net
楽しみにしてる
ゆっくりでいいから継続して書いて欲しい

328:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 06:09:52.98 ID:LaabgiRD0.net
クオリティ高いな

333:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 09:15:44.02 ID:RSVBAHZd0.net
続きが気になる…

354:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 22:37:52.30 ID:5+fbzMw2O.net
遅くなった。
今からシャワーを浴びたら書きます。

355:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 22:39:56.29 ID:c0MuULtv0.net
おかえり!
ゆっくり待ってるよー

356:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 22:40:11.87 ID:0oKCPoKV0.net
                       キター ゚.ノヽ , /}
                    キター   、-‘   `;_’ ‘  キター
  ┏┓  ┏━━┓              (,(~ヽ’~  キター  ┏┓┏┓
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          キター {~”~>`v-”`ー゙`’~   キター
              レ_ノ   キター  キター
        キター    キター

357:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 22:42:11.42 ID:u3DjXbVi0.net
おかえりまってるぞー

360:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 22:58:08.06 ID:3hQk8/G30.net
きた!待ってたぜ!

362:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:23:31.62 ID:5+fbzMw2O.net
みんなありがとう。

続き
こんな時って眠れないもんなんだな。
体は仕事で疲れてるんだけどさ。

俺さ小学の時はいじめられてたんだよ。
て言っても悪質なやつじゃないんだけどな。

とりあえずクラス全員から嫌われてた。
家が貧乏で母ちゃんがいなかったから。
親父が爺ちゃんぐらいの年ってこともあったんだと思う。

363:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:24:32.49 ID:5+fbzMw2O.net
それである日、クラスの女子が買ってもらったばかりの手提げカバンがなくなったってなった。

校庭のドブで見つかったんだけど、
クラスの奴等は俺を非難したんだ。
「お前んち貧乏だからだろ?」
「最低ー」
みたいな感じで。

364:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:25:45.36 ID:5+fbzMw2O.net
誰かが先生にチクって、職員室で説教された。
当然親父も呼び出されたわけだけど。

親父は俺に「お前が本当にやったのか?」
って聞いてきた。

俺「してないよ」
俺の目をしっかり見て、

親父「そんなことうちの息子がやるわけない。

あんたら教師まで疑うのか?
ふざけるな」
っていつも穏やかで温厚な親父が、ムキになって怒りだしたんだ。

365:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:27:08.85 ID:5+fbzMw2O.net
だからその時、親父が職員室で暴れて警察が来たことは、本当に自分が生きてて申し訳ないって気持ちになった。
子供ながらにな。

帰り道親父が俺の手を引っ張って言ったんだ。
親父「俺!!
父ちゃんはお前のこと信じてるからな。

父ちゃんは絶対にお前がやってないって分かってるんだ。
あんな恥ずかしい姿見せてごめんな」

366:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:28:47.63 ID:5+fbzMw2O.net
そんな親父を見たの初めてだったよ。
正直驚いた。

でも俺は疑われても仕方なかった。
すぐむかついたら、クラスのやつをぶん殴って泣かしてたし。

クラスで買ってたカメを、勝手に池に逃がしたりしたことがあって、それをクラス全員に責められて暴れたこともあった。

本当に問題児だったんだ。

367:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:32:09.03 ID:5+fbzMw2O.net
俺「オレ悪いことしてばっかだよ。
みんなに疑われてもしかたないんだ。

何で父ちゃんは俺のこと信じるの?
本当に俺がやってたらどうすんの?」

親父「父親が息子信じなくてどうする!」

いつも強がってた。悪ガキぶって泣いたら負けだと思っていた俺も、さすがに泣いてしまった。
その言葉で十分救われたんだ。
親父は俺の頭をクシャクシャして。

368:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:33:25.77 ID:5+fbzMw2O.net
親父「泣きたい時は泣けばい。
悔しいだろうけど、悪くないなら悪くないって言い続けろ。
悪いことしたらちゃんと謝れ。」

昔の記憶がよみがえる。
俺は眠るハルの髪をクシャクシャしながら、
父親の俺が息子を信じなくてどうすんだって、独り言を呟いた。

朝がきて、俺はハルをおぶって仕事場に向かった。
ハルを置いて仕事に行くのが不安だったからだ。

369:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:35:19.44 ID:5+fbzMw2O.net
アルバイトが会社に子供を連れてくるなんて、前代未聞なのは分かってる。
社長に事情を説明すると、
現場は駄目だから事務に置いていくならいいと言われた。
理解がある人で本当に助かったよ。

370:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:36:48.51 ID:5+fbzMw2O.net
事務員さんによろしく言って現場作業に出た。

昼は会社に戻ってハルとコンビニ弁当を食べた。
ハルは嬉しそうに食べてた。
俺もハルのそばにいて安心できた。
お利口にしてたみたいだし。

事務員「この子めちゃくちゃ可愛いね。

将来イケメンだわw」
息子を誉められて悪い気はしないもんだ。

作業が終了すると、社長がみんなでご飯に行こうと誘ってくれたので、その言葉に甘えることにした。

371:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:39:46.00 ID:5+fbzMw2O.net
社長行き着けの居酒屋に入り「好きなもん食え」と言われた。

ハルは人が多いせいか少しグズっていた。

社長に酒をすすめられたけど、ハルもいるので断った。

帰宅したのは少し遅い時間になった。
ハルは俺の背中でぐっすり眠っている。
ハルを起こさないよう、静かに家に入る。

372:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:40:12.93 ID:abqyMRAO0.net
ゆっくり気長に待ってます

373:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:40:45.63 ID:5+fbzMw2O.net
リビングに灯りがついていたので、
遅くなりました。とだけ伝え部屋に入った。

ヒロシおじさん「俺くんちょっといいかな?」
戸を少し開けヒロシおじさんが顔を出した。
少し険しい表情に、何かあるなと感じた。

374:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:42:13.22 ID:5+fbzMw2O.net
リビングのソファーに腰を掛け対面するも少し沈黙が続いた。

何か言い出しにくそうにしていたので、
俺「あの…昨日はすいません。
奥さんの服汚れちゃったみたいで。」
俺から話しをふった。

ヒロシおじさん「いや…いいんだよ。
そんなこと気にしなくても」
相変わらず気まずい雰囲気だ。

375:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:43:14.83 ID:5+fbzMw2O.net
ヒロシおじさんは仕事用の鞄から、パンフレットのようなものを出してテーブルに置いた。

ヒロシおじさん「これなんだけど…」

俺に見やすいように、そばに近づける。

自立支援相談?
サッと目を通した。

376:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:45:29.44 ID:5+fbzMw2O.net
俺「すいません。
迷惑かけますがもう少しだけ待って下さい。
すぐ家を探して出ていきますんで。」
思い出したくない過去が脳裏をよぎる。

ヒロシおじさん「いや、そんなつもりで言っているんじゃないよ。
本当に心配なんだ。」
見え見えだ。
早く出ていけ、面倒はごめんだと顔に書いてある。

377:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:45:59.36 ID:vmstBLJW0.net
クズなんやろうがクラブでのナンパ技術編も書いてほしい。
ギャル好きだけどクラブに足を運べない…。

378:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:46:04.47 ID:eVMFLPqS0.net
(´・ω(´・ω・(´・ω・`) ・ω・`) ω・`)

379:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:49:43.29 ID:5+fbzMw2O.net
俺「本当に迷惑かけてすいません…」
部屋に戻って先程のパンフレットをもう一度見た。
少し手が震えている。

俺にはトラウマがあった。

381:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:52:36.51 ID:5+fbzMw2O.net
俺がガキの頃、
親父が現場仕事で大怪我をした。

入院した親父と俺に残されたのは借金だけだ。
勿論家賃が払えず今にも追い出されそうな勢い。

毎日借金取りが家に来ていたのは言うまでもない。

382:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:53:37.18 ID:5+fbzMw2O.net
一人家で留守番状態の俺は、布団を被り嵐(借金取り)が過ぎ去るのをずっと待っていた。
そしてとうとう奴等が来た。

児童相談所の職員だ。
俺はすぐ養護施設に入れられた。
親父が迎えに来るまでの1年間すごく辛かったのを覚えている。
当時6歳だった。

383:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/15(火) 23:59:24.81 ID:5+fbzMw2O.net
あの日ハルを保育園に迎えに行った俺なら、迷わず施設に入れていかもしれない。
育てていく自信なんてなかったからな。

でも今は違うんだ。
父親になるって決意した。
何があってもこいつを守るって決めた。
それはもう揺るがないものになってる。

短い時間だけど、ハルと過ごして沢山何かをもらった。
何かを感じた。
今ハルは、俺にとって掛け替えのない宝物なんだ。
どんなことがあっても手放さない。
どんなことがあっても。。。

俺はパンフレットを丸めてゴミ箱に捨てた。

384:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:00:24.45 ID:7uhA5R94O.net
次の日、
同じようにハルを連れて仕事に出た。
お金は少しはできたけど十分とは言えない。
とりあえず働かなきゃな。

作業中何度も携帯が鳴った。
気になったので不在着信を確認。
カズエおばさんからだ。

俺はすぐに電話をかけ直した。

385:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:03:33.88 ID:7uhA5R94O.net
俺「もしもしおばさん。
どうした?」
「あの…
私サキです」
電話に出たのはヒロシおじさんの娘のサキだ。

俺「どうしたんすか?」
サキとは家で顔合わすだけで話したことはなかった。

サキ「おばあちゃん昨日入院したんですけど…」
昨日は遅く帰ったし、ヒロシおじさんから何も言われてないので知らなかった。

サキ「おばあちゃんが俺さんに会いたいって。
今から病院にこれますか?」

386:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:04:37.09 ID:7uhA5R94O.net
電話を切ると、社長に理由を話し少しの時間抜けさせてもらうように頼んだ。
俺はハルを連れ病院に向かった。

病室に入ると、カズエおばさんと横にはサキが座っている。
俺が会釈すると、

サキ「ハルちゃん。
私が見てます。」
と言ってハルの手を引き病室を出ていった。

387:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:06:00.97 ID:7uhA5R94O.net
俺「おばさん大丈夫?」
カズエおばさん「大丈夫よw
ただどうも胸が苦しくてねw」
カズエおばさんは思っていたより元気そうだった。

カズエおばさん「わざわざ呼び出してごめんねw

当分家には帰れそうにないんだ。」
俺「うん」

388:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:06:36.80 ID:J3diCumJ0.net
切ない

390:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:07:07.24 ID:7uhA5R94O.net
カズエおばさん「サキちゃんいい子でしょ?
昔からおばあちゃん子でねw

お見舞いにきてくれるのはあの子だけよ。」
今日電話で話したのが初めてなんだが、想像してたのとは違ったのは確かだ。
世間話を簡単に済ます。

391:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:08:19.71 ID:7uhA5R94O.net
カズエおばさん「ごめんなさいね。
私のせいでハルちゃんに辛い想いさせて。

俺ちゃんにも心配させた。
どうしても謝りたかったの。」
カズエおばさんは涙を流しながら俺に謝ってきた。
俺に謝ることなんて何一つないのにだ。

とてつもない迷惑かけてる、本当は俺の方が謝らないといけない。

392:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:10:24.24 ID:7uhA5R94O.net
俺「おばさん。
俺のことは心配しなくていいから。
早く元気になってよ。」
おばさんがありがとうと言いながら枕元から封筒を出した。

カズエおばさん「これ使って。
これで家を借りてハルちゃんと二人で暮らしなさい。

今の状態では何もしてあげられないからね。」
そう言って現金の入った封筒を俺に渡した。
中味は確認してないけど、かなりの金額だった。

俺「おばさんありがとう。
でも俺大丈夫だからw
もう家も見つけたよ。

おばさんのおかげでハルとやっていけそうだ。
だからこれはいらないよ。」
俺はその封筒をおばさんに返した。

393:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:15:06.99 ID:J3diCumJ0.net
強がるなよぉ‥

394:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:15:17.28 ID:L3qKMRuP0.net
すでにスマホが滲んで見える

396:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:16:52.52 ID:7uhA5R94O.net
嘘をついたけどこれで良かったんだ。
本当に助けてもらってばかりだ。
気持ちだけで十分。胸がいっぱいになった。
これ以上何かしてもらうなんて罰が当たると思った。


病室を出てサキからハルを預かった。
俺「迷惑かけたっすね」

サキ「ハルちゃん本当に可愛いw
弟にしたいw」
俺「ありがとう」

397:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:17:56.91 ID:7uhA5R94O.net
そう言って帰ろうとすると、
サキ「あの、すいません。

母がごめんなさい」
と言ってきた。

サキ「ハルちゃん悪戯なんてしてませんから。

私知ってるんです。教科書も服も母が自分でやったんです。
本当にごめんなさい。」
教科書は部屋に置いていて、ハルが手に届くはずがない。
服もヨシノおばさんのお気に入りだったらしい。
そんなものをハルが悪戯できるような場所に置いているはずがにいと言うことだった。

398:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:19:35.85 ID:7uhA5R94O.net
俺「はい。
こっちも。

受験で大変な時期に迷惑かけて。」
そう言って病院を出た。

何故ヨシノおばさんがそんなことするのか理解に苦しんだ。
まあ俺とハルが邪魔で仕方なかったんだろう。

俺の腹は今にも煮えくり返りそうだった。
俺はその脚でカズエおばさんの家に向かった。
黙って家に入り荷物をまとめた。

399:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:24:51.83 ID:7uhA5R94O.net
ヨシノおばさんがリビングにいるのが見えたので、勢い良く扉を開いた。
おばさんはびっくりした顔でこちらを見ている。

俺「お世話になりました。
もう出て行くので。

ヒロシおじさんにもお伝え下さい」
強い口調で言って深々と頭を下げた。

400:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:25:12.38 ID:oQovU/sa0.net
あれ?うちのPCディスプレイが滲んでるけど壊れたかな?・・・

401:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:26:39.38 ID:7uhA5R94O.net
ヨシノおばさん「えっ?あ?
そうなの。

愛想なくてごめんなさいね。
何もしてあげられなかったけど元気でね。」
白々しいやつだ。

俺「もし…
もしこれから外であんたと出会って、もしハルが悲しむようなことがあったら。

何が何でも絶対に許さないっすから。」
と捨て台詞を吐いて家を飛び出した。

その時の俺どんな顔してたんだろうな。
相当怒ってたし恐かったと思う。

402:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:27:29.95 ID:90od9UcB0.net
これは高性能クズだわ

403:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:28:49.83 ID:7uhA5R94O.net
いつの間にかあの時の公園に来ていた。
辺りは暗がり始めてる。
ハルは公園に入るなりハシャいで滑り台を滑り始めた。

その姿を目で追いながら茫然として立ち尽くしていた。
針でチクチク刺さるように胸が痛くて苦しくなった。
病気とかじゃなくてな。
何でかって?
それはハルを少しでも疑ったからだ。
すぐに信じてやらなかった。

本当はヨシノおばさんが悪いとかじゃないんだ。
文句垂れられながらも住まわせてくれていたんだし。
ただの八つ当たりじゃないか。

405:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:35:31.64 ID:7uhA5R94O.net
何よりも悪いのは、父親である俺がハルを信じなかったことだ。

俺はハルを怒りのまま怒鳴ってしまった。
ハルは怒ってたけど、あの時ハルは本当に俺に怒っていたのかもしれない。
何で信じてくれないのって。

俺は本当にグズだよな。ハルごめん。本当にごめん。
自分の不甲斐なさに嫌気がさす。

砂場で遊ぶハルに詰め寄り強く抱きしめた。
今にも涙がこぼれ落ちそうだったけど、グッと我慢してこらえた。

ハル「パッパーもうイタいー?」
俺「痛くないよ。
悲しいだけ」
ハル「いたくないにょー?」
俺「うんうん」
ハルはまた嬉しそうに滑り台によじ登った。

406:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:36:57.36 ID:J3diCumJ0.net
ハルくん‥
かわええなぁ

407:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:37:21.02 ID:P9Ssm1lg0.net
サキちゃんを幸せにしたい

408:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:37:53.74 ID:7uhA5R94O.net
すまん。
レス少ないけど今日はこれぐらいで寝ます

409:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:39:56.94 ID:+DyiRd5j0.net
お休み、気長に読むわ!

410:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:42:04.17 ID:pWEiI2tb0.net
毎日ありがとー、お疲れ!

411:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:43:17.35 ID:oQovU/sa0.net
おやすみ
ハルちゃんかわええ・・・

立派に育ててやってくれよ!!

412:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:43:50.75 ID:nQoOW5Ot0.net
>>408
おつ
さっさと終わらせてほしい

社長には少しの時間って言ってるのにばっくれてんじゃん

413:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:44:33.98 ID:J3diCumJ0.net
ゆっくりで良いよ
一番大事なのは>>1の生活だからね

おやすみ
明日も仕事頑張ってね!

415:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:53:30.73 ID:7uhA5R94O.net
みんなありがとう。
色々な意見、指摘もな。

>>412
続きに経緯を書くからスルーしてくれ。

ハルのこの時の年も気になってると思うが、追々書くんで見ててくれると助かる。

すまん。
ではおやすみ

416:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 00:56:22.31 ID:CMBxJM1RI.net
>>1
もう創作でも何でもいいからハッピーエンドにしてくれ、なってくれ
もし我が子だったらと思うと泣くわ

418:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 01:10:46.89 ID:3yx02xkh0.net
むしろじっくり聞きたい

421:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/16(水) 03:29:19.70 ID:8aT2BmsQ0.net
わいはクラブでのナンパ術聞きたい。

470:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:43:06.24 ID:x6B3BH20O.net
今日は少しで申し訳ないが書きます

続き
携帯のバイブで仕事を途中で抜け出していたのを思い出した。
しまった。
やはり社長からだ。

俺「すいません。
連絡せずサボっちゃいました。」

クビになることは間違いない。社会人失格だよな。

471:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:44:07.02 ID:Dluf1QTG0.net
おつかれ、待ってたよ!

472:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:46:58.44 ID:x6B3BH20O.net
社長「おい俺!
心配したぞ。
何やってたんだ?」
俺は社長に今日の出来事を全て話した。

社長に今すぐ会社に来るよう言われた。
会社にはもう社長以外誰もいない。
当然なんだが。

ソファーに恐い顔で座る社長。

473:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:48:59.80 ID:x6B3BH20O.net
俺「本当にすいません。
申し訳ありませんでした」
怒られても仕方ない状況。
謝るしかない。
せっかく雇ってもらったのに、いい加減な自分を呪った。

社長「おい俺?
飯食ったか?」
俺「いやまだ。」
社長「よし。
なら飯行くぞ」

何も言ってこなかったが、この状況と社長の太い声がマッチして妙に凄みを感じた。

そして俺とハルは社長に連れられ定食屋に入った。

474:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:49:33.13 ID:K2eHANVB0.net
まってたよー、あんま無理せずゆっくりでいいぞー

475:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:50:36.76 ID:x6B3BH20O.net
最近は不景気だとか、奥さんがうるさくてかなわないって話を社長は淡々としてきた。
まるで何もなかったように、
仕事をサボった事には何もふれてこなかった。
その時は変に緊張したよ。

俺「すいません。
やっぱり俺クビですよね?」

社長「ん?

バカか。
クビにはしねーよ。
さっさと食って行くぞ。」

俺「はい…」
クビにならないと聞いて少し安心した。
ハルにご飯を食べさせて店を出た。

476:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:52:47.40 ID:x6B3BH20O.net
みんなありがとうな。感謝。

続き
社長に車に乗るよう言われたので車に乗った。
社長は何も話さない。
車内は無音で、シーシーと社長が口に入れた爪楊枝の音だけが聞こえた。
ハルはウトウトしている。

俺「あの…どこ行くんすか?」
口を開かない社長に、黙ってついていくことにした。

477:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:53:56.42 ID:x6B3BH20O.net
車が来たことないアパートの前に停まると、付いて来るように言われた。
そのアパートの一室を開けると、
社長「ここ使え」
と社長が言ったんだ。

俺「どう言うことっすか?」

社長「ここわ俺が嫁と喧嘩した時に使う別宅だ。

お前に貸してやる。」

478:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:55:22.52 ID:x6B3BH20O.net
最初は社長の言葉を理解出来ず、いまいち状況が掴めなかった。
でもそう言うことなんだ。
俺は社長の親切に思わず泣いてしまった。
俺「クッ…
本当にいいんすか…?」

社長「あーいいよ。
家具も使っていい。

その代わり家賃はもらうぞ。」

480:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:56:07.58 ID:XPnQPQXG0.net
支援

社長になら掘られてもいいわw

481:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 00:56:23.73 ID:x6B3BH20O.net
俺「すいません…エグッ
本当に…ありがとうございます…エグッ」
本当に嬉しかったんだ。
やっと住む家が出来たってこともなんだけど、何より社長の優しさが痛い程伝わった。

社長「バカ野郎。
大の男が泣くな。

そんな泣き虫で子供なんて育てられねーぞ」
俺「はい…エグッ」

484:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:01:59.43 ID:x6B3BH20O.net
俺「何で他人の俺なんかに…ここまでしてくれるんすか…?」

だってそうだろ?
まだ一月も働いてないバイトなんだぞ俺は。
信じられなかった。

485:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:05:12.28 ID:x6B3BH20O.net
社長「アホ。
他人じゃねーだろ?
お前はうちの従業員だ。
お前は若いのに根性もあるしよ。俺は買ってるんだよ。

それに、一緒に汗かいて一緒に飯食ってんだろ?
もう俺の家族みたいなもんなんだから面倒みてやるのは当たり前じゃねーか。

それと礼なら山下に言え。
あいつお前のことも、お前のガキのことも心配してたからな。
クビにしないでくれーって頼んできやがってよw
最初からクビにするつもりもなかったけどなw」

486:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:06:11.63 ID:x6B3BH20O.net
何から何までお世話してもらった。
せっかくもう泣かないって決めてたのにな。

社長に礼はいらないから仕事で返せと言われ、明日はゆっくりしろと言われ1日休みをもらった。

487:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:07:45.96 ID:bAJfMx+A0.net
「礼なら○○に言え」とか人生で一度は言ってみてえww

488:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:08:19.47 ID:x6B3BH20O.net
俺は今まで大人が嫌いだった。まあ俺も大人なんだけどな。
信用できるやつもいなかったし、他人からこんなに優しくされたことなんてなかった。

佐々木先生やカズエおばさん。社長や山下さん、みんなが俺なんかに優しくしてくれる。
今まで人生を損して生きてきたんだなって思った。

この人達は見返りも求めずに俺に優しくしてくれた。
本当に信用できる人達だ。出会えたことに感謝したい。

グズな俺は、こう言う人達との出会いのおかげで、少しずつ成長できたんだと今は思う。

489:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:09:45.26 ID:x6B3BH20O.net
俺は一人で生きていけるなんてずっと強がってたんだよ。
でもそうじゃないって分かった。
まわりに助けられ、支えられ、こうやって生きていけてるんだと気付かされた。

それとハル。
ハルが何よりも俺を強く支えてくれてるんだって思うんだ。
もう一人じゃない。
ハルの存在は大きい。
こいつがいるんだから生きていける。
そう思った。

少しボロでワンルームの小さな部屋だったけど、俺とハルには十分すぎる部屋だった。

490:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:13:23.72 ID:x6B3BH20O.net
翌日、俺とハルは電車に乗って買い物に行った。
天気も良く朝からハルは上機嫌だ。

ハル「でんさー?」
俺「うん電車。
次のに乗ろうな」
ハル「でんさーのるーwキャッキャッ」
楽しそうにするハルを見て少し幸せな気分になった。

491:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:18:07.40 ID:x6B3BH20O.net
生活用品を買おうと色々見ていると、いつの間にかハルが何かを抱きかかえて歩いていた。


俺「どうしたそれ??」
ハル「でんさー?」
どこで見つけたのか、ハルはおもちゃを持っているようだ。
でも、電車のおもちゃと思ってバスのおもちゃを間違って持っているようだ。

俺「それバスだw」
ハル「ばすー?」
俺「うん。電車はこっちな?」
と言っておもちゃ売り場にある電車のおもちゃを見せた。

492:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:20:10.17 ID:x6B3BH20O.net
ハル「いやーー」
大きな声。
どうやら電車より大きなバスのおもちゃを気に入ったみたいだ。

そう言えばハルにおもちゃなんて買ってやったことないな。
普通の父親らしいこともしてあげたことない。

そのバスのおもちゃを買ってあげることにした。

493:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:21:33.33 ID:x6B3BH20O.net
帰りの電車、ずっとバスのおもちゃを大事そうに抱えるハル。

ハル「でんさーw
でんさーwフンフンフンフン♪」

家に帰る前公園の砂場で一緒に遊んだ。
山作ったり、穴掘ったり。ハルはバス走らせたりして。
ハル「でんさーw
でんさーのるーwキャハ」
まだバスを電車だと思ってるんだ。
その笑顔がたまらなく愛おしかった。

494:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:22:24.93 ID:IE8XdJrb0.net
楽しいひとときにホッとするぜ

495:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:22:57.47 ID:x6B3BH20O.net
なんだかこうやって、何も考えず二人でゆっくりしたのは初めてかもしれない。
満たされた気持ちになった。

俺もハルも泥だらけだ。

俺「ハル?風呂行くか?」

ハル「おぷろいやー」
ちょっと怒るハル。

部屋に風呂がなかったので、ハルと近くの銭湯に行った。
ハルはすごく風呂嫌いなんだけど、初めての銭湯にはしゃいでた。

496:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:24:37.67 ID:x6B3BH20O.net
二人で一つの布団に横になる。
ハルは今日買ったバスをしっかり抱いて寝てた。
遊び疲れたんだろう。
穏やかな寝顔だ。
初めて買ってあげたおもちゃ。相当気に入ったみたいで俺も嬉しかった。

ここはもう俺とハルの家なんだ。
ようやく落ち着けたことに安堵した。
これからは少しずつだけど、家庭らしい家庭を作ってやろう。ハルのために。

497:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:25:44.41 ID:tDd+963i0.net
一安心した

498:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:26:28.92 ID:x6B3BH20O.net
今日まで色んな出来事があった。
何度も挫けそうだったけど、ハルの存在がいつも俺を助けてくれた。
なんとかやってこれたんだな。
これ以上下はないだろうってくらいの底辺を味わったけど、
でももう大丈夫だ。
そうだよな?

俺は自分に言い聞かせるようにして目を閉じた。

こんな小さなことが、こんなに幸せに思えるなんてな。
ずっとこの幸せが続いたらいいなと切に願った。

でも、これからが俺にとってもハルにとっても本当に大変になることを、この時はまだ知る由もなかった。

499:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:27:23.62 ID:K2eHANVB0.net
まだ大変になんのかよ・・・

ハルタソ~

500:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:28:38.39 ID:x6B3BH20O.net
今日はここまでにします。
遅くまで待っててくれた人達ありがとう。
そして本当にすまん。
もう休ませてもらいます。

501:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:29:28.83 ID:K2eHANVB0.net
おつかれ
ゆっくりやすんでくれ
明日も頑張ろうな!

502:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:30:13.71 ID:IE8XdJrb0.net
お疲れ様!
ゆっくりで良いから、少しずつで良いから毎日頼むな

おやすみ!

503:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:30:54.95 ID:XPnQPQXG0.net
おつかれー

続きが気になるヒキだが、ひとまずおやすみー

505:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:33:26.56 ID:jN4ruPSk0.net
文章読み易い。
支援



最後まで書き終えてほしい。

508:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 01:40:42.44 ID:fPUaD+2H0.net
毎日の楽しみになってるぞ!支援

518:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 06:59:19.78 ID:aDV3YXcF0.net
おはよう
今日も楽しみにしてます

537:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 16:37:48.76 ID:AzTDQ90Z0.net
少し映画のクレイマークレイマーみたい(笑)
クレイマークレイマーだと嫁さんと親権争うけど、
この話はどうなるかな?

544:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 21:51:37.70 ID:HyLcZ3NHI.net
今頃寝かしつけてるのかな?がんばれ>>1パパ!

545:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 21:53:42.63 ID:43hHEfbX0.net
>>544
すでに寝てそう

547:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 23:48:44.50 ID:ebUo6x5A0.net
>>545
このスレが創作じゃなければもう寝ててもおかしくないよな
現場によっては朝早いから早く寝ないと次の日しんでしまう

550:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/17(木) 23:50:55.45 ID:065AuWXn0.net
生活第一だからね

ほしゅ

552:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:30:06.01 ID:3TRrZEly0.net
もしかしたら職種が変わってる可能性もあるよね
だから書き込みが深夜になってるとか

553:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:33:04.48 ID:16nAzrGWi.net
>>552
社長いい人だから早くに亡くなってしまって>>1が会社を継いだんじゃない?

554:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:36:38.01 ID:3TRrZEly0.net
>>553
そーゆー可能性もあるよね

まだまだ話が途中だから妄想膨らむ

555:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:41:58.83 ID:16nAzrGWi.net
>>554
最初の方に出てった嫁の気持ち(ry 
って書いてあるけど後々嫁さんも出てくるのかね?
借金抱えてとか

556:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:52:43.15 ID:ZWwNk4e90.net
今日は>>1お疲れなのかな?

557:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:53:00.89 ID:+vWUIxCFO.net
すまん書きながらいつの間にか眠ってしまってた。
ずっと一緒さって歌聞いてたらついつい泣いてしまうんだ。
で寝るパターン。

とりあえず中途半端ですまんが少し書く。

558:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:53:56.62 ID:+vWUIxCFO.net
「中度の自閉症ね。」
そう告げられた。

新生活を始めて、2ヶ月が過ぎようとしていた。

今俺は児童精神科のある、医療機関に来ている。

俺「すいません。
俺バカなんでよく分かりません。

ちゃんと説明してもらえますか?」

話しは1ヶ月前にさかのぼる。

559:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:54:50.15 ID:oxRa5ZKX0.net
まってたぞ!

560:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:54:56.10 ID:+vWUIxCFO.net
佐々木先生「ハルちゃんのお父さん。
明日は参観日ですが、来れそうですか?」

俺「はい。
大丈夫です。休みもとってあるんで」

仕事も順調で、ハルも保育園に通い始めた。
明日は参観日と言うことで、前もって仕事も休みをもらっていた。

佐々木先生「ハルちゃん良かったねーw

パパ来るってw」
ハル「パッパーw
パッパーw」

561:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:56:01.66 ID:+vWUIxCFO.net
1日保育園でのハルを見れると言うことで楽しみにしてた。

参観日の日、
ハルは俺がいることでもあって少し落ち着きがなかった。

朝の挨拶から始まり、散歩、給食、お昼寝、お遊戯と言う感じで進行していく。

ハルは俺のところに何度も来て。
ハル「かえどー。
かえどー。」
と言って手を引っ張ってきてた。

その度先生が来て連れ戻していく。
佐々木先生「ハルちゃんまだ帰らないよーw
みんなでお歌唄おうねw」

562:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:57:18.19 ID:+vWUIxCFO.net
俺が保育園に来るのは、送り迎えの時だけだから仕方ないことなんだけど。

1日があっという間に終わった。
けど俺は何かモヤモヤしたものが残ったんだ。

まわりが帰宅準備をする中、俺は佐々木先生に声をかけた。
俺「先生ちょっとお話出来ますか?

ハルのことで」

563:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 00:59:49.91 ID:+vWUIxCFO.net
園児全員が帰宅した後、教室で佐々木先生と話すことになった。

ハルは楽しそうに積み木で遊んでいる。

佐々木先生「すみません。遅くなって。

で、お話ってなんですか?」

俺「あの?その?
ハルなんですが…」
何て聞けばいいのか考えながら、
俺「みんなハルと同い年ですよね?

ハルってまわりの子達と比べて、
ちょっと違うような気がするんす。

見た目とかじゃなくて…」
何て言っていいのか分からない。

564:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:00:47.57 ID:+vWUIxCFO.net
佐々木先生「成長がですか?」
そうだ。それだ。
俺「そ、そうです」

佐々木先生「お母さんから何も聞いてないんですか?」
俺「えっ?はい…」

サリナが知っていたこと。俺は殆ど家に帰ってなかった。
知らないことなんて山ほどある。

俺「聞いてないって言うのは?」
佐々木先生「お母さんがお家からいなくなる前に、
そう言う話ししなかったですか?」

565:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:02:32.32 ID:fH3K6gdM0.net
見てるぞ

566:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:03:22.58 ID:+vWUIxCFO.net
俺は佐々木先生に、サリナがいなくなるまでの期間、ずっと家に帰ってなかったことを話した。

佐々木先生「そうだったんですね…」

俺「ちょっと引きますよね。

本当すんません」

佐々木先生「謝らなくていいです。

ハルちゃんは、確かにまわりの子より成長は遅いですよ…あっ!」

567:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:04:51.49 ID:+vWUIxCFO.net
佐々木先生は何か思い出したように、手帳を机に出した。

佐々木先生「たしか…
あっ来月の4日に児童精神科の検診がありますよ。

ハルちゃんの。

私も同伴するつもりだったから、その時にきちんと話しましょう。」

568:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:09:24.09 ID:+vWUIxCFO.net
この時のハルは3歳だった。

今までハルが普通で当たり前に成長してると思てったんだよ。

でも、参観日で見た回りの子達は、ある程度言葉を理解し、ある程度会話が出来てた。
オムツも取れ、当たり前のことを当たり前にしてたんだ。
でもハルはそれとは違う。
同じ3歳の子達と比べてあきらかに成長が遅れてた。

569:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:10:23.05 ID:C0Z5qWJi0.net
読んでるよ!

570:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:10:27.08 ID:+vWUIxCFO.net
俺はハルのために頑張ってたつもりだ。
でも本当にそうなんだろうか?
結局自分の為だったのかもしれない。

だって息子の成長が遅いことに気付かない親なんていないだろ。
どんだけ無関心なんだって言われてもおかしくない。

571:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:10:44.02 ID:3TRrZEly0.net
あぁ‥
嫌な予感が的中‥orz

572:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:11:28.43 ID:+vWUIxCFO.net
佐々木先生は誤解をまねくといけないから、きちんと専門家に説明してもらってほしいと言ったけど、毎日モヤモヤしていた。

男の子は女の子に比べて成長が遅いと聞いことがある。
そんな感じなのかなと少し軽く考えてた部分もあった。

それでももし何か大きな病気で、今後ハルの将来に障害があるのならと、考えるだけでやりきれない気持ちになる。

それなりの覚悟は必要だと思った。

573:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:12:42.75 ID:+vWUIxCFO.net
当日、地域にある医療機関にハルを連れて行くとに。
佐々木先生とは現地で合流した。

そして検診が始まる。
ハルをおもちゃで遊ばせたり、身体検査などをした。
その後専門の先生が
、俺と佐々木先生に普段のハルの様子を質問してきた。

574:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:12:55.64 ID:fH3K6gdM0.net
3歳ならしっかりしてくるよな
会話を楽しんだり、積み木とかで遊んだり

575:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:14:12.85 ID:+vWUIxCFO.net
先生「中度の自閉症ね」

先生は50前後の眼鏡をかけたおばさんだが、どうやらこの分野では名のある人らしい。

俺「すいません。
俺バカなんでよく分かりません。

ちゃんと説明してもらえますか?」

一言自閉症と言われても、俺の頭じゃ理解できない。

先生「発達障害よ。」

俺「発達障害?」

前回サリナが来ていたらしく、
その時に自閉症と診断されたらしい。
先生は俺がハルの自閉症を初めて知ったことを知り、1から説明してくれた。

576:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:15:30.97 ID:3TRrZEly0.net
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)

577:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:16:03.25 ID:+vWUIxCFO.net
俺「でも、
だからって普通の子じゃないわけじゃないっすよね?」

先生「これから先、どう成長するかはまだ分からないの。

でもね、これからもっとまらりの子達と差は離れて行くわよ。
それがどう言うことか、お父さんも理解していかないといけないわ」

途中から、先生の話しが耳に入ってこなかった。

578:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:17:01.88 ID:+vWUIxCFO.net
俺は放心状態だった。

先生「次は半年後ね。
その時のハルちゃんの様子を見て、これからの進路を決めていきましょ」


佐々木先生「お父さん大丈夫ですか?
元気だして下さい。」
検診が終わると、そう言って佐々木先生は保育園に戻っていった。
帰り、院のそばの公園でハルを遊ばせ、まだボーっとする頭を整理する為ベンチに座り込んだ。

579:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:18:17.59 ID:+vWUIxCFO.net
俺「ふぅー」
何ヶ月ぶりだろう。辞めていた煙草で一服する。

ハルは楽しそうに滑り台で遊んでいる。

先生の言葉を思い出していた。
先生「ハルちゃんを叱ったり否定したりしちゃ絶対に駄目よ。

ハルちゃんはそれだけで傷つくの。」

俺は何度もハルを怒鳴ってきた。
初めて二人で過ごした夜も、カズエおばさんの家で悪戯したと思った時もだ。
ハルにはそれが何でか分かってないのにな。
ただ傷つけただけ。
きっと辛かっただろう。

580:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:20:44.75 ID:+vWUIxCFO.net
先生「あまり遠くに行ったり、知らない場所に連れて行くのも駄目よ。

不安でパニックになって辛いだけだから。」

先生の一言一言が胸に突き刺さる。

ずっとずっと連れ回してた。
その度泣いたり叫んだりしてたのを覚えている。

ハルのそ時の気持ちを少しでも気づいてやれなかった。
俺はハルにただ辛い想いばかりさせていたんだ。
本当にグズだ。

俺は下を向き、頭の中で何度も何度も先生の言葉を思い出した。

最低な父親だ。

581:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:23:30.84 ID:3TRrZEly0.net
そんなことない
一生懸命やってたじゃないか!

582:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:25:20.38 ID:+vWUIxCFO.net
自分を責めるしかなかった。
どれだけハルを苦しめてきたかを考えると、胸が張り裂けそうだった。

「お父さん大丈夫ですか?」
誰かが優しく背中をさすってくれた。
佐々木先生だ。

佐々木先生「やっぱり心配になって、
戻ってきちゃいましたw」
優しい笑顔で俺に話しかけてくれた。

583:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:27:44.68 ID:+vWUIxCFO.net
俺「大丈夫です…」

するとハルが近づいてきた。
ハル「パッパー、イタイの?」
俺の事心配してくれてるのかな。
その純粋な瞳に心は打ち砕かれた。

俺はボロボロ涙を流した。
人前なのに恥ずかしさなんてぶっ飛んでた。

俺「ハルーごめんな。
パパ最低だなー。」

俺はハルを強く抱きしめる。

584:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:29:54.71 ID:+vWUIxCFO.net
佐々木先生「落ち着いて下さい。
ハルちゃん苦しいですよ」

俺「俺のせいなんす。
俺が全部悪いんす」
俺はただただ泣いた。叫んで。

何もかも俺のせいなんだ。
ハルがこうなったのも、ハルが辛い想いしてきたことも。

これからだってそうだ。
大きくなって自分がまわりと違うことに気づいた時に、きっとハルは傷つく。

俺がグズでロクなやつじゃないから、
ハルがこうなってしまったと思ったんだ。

ハルがあまりにも可哀想じゃないか…

585:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:31:52.81 ID:+vWUIxCFO.net
俺は一生分泣いたんじゃないかってくらい泣いた。

その時は、自分への怒りとか後悔とかで泣くしかなかったんだよ。

先生は何も言わず、落ち着くまでずっと背中をさすってくれていた。
ハルは俺の横にちょこんと座り頭をヨシヨシしてくれていた。

586:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:31:54.67 ID:4TtWN2j60.net
反町のドラマのグッドライフを思い出させる話だ

587:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:32:48.37 ID:+vWUIxCFO.net
俺「恥ずかしいとこ見せてすいません…」
ようやく落ちついた。
泣きすぎたってのもあるけど、何だか少しスッキリしてた。

佐々木先生「いいえ。
男の人がこんなに泣くの見るの初めてかもですw
ハルちゃんもだよねー?w」
ハル「ねーw」

佐々木先生「お父さんのせいじゃないですよ。

先生も言ってたでしょ?

生まれ持った性格だって。
それにハルちゃんにはお父さんしかいないんですよ。」

588:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:33:59.32 ID:+vWUIxCFO.net
俺「分かってます。こんな駄目な奴が父親で大丈夫なんすかね?」

佐々木先生「わたし初めてお父さんと会った時、正直本当にお父さん?
って思ったんですw
なんかチャラいなーって。

他の園児のパパって、雰囲気とか面構えとかでパパって分かるんですけどね。
お父さんは全然そう見えなかったです。」

589:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:34:02.10 ID:3TRrZEly0.net
ハルくん‥

590:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:35:30.41 ID:+vWUIxCFO.net
俺「……」

佐々木先生「でも、今のお父さんはパパですよw
パパの顔してますwあの時のお父さんとは全然違う。
見違えましたよ」

俺「ありがとうございます…」

佐々木先生「それにハルちゃんだってきっと幸せですよ。

お父さんが守ってくれてるから。

お迎えに来る時に見せる笑顔なんか、本当に幸せそうに見えます。」

591:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:37:17.12 ID:+vWUIxCFO.net
俺「はい…」

佐々木先生「だから頑張りましょ。
わたしも協力します。

ずっとハルちゃんが笑顔でいられるだけで十分じゃないですか?
ハルちゃんはハルちゃんです。
今まで通り愛してあげたらいいじゃないですか?」

そう言われハルを見た。
ハルは大好きなラムネを頬張り満面の笑みだ。

また涙が零れた。
佐々木先生の言葉に救われた。ハルの笑顔に救われた。

先生が言ってたな、ハルちゃんを可哀想なんて思っちゃいけないって。

592:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:41:02.61 ID:+vWUIxCFO.net
本当そうだ。
可哀想なんて思う俺は父親失格だ。

どんな障害があってもハルはハルだ。

俺はハルには俺みたいな大人になってほしくないと思っていた。
将来自分の夢を持って、それを叶えてほしいと考えていた。

でもそんな先のことどうだっていいじゃないか。

どんな未来でも、ハルがただ笑顔で過ごせれば。

今のこの笑顔を失わないために俺が頑張ればいいんだ。
今以上に愛情をそそげばいいんだ。

何があっても、
絶対にこの笑顔を守ろう。
そう誓った。

593:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:49:03.39 ID:+vWUIxCFO.net
それから少しずつだけど、俺も変わっていった。

料理を始めた。
料理なんかしたことなかったけど、
ハルの為にちゃんとした物を食べさせたかった。

サリナの親に会いに行き、 今までの事を含め謝罪しに行った。
最初はすぐ追い返されてたけどな。

何度も土下座した。
許してくれるまで何度も通った。

ハルのおじいちゃんおばあちゃんなんだ。
少しずつだけど心を開いてもらえるようになった。

ハルが可愛くて仕方ないらしい。
和解とまではいかないが、これからはハルのために協力すると言ってくれた。

594:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:49:54.58 ID:+vWUIxCFO.net
すまん。
限界がきたので寝ます。
いつもみんなありがとう。

595:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:51:14.62 ID:vthVu/lh0.net
1かっこいいな。ありがと、ゆっくり休んでな

596:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:53:20.99 ID:3TRrZEly0.net
お疲れ様
こちらこそありがとうだよ

ゆっくり休んでね(。・・。)ノ

597:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 01:56:36.54 ID:Sqit5ZTO0.net
おやすみ!
明日もお互い仕事頑張ろ!

600:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 02:17:44.82 ID:2IYMHp6l0.net
がんばれ!
めっちゃ楽しみにしてる!

604:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 05:23:45.70 ID:OnaGgoag0.net
日課になってきた。朝起きてこれ読むの楽しみなんだ

605:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 05:30:29.52 ID:H3wfZK2s0.net
>>604
同じく
これ読まなきゃ朝が始まらないw

609:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 06:23:48.00 ID:mI2o/UBz0.net
ハルちゃんはハルちゃん!

ちなみに私は3歳過ぎるまでうまく会話ができていなかったららしい。
でも障害でもなんでもなかったから、なんだったんだろうな…。
ハルちゃんは障害と診断されてるからどうなるかはわからないけど、きっと、きっと大丈夫

612:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 07:34:30.36 ID:necFz2SWi.net
通勤電車で泣いちまったよ
俺も3歳の娘がいるんだが我が子を想う気持ち痛いほどよく分かる
創作でも実話でもどっちでもいい最後まで書き切って下さい楽しみにしています

618:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 10:58:21.40 ID:IcjtXhDSi.net
自閉症の宣告された時の親のショックはなんとも言い難い
自分が生きているうちにこんなにショックな事があるなんて考えたことも無かった。

620:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 12:07:10.84 ID:euUoXdgW0.net
まさかの展開なんだが…
こればかりは誰も悪くないよな

毎日楽しみにしてます
1は本当におつかれさま!

625:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 16:39:30.28 ID:YVCfuuDW0.net
そういえば>>1は今何歳なんだ?
そしてハルはもう大人なのかな…(´・ω・`)
気になる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

629:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 19:44:10.22 ID:3TRrZEly0.net
>>625
たぶんこれから順に明らかになってくると思うよ

631:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/18(金) 20:48:46.86 ID:gX7uTB8Z0.net
>>1がんばってるんだな

643:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 00:59:12.38 ID:m4OSH/cU0.net
今夜は続きナシかな?
疲れて寝てしまったかな?

646:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 08:08:09.14 ID:tHcipkLJ0.net
土曜日だしハルと出かけるんじゃないの?

647:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 08:14:51.44 ID:mib/Gxe00.net
>>646
だといいな
そう思うとほんわかする

655:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 19:36:45.82 ID:Y30XdY9di.net
保育所の先生とフラグ立ってるんだよなぁ

656:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 19:40:14.57 ID:pB0Lt/Vu0.net
>>655
私もそう思った

659:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 20:34:00.56 ID:liHb9xWs0.net
>>655
うんうん

657:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 19:45:51.51 ID:dIeSGLnA0.net
お前ら素人だな
実はヨシノおばさんとフラグ立ってんだよ

658:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/19(土) 19:55:05.29 ID:JP1Tz9JY0.net
お前ら社長とのフラグには気づいてないんだな

674:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:37:11.78 ID:LwQCgtEKO.net
すまん昨日はこれなかった。
みんな色々レスありがとう。
変な時間に目が冷めちまったので続きを書いて行きます。

675:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:40:18.99 ID:LwQCgtEKO.net
ハルと過ごす初めてのクリスマス、
小さなツリーにショートケーキにロウソク。

ハル「おたんじょーび?おたんじょーび?」
と言って喜んでいたハル。

クリスマスだけど、ハッピーバースデーの歌を唄ったのを覚えている。

すごい喜んでたよ。本当。

676:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:41:33.71 ID:LwQCgtEKO.net
正月にはサリナの実家やカズエおばさんに挨拶に行った。
カズエおばさんは退院して元気そうだった。

ハル「こににちわ」
義母「こんにちわねw

上手ねーw」
ハルは元気に挨拶出来て誉められてた。
ずっと練習してたんだ。
出来て良かった。

677:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:42:51.54 ID:LwQCgtEKO.net
進級すると、ハルの為に園が個別で一人先生をつけてくれる事になった。
その際には佐々木先生が名乗り出てくれたらしく、担当が佐々木先生になった。

ハルも佐々木先生に懐いてたし、本当に良かった。
で、感謝もした。


休みの日が合えば、佐々木先生の進めで発達障害などのサークルや集会に行くようになった。

色んな問題を抱えた親子さん達が集まり、情報交換をする。
本当に勉強になったし、勇気を貰えて支えにもなった。

678:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:43:55.93 ID:LwQCgtEKO.net
初めて尽くしの一年だったな。

ハルは4歳になった。
いつもと違う道を通ったり、
自分のうまくいかないことがあればすぐ奇声をあげ発狂してたけど、抱きしめてあげて背中をトントン。

先生「ハルちゃんの中ではちゃんとした計画があるの。
それを崩さないように。

コツコツゆっくりでいいのよ」
と児童精神科の先生。

ハルにはハルの中で強いこだわりがあるんだ。
だからこだわりを否定してはいけない。
ハルの気持ちを尊重することが大切なんだ。

679:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:44:54.18 ID:LwQCgtEKO.net
毎日仕事を終わってハルを寝かせたら、少しでも育児に生かせたらと思い専門の本なんかを読んで勉強した。

ハルは耳で聞くより目で見たものを判断する。
だから絵のカードを作って教えてあげたんだ。

俺「電車だよ」
ハル「でんさー?」
俺「そうそう
じゃこれはりんごね」
ハル「じんごー?」
俺「そうそう
賢いねハルは。
上手ーw」
ハル「じょずーw」
悪魔で真似してるだけだけど、それでもうんと褒めてあげるんだ。
ハルはすごく喜んで手をパチパチさせる。

680:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:45:54.01 ID:LwQCgtEKO.net
これをずっと続けていくようにした。

最近は少しずつだけど俺の言葉にちゃんと反応し理解してくれ、ままならない口調で返事してくれるようになったんだ。
すごい進歩だ。

毎週日曜日に行く、日課の散歩のおかげでもあった。
散歩に行くと子供達が良く集まる公園がある。

681:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:47:01.58 ID:LwQCgtEKO.net
ハルは人見知りをしないが、やはりおかしな行動をする。
一緒に遊びたくて近づいてるんだけど、まわりのお父さんお母さんなんかが、気味悪がってわざとハルから遠ざけるんだ。

ただ仲良くしたいだけなんだよな。
少し悲しい気持ちになったけど、それは仕方のないことだと割り切った。
その時に、ハルと良く遊んでくれた女の子がいたんだ。

682:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:47:57.87 ID:D5zLQRTe0.net
おはよう 見てるよ

683:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:48:09.15 ID:LwQCgtEKO.net
まいちゃん。
ハルより二つ上なんだけど、とてもしっかりしてた。
ハルは小さい子のマネをすぐするので、
まいちゃんはすごく頼りになった。

まい「ハルちゃんまいと遊ぼうねw
まいのお菓子半分あげるねー」
って。ハルもまいちゃんにすごく懐いてた。

684:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:49:07.06 ID:LwQCgtEKO.net
毎日悪戦苦闘はしてたけどさ、本当に幸せだった。
我が子の成長を肌で感じながら、自分も成長出来てるみたいで。

1日1日を大切に過ごした。
ハルにとってかけがえのない1日であるよう一生懸命に。

あっという間にハルは5歳になった。

そんなある日、事件は起きた。

685:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:52:27.04 ID:LwQCgtEKO.net
俺「ハルが帰ったってどう言うことですか?」

今日は佐々木先生が風邪で休みってこともあり、臨時で別の先生がハルについていた。

先生「ハルちゃんお母さんが迎えに来ましたよ。」

1時間も前に帰ったとのこと。
サリナが?
心拍数が上がる。
俺はすぐ携帯で義母に連絡した。

686:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:54:09.05 ID:LwQCgtEKO.net
俺「ハルが保育園にいないんす。

もう帰ったと言われました。
サリナだと思う。
連絡ありませんでしたか?」

半年前からサリナの携帯番号が変わっていた。
そのせいでこちらから連絡は出来ない。

687:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 04:55:15.10 ID:LwQCgtEKO.net
義母「あの子から連絡ないわよ。

わたしも探すわね。すぐお父さんにも連絡いれる」

俺「すんません。
助かります。

俺も心あたりのある場所を探しますんで」

何故今。
何故このタイミングなんだろう。
俺はサリナが行きそうな場所を探した。
前住んでいたアパート。公園。スーパー。
不安が募る。

688:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:00:00.63 ID:LwQCgtEKO.net
もしかしてもうこの街にはいないかもしれない。
ハルにもう会えない。

最悪の状況が頭をよぎる。
俺はその不安を振り祓うように探し続けた。

サリナがいなくなって2年が経つ。

ハルを返してくれ。
そして、
サリナに会ってもう一度話したい。

サリナも人の親なんだ。
ハルを置いていなくったとは言え、こうしてまた会いにきた。
きっと思うところもある。

複雑な気持ちが入り交じる中、俺は駅やショッピングモールなんかを虱潰しに探した。

689:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:02:59.78 ID:LwQCgtEKO.net
途方に暮れる俺。

いつかこんな日がくるかも。
そう心の中で少しは思ってたじゃないか。
でもこんなに早くその日がくるなんて。

サリナ「ハルが大きくなったら、また3人でこようね?w」
昔のサリナの言葉を思い出した。

690:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:05:12.83 ID:LwQCgtEKO.net
春は桜が満開。
秋は紅葉で彩る。
地域にある記念公園。
あそこかもしれない。

時間が経ちすぎてあたりは暗くなっていた。
最後の希望はそこしかない。と、そう思い夢中で走った。

691:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:07:16.02 ID:LwQCgtEKO.net
俺「ハァ…

ハァハァ…」
汗だくで酸欠状態だ。

ギィーコ…ギィーコ。
「キャハハハハw
キャハハハハw」
ハルの笑い声が聞こえる。

街灯に照らされた二人の姿を見つけた。
ブランコに乗るハル。
それを押していたのはサリナだ。

692:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:08:08.20 ID:/QWr1GQV0.net
おはよー

朝からリアル見れるなんてラッキー

693:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:08:53.26 ID:LwQCgtEKO.net
俺「ハァ…ハァ…」
ゆっくりと近づく俺。

サリナ「久しぶり。」
そこには優しい笑顔でハルと遊ぶお母親の姿があった。
俺に気付いたサリナはすごく冷静だった。

俺「ハァ…
もう…会えないかと思った…ハァ
ハルにも…お前にも…ハァハァ」

サリナ「ハル、随分大きくなったね。

本当に大きくなった。」
サリナはハルの頭を撫でながら俺とは目を合わせない。

694:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:10:27.28 ID:LwQCgtEKO.net
ハル「パパァー」
ハルが俺に気付いて笑顔で走り寄ってきた。

俺は、またハルをこの手で抱きしめれた事に少し安心した。

俺「ずっと…
ずっと待ってた…

お前ともう一度会って話したかった…
あの日記ですごく救われたんだ…」

695:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:13:02.97 ID:LwQCgtEKO.net
ハルが自閉症だと診断を受けてすぐ、佐々木先生からサリナが毎日日記をつけていた事を教えてもらった。

俺は前のアパートにそれを取りに行ったんだ。
家財は全てなくなっていたんだけど、大家さんが処分に困っていたと、日記や母子手帳なんかを入れた箱をとっておいてくれたんだ。

696:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:14:17.66 ID:LwQCgtEKO.net
その日記には、
ハルが産まれてサリナがいなくなる一週間前までが記されていた。

そこには、俺の知らないハルの成長と、サリナの気持ちがたくさん書かれていた。

ハルが離乳食を食べた日。
ハイハイからつかまり立ちをした日。
健康診断にひっかかた日。
自閉症の疑いがあると告げられた日。

俺が会社をクビになったこと。
俺が帰らなくてなったこと。
連絡すらとれなくなったことまで全部だ。

697:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:16:15.44 ID:LwQCgtEKO.net
でもその日記には、喜びや不安は書いてあったけど、微塵も不満や嫌みは書いてなかった。
そこには優しくてたくましい、ただ息子を愛する母親の姿を感じた。

なのにだ。
なのに何故ハルを置いていったのか。

ずっと疑問だった。

698:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:18:59.98 ID:LwQCgtEKO.net
申し訳ないが今日はここまで。
続き今日書けたら書きます。

後書く必要はないかもなんだけど、
ハルは道路の白線をずっと睨み付け行き来したり、戸を開け閉めするのが好きだったよ。
電気を付けたり消したりね。
後はつま先だけで走ったり気になった物があれば、ずっとそれとにらめっこしてたり。

699:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:19:01.74 ID:jsTDhUXj0.net
変な時間に目が覚めたけどラッキーだった!

700:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:20:26.48 ID:LwQCgtEKO.net
散歩が好きだったから、2時間3時間歩くのは当たり前だったな。
こだわりの強い子だったのに俺がその時は気づかなかった。
それが普通の子供だと思ってたし。
結構クセはあったけどそこは端折らしてもらったよ。

最初は思い出したかったのと整理したかったってので書き始めたんだよ。
後誰かに聞いて欲しかったってのもある。

今はこうやって見てくれて共感してくれる人もいて、また親になってる人も見てくれてて。
本当に感謝。
だから最後まで書こうと思ってる。

701:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:21:03.58 ID:/QWr1GQV0.net
わくわくが止まらないw

また待ってるよ

703:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:23:05.22 ID:LwQCgtEKO.net
生意気言うが、
あったことを思い出して書いてるんだが、多少美化してるところは否定しない。

後は実話かどうかってのは個人で判断してくれ。

704:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:24:16.92 ID:QF5YRJhJ0.net
朝早いのにありがとう、しっかり読んでるよ

705:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:29:11.46 ID:oSWuD27oO.net
やっと追い付いた
見てるぞ

706:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:42:14.64 ID:59GixyUZ0.net
端折ったり美化したりは承知の上だよ~
ダラダラ書きになって読みづらいよりは心に入りやすいしね

ゆっくりで良いから最後まで頼むね!

707:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:49:39.11 ID:LwQCgtEKO.net
みんなありがとう。
またきます

708:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 05:50:39.11 ID:oSWuD27oO.net
おう
いつでも待ってるぞ

709:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 06:35:30.45 ID:1Ln/9C2I0.net
読んでるぞ
続き楽しみにしてるよ

711:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 07:18:19.03 ID:gLhPHyln0.net
おいついた、面白いよ

こんな言い方になって悪いが
中卒でクズだからこそ、自閉症への変な先入観がなく
ハルはこういう子なんだって受け入れやすかったのかなと思った

713:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/20(日) 07:33:17.04 ID:s8uJrTFFI.net
>>711
わたしもそう思う。

770:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/22(火) 22:13:15.73 ID:u6YGH+CJO.net
放置して本当にすまん。

今日書きため分投下します。
用事済ませてからになるけどまた来ます。

771:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/22(火) 22:14:28.01 ID:vHZzvOoo0.net
>>770
キタ━(゚∀゚)━!

775:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/22(火) 22:47:24.50 ID:j0nYdHiI0.net
>>770
待ってました!!!!

776:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/22(火) 23:01:29.40 ID:VAi+QnUM0.net
>>770
明日は早出だけど待つぞ!!

777:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/22(火) 23:04:00.18 ID:59ZPo1Ur0.net
>>770
待ってたで

778:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/22(火) 23:04:53.40 ID:ufbSZhcai.net
>>1おかえり

779:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:10:20.62 ID:7jqPf5rb0.net
続き楽しみにしてる!

780:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:14:28.46 ID:9O7549PaO.net
すまん。

続きです。
サリナ「よく分かったね。ここにいるって。」

俺「あー…
勘だよ。もしかしたらって…」
来ると思ってここで待っていたんだろう。
ここが最後だ。本当に来て良かった。

サリナ「ごめんね。

勝手なことして。
心配したよね?
本当にごめん。」

俺「いいよ。

元気だったか…」
言葉が詰まる。

781:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:15:31.79 ID:9O7549PaO.net
いったい今まで何処で何をしてたのか。
何故連絡がとれなかったのか。
今は何処に住んでいるのか。
他に男ができたのか。

聞きたい事は山ほどあった。
でも、それを言葉にすることが出来なかった。
何故なら俺自身、ずっと自由にやりたい放題してきたんだ。
今更サリナを責める資格はない。

ただこうして目の前にいる。
それが何故か嬉しかった。

782:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:16:49.91 ID:9O7549PaO.net
俺「ずっと謝りたかった…
駄目なやつだよ俺…

サリナが出ていって、ハルを一人で育てて。
初めて子育ての大変さを理解した。
毎晩思うんだ。
一人でハルを育て、サリナはきっと不安でしかたなかっただろうなって。

辛い想いをさせたこと、申し訳ないと思ってる。
本当にすまん…」

783:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:18:28.89 ID:9O7549PaO.net
サリナ「いいの。
わたしが悪いの。

自分が母親として未熟だったから。
ハルを連れて行かなかったのは、わたしの身勝手だから…」

俺「なぁ…」
もう一度戻って一緒に暮らそう。
ハルのために、俺達家族のために。
そう言いたかった。
でも、
言い出せなかった。。。

俺の続きの言葉を待つサリナ。
一瞬時が止まったように、ただ無言が続く。

784:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:20:50.46 ID:9O7549PaO.net
サリナ「今までありがとう。

わたし出ていってすぐ、ハルを置いてきたこと後悔したの。だからね…」
言葉を止めるサリナ。

この後何を言われるのか分かっている。
この先は聞きたくない。
頼む。
言わないでくれ。

サリナ「だから、ハルを返してほしいの…

勝手だって分かってる。
でも、わたしにはハルが必要なの…」
と言って後ろからハルを抱きしめた。

サリナ「お願い…
お願い…」

785:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:21:49.39 ID:9O7549PaO.net
頭を下げ肩を震わせるサリナ。

昔の俺なら即答でOKしたと思う。
その時の俺には子育てなんて無理だったからな。

俺「すまん…」
それしか言えなかった。
俺は自分の行いを後悔している。
勝手きままをしてきたんだ。
どの口で
「駄目だ。今更現れてふざけたことぬかしてんじゃねー。」
なんて言えるワケがない。

786:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:23:26.01 ID:9O7549PaO.net
もう一度やり直そうなんて、単細胞の俺はまだ変な期待を持ってた。
バカだよな俺。
そんな気持ちサリナにはこれっぽちもないはずなのに。当然だよ。

サリナ「今ならハルと二人でもやっていけるから…

本当に今日までありがとう。ハルを面倒見てくれて…」

787:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:30:00.45 ID:9O7549PaO.net
もし俺が何か言っても、きっとサリナはハルを連れていくだろう。
サリナの言葉には、そんな決意や重みが感じ取られた。


それにサリナを見つめるハルの眼差しは、ようやく母親と会えた嬉しさが滲み出ていた。
その瞳は決してサリナのことを忘れていない。

788:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:31:11.26 ID:9O7549PaO.net
だから余計切なくなる。
ハルにどちらを選ぶかなんて聞ける訳もなく。
だいたい、ハルには理解できる状況じゃない。
親の身勝手だ。

なにより、子供にとって母親がいないことが、どれだけ辛いかを俺自身よく理解しているつもりだ。
ハルにそんな想いはさせたくないよな。
そう思った。

789:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:33:17.61 ID:9O7549PaO.net
俺「ウウィンナー…

後オムライスが好きなんだ…
たまに作ってやってほしい」

サリナ「うん…」

俺「日曜日は…

弁当持って、散歩してあげてくれ…
日課だから…」

サリナ「うん…」

俺「寝る時泣いたら…

ゆりかごの歌唄って、トントンしてあげてくれ…
ぐっすり眠るんだよ」

サリナ「うん…」
強がるしかなかった。

790:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:34:51.68 ID:9O7549PaO.net
俺は父親失格なんだ。どれだけ2年間頑張っても、家族を無視し続けたと言う事実は変わらない。
どんだけ努力しても。そう簡単に溝が埋まるはずがないんだ。


俺「後親父さん達、すげー心配してたから。
連絡は入れた方がいい…」

サリナ「うん…」
そう言うとサリナが携帯を取り出した。

792:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:35:53.56 ID:9O7549PaO.net
サリナ「もしもしママ。
久しぶり…」
母親に電話をしたようだ。

サリナ「分かってる…
本当にごめんなさい。

今俺君とハルも一緒…
うん…分かってる。」

電話を切ると俺の方を見た。

793:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:36:01.15 ID:zbC02VT10.net
切ない、切なすぎる

794:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:37:15.18 ID:9O7549PaO.net
サリナ「本当に今までハルのことありがとうね…

また色んな手続きとかもあるし、ハルの荷物もあるし。また連絡します…」
そう言ってハルの手を握り、後ろを向いた。

795:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:37:35.03 ID:immTBOLg0.net
キツいな…

796:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:38:43.01 ID:9O7549PaO.net
歩き出すハルとサリナ。
その背中を見て、心臓がギュッと押し潰されそうで、胸が苦しくなる。

これでいいんだ。
これで。
ハルの幸せが一番なんだから。

ハルは何度も振り返って俺を見た。

本当にこれでいいのか?

797:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:41:14.58 ID:i3JRwdUp0.net
うわぁぁぁああ!!

798:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:44:19.05 ID:COGpX/zk0.net
これじゃだめだーーーーーーーー

799:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:44:47.78 ID:6eLMY/4N0.net
マジかよ・・・・

800:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:46:13.96 ID:9O7549PaO.net
俺「サリナ!!」
俺は大声で呼び止めた。

サリナが振り向く。

俺「遅いし…

泊まってけよ…」

サリナはハルの表情を伺った。

801:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:47:16.72 ID:9O7549PaO.net
サリナ「そうだね。一晩泊めてもらおうかな。。」

サリナが家に来ることになった。

もう少し。
もう少しだけでいいんだ。
ハルのそばにいたい。

802:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:49:44.47 ID:9O7549PaO.net
サリナ「綺麗に片づけてるんだね。」

俺「あーうん。
今すぐなんか作るからくつろいどいて。」

俺は冷蔵庫の中のもので適当に作った。
なんだか緊張する。
いつもハルと二人だったから。

803:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:51:33.31 ID:9O7549PaO.net
その間サリナはハルとおもちゃで遊んでた。

俺「それ、ハルのお気に入りのおもちゃなんだ。
持っていってあげてくれw」
空元気って言うのかな?俺は無理して笑顔を作った。

今日はずっと笑顔でいるんだ。絶対悲しい顔をしないと決めた。
ハルに気づかれないように、お別れしたかったんだ。

804:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:53:45.93 ID:k5wulcpZ0.net
ウワアァ━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━ン !!!!!

805:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:53:49.88 ID:9O7549PaO.net
野菜炒めと味噌汁だけだけど、テーブルに置く。

俺「さー食べよ。

腹減ってるだろ?」

サリナ「いただきます」
そう言って味噌汁を一口飲んだ。

サリナ「おいしい。」
サリナがビックリした表情で俺を見た。

俺「そうかw
良かったw」

807:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:54:55.35 ID:9O7549PaO.net
サリナ「料理出来るようになったんだね?」

俺「そりゃコンビニ弁当ばっかじゃ体に悪いだろw

最初は苦労したんだ。
ハルも全然食べてくれなかったしなw
食えたもんじゃなかったよw」

サリナ「そっか。
すごいね。

ハルもすごく賢くなったし。
俺君頑張ってくれたんだね。」

808:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:57:13.72 ID:9O7549PaO.net
ハル「ちーまん。ちらい。」
ハルはピーマンをフォークでよけている。

俺「ハル。ピーマン食べないと大きくならないよ。
ずっと小ささいままだぞ」
ハル「ちいさい。やー」

サリナ「俺君。本当にパパみたいだねw」
サリナが笑って俺を見た。

サリナの笑顔。今日始めて見たような気がする。
いや、ずっと見てなかったな。

こうやって家族三人で食卓を囲むのは初めてだ。
だけど、これが最初で最後なんだ。

809:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:57:27.14 ID:zNY+eXaU0.net
頼む、頼むよ

810:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:58:43.54 ID:9O7549PaO.net
ハルを寝かせて、電気を消し俺は畳に寝転ぶ。
サリナはハルと一緒に布団に入った。

全然眠れる気がしなかった。
ハルと過ごした1日1日を思い返していた。
ハルの寝顔を見るとまた泣きそうだ。

サリナ「寝れないの?」
背中を向けたサリナが言った。もう寝たと思っていた。

俺「すまん…」
何で謝ってんだ俺は。

811:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 00:59:30.05 ID:zbC02VT10.net
ヤバいヤバいヤバいヤバい

812:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:00:06.01 ID:9O7549PaO.net
サリナ「俺君変わったね。
大人になった。
パパだよ本当。
ハルのこと本当に理解してるみたいだし。

ハルもすごくパパに懐いて。パパっ子だね」

俺「そりゃずっと一緒だったからなw

それにハルのおかげで、少しだけど成長できたんだよ俺も。
良い父親じゃなかっただろうけど。」

813:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:03:39.59 ID:yMU5k8lp0.net
お願いやめて

814:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:03:54.26 ID:9O7549PaO.net
俺「俺みたいな最低なクズ男でもさ。
こうやって父親できるんだ。

子供ってすげーよな。
どんな辛いことがあってもさ、
その笑顔を見るだけで、よし頑張ろって思えるんだよ。
子供の成長だけじゃない。それで親も成長していくんだなw」

ハルが初めてパパって呼んでくれた日。
俺は変わろうと思った。

ハルが自閉だと分かった時、父親としての自覚が出来た。
本当にハルのおかげなんだ。

815:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:04:20.38 ID:dX3EK/mB0.net
涙なしじゃ見れない・・・

816:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:06:03.97 ID:F5O60SGcO.net
仲直りすっかもしんないじゃん
最後まで待とう

817:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:06:21.86 ID:9O7549PaO.net
それから少し話した。

俺が帰らなかった頃のハルの話。
サリナが出て行ってからの俺とハルの話。
サリナが出て行った理由。
今は地方の友達のところで介護の仕事をしていると言ってた。

初めてサリナと向き合って話したような気がする。
本当に何もかもが遅すぎたと後悔した。

818:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:06:48.20 ID:wYnIMFh70.net
んだんか心がえぐられるな

819:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:07:25.07 ID:9O7549PaO.net
サリナ「わたしね。後悔してるんだ…

あの日ハルを置いていったこと…
何もかもから逃げ出したくなって…
気づいたら電車に乗ってた…」

サリナは何度もハルに会いに保育園まで来ていたらしい。
何度か顔を見たけど、足が竦んでそばにいけなかったと言っていた。

820:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:09:11.48 ID:9O7549PaO.net
俺「これからは一緒だよ。
いっぱいママができるだろ?
2年間ハルも頑張ったし、サリナも頑張ったんだ。
ハルを大事にしてくれな。

こんな俺が言うのもなんだけど。」

サリナ「ありがとう…

でも俺君はそれでいいの…?」

821:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:10:41.62 ID:9O7549PaO.net
本当は駄目だと言いたい。
それでもハルの幸せはサリナと暮らすことなんだと自分に言い聞かせた。

俺「ハルにはママが必要だよ。

俺は大丈夫だ。
ハルにまた会いにいくし…
何か困ったことがあったらいつでも頼ってくれたらいい…」

サリナ「ありがとう…

ごめんね…」

その言葉がすごく心に響いた。
辛くてしかたなかった。

サリナは泣いているのか背中が震えていた。

822:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:15:28.65 ID:9O7549PaO.net
カーテンの隙間から、朝の日差しが差し込んだ。
ハッと目が覚める。
いつの間にか眠ってしまったらしい。


まわりを見渡す。
布団が畳まれていた。
どうやら俺が眠っている間に出ていったらしい。

俺「はぁ…」
ため息と共に全身の力が抜けた。

823:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:17:05.74 ID:9O7549PaO.net
「パパー。ごぱんするの」
えっ?ハルの声。

驚いて振り向くと、俺のそばでハルが目を擦っている。

俺「ママは?」

ハル「しなない…」

824:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:17:35.75 ID:A1Ju3VJL0.net
あかんて…

825:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:17:58.36 ID:H9tMJjGF0.net
支援しとくか・・・

826:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:18:14.45 ID:9O7549PaO.net
テーブルを見ると封筒が置いてある。
慌てそれを取り出した。
中には手紙があった。
そして判のついた離婚届。

顔も洗わずそのまま手紙に目を通した。

827:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:19:09.97 ID:9O7549PaO.net
「俺くんへ
朝早いけど始発があるので、起こさないでそのまま出ます。
おじゃましました。
御飯おいしかった。ご馳走さま。

ハルは置いていくね。
夜中に起き上がって、俺君にくっついていったの。
俺君のそばじゃなきゃ安心して眠れないのかな。


ハルは俺君が本当に大好きみたい。
そんなハルの気持ち無視できないよ。

828:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:20:06.13 ID:9O7549PaO.net
離婚届は判を押して出して下さい。
今さらだけど、もし今の俺君となら幸せになれたかもね。
わたし本当に最低な妻で母親でした。
許して下さい。

本当に勝手ばかり言ってごめんなさい。
もう少し落ち着いたら必ず連絡します。


ハル 一度もママって言ってくれなかったな。
当然なんだけど、すごく寂しく感じた。
これから大変かもだけど、どうかハルをよろしくお願いします。

サリナ」

829:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:21:10.59 ID:9O7549PaO.net
手紙を置くとハルを強く抱きしめた。
自然に涙が溢れる。

俺「ハル。
ママ好きか?」

ハル「しゅきー」

俺「そっか。
ママまた会いにくるからな。
それまでおりこうにしてような。」

ハル「ハルおりこーよw」

俺「うん」

830:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:23:02.06 ID:9O7549PaO.net
サリナがハルを置いていったのは、きっと俺と同じ気持ちだったんだと思う。

もし、もう一度一緒に住もうと言っていたら、違う結果になってたのかな。


こうしてまた、
父親としての生活が始まる。
それが嬉しくて仕方なかった。

ずっと前は、家族なんかで俺の人生犠牲にしてたまるかって思ったりしたこともあった。
でもさ、
誰かの為に生きるって大事だよな。

家族がいる。
守るモノがある。
それだけで幸せなんだ。

831:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:24:49.41 ID:immTBOLg0.net
いい父さんになったな…

832:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:25:35.15 ID:dX3EK/mB0.net
よかったあああああ

833:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:26:37.13 ID:A1Ju3VJL0.net
三人で暮らしてほしい。。。

834:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:27:25.35 ID:9O7549PaO.net
とりあえずここまでにしときます。
続きはまだあるんだけど、スレも後少しなんで簡潔に書くべきならそうします。


とりあえずみんな本当にありがとう。
こんな時間まで付き合ってくれて。

835:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:28:56.66 ID:nxafJr7X0.net
次スレが要る!

836:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:29:23.06 ID:A1Ju3VJL0.net
次スレ立てるから問題なし!!

837:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:30:20.39 ID:H9tMJjGF0.net
いや、自分のペースで書いてくれればいいよー
スレは立てればいいいんだから
最近人気になってきたからすぐいっぱいになる

838:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:30:41.28 ID:zbC02VT10.net
最後まで見届けるよ、頑張って

839:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:32:02.85 ID:mMoXuuWh0.net
じっくり読みたい、じっくり書いてください

840:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:32:46.72 ID:ky9+RSwr0.net
昔別れた嫁と娘を思い出した。
>>1 は本当に凄いと思う。俺の方が屑のままだ…
この後も期待しています。

841:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:35:01.21 ID:F5O60SGcO.net
俺、この話が完結したらハロワ行くんだ
だからじっくり書いてくれ

843:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:40:04.90 ID:YJPQgqXK0.net
>>841
俺もハルちゃんが立派な大人になるのを見届けたらハロワに行くよ

842:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:36:28.99 ID:9O7549PaO.net
みんなありがとう。
続きはまた明日来ます。
おやすみ

844:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 01:40:09.67 ID:a557PUnU0.net
おやすみ(-.-)Zzz・・・・

847:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 02:02:18.22 ID:rS0RcKa90.net
続きが気になる
長文になってもいいから無理すんなよ!

848:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 05:19:21.91 ID:rV/ZPPky0.net
朝から泣いた

またじっくり読みたい

849:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 06:20:25.02 ID:ANtt2q5Z0.net
釣りだと言ってほしい(;o;)
なぁ、釣りだろ?(;o;)

850:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 07:04:27.87 ID:p3lHvJQo0.net
泣いてしもうた…イッチもハルちゃんも皆幸せに成らないと承知出来ない( ; ; )

854:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 11:57:23.74 ID:TXQvpcTCi.net
おい>>1
おれも家族を省みず仕事だけしてたくずだけどよ
今は転職して年休120日の工場で働いてるは。
収入は激減だけど家族との時間はpriceresだよな。
あのまま転職しなかったらうちは崩壊してた。
このスレ読んでて養う家族いる社畜いるか?

後は分かるよな

857:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 12:17:43.36 ID:ogicmV390.net
>>854
こんな時間に2ちゃんやる奴のセリフじゃないな

859:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 14:21:52.76 ID:PXm+OETE0.net
>>854
priceres・・・

860:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 14:28:48.15 ID:aB/KK2Av0.net
>>859
しーーーーーっ

862:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 16:27:04.72 ID:YJPQgqXK0.net
家族との時間が返金できると聞いて

863:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 18:26:06.61 ID:sZZsGXoI0.net
priceless……

864:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 18:42:55.31 ID:KWwehB600.net
princessに見えた

865:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 19:31:31.87 ID:hVFsEbja0.net
ちょっと嫁さん追い出してくる。

852:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 09:03:15.15 ID:qLaQxbdw0.net
サリナが出て行った理由詳しく書いてほしい

853:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 10:11:38.81 ID:ZXga5i5O0.net
ハルの為にもう一度夫婦やり直してくれ
>>1だってサリナだってそれが最善だって分かってんだろ
お互いハルのことを1番に考えてるんだし
って言っても現在の状況分からない

858:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 12:58:49.83 ID:jyPvQKj+0.net
ふー・・・ 相変わらず文章が上手いから引き込まれてしまう
最後は色々あったけど家族3人楽しく暮らしているって締めて欲しいわ

861:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 15:44:29.56 ID:piFfMG560.net
何年前の話か分からんが>>1とハルが今も幸せに生活していることを願う

872:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 21:46:47.40 ID:sMEOmyk00.net
シコりながら一気に見たんだが涙が止まらん

873:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 21:51:16.47 ID:KWwehB600.net
>>872
クソかよwwwwwwwwwwwwwww
萎えなかったか?

876:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 22:55:00.73 ID:BU96+GhO0.net
>>872
驚きの持続力www

878:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:18:35.13 ID:SrJwDVd7O.net
一気に読んで泣いた
子ども二人今寝ててかわいいよ
大事にしようと改めて思った

879:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:38:13.52 ID:9O7549PaO.net
みんないつもレスありがとう。

サリナとのことはまだこれで終わってないんだ。
後次スレは考えてなかったw

ダラダラでいいなら、まだ書きます。

880:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:40:27.53 ID:R1H2Zlnt0.net
途中でやめられると悶々とする!
ゆっくりでも良いから最後まで書いておくれ!

881:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:40:33.02 ID:SKgQuyfH0.net
>>879
楽しみにしてるぜ^_^

883:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:48:16.07 ID:BU96+GhO0.net
ダラダラばっちこーい

884:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:51:03.49 ID:9O7549PaO.net
ありがとう。
とりあえずグダグダになってきて申し訳ないが、続き書きます。

886:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:51:36.75 ID:Nw3SvFCR0.net
わくわく…

887:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:52:26.53 ID:9O7549PaO.net
続き
「見つけたぞ。
お前が探してるやつ。」

仕事中にツレからの電話だ。
サリナとの事があって数週間が経った。
あれから俺は人を探してた。

888:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:54:21.99 ID:9O7549PaO.net
俺「今どこにいんの?」
ツレ「ホストは辞めて、○○ってBARでバーテンしてんだと。」
俺「そっか。
分かった。ありがとう。」

電話を切るとすぐ保育園に連絡した。
用事で遅れるって。

仕事が終わると、その足で電車に乗り込み繁華街へと向かった。

889:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:56:16.69 ID:whbEHgV6O.net
リロードがとまらない

890:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:56:41.97 ID:9O7549PaO.net
俺がサリナと喧嘩ばかりで、たまにしか家に帰らなかった頃のことだ。

毎晩クラブに行ってはナンパばかりしてた。
その時もツレと二人でナンパしてた。

俺「ここ初めて?」
女「うんw」
ツレ(洋介)「良かったら、俺ここのオーナー顔きくからVIPいかない?
おごるよw」
ちょうど良さそうな女二人をタゲにした。

891:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/23(水) 23:59:17.60 ID:9O7549PaO.net
女「行く行くーw」

きつい酒飲まして、いい感じになったらカラオケかホテルに誘う。
お決まりのパターン。


俺「ねぇ、2人きりになれるとこいかね?」
女A「いいよーw」

俺「俺ら今から外出るけど、
洋ちゃんはどうする?」

洋介「じゃ俺らも行くか?」
女B「うんw」
そう言って出ようとしたとこでギャル男三人組に止められた。どうやらホストらしい。

892:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:01:05.30 ID:9O7549PaO.net
ホスト1(リョウ)「おいクソ。
お前俺ってやつか?」
俺にわざと体をぶつけてきた。
カチンときたけどとりあえず我慢。

俺「ん?
そうだけど何か?」

ホスト2「ユミって女知ってんだろ?」

ユミ?ユミ?んー知らない。

俺「いや知らね。」

894:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:04:12.75 ID:88SZrFFHO.net
リョウ「バカかてめー。
アホなの?

先週ナンパしただろ?」

俺「ユミって女知ってる?」
覚えがないので洋介に聞いた。
ツレ「あーたしか先週ナンパした女じゃね?

たしかユミとかって…
確か趣味ホストとか言ってたよなw」

俺「そんなのいたかなw
ごめん。
毎日ナンパしてるから忘れたわ。

そのユミって女が何?」

895:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:06:34.53 ID:88SZrFFHO.net
先週ナンパした女は、このホストの女だったらしい。
でお冠なわけだ。

リョウ「おいカスが調子のんなよ。
人の女に手出しやがって。
どう責任とんだ?あっ?」
他の2人のホストはそれを見てニヤけてる。

俺「でもあの女彼氏いねーって言ってたなw」

リョウ「ぶっ殺す」
俺の胸ぐらを掴むホスト。

リョウ「頭ワリーの?
なんなら恐い人呼ぼうか?」

896:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:08:08.71 ID:9xIsCZn60.net
( ゚д゚)

897:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:08:50.30 ID:88SZrFFHO.net
俺「落ち着けよホスト君。
まあ、話しならゆっくり外でしよw」

ナンパしてたら、こんなトラブルはしょっちゅうだ。
だから一応、毎回彼氏持ちかどうか確認するんだけど。
まあナンパに付いてくるような女は、たいがいいないって言うのは当たり前か。

とりあえず女置いてツレとホスト3人と一緒に、表に出たわけだ。

898:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:10:15.94 ID:88SZrFFHO.net
ガキの頃から喧嘩ばかりだったし、当然出た瞬間にボコボコにしたんだ。

一番粋がってた、リョウってホストは鼻の骨が変な方向に曲がって、血反吐吐いてた。
泣いて許してくれって言ってたけど、やる時はとことんやる性格だったから歯止めが利かなかった。

氏んだんじゃないか?ってとこでようやくブレーキがかかった。

899:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:10:33.44 ID:y3ONUs6SO.net
ここでハルが助けに来る?

900:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:11:21.48 ID:+MjWYM+t0.net
おちんちん坊やじゃなかったんだな

901:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:12:01.93 ID:yyRC4LHm0.net
クズ復活!!!なのか?

903:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:15:14.34 ID:twSuqGZR0.net
なんやこの展開???
ハル君は??????

908:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:23:34.84 ID:C8MCBZEL0.net
おまえらおちつけ>>890の一行目を読め


>俺がサリナと喧嘩ばかりで、たまにしか家に帰らなかった頃のことだ。


902:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:12:09.83 ID:88SZrFFHO.net
俺「ごめんなー。
ちゃんと生きてる?

お前の女いい体してたわw」
覚えてないけど。

ツレ「ウホッ。
こいつ財布に10万入ってる。

手が痛てーし、慰謝料代わりにもらっとくかw」

904:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:16:11.62 ID:88SZrFFHO.net
やりたい放題。本当無茶苦茶ばっかしてたんだよ。

当然のようにその報いを受けた。
ただし不幸はサリナに降りかかった。

サリナが泊まったあの日、言ってたんだ。

905:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:16:16.70 ID:vA5ISy470.net
子育てだけ読んでるとすげーいい奴に思えるけど、ヤンチャしてたんだな

906:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:18:00.14 ID:88SZrFFHO.net
俺が家にいないのに、リョウってホストと店のオーナーが来たと。

リョウはすごい怪我をしてたらしい。

俺にやられたから慰謝料払え。
払わないなら刑事事件にすると言われたそうだ。

夜中に何度もしつこく家に来たらしい。

907:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:21:32.19 ID:88SZrFFHO.net
俺が刑務所に入るのが嫌だったのと、俺が少しでも変わってくれるならと思い、渋々契約書にサインしたらしい。

毎月10万の支払いはきつかった。
俺とは連絡つかないし、
貯金も底をついてた。
パートだけじゃたかが知れてる。

家賃も払えず支払いに追われ、とうとう精神的に限界がきた。
そして現実から逃げてしまったとサリナが言ってた。

何より俺を裏切ってしまった自分が許せないと。
もう母親でいられないと思ったらしい。

結局サリナを追い詰めたのは俺なんだよな。

俺はクズすぎだ。
本当。
分かってたことだけど、
結局サリナが出て行ったのは全て俺が悪いんだよ。

909:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:27:31.06 ID:q7t5/Iqk0.net
自閉症の子を抱えてこの仕打ち…
そして今はパパに懐いている現実
子供を置いて行くのは最低だという意見も
あるがやりきれんな奥さん…

910:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:27:39.38 ID:88SZrFFHO.net
ツレに教えてもらった○○って言うBARに到着した。
ビルの二階で人気はなかった。

【close】の表札がぶら下がっている。
どうやらまだ店は閉まってるらしい。

一つの覚悟をしてリョウに会いにきたんだ。
ずっと自分の行いを後悔してきたんだよ。
そして今回も。

911:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:29:16.42 ID:88SZrFFHO.net
入り口の横で座って待ってるうちに、リョウがやってきた。

リョウ「すんません。
もうすぐ店開けますんで。」
俺はすぐ気づいたけど向こうは気づいてない様子だ。

俺「いや、
客じゃないんすよ。

リョウさんすよね?ホストやってた」

リョウ「あーそうだけど。
リョウは源氏名で本名は違うっすよ。
あんた誰?」

912:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:29:24.08 ID:twSuqGZR0.net
次スレ立てようか?

913:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:30:36.13 ID:88SZrFFHO.net
俺「俺っていいます。
覚えてますか?」
ハッとした顔をした。どうやら思い出したようだ。

リョウ「な、何だよ。

今さら?
け、警察呼ぶぞ。コラッ」
リョウの顔色が変わり動揺を見せる。

914:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:31:39.37 ID:88SZrFFHO.net
俺「あのずっと前。

クラブで俺がしたこと覚えてますよね?」
俺は息を飲み目をつぶった。

リョウ「わ、忘れるわけねーだろ。
だから何だよ今さら。」

俺「どうもすいませんでしたー」
俺は土下座し頭を床につけた。

915:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:32:36.59 ID:88SZrFFHO.net
俺「許してもらえるようなことではないのは重々承知です。

でも、
本当に本当にすいませんでしたー」
俺は大声で謝った。
何を今更って感じだけどな。

それがリョウに火をつけたのは言うまでもない。

916:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:33:36.78 ID:88SZrFFHO.net
リョウは立てかけてたモップで、俺の顔に目掛けてフルスイング。
目の上を切ったのか血がタラタラと床に滴り落ちる。

俺「すいませんでしたー」
俺はすぐに姿勢を戻して謝った。

リョウ「っざけんな。
このカス」
今度は蹴りだ。

それでも姿勢を戻して謝った。

917:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:38:48.98 ID:88SZrFFHO.net
リョウは完全にキレたのか、何度も俺に蹴りを入れ、胸ぐらを掴んで顔を殴った。

リョウ「おいお前の嫁バカだよなw
きっちり100万払ってよ。

しかも追加で50万請求したら、もう金がねーって言うから、
仕方なく体で払ってもらったわw
子供産んだ割にエロい体してたわw」

いつもの俺だったら、我慢せずに反撃してた。
でも歯を食いしばった。

サリナはそれを裏切ったと後悔してたんだ。
責任は全て俺にあるんだ。

918:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:41:42.11 ID:yyRC4LHm0.net
ばいおれんすじゃねーか

919:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:41:50.28 ID:88SZrFFHO.net
痛みを通り過ぎて感覚がなくなった頃、リョウも疲れたのかようやく手が止まった。

リョウ「ハア。ハア。

バカかお前。ハアハア」

俺「すい…ません…でした…」
口の中を切ってうまく喋れない。

リョウ「チッきめー。

もういいよ。ウゼーッ。
その面二度と見せんな。」

920:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:43:21.37 ID:9xIsCZn60.net
リョウ金返せ

921:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:43:53.29 ID:88SZrFFHO.net
そう言ってリョウは店へと入っていった。
俺は気を失いそうだったけど、どうにか持ちこたえて壁にもたれて座り込んだ。

何故わざわざこんなことしたかって。
自分への戒め。
そして誠心誠意リョウに謝りたかった。
ただの偽善だとか、自分に酔ってるだとか言われるかもしれないけど。
それでも俺はきちんと謝りたかったんだ。

何よりサリナはもっと辛かったんだよ。

922:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:46:20.23 ID:cEBZ3+Q00.net
( ;∀;) セイチョウシタナー

923:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:47:19.20 ID:88SZrFFHO.net
若気の至り?
昔はやんちゃしてました?
ダッサ。
そんな父親嫌だよな。

これから先、もしハルが誰かを傷つけたとして。
俺はどんな顔でハルを叱ればいいのか。
こんな俺がハルに何て教えたらいいんだ。

怪我をさせて謝らない親が、息子に謝れなんか言えるか?

こうでもしないと、俺自身納得がいかなかったんだ。
これが良かったと言うわけじゃないんだけど。
それでも、俺は誇りを持って息子にいけないことはいけないって言いたい。

少しでも良い父親になりたかった。

924:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:48:21.80 ID:yyRC4LHm0.net
大怪我してた割には元気じゃねーか・・怪我大したことねーなw

925:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:51:48.45 ID:88SZrFFHO.net
うわー、しまった。

保育園からの電話でハルの迎えを思い出した。
俺はタクシーに乗り込んで急いで保育園に向かった。
まあ体が痛くてゆっくりだったけど。

ボロボロな俺の姿を見て、運転手さんがすごく心配してたのを覚えている。

926:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:52:57.26 ID:88SZrFFHO.net
ハルと佐々木先生が門の前で待っていた。

ハル「パパーw
おかえりー」
ハルがよってきた。

俺「おそくなって…ごめんな…」

佐々木先生「キャッ。どうしたんですか?
その怪我…」

927:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:56:13.91 ID:88SZrFFHO.net
俺「すいま…せん…痛ッ

転んじゃって…」

すぐに近くの病院で手当てをしてもらった。
結構痛い所だらけだったけど、体だけは丈夫だったんだよな俺。

928:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 00:58:16.81 ID:88SZrFFHO.net
俺「大した怪我じゃなくて良かったっす。
本当迷惑かけてすいません…痛ッ」

佐々木先生「どこが大したことないんですか?

大怪我じゃないですか?」

俺「すいません…面目ない…」

ハル「パパー、イタいの?イタいの?」
ハルが心配そうに俺を見る。

929:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:00:12.15 ID:88SZrFFHO.net
俺「心配かけてごめんなー。
もう大丈夫だよ」
そう言ってハルの頭を撫でた。

佐々木先生「いったいどうしたんです?

転んでこんな怪我…ありえないです」

俺は佐々木先生に簡単にだけど理由を説明した。

930:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:01:44.17 ID:88SZrFFHO.net
佐々木先生「はぁ」
佐々木先生が深く溜め息をついた。

俺「本当にすいません。」

佐々木先生「駄目ですよ。
許せません。

喧嘩なんて信じられない。
大の大人が。
もしもお父さんに何かあったら、ハルちゃんはどうなるんですか?
ハルちゃんのこともっと考えてあげて下さい。」

931:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:02:49.22 ID:88SZrFFHO.net
ごもっともだ。
単細胞すぎる俺。
でも何だかすっきりしてる。

佐々木「お父さん?昔にどれだけ間違いを犯しても関係ないです。

父親なんだからハルちゃんが間違ってたら、きちんと注意すればいいんですよ。
それが親なんだし、誰だって子供には正しく生きてほしいと思うのは当然なんですから。

お父さんが間違いに気づいたってだけで十分じゃないですか?」

932:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:05:05.07 ID:88SZrFFHO.net
俺「はい」

佐々木先生「父親なら、過去にどんな悪いことしてきても。

子供のためなら手本になれるでしょ。
大事なのは今ですよ。」

俺「はい」

正論だ。


佐々木「よろしーwもう絶対にこんなことしないって、ハルちゃんにもわたしにも約束して下さい。」

俺「はい。約束します。」

佐々木「明日はわたしが朝ハルちゃん迎えに行きますから。

ちゃんと体を休めて下さいね。」

933:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:06:35.94 ID:88SZrFFHO.net
どうもこの先生といたら調子が狂う。
でもこうやって、真剣に間違いを正してくれる人がいるってことは俺には大切なんだ。

彼女の言葉はハルのためなんだ。
本当に勉強になった。

まだまだ父親としては未完成だと実感させられた。

937:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:13:33.38 ID:88SZrFFHO.net
スンマセンとりあえずここまで。

>>912
全然終わりそうにないので助かります。

940:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:15:37.38 ID:twSuqGZR0.net
>>937
おつかれ
次投下はじめたらスレたてるよ

934:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:08:04.25 ID:smvnUu8z0.net
なんかオカシクね?
お前はやりたい事やったあげくに 謝ってスッキリ
リュウも痛い思いはしたが金せしめて犯して家族壊してスッキリ
セリナ…預かり知らない事で大金払い犯され家族無くす。
最初から読んでてファンなんだけど、これは納得いかんわ

935:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:11:27.70 ID:twSuqGZR0.net
>>934
気持ちはわかるが最後まで読もうぜ

936:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:13:22.13 ID:+3kzKEYD0.net
>>934
言いたいことはわかるが
まぁ最後まで聞こうよ

944:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:35:08.95 ID:smvnUu8z0.net
>>935
>>936
ごめん。ちょいイラついてた。
主もぶったぎって悪かった。
本当に最初から読んでて感情移入しすぎた
俺も違う方向だけどかなりクズだったと思うけど今は嫁と娘二人、キツイけど適度に幸せに暮らせてる。
ガンバレ!!

947:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:47:45.33 ID:Ns4pEitI0.net
>>934
これ

正直謝りに行く必要なかった気もする
ケジメって言葉に囚われすぎてるのかな
とはいえ次スレも支援

938:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:14:02.80 ID:fI2aHDvw0.net
胸糞すぎるやろ
1はアホなんか
嫁犯されて金払てて
元はと言えばやな
ホストが先に喧嘩ふっかけてきて
過剰防衛やが実刑までいかんやろが
相手は脅迫、恐喝、強姦
レベルがちゃうで
初犯でも実刑7年は堅い
釣りやろ?
釣りや言えアホ

958:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 02:17:33.50 ID:+MjWYM+t0.net
>>938
俺もこのハゲと同じように思う
三者それぞれの対応がおかしい
これで一気に釣り臭くなったオワッタ

961:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 02:30:32.81 ID:fI2aHDvw0.net
>>958
な……何でハッ…ハゲやと分かったんや

962:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 03:09:05.24 ID:Wl3WeSqe0.net
>>961
イライラしてると禿げるらしい。

941:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:16:09.49 ID:MeTr+8dX0.net
>>937
お疲れ様
また明日待ってるね

いろんな意見や思いがあるだろうけど最後まで読んでみないとわからなくない?

943:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:18:31.25 ID:fI2aHDvw0.net
>>941
リョウと1が和解したらOKちゃうやんか?

942:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:16:51.41 ID:q7t5/Iqk0.net
嫁のご両親に土下座で謝って欲しいわ
そいつよりも大事な娘を借金まみれにして
傷ものにしてボロボロにして…
そっちのほうが先だろうよ…

945:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:43:39.65 ID:Fm6U13l60.net
今更何言ってんの
最初からクズだって言ってんじゃん
確かに余りにもサリナが不憫なのは分かるけどさ
気に入らないなら閉じればいいだけの話しだ

946:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:46:20.46 ID:CnReu2lPO.net
>>1叩いてるやつ何なの?
昔はクズでも今変わろうとしてんだから応援すればよくない。
しかも前科が傷害でまた傷害は実刑濃厚だろ。
金とって過剰防衛でもないし。もっと話しの筋理解しろよ。
ホストにあいにいったのはハルのためだろーがよ

948:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:49:22.57 ID:AvmpUYg20.net
>>946
ハルのため?自分のためだろ
幼稚園の先生の言ってることが一番的を得てる
>>1を叩くとはまた違う
お前はみんなで>>1を担ぎたいだけだろ

951:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:57:15.64 ID:OQJyAQe10.net
>>948
仕方ないだろ。そんな事も分からなかったんだよ当時の>>1は。

だいたい、最初からクズだと言っている。
一旦は物語として読めよ

957:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 02:08:11.10 ID:CnReu2lPO.net
>>948
担ぐとかじゃないからね
女房が借金まみれだとか犯されたとかどこにもかいてないのに妄想でスレ荒らすのやめてね

954:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 02:02:08.66 ID:H8DqjWly0.net
>>946
理解した上で納得できない人だって居るだろうよ
ハルのためでも、じゃあセリナは?ってのはあるよ
この先セリナに対して償いがあったとしてもしでかしたことは消えないわけだし


>>1が更生してハルのために頑張ってるのを見るのは引き込まれるし、続きも気になる
でも、それまでのクズ行為も許容するのかって言ったらそれは違うと思う

949:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:56:14.58 ID:nHpgNKlv0.net
とりあえず最後まで黙って読もう
批判続いて、来なくなるスレばっかりだからマジ批判しないでほしい
批判するなら最後にして

950:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:57:05.64 ID:q7t5/Iqk0.net
自分のために同意
たまたま運よく大した怪我にならなかった
だけだ
これで万が一あってみろ
残されたはるちゃん
クズを信頼して身を引いた嫁
全部無駄になるわ

952:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 01:59:17.60 ID:6xtmm+800.net
次スレ楽しみにしてます

956:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 02:06:29.19 ID:smvnUu8z0.net
悪かったぁぁぁぁぁぁぁ。
本当に俺のレスに反応しないでくれ。
次スレに期待してます。

2:名も無き被検体774号+:2014/07/24(木) 17:12:06.69 ID:21Y+QiTYe
1は自分なりに成長したんだな…

5:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/24(木) 18:03:54.08 ID:gTj3boZui.net
最近頑張れてない。
前スレみてなにやってんだろって思えたわ。感謝。
続きめっちゃ気になる。

65:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/25(金) 22:31:47.59 ID:Oh5unYDv0.net
結局離婚したの?

95:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/26(土) 12:14:36.12 ID:nAw9/ldQi.net
続き待ち遠しいな!

96:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/26(土) 12:20:12.45 ID:w+5P5MJN0.net
うんうん
私も、気長にお待ちしておりますですよ~

101:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/26(土) 18:08:10.06 ID:4INJlBsl0.net
もう1はこねーのかな。
最後まで読みたいんだが
待ってます。

145:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/28(月) 00:10:30.24 ID:pnQIlqjA0.net
そろそろ来るか
それとも週末でお疲れなのか

どちらにしても、マイペースでいいから続き頼むわ

157:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/28(月) 08:42:27.46 ID:E4SvdPPPO.net
すまん。
スレ立ててくれた人ありがとう。
体調崩して来れなかった。

色々指摘あるが、10年近く前の話なんだ。スルーしてもらえると助かる。
シリアスな話しになるのは申し訳ない。
いい思い出もたくさんあるんだ。ただ書きたいことだけ書いていく。
今日夜書けたら書きます。

159:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/28(月) 09:01:49.84 ID:FVOTEJkb0.net
スレ見失ってた訳じゃないんだな!良かった!
色々言う人がいるのは仕方ないことだ
あんまりどっちの言うことも気にせず続けてくれ!

160:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/28(月) 09:13:43.83 ID:n+1QC9BD0.net
おおおおおおおおおおおおおおおお
やっとキターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

164:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/28(月) 10:22:26.24 ID:xR8zejS50.net
待ってたよ!!!

165:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/28(月) 11:23:44.11 ID:gMPIpfEL0.net
体調はもう大丈夫か?

166:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/28(月) 12:03:30.10 ID:QkuzKR+Wi.net
わ!よかった!待ってたよ

178:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/28(月) 21:00:39.89 ID:r/WwpwY50.net
無理するなよ
でも待ってたぜ!

195:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/28(月) 23:57:43.54 ID:E4SvdPPPO.net
すまん遅くなった。

やることやったらすぐ書いていきます。

197:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:05:28.07 ID:J8Nj2hm00.net
>>195
楽しみにしてる

198:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:13:01.95 ID:3e7x9HJW0.net
>>195
無理しないペースでおk

199:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:18:55.19 ID:iuEiTLPa0.net
>>195
おかえり

201:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:37:09.66 ID:JjzRc+udO.net
続き
ハルは6歳になった。
随分お兄ちゃんになったんだ。
一年前まではまだまだお子ちゃまだったのにな。

こだわりが強いせいか、計画通りにいかないといつも泣き叫んで怒ってた。
うまくいかないことがあっても、
それに合わせながら毎日のスケジュールをたて、少しずつだけど改善してきた。

202:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:38:47.43 ID:JjzRc+udO.net
今は一人でも随分自分のことが出来るようになった。
靴を履くのも、歯を磨くのも人まかせだったのに。

ハル自身、自分で何でも挑戦する楽しみを覚えた。
これも保育園の協力のおかげだ。
精神科の先生もハルの成長をすごく褒めてくれてた。
俺自身もすごく驚いてたな。

203:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:40:31.53 ID:JjzRc+udO.net
ハル「パパ?
アンパンマンはバイキンマン、パンチするのよくないね?」
悲しそうな顔で、昨日借りたアンパンマンのDVDを見ていた。
俺「うん、そうだなw」

ハル「あーーーん。(泣)
バイキンマンイタいよー
かわいそーなのー」
クライマックスでは必ず本気で泣くハル。

204:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:41:45.06 ID:JjzRc+udO.net
俺が常々痛いことしちゃ駄目だって言ってる。
ハルはアニメでも十分に痛いことが伝わっているようだ。

人と接しても、相手の気持ちや感情の理解などができないハル。
やっぱりこだわりは強かったけど、それでもハルなりに思いやりがあって優しい子に育ってくれてる。

それが何よりも嬉しかった。

205:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:43:02.03 ID:JjzRc+udO.net
就学相談を終え。
来年はいよいよ小学校だ。
ハルにとっての分岐点。
俺もこの時ばかりは慎重になった。

職員「ハルちゃんは十分通常の小学校での教育を受ける適性はあります。

お父さんはどうお考えですか?」
判定前の希望を聞かれた俺は、すぐに答えることが出来なかった。

ハルを通常の小学校に通わせるべきなのか。
特別支援学校に通わせるべきなのか。

207:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:44:41.55 ID:JjzRc+udO.net
一度地域にある特別支援学校と、小学校に見学に行った。
ハルは通常の小学校に行くのをすごく楽しみにしていたんだよ。
何しろ仲良しのマイちゃんがいるんだ。

見学の時にも、マイちゃんやマイちゃんの友達と運動場で走り回ってた。
ハルちゃん可愛いって言われて嬉しかったんだろうな。
家に帰っても、

ハル「○○おねーちゃんがカワイイって言ってたのw
カワイイ?」

俺「可愛いよw」

ハルは可愛いって言う単語が好きなんだ。興奮して嬉しそうにするハル。
その姿がとても愛らしい。

208:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:49:16.57 ID:JjzRc+udO.net
俺は将来ハルにとって一番良い選択をしてやりたいと望んでる。


確かにハルの成長は思った以上に早かった。
同年代の健常児の子達とも、差ほど変わらない感じだと思う。

少し前までは考えられなかったことなんだよな。

でも、不安で仕方なかったんだ。

209:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:52:43.57 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「判定で通常の小学校でも大丈夫だったそうですね?

本当に良かった」

俺「ありがとうございます。」


佐々木先生「なんか浮かない顔。

どうしたんですか?」

本当は喜ぶべき事なんだよ。
でも俺はそう簡単に、手放しで喜ぶことが出来なかった。

210:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:53:52.04 ID:JjzRc+udO.net
観察での全体行動に関しては問題ないと言われた。
ただしコミュ力に関しては少し不安が残る。

この1年本当にハルは頑張った。
支援サークル活動での一泊二日のキャンプ。
地域の子供会での旅行。
不安だったけど、ハルにとってもプラスだと言われ俺は着いていかなかった。

少しずつ慣れない環境に触れさせ、沢山の人達の支援の中成長していった。

211:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:55:08.78 ID:JjzRc+udO.net
このまま普通の小学校に入学して、学力はついていくことは可能かもしれない。

でも、まわりと少し違うハルは友達と溶け込むこともできず、孤立していじめにあったりするんじゃないか。
どうしてもそうマイナス思考になってしまう。

ハルの意思を尊重するのであれば、せっかく適性のある通常の小学校に入学させるべきなんだが。

212:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 00:59:02.10 ID:JjzRc+udO.net
何より俺が一番不安だったのは、ハルの安全面だった。

日課の散歩での出来事。
車道に一匹のカエル。
恐らくそばの池から移動してきたんだろう。

急に俺の手を振り解き、道路に飛び出すハル。
あっ、危ない!
急ブレーキの音で一瞬血の気がひいた。

214:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:01:12.31 ID:JjzRc+udO.net
ハルから僅か2メートル先で車は急停車。
本当に危なかった。

ハルは車が来たことなんて気にせず、そのカエルを手でもちフラフラと池まで歩いていった。
運転手さんに謝ってハルの元へ。

俺「ハル危ないだろ?
車にひかれるとこだったぞ。」

215:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:02:17.08 ID:JjzRc+udO.net
ハル「カエルさん大丈夫だよw」
笑顔で俺を見るハル。

俺「ハルは大丈夫かもしれなかったんだよ。

道路に飛び出したら危険なんだからな。痛いじゃ済まないだろ?」

ハルはキョトンとした顔で俺を見る。

233:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:24:45.52 ID:u8k8L4qiI.net
>俺「ハルは大丈夫かもしれなかったんだよ。
??

238:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:39:00.95 ID:G7UO6YZr0.net
>>233
そこはスルーしてやれ

236:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:37:59.06 ID:JjzRc+udO.net
すまん。
大丈夫じゃなかったかもだ。

216:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:03:18.43 ID:JjzRc+udO.net
ハル「カエルさんは痛くてもいいの?」

俺「よくないよ。
でも、ハルが死んじゃったらパパ悲しいだろ?」

ハル「カエルさんが死んじゃってもいいの?」

俺「パパはハルもカエルさんも死んでほしくないんだよ。」

ハル「カエルさん死ぬのいやー」
泣き出すハル。

どうやらハルは、昆虫や小動物。
小さな命は守らないといけない。
そう思っているんだ。
間違いではないんだけどな。
ハルはその受け取り方が少し違ってた。

217:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:04:27.91 ID:JjzRc+udO.net
その件以来、トラウマになってしまった。

小学校は保育園とは違う。
四六時中先生がそばにいるわけじゃない。
危険な場所もたくさんあるんだ。

もしハルが通常の小学校に通うことを考えると、気が気でなくなる。

俺の中では、特別支援学校にするべきだ。と答えが出ていた。

必ず一人担当の先生もいる。
送り迎えだってバスできちんとしてくれるんだ。

そばにいれない間は、やはり安心できる場所にハルを預けたい。
そう考えていた。

218:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:09:48.75 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生には自分の気持ちを正直に伝えた。

佐々木先生「ハルちゃんはこれから成長していくにあたって、たくさん壁にぶつかると思うんです。

それを支えるのがお父さんであって、私たちまわりにいる大人なんだと思います。」

俺「はい」

219:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:10:49.12 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「環境が変われば、誰だって不安になるもんですよ。

それでも自立するために、みんな挑戦していくんですよねw」
ニッコリ笑う佐々木先生。

220:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:12:19.16 ID:oZyARogm0.net
悩ましいね

221:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:12:40.47 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「ハルちゃんにとって、今成長の過程で一番大事な時期なのかもしれませんね!

ハルちゃんのやる気を見守ってあげるのも親の役目ですよ。」

俺「でも、俺の知らない所でハルが傷ついたりするかもって思うと…」

222:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:17:04.72 ID:JjzRc+udO.net
佐々木先生「ハルちゃんなら頑張れる。
そう信じてみませんか?

生意気言ってすいませんw」


少し気が楽になった。
俺自身がハルは他の子達と違うって区別していた部分が大きかった。
それは親として一番駄目なことなんだと気づいたような気がする。
もっとハルを信じて、成長を応援していかなければいけないな。
馬鹿みたいに悩んで本当に情けないよ。

223:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:17:18.81 ID:5p+2uvDnO.net
うちも中度の知的で自閉だけど進学はすごい悩んだな
でも普通級にいかせてよかったと思ってる

>>1頑張れ

224:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:18:02.15 ID:X0xqznX50.net
ハルちゃん 死んでしまうん… ?

225:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:19:02.38 ID:JjzRc+udO.net
育児サークルや発達障害の支援セミナーの人達からも、ハルにとって通常の小学校に通わすのはプラスだと後押しされ。
小学校の校長からも、様子を見ながら支援級での学習も取り入れると言われ進学を決めることにした。

親とは不思議なものだ。
自分の事以上に子供の将来を考えてしまう。

226:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:19:23.06 ID:6URIBQLO0.net
ハルくん‥
頑張れ!

227:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:20:22.71 ID:JjzRc+udO.net
そしてハルは、通常の小学校へと進学することになった。

俺もこの時、新しい挑戦をすることにしたんだ。

会社の社長から何度も正社員にならないかと言われてた。

それでも保育園の迎えなどの時間や、少しでもハルとの時間を作りたかったこともあり、
ずっと断ってきたんだ。

会社に迷惑かかるからな。

228:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:21:26.87 ID:JjzRc+udO.net
社長「そうか?
残念だな。一番期待してた若手だったのに。」

俺「すんません。
俺なりに色々考えまして、
そろそろ自分の将来もしっかり見つけようと思います。

本当にお世話になりました。
社長には助けてもらってばっかりで。
この御恩一生忘れません」
俺はお世話になった会社を辞めることにした。

それは自分のため、ハルのため。
ハルは新しいことに挑戦する。それは勇気がいることだ。
俺がいつまでもアルバイトしてるんじゃ駄目だ。
そう思った。

229:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:23:14.35 ID:6URIBQLO0.net
社長さん、もう出て来ないのか‥
いい人だったのに‥

230:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:23:23.67 ID:JjzRc+udO.net
社長「そうか。そうか。

頑張れよ。
いつでも戻ってこい。
お前は息子同然なんだからな。」

社長は泣いて見送ってくれた。
本当にいい人だよ。
本当に助けてもらった。
家も無く路頭に迷ってる俺を拾ってくれたんだ。

本当に子供のように可愛がってくれた。
いろんなことを教えてくれた。

感謝してもしきれない。

231:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:23:26.97 ID:k49oCBWR0.net
正社員になればよかったのに・・・

232:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:24:32.52 ID:JjzRc+udO.net
俺とハルは新しい1DKのマンションに引っ越した。
新規一転新しい生活が始まる。
俺はすぐ仕事が決まった。

成長したよ。
昔は何十回も面接を受けて、何一つ採用されなかったのにな。

前からずっとやってみたいと思ってた仕事だ。
堅物だけど男気のある親方のいる工務店。
見習いから修行することになったけど、将来大工になりたいと思った。

234:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:28:37.77 ID:JjzRc+udO.net
昔から工作が好きだったんだ。

いつか一人前になってハルのために家を建ててやりたい。
庭にはブランコ。
ハルの部屋には俺の作った玩具や子供用の家具。

夢が膨らむ。
俺は幸せな理想の親子を想像した。

それだけで頑張れるんだ。

235:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:30:29.58 ID:JjzRc+udO.net
入学式。
大きなランドセルに制服。
ピカピカの一年生。

ハル「一年生の、松井ハルでしゅ」
家の中で何度も自己紹介の練習をするハル。

なんだか大人になったみたいで、少し誇らしい気持ちになった。

卒園式では佐々木先生とお別れってことで、先生のそばから1時間も離れず困らせてたのにな。
随分泣いて大変だった。

237:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:38:29.65 ID:ISAzr+xw0.net
みてるでー

240:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:40:17.29 ID:JjzRc+udO.net
夏が過ぎ秋が過ぎた。
色々大変だけどハルは毎日が楽しいみたいで、小学校に通わせて良かったのかもと少し安心していた。


ハルが2年生になったある日、仕事中に学校から電話がかかってきた。

241:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:40:40.56 ID:9FhBaPen0.net
おいまさか

242:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:40:52.07 ID:G7UO6YZr0.net
やめろ

243:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:41:35.15 ID:JjzRc+udO.net
先生「お仕事中すいません。
支援級の山下です。
今日クラスのお友達が…」

俺は仕事を早上がりし、急いで学校にむかった。

職員室に着くなり、支援級の先生が俺に話しかけてきた。

山下先生「お忙しい中すいません。

今ハルちゃん、別室で担任の先生とお話中なんです。」

244:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:42:43.43 ID:JjzRc+udO.net
俺が呼び出された理由。

体育の授業があると言うことで、休み時間にみんなで移動していたそうだ。
その途中、階段から同じクラスの生徒を、ハルが突き飛ばしたと言うんだ。

被害を受けた生徒の男の子は頭を打ったそうだが、大きな怪我はしていない。
大事をとって病院に行ったらしいのだが。

245:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:43:41.21 ID:JjzRc+udO.net
まさかと思った。
ハルが誰かに危害を加えるなんて。。。
今までそんな事なかった。
ハルはそんな攻撃的な性格じゃないんだ。

俺はハルのいる別室に入った。

246:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:47:18.70 ID:JjzRc+udO.net
担任「ハル君、黙ってても先生分からないの。

何で突き飛ばしたりなんかしたの?
先生に教えてちょうだい。」
きつい口調でハルに問いかける担任。

ハルはボーっと担任の口元だけ見ている。
無表情で。

248:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:49:07.19 ID:JjzRc+udO.net
俺「先生すんません。」
それを見てすぐにハルの元に詰め寄った。

担任「ハル君。
パニックになって興奮してたんですが、
ようやく落ち着きました。

クラスの友達の大(ダイ)くんを階段の上から押したそうなんですが、どうしてそんなことしたのか聞いても答えてくれなくて。」

249:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:50:08.20 ID:JjzRc+udO.net
俺「押したそうなんですがって?
先生はそばにおられなかったんですか?」

担任「えー。体育の移動は生徒のみでしますので。」

俺「じゃあ何でハルがやったって言うんです?
見たわけでもないのに。」
俺はムッとした感じで話す。

250:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:51:11.96 ID:JjzRc+udO.net
担任「他の生徒が、ハル君が押したと言ってます。
押された本人もハル君に急に押されたと言ってました。」

ただの決めつけだ。
ベテラン教師だか知らないがふざけんな。

俺「ハル?
どうした?友達が階段から落ちたんだって?

それ見てたか?」
ハルに優しく問い掛けた。

ハルは黙って首を振る。
目には大粒の涙を浮かべていた。
大分泣いたんだろう、頬に涙の後が残っていた。

251:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:52:25.93 ID:JjzRc+udO.net
恐かっただろう。
ずっと質問攻めされてたのかもしれない。
一人でよく頑張った。
俺はハルの頭を撫でた。

「父親が息子を信じないでどうする」
あの日の親父の言葉が蘇る。

俺「ハルは階段から友達を突き飛ばしたりなんかしてません。

ハルがそんなことするわけありません。」

俺は歯を食いしばって言った。

252:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:53:02.50 ID:G7UO6YZr0.net
ハルちゃんまた濡れ衣か…

253:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:54:28.38 ID:JjzRc+udO.net
担任「でも子供達が見てたんですよ。
それに何故ハル君は否定しないんですか?
私に何も答えてくれないんですよ」
担任が俺を見る目。
それが全てを物語っている。

俺「あんたそれでも教師か?
あんたみたいな先生だから何も答えないんだよ。」

大声で怒鳴った。
今にも掴み掛かりそうだったが、
ハルがビックリした顔をしたので、自分を落ち着かせた。

254:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:55:38.08 ID:JjzRc+udO.net
俺「それでどうしたいんすか?」
冷静を装う。

担任「あの…ちゃんと大ちゃんにも御両親にも謝って頂ければ…」

その言葉で怒りが頂点に。

俺「ハルには謝る理由ないでしょ。
もっとちゃんと調べて下さい。

万が一ハルがやったなら、俺が土下座して謝りますんで。」
再び怒り出す俺。

担任「万が一と言われましても…」

255:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:56:14.70 ID:207OpeCo0.net
学校の先生ってクソみたいなの多いよな

257:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 01:59:35.28 ID:9FhBaPen0.net
これはクソガキが悪い
俺の知りあいにもするやついた

258:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 02:00:55.79 ID:JjzRc+udO.net
その声に心配してか、山下先生と教頭が部屋に入ってきた。

半ば無理矢理話を遮られ、とりあえず後日話し合いの場を設けると言われた。

悔しくて仕方なかった。
ハルはきちんと答えられない。
パニックになってしまって、ただその場にいるのが不安だったんだから。

それを良いことにハルを犯人扱い。

ハルがまわりと違うからなのか?
ハルが自閉症だからなのか?

そうとでも言いたいよな表情でハルを見ていた。
俺を見ていた。

悔しかった。
本当に。

259:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 02:06:41.25 ID:JjzRc+udO.net
帰り道。
手を握り、ハルの歩幅に合わせてゆっくりと歩いた。

ハル「パパー帰ろうねw
今日ねカメさんにエサあげたの。

カメさん食べてくれたよw
いっぱいいっぱい」
無邪気なハル。

さっきのことは忘れたのか、俺に気を使ってるのかは分からない。
それでも悔しくて涙が出た。
ハルのその時の気持ちを考えると、胸が締めつけられた。
ただのリンチじゃないか。

ハルは悪くない。
ハルは嘘をつかない。
そんな子じゃないんだ。
悪い事とか、いけない事の区別がまだ分からないかもしれない。
それでも俺はハルを信じる。
先生にあんな事言ったけど後悔なんてしてないんだ。


あの時の親父の気持ちが今はすごく分かるような気がする。

そして3日後。
緊急で保護者会が開かれることになった。

260:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/07/29(火) 02:08:05.95 ID:JjzRc+udO.net
そろそろ寝ます。
続きはまた

261:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 02:08:20.77 ID:G7UO6YZr0.net
おつかれ!
待ってるよ

262:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 02:10:01.61 ID:207OpeCo0.net
お疲れー!おやすみ!

264:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 02:14:55.54 ID:quHiFLqX0.net
お休み!

266:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 02:39:33.38 ID:6URIBQLO0.net
切ない展開になりそうで怖いorz

体調に気をつけてな
おやすみ

268:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 05:17:06.89 ID:qfh/A61r0.net
保護者会では教師や他の親はハルを犯人だと決めつけ
ハルや俺の話も聞かずハルを危険視した。

そして被害者の子の保護者が言った。
「こんな病気の子と一緒にうちの子を通わせたくない!」
おれは今までずっと黙って我慢していたがこれにはキレた。
教師が止めるのを振り切り相手の保護者の胸ぐらを掴んだ。
「病気だからって犯人や危険と決めるな!」

ハルは学校を辞めることになった。おれのせいで…

おれは仕事をしながらハルの面倒を見ないといけなくなった。
そんな時佐々木先生から連絡が来た。
「小学校ではハルくんどうですか?」
おれは今までの経緯を話した。

すると佐々木先生は「私でよければハルくんの面倒見ますよ」と言ってくれた。
おれは最初は断ったが彼女の押しに負けて頼むことにした。



そして次の年おれは佐々木先生と結婚した。
ハルは彼女をママと呼びなついている。

それから2年が経った。おれは今佐々木先生と2人でとても幸せだ。
毎日ハルの写真を見ながらハルの話をしている。





ルートキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

269:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 05:21:02.14 ID:2N+4kuvB0.net
>>268
最後雑すぎんだろwwwww

270:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 05:23:17.40 ID:qfh/A61r0.net
>>269
すまん
途中で飽きたwww

274:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 06:24:09.47 ID:Ils3uyUz0.net
>>268
おいwww

275:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 06:32:31.81 ID:6kje7xHy0.net
>>268
普通に読んでたじゃねえかwww

281:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 12:45:49.17 ID:BrGd9/4L0.net
続きも楽しみにしてる!!!

282:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 12:52:34.55 ID:Pnxf3QbU0.net
ふー やっぱり面白い
続き待ってるからなー

285:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 16:59:00.17 ID:jc1XGPLI0.net
ハルの事を抱きしめたくなるな

286:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 17:09:36.16 ID:iOKQOgmnO.net
>>285
俺でよければ

287:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 17:21:41.40 ID:zuxv+63/0.net
>>286
ハル(ハゲ)乙

288:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 17:44:52.85 ID:VQbgi6rL0.net
今夜も楽しみにしてる。サリナどうなったか気になる…

290:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 19:29:31.00 ID:n/4eNZJ5i.net
設定がスカスカすぎるわ
知識が無いなら、自閉症ネタなんか書くなクズ野郎

291:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 21:09:55.50 ID:oE7+fug1i.net
>>290
安心しなよ。お前の脳みその方がスカスカだから。

292:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 21:16:35.26 ID:7omLRVFIi.net
>>290
クズはおまえだ糞虫野郎

293:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 21:18:51.38 ID:oE7+fug1i.net
>>292
糞虫に失礼じゃないか。

294:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 21:31:14.30 ID:6kje7xHy0.net
>>1よりクズな野郎なんていねえんだよks

296:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 21:36:27.91 ID:7omLRVFIi.net
>>294
腐る程いるんだよ世間知らずのマザファカ野郎

295:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 21:32:10.01 ID:iSSge8iK0.net
もちつけお前ら

297:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 22:02:59.37 ID:suO5/dpR0.net
熱狂的過ぎるファンがいると逆に>>1も書きづらいだろうな
あーファンを装った嵐か

301:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 22:53:15.07 ID:MlMEMm4y0.net
気にしないで>>1は続き書いていいぞ

302:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 00:29:53.34 ID:Fb8PiNu/0.net
>>301
全くその通り

308:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 08:03:27.93 ID:Rg68hfpU0.net
このクズは盲目的にハルに肯定的だが、発達障害はあることに対しては健常者以上に感受性が豊かでも、全体的に見ればやっぱり他者の感情について慮れない部分が多々あるよ。
それ故、周りの人間を傷つけたり和を乱すことは度々ある。
にも関わらず問題を起こしたのが言いがかだなんで、このクズは調子良すぎるな。
読んでて思ったんだが、発達障害はクズからの遺伝なのではないか?

309:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 08:17:03.17 ID:e7loHIol0.net
まあ、子供を最初から盲目的に信じたことで濡れ衣を晴らせたというよくある展開に持ち込む為の分かり易い演出法なんだろうから
実際の発達障害がどうだとか、まずは謝ってから真実を追求すべきとか、現実基準の話を持ち込んでも同意は得られないかもよ

277:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 07:52:33.45 ID:Z1JD/eW80.net
前スレの質問に応えてくれないの?

今全体の何割?

278:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/29(火) 11:29:17.29 ID:7a/QOdsn0.net
元からあまり詳しくなさそうだった自閉症って言葉を使わなくなったのはいいな
表面上はADHDっぽい行動を取り始めたのはご愛敬か

>>277
10年近く前の話らしいが、どの段階が10年前なのかは不明
なので、今現在作中では小学二年生らしいから
早ければ残り1~2年、遅ければ残り7年くらいになるのかな

多分、中学受験って展開はなさそうだし
高校受験を控えた難しい時期に親父が2ちゃんで半生を語るのも無理があるから
現在進行形の年齢は中学1~2年あたりって設定が無難そうか

319:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 15:28:26.37 ID:mVVIZ3IQ0.net
>>278
情弱っぽいけど、PDD,ASDとかいれたら発達障害の子供は80人に1人って言われてるんだけど、
特徴を全部言えるの?

311:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 09:57:55.48 ID:K2UyKwjX0.net
どんどんハードルが上がっていくなあ。
創作活動がんばれよ、クズ。

312:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 12:20:05.22 ID:gxCJQyjR0.net
布オムツ使用の設定が無理がありすぎたんだよなぁ。
どんな展開にするのかわからないけど続き待ってるよ~。

314:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 13:23:45.67 ID:43ZGGs+c0.net
展開はいつもと同じ流れだけど今回は整合性も取れていたし
もう少し細部を詳しく調べてストーリーを作って行ったら良かったと思う
語り口調もワンパターンなのも考えた方がいいね

316:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 13:56:58.38 ID:ajofwlqPi.net
ええー!ネタなの?子を思う気持ちは本物で有って欲しいんだが

318:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 15:10:25.08 ID:mVVIZ3IQ0.net
自閉症について熱く語ってるやつって
知識無さすぎw


自閉症の子は自称行為をすることは多いけどほとんどは他者を傷つけるような
危害はくわえないよ
アスペルガーと自閉症は同じではないからな
読んでる限りではADHDに見らる行動もないし

幼少期の訓練次第では協調性も身につくよ
自閉症は千差万別一人一人タイプも違う

発達障害は脳機能の一部が機能しないのが理由

最初の>>1の手を引っ張って冷蔵庫に連れていく
これは自閉症の子に見られる行動の一つ
3歳時点で会話が通じない
自閉症の子は興味のある事や言葉にしか対応しない

ネットで調べた程度の知識なんですねw
あまり知らないのにレスするのは恥ずかしいよ

320:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 15:59:20.69 ID:MDSVY1A00.net
カナータイプと高機能自閉症は大抵の場合知能差の問題でグレーゾーンも広いから
明確にどっちがどうとか言えない場合も多いだろうな

>>1が最終的にハルをどっちに転ばせるかは知らないが
知能の後れがほぼ解決できたなら高機能自閉症か

クレーン現象については本人が自覚的に書いたのかは不明
熱心に言葉の後れについての記述ばかりしていたが
知能指数と自閉傾向とは別の指針だから、この辺りであやふやになってるのは事実か

323:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 18:11:23.40 ID:mVVIZ3IQ0.net
>>320
だーかーらーどうして知らないのに
知ったかぶるの?w
高機能とカナーを対照的に出す意味もわからないよ

322:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 16:21:52.16 ID:MDSVY1A00.net
>>318
残念ながら自閉症の子はパニックになると他傷行為に走る例は多いよ
集団生活の中で親御さんが頭を悩ませている問題の1つにはなってると思う

パニックにならなければ温和しいというのはそうなんだろうが
集団生活の中で自閉症の子が絶えずパニックにならないようにいられるのは難しいからね

323:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 18:11:23.40 ID:mVVIZ3IQ0.net
>>322はどこで統計とったのかなw
リハの医者にそう言われたのかな?
絶対ありえないからw
就学で普通級の判定でてんだからそんなことねーよ
小学生低学年で危害を加えるレベルなら間違いなく養護学校だよなw
その年ごろなら自傷行為(髪の毛をむしる、自分の手を噛むなど)とか奇声、泣き叫ぶ。
逃げる。パニックにになった時の行動ね

330:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 19:15:17.39 ID:fZVzySp2i.net
担任「他の生徒が、ハル君が押したと言ってます。
押された本人もハル君に急に押されたと言ってました。」

ただの決めつけだ。
ベテラン教師だか知らないがふざけんな。




こういうキチガイはまじで死ねや欠陥野郎が
くたばれ池沼

332:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 19:28:28.34 ID:4UJQxY6A0.net
>>330
本当の話だと信じたくないぐらい、受け入れ体制全然整ってないじゃんって思ったよね
でもそういう事現実によくある気がする、学校なんて教師なんて何もあてにならない

334:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 19:39:31.77 ID:TMZHxwTu0.net
>>332
本当の話だと思って読んでないから、その発想はなかった

というか、あと何回くらいこのパターンを繰り返すのかは気になってる

340:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 20:18:51.86 ID:43ZGGs+c0.net
>>334
このパターンはここで最後かもうひと山あるくらいだと思う
濡れ衣だとわかって最終的には和解という展開から
今後は普通の中学に入るのかでもめたりするも今までかかわってきた人たちが
味方してくれて・・・って流れか
反対を押し切って父親のごり押しで行くのかだろうね
ここで意表を突くような展開だと面白いんだけど

336:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 19:52:21.44 ID:fZVzySp2i.net
>>332
あるかもしれがよくあることはねーよ
だいたい周りも目撃して証言してんのにこのキチガイ自分の眼で見たことしか信じようとしないからな




アフィカスだと思うけど本当に中卒ならなかなか文才あるわ
俺は構ってマンコと良スレにしか出てこないからなwwwww

はよ続き書けや待たせんなカス

338:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 20:06:12.44 ID:4UJQxY6A0.net
>>336
大人は誰も目撃してない
思い込みと自己正当化と弱者へのなすりつけは小1でも既に備わった性質だよ
子供達の言うことを証言として完全に信用するのは大人として適切な対応じゃない

342:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 20:37:18.06 ID:fZVzySp2i.net
>>338
いや学校側の行動は正しいだろ
学校側は突き落とされた子供の親に抗議されて内容を確認するも
突き落とされた子供と周りが池沼と言ってんだから信用するのは当たり前
加害者の池沼はぐずるばかりで何も話さない
これで大人が見てないのでとかふざけたこと言ったら突き落とされた子供の親が普通なら黙ってないだろ
後ろから突き落とされるって下手したら大怪我するからな
それが理不尽と思うなら初めから大人しく池沼専用の教室に隔離しとけば良かったんだ
学校側には落ち度はない

339:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 20:13:14.19 ID:gs2wzE470.net
自閉症の子供は純粋だから正しくて
それ以外の人は自閉症を陥れる悪者

そして、結局は自閉症の子が正しかったと後で判明する…みたいな手法は
今回で終わりだといいね

341:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 20:30:13.90 ID:4IjA0d/V0.net
夏だねー

343:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 20:40:44.85 ID:3MPdXgSF0.net
なんで>>1来てないのにこんなに荒れてるの?

創作なら創作でいいじゃないか。
空気悪くして>>1が書くのやめるとか言い出さないようにしてくれよ

354:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 22:10:37.78 ID:XO9TQqSNO.net
1だけど今年は節目の年なんだ。
嫌な気分で過ごしたくないのでもう書かないよ

後は勝手にスレ使ってくれ

355:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 22:11:48.53 ID:xRijTaCW0.net
>>354
釣られんぞ

356:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 22:12:29.42 ID:XO9TQqSNO.net
あっすまん
俺がたてたんじゃないけど
読んでくれた人どうもありがとう

358:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 22:21:30.20 ID:zd4xSzsf0.net
なんだかなぁ
話は一向に進展しないのにスレだけは伸びていく

364:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 22:42:04.55 ID:0tgVa6Wz0.net
スレが伸びてると思ったらおまえらかよ

370:クズ@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:01:48.94 ID:XO9TQqSNO.net
本当に1です。
俺の人生のあったことを書いてここまで否定されるとは思わなかった。

もう続きは書かないよ。本当に。
6月に籍入れたばかりなんだ。
その節目に書いてみたんだよ。
息子の自閉症に関しても、設定だと言うのはいいが否定される覚えはない。
あまり深く書きたくなかっただけ。
息子は4年前に亡くなったんだ。こんな気持ちになるなら書くんじゃなかったよ

371:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:04:08.70 ID:2SFLRaaF0.net
>>370
少しながら応援してる人もいるってこと
忘れないでくれよ

372:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:04:35.08 ID:VkGHUFzi0.net
ん!?

373:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:06:04.06 ID:K/gv78Bg0.net
>>370
楽しみにしてたんだがな…。叩く奴は無視して欲しいところだが>>1が我慢してまで書く必要はない。
続き読めないのは残念だけどここまで書いてくれてありがとう、読めて良かった。

375:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:09:02.41 ID:pfme5D610.net
急にトリップを外してどうしたんだろ

376:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:10:41.03 ID:VkGHUFzi0.net
残念だなぁ

377:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:11:11.93 ID:WGEhfsua0.net
なりすましだろ

381:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:16:10.73 ID:K2UyKwjX0.net
なりすましにもなってないけどな。

386:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:29:52.10 ID:FcLqgFB+i.net
マジか俺も続き読みたかったな…

一部のアホは気にしないで良いから気が向いたらまた書いて下さいね。

>>1さんお幸せにね!

391:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:42:53.84 ID:ISgK93lz0.net
>>370
誰と入籍したの?
ハル君は何故死んでしまったの?泣

395:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/30(水) 23:54:40.80 ID:P75BcJLa0.net
最後まで読みたかった
楽しみにしてたのになあ

401:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 00:32:07.36 ID:H4oWKRlp0.net
>>370
乙(・ω・)ノ

良い人生をな。

403:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 00:55:29.50 ID:pCwyoq5Ni.net
えー楽しみにずっと見てたのにー

404:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 00:57:22.89 ID:MLbK+bMk0.net
>>370
鳥は?

405:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 00:58:46.86 ID:oOhhmTdy0.net
ここのスレ荒れるのホント意味わからん…
夏休みの学生はお外に遊びにでも行ってこのスレに来ないで下さい
>>370が釣りだと思いたい
釣りじゃなかったら本当に残念だ

406:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 01:01:00.39 ID:8kOzqycf0.net
>>370
残念だ
とても残念だ。
ハル君のご冥福をお祈りします。

414:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 01:49:08.72 ID:nC5r/tH30.net
なりすましでハル君は生きてて
サリナさんと再婚してて欲しい

419:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 04:03:22.68 ID:YUvtX1uS0.net
自分も楽しみに待ってたから本人なら残念だけど、上にもあった様に>>1が嫌な思いまでして書く必要はないと思う。
人間って変われるんだねって、少なくとも勇気をもらえたよ。ありがとう。

442:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 12:15:19.25 ID:e5Ytd5IF0.net
信じないぞー
続き待ってるぞー

454:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 21:00:08.44 ID:tY6va8K50.net
しかし本物の>>1 はどこへいったのだろうか

456:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 22:34:32.34 ID:9TF0hkwG0.net
すっかり亡くなったことになってるな
>>1はトリつけて出てきて欲しい

個人的には創作だと思っているが・・・

459:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 23:16:05.67 ID:eb2Da0pR0.net
え?
まじで解散?

なんかさ、、、
もっと平和にまったりできるトコないのかね?
そう思って+にいたのにさ
最近じゃ夏でなくてもこんな空気じゃん

462:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 23:27:01.53 ID:mAUOd+OC0.net
酉がない、>>1じゃないと言っても釣られてるやつなんなの?馬鹿なの?死ぬの?
それとも釣られてるふりしておれのこと釣ってんの?

464:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 23:54:55.13 ID:GhSZ+Ojg0.net
中途半端な偽物が出てきた(;´д`)

468: 【だん吉】 @\(^o^)/:2014/08/01(金) 00:36:40.63 ID:fTdKU5sF0.net
>>464
やるなら似せてほしいよな

455:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/07/31(木) 22:24:01.09 ID:8Zg/VOwQ0.net
俺の息子も発達障害だ
今21(かな?)で来年就職だ

俺の場合、息子の母親とは息子が産れてすぐに離婚したが
俺の両親が助けてくれた

ハル君が亡くなったのはとても残念で悲しいよ

まだハル君がなくなって4年しかたってなくて、捨て切れない
思いがあるだろうけど、月並みな言葉しか出ないが頑張れ

お前に関わったすべての人が幸せになれるように祈ってる

466:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 00:27:23.06 ID:lJl428nMO.net
>>455
ありがとう。 子供が成長して自立できた時は幸せなんだろうな。
そう言う話聞くとすごい元気をもらえます。

唯一息子と嫁と3人で暮らした2ヶ月だけは一生の宝物だと思ってる。
何もしてあげれなかったし幸せにしてあげれなかった。
今でも悔いが残ってるけど。。。
息子と過ごし日々が今も昨日のことのように思うよ。

綺麗事だけど、今この瞬間を誰かのために生きれたらなといつも思ってる

467:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 00:30:49.95 ID:GFFsi5cb0.net
本人かどうかは知らんが、しばらくはトリップなし路線か

469:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 00:47:34.67 ID:lJl428nMO.net
もう続きは書かないからトリはつけないよ。
別スレ見たついでにね。
なくなるまでは覗くかな

470:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 00:48:00.23 ID:hRYZ0Grq0.net
>>469
残念だ

472:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:10:23.61 ID:wTAcRrsU0.net
>>466
ハルちゃんどうして亡くなってしまったの
私は3年前に交通事故で亡くしてしまった

476:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:37:08.79 ID:lJl428nMO.net
>>472
俺の息子も事故だよ。
2年くらいは廃人だった。
自分で氏ぬ度胸もなくて、ガキに刺されてからはまあ簡単に氏ねないなって理解した。
今は2級とったばっかだし1級目指して頑張るかな。

479:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:48:01.72 ID:rEsRgtxI0.net
>>476
とても胸が痛い…
私は壊れたままだよ
1さんは偉いね、強い
元奥さんはお元気ですか

482:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:49:43.89 ID:rEsRgtxI0.net
あれ
IDが変わった?>>472です

489:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:04:52.74 ID:lJl428nMO.net
>>479
誰だって終わった後にああすればよかった。こうすれば何か変わったんじゃないかって後悔するんだ。
俺もそうなんだけど。
でも、今>>479が傷ついてるなら、身近な誰かはあなたを想って傷ついてるかもしれないよ。
残されたあなたにも必ず希望があるはずだから、どうか幸せになってほしい。
もう後悔しない生き方を見つけてほしい。

元嫁は鬱だった俺をずっと介抱してくれてたよ。
俺より傷ついてたと思うんだ。
それでも頑張ってる。もう後悔はしたくないって言って。

498:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:22:37.81 ID:rEsRgtxI0.net
>>489
その通り
私は弱くて最低だからきっとたくさん旦那を傷付けてる
今度旦那の言う通り病院に行くつもり…
後悔しないよう旦那に感謝するよ、ありがとう
元奥さんやっぱり素敵な人だね
入籍が元奥さんとだったら嬉しいな…

477:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:38:36.93 ID:fYD+fkhw0.net
現実は無情
カエルのくだりは伏線だったんだろう
報われるとか報われないとか
そういう事じゃないんだろう
なぁ>>1

480:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:49:07.67 ID:lJl428nMO.net
まあ後悔はずっとするし、俺が息子を不幸にした事実は一生背負っていくよ。
だからって何もしないで生きてくわけにもいかないしな。
だから少しでも誰かの役にたつように生きていこうと思う。

484:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:52:36.80 ID:rEsRgtxI0.net
>>480
気持ち分かる
でも、ハルちゃんは不幸になんてされてないよ
今の1さんのこと絶対応援してる

475:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:26:05.89 ID:kJiv3rdJ0.net
おい!クズ!
見てるなら>>466は偽物です、くらいなら言えるだろ
こちとら先月二人目が産まれて上の子も保育所行ってるから毎回胸が締め付けられる思いで見てたんだよ!
せめて幸せになって欲しいって思いながらな
それがハルが死んだ?ふざけんなよ
誰もそんな事聞きたいんじゃねーんだよ
なんだかんだあったけどハルは立派に成長して今ではサッカークラブに入ってますとかあるだろ?
なぁ、おい!いい加減出てこいよ!
こんな結末じゃあ誰も報われないだろうがよ!

476:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:37:08.79 ID:lJl428nMO.net
>>475
本当にすまん
今休日の殆どはボランティアで障害の子や親なしの子の支援してる。
それで報われるとは思ってないけど、息子はもう帰ってこないからな。
>>475はいい父親なんだな。子供は一生の宝だよ。本当にそう思う。大切に育て幸せにしてくれよな。

483:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 01:50:37.27 ID:kJiv3rdJ0.net
>>476
ちげーよ!お前クズじゃねーだろ!
しかもハルだけの話をしてるんじゃねーんだよハゲ!
クズは色んな経験してクズじゃなくなっだろ?
そんでハルはクズじゃなくなったクズに育てられて幸せだっただろうよ!
ただクズがなに一つ報われてないだろうがよ!
地に足つけて自分の足で前に進むことが出来る様になってこれからはクズが幸せになる番じゃねーのかよ!
子供の成長は親の幸せだろうがよ!
何でクズが報われてねーんだよ!

496:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:17:20.33 ID:lJl428nMO.net
>>483
ありがとう。
俺は生まれてからずっと孤独でクズだったと思う。
でも子供を始めて抱きしめた時、親になった時、本当に人生が変わったよ。
息子から色んなこと教わったし経験させてもらった。
>>483もこれから父親として家族を守って行ってほしい。
掛け替えのない宝物だよな。

今も親に捨てられたり、虐待受けて行き場を無くした子供がたくさんいるんだ。
そう言う子供達が安心して暮らせるように大人達が頑張らないといけないと思う。

499:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:23:34.02 ID:lJl428nMO.net
とりあえずなりすましじゃないとだけ

まあ気ー悪くする人ばかりだろうからここまでにしとくよ

502:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:39:18.49 ID:kJiv3rdJ0.net
>>499
おいおい嘘だろ?
マジかよ、ハル本当に亡くなったのか
つら過ぎるだろ?やめてくれよ
てか疑っていてすみませんでした。
個人的には釣り宣言してくれた方が嬉しいのだけれど…


この度は愁傷様でした
亡きハル君のご冥福をお祈り申し上げます
分泌物が止まらないのでもう寝ますしもう来ません。
最後に…近年子供の虐待死がニュースになることが多く、ニュースを見る度に心が辛くなります
今はまだ我が子が幼いので無理ですが、もう少し大きくなったら虐待から子供たちを守る働きをしたいと思っていました
数年後、万が一貴方に会うことがあれば是非よろしくお願いします

504:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:41:58.33 ID:vEAFWtGY0.net
>>499
ずっと読んでました!お疲れ様です。
ハル君の事、1さんの事、元奥さんの事、現在支援されてる子供達の事もまだまだ聞きたいです。

522:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 11:37:54.65 ID:FyBypUz30.net
>>499
誰も気を悪くしてないと思うよ
みんな心配してたんだ
荒らしてる奴はツンデレだろ?
待っていたんじゃないかな?
でも>>1が書くの辛いなら仕方ない
乙でした!

532:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 16:10:24.72 ID:jsSn2FIO0.net
>>499
ロム専です
子供を寝かしつけた後に、このスレを読むのを楽しみしていました
こんな形で終わるとは、悲しい限りです
うちの2歳児とハルくんを重ね合わせながら読んでいました
気が向いたら…またお話聞かせてくださいね

540:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 21:29:42.15 ID:HAMWGtc30.net
>>499
…すごく待ってたんだよ
応援してたんだよ
なのに最後まで書かずに終わりなの?
荒しが湧いて精神的に嫌になったのはわかるけどさ、スレ見れば応援してる奴がそれ以上に沢山いた事くらいわかるでしょ…

何だか切ないよ

…でも、1の幸せは祈ってるよ

500:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:31:31.88 ID:2sVk/14M0.net
信じたくなかったけど本当に1だったんだな。
いろいろ書いてくれてありがとう。
いつかまた気が向いたら続き書いてよ、子を思う親の気持ちを知らない層にとってすごく有難いスレなんだと思う

503:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/01(金) 02:39:44.27 ID:URIcU/PR0.net
続き見たかったなぁ…
ハルくん…

すごく残念

2:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/05(火) 16:08:44.10 ID:GEDcwzf00.net
スレ立てちゃったのかwww

5:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/05(火) 18:21:42.45 ID:jHQjABsF0.net
こんなん立てる意味ねーだろ

7:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/06(水) 13:57:09.84 ID:6hayn8B80.net
てかどうなったんだ?

10:名も無き被検体774号+@\(^o^)/@\(^o^)/:2014/08/06(水) 22:25:50.74 ID:J4kXfIT/I.net
続き気になるけどこれ立てる意味あんの?

11:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/06(水) 22:33:54.25 ID:NW2vTDWg0.net
時間かかってもいいから最後まで書いてくれ
途中で投げないで

18:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/06(水) 23:18:07.28 ID:GaVSkVmh0.net
>>11
そう言ってたけどなかなか戻らんね

21:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/06(水) 23:52:51.78 ID:NW2vTDWg0.net
>>18
実際凄い疲れそうだからなあ
なんとか頑張って欲しいわ

13:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/06(水) 22:43:19.00 ID:S1LXhv8M0.net
ハルの所在が気になって
仕方ないわ。
結局、亡くなったの?

15:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/06(水) 22:46:31.47 ID:KdT94GC10.net
コテハンで死んだって言ってたからな
間違いないだろ

16:名も無き被検体774号+:2014/08/06(水) 23:09:57.78 ID:1kKbw0gFH
後まで読みたかった
これを読んで
勇気付けられました
ありがとう。

25:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/07(木) 00:55:21.76 ID:wFUfkuoz0.net
なんとか結末まで書いて欲しかった

28:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/07(木) 12:19:30.97 ID:KRfMsKl8O.net
新しいの立ってたんだな。
盆休みに書けたら書くけどそれでもいいなら

29:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/07(木) 12:50:54.20 ID:GZB+ynR1I.net
1の書ける時に書いて下さい!盆が楽しみだー!!

30:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/07(木) 14:00:24.18 ID:lRQy2cSE0.net
本人?
本当なら、保守だな

35:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/07(木) 17:05:20.14 ID:3YZdf/yh0.net
待ってる

41:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/07(木) 22:52:33.88 ID:HFxu0t8kI.net
人生何が起こるか分からんもんですな

98:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 13:00:30.85 ID:Wg9QEV7QO.net
今日か明日の夜続き書くけどここでいいのかな?

100:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 14:45:33.63 ID:AVTvK6Ahi.net
>>98
よろしくお願いします。

101:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 17:37:44.01 ID:brKVetO60.net
>>98
おお久しぶりw
まってるよん

102:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 19:09:16.05 ID:eBIKndTD0.net
待ってた

103:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 19:25:42.72 ID:Wg9QEV7QO.net
まとめるの下手だから結局長くなった。
仕事も忙しいので二回に分けて書きます。

104:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 19:40:12.54 ID:F8pglIZB0.net
1回1回分は極力一斉に投下してくれると助かる

盆休みだしタイミングとしては悪くないのか

105:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 20:09:04.85 ID:Wg9QEV7QO.net
二回で書き終わるつもりです。

109:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 22:55:15.38 ID:lBWJxUBgi.net
え、まじ!?
立てたやつGJ

110:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/13(水) 22:57:31.23 ID:dMNpkaF20.net
楽しみー

113:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:08:12.10 ID:r40dd5f3O.net
休みなので書けるだけ書きます。

後前スレでもレスしたんだけど、結果を踏まえて読んでもらえると助かる。

115:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:09:53.02 ID:r40dd5f3O.net
前の続きから

生徒が帰った放課後。
ぞれぞろと保護者が集まりだした。

世間話などで賑わう中、ヒソヒソと何か言っては俺を見る父母さん達。
何が言いたいのかは十分に分かってる。
どうやら俺対他保護者って感じの構図なんだろう。

やましいことなど何一つないんだ。
後ろめたい気持ちなどない。
ハルにあの時の様子を聞いていた。

117:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:14:28.25 ID:r40dd5f3O.net
俺「大君はどうして階段から落ちた?」
ハル「知らないよ…見てないの」

ハルは何もしてない。俺は父親なんだ。
ハルを信じるのも守れるのも俺だけなんだ。
俺は凛とした態度で話し合いに臨んだ。

116:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:11:35.86 ID:r40dd5f3O.net
教頭「今回の件。
保護者の皆様には大変御心配、御迷惑をお掛けしましたこと深くお詫び申し上げます。」
教頭が謝罪し話しは始まった。

大ちゃんが階段から落ちたこと。
それを目撃した大ちゃんの友達AとB。
他数名の男子生徒も目撃。

120:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:19:30.45 ID:r40dd5f3O.net
A親「うちの息子が言ってました。
ハル君が急に暴れて大君を階段から突き落としたって。
大怪我をしたらどうするんです?」
B親「うちの子供も同じ事を言ってました。」

全員の視線が俺に向けられる。

121:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:21:02.80 ID:r40dd5f3O.net
俺「うちのハルは…そんな事してません…」

言いたいことは全部言ってやる。
そう思ってた。
でも異様な空気に怖じ気づく俺。
無縁の世界だと思ってた。生きてきてこんな場面に、まさか自分が出くわすなんて思ってなかったんだろう。
足が震える。

122:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:22:23.17 ID:r40dd5f3O.net
大父「うちの息子は頭を打ってるんだぞ
もし大怪我して後遺症でも残ったらどうするつもりなんだよ。
どう責任とるつもりだ。」
大君の父親がまくし立てた。

大母「お宅の息子さん障害があるんですよね?
してないなんて。
よくもそんなこと…

そんな恐い子と同じ学校で同じクラスだなんて、
もう恐くて学校に通わせれないわ」

124:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:23:52.11 ID:r40dd5f3O.net
まわりがざわついた。

「子供の責任は親の責任だろ。きちんと説明して謝罪しろ」
「どうしてこんなことになる前に処置してないんですか」
「なんで養護学校に通わせないんだよ」
「支援級で十分でしょ」
「そうだ」
口々に保護者が非難する。

怒りや悔しさなんて気持ちは微塵もなくなってた。
心ない言葉にただ悲しい気持ちでいっぱいになった。

126:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:25:29.49 ID:r40dd5f3O.net
教頭「まあまあ皆さん落ち着いて下さい。
とりあえずまず松井さんにきちんと謝罪して頂いて、今後について話し合いませんか?」

怒りや哀れみの視線が俺に集まる。


沈黙が続く。
何か言わないと。
何か。

弱気になり真っ白になった、俺の頭の中にハルの笑顔が浮かぶ。

127:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:30:17.77 ID:r40dd5f3O.net
ハルを守らなきゃ。
ようやく口が開く。

俺「こうやって…
忙しいのに集まってもらって本当にすいません…

大君が怪我をしたことは、本当に心を痛めてます。
ただ…」

大父「ただなんだ?
言い訳するんですか?

うちの息子はまだお宅の息子さんにも謝ってもらってないんだ。
子供が子供なら親も親だな」

言いたいことが言葉にできない。

128:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:38:19.40 ID:r40dd5f3O.net
俺「息子が3歳の頃から…
ずっと自分一人で育ててきました…

俺が駄目男だから…
妻にも出ていかれました…

今日までずっと…
息子には寂しい想い…
辛い想いをさせてきました…

こんな未完成な親の俺だけど…
息子は立派に育ってくれてます…」

自分でも何を言ってるのか分からなかった。
分からなかったけど伝えなきゃいけないことを。。。
伝えなきゃ。。。
その一心だった。

129:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:40:16.69 ID:r40dd5f3O.net
俺「息子は発達障害です…
皆さんのお子さんのように健常児ではないです…

でも…それは悪いことなのでしょうか?…

息子は…相手の気持ちを理解することが…極めて困難です…
急にパニックになったり…悪戯してるつもりはなくても…そう言う行動をとるときがあります…
でも…本人に悪気なんて…これっぽっちもないんです…
ただ…不器用なだけで…

息子は…優しい子なんです…
人を傷つけるような子じゃないんです…こんなこと…する子じゃないんです…」
教室が静まり返る。

130:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:41:12.40 ID:r40dd5f3O.net
俺「親だから…自分は親だから…あの子の唯一の理解者です…
息子を信じてはだめなんでしょうか…」

途中ハルを想うと涙が出てきた。

俺「自分は…
母親の変わりも…
出来るはずがないのはわかってます…
母親がいない分…それ以上の愛情を与えてきたつもりです…

一生懸命子育てをしてきたつもりです…

それは皆さんのような親らしい親かは分かりません…
間違った子育てをしてきたかもしれません…」

131:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:43:27.85 ID:r40dd5f3O.net
俺「それでも…息子は正直で真っ直ぐに育ってくれてます…
嘘をついたりする子じゃないんです…
だから…
信じてやりたいんです…

皆さんは障害を持つ人間に…
多少なり嫌悪感…
があるのは…分かってます…

でも…皆さんの子供と同じように…
心があるんです…
優しさや…思いやりがあるんです…」

132:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:45:13.68 ID:r40dd5f3O.net
だからなんなんだって話しだけど。
何が伝えたかったのかよく分からないけど。
それでもそれを言葉にすることが精一杯だった。

大父「な、なんなんだあんた?
お、親なら謝るのが筋ってもんだろ。

あんたの息子が悪いだからな」

133:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:46:36.27 ID:r40dd5f3O.net
俺「自分が謝ってすむなら…
いくらでも謝ります…

だから…
息子を悪者にしないで下さい…」
最後に深く頭をさげた。

涙が止まらない。
悔しいとかそんなんじゃない。
学校でハルが、まわりの生徒に同じような言葉を浴びせられてたらと思うと辛くて仕方なかった。

鼻を啜る音が聞こえる。
山下先生は目を真っ赤にし、ハンカチで涙を拭き取っていた。

134:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:49:04.00 ID:r40dd5f3O.net
「あのー、本当に松井さんの息子さんが突き落としたんでしょうか?」

全員の視線が声の方へと向いた。
みくちゃんて子のお母さんだ。

135:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:51:02.04 ID:r40dd5f3O.net
みく母「うちの娘はハル君は窓に指で絵を書いてたって…

すいません娘は大君が階段から落ちた所を見たわけじゃないんです」

それに続くように
「私の娘もハル君じゃないと思うと言ってました…」

教室内がざわつく。

136:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:52:09.78 ID:r40dd5f3O.net
教頭「あ、あの皆さん落ち着いて下さい。」

「おい、どう言うことだよ」
「ちゃんと確かめもしないで何やってんだ」

矛先が教師へと向く。

担任「私は生徒達にはちゃんと現場での話しを聞きました。数名の男子生徒はちゃんと見たって…」

137:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:52:59.52 ID:3dnKmD69O.net
みくちゃんママGJ
頼むよ~

138:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:53:17.13 ID:r40dd5f3O.net
自信のない言葉にまわりは余計ざわついた。

教頭「皆さん静粛にお願いします。
今日はここまでにして、後日説明をさせてもらうと言うことで」

「ふざけるな」
「わざわざ来て何なんだ」
「だいたい学校の責任じゃないですか?」

口々に不満が出る状況に陥った。

139:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:54:12.57 ID:r40dd5f3O.net
俺はそれをただただ傍観しているだけだった。

結局話はまとまらず、また連絡すると言うことで終わった。


少し肩が軽くなった。
ハルが突き落としたわけじゃないんだ。
誤解が解けただけでも良かった。


週明け午前中に学校に顔を出してほしいと、山下先生から連絡があった。

140:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 00:58:16.61 ID:r40dd5f3O.net
校長「松井さん、先日は本当に申し訳ありませんでした。」

山下先生に校長室へと通された。

俺「いえ…」

校長「他の保護者の方にはすでに連絡済みです。
今回我々が至らなかったばかりに大事になり本当に申し訳ありません。

大君は他の生徒とじゃれあって階段から落ちたそうです。
たまたま近くにいたハル君のせいにしてしまったと、大君や大君の友達が正直に言ってくれました。」

141:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:00:25.40 ID:r40dd5f3O.net
俺「そうですか…」

校長「今回の件生徒達にも担任、教頭を含め改めて指導をしていくつもりです。

本当に申し訳ありません。
またもう一度保護者会を開いて説明…」

俺は校長の会話を遮るように、
俺「あの…
あの、俺は別にもういいです。

犯人探しをしてたわけじゃないんで。
誤解が解けたならそれで十分です…

ただ、
ハルは…
ハルはその時、まわりの生徒や先生に責められて傷ついたと思います…
それを今更どうすることも出来ないですが…

ただ障害だからと、ハルがまわりと違うからと言って、区別しないでほしいんです。」

142:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:02:36.53 ID:r40dd5f3O.net
俺はハルを普通の小学校に通わせた。
それでも俺は間違っていたとは思ってない。
ハルは本当に努力をしてる。
まわりの生徒達に遅れをとらないようにするためにも。

ハルはただ普通に友達を作ってまわりと同じように小学生活をおくりたいだけなんだ。

143:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:04:09.26 ID:r40dd5f3O.net
俺「保護者の皆さん全員が親なわけで…自分の子供が可愛くて守りたいと想う気持ちはあたりまえなんです…


だから今回のことはもういいんです。
ハルには自分から説明します。」
それだけ言って校長室を出た。

144:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:07:32.48 ID:r40dd5f3O.net
結局何もスッキリしなかった。
こんなことで何も解決しない。

保護者会での出来事。そして今日の校長との会話が全てを物語ってる。


責任のなすりつけ合いをする教師。人をののしり罵倒する大人達が本当に子供の事を考えているのか。
俺も含め、ちゃんと子供の声を聞けているのか。
疑問を抱く。

145:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:08:36.95 ID:r40dd5f3O.net
責め立てられたハルも。階段から落ちた大君も。
それを取り巻く生徒達もみんな。
誰一人として得をしないじゃないか。

犯人探しなんて必要ない。
子供達が安心できる環境を作るために、親達が話し合う方が先なんじゃないのか。

心の中でモヤッとしたものだけが残った。

146:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:09:48.18 ID:r40dd5f3O.net
俺自身本当にハルの気持ちを分かってるわけじゃないんだ。

ただ自分が親だと言うだけで、それに酔っているだけなのかもしれない。

俺がもし大君の親の立場だったら?
第三者の親の立場だったら?
それぞれの立場になってよく考えてみないといけない。

今回よく分かった。

もっともっとハルと会話しよ。
ハルが何を求めて、日頃何を考えているのか。
もっと理解する必要がある。
そう教えられたような気がするんだ。

147:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:14:30.32 ID:r40dd5f3O.net
その頃ハルがいじめに合っていることを、マイちゃんから教えられた。


ハルは女子から人気があった。
それをよく思わない子もいる。
ましてやハルは同級生との会話が得意じゃない。一方通行になってしまい、うまく付き合えない。

ある日授業中にハルがお漏らしをしたのが切っ掛けでいじめに火種がついたようだ。

148:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:15:28.89 ID:KoFeWFmf0.net
若い頃散々自分勝手してた奴が、守るものができただけで、こんなにも立派な人間になれるのか・・・

149:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:17:01.62 ID:r40dd5f3O.net
この間の大君との件もあり、薄々は気づいていたとはいえ。そうあってほしくないと自分に言い聞かせてた部分があったのかもしれない。
ハルは毎朝元気に登校している。

もしかして俺に気づかせないように振る舞ってたのかもしれない。
そう思うとすごく辛い。

150:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:17:36.16 ID:2D1utYT20.net
続き超嬉しい
もう無理だと思った

続けてくれてホントにありがとう

151:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:18:35.75 ID:r40dd5f3O.net
ハルが雨でもないのに、体操着を濡らしてきた日があった。
靴が片一方学校でなくなったり。
ハルはたまに物をなくしたりすることがあったので、深く聞かないようにしてた。

ちゃんとその信号にすぐ気づかなかった自分が本当にバカで情けない。

ハルが辛い想いをしてるんじゃないかと、夜も眠れず泣いたのを覚えてる。

152:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:20:02.98 ID:r40dd5f3O.net
本当にこんな時親って無力だよな。
学校に乗り込んで暴れたっていいんだけど、そんなことすれば余計ハルの居場所がなくなる。

いじめてる側を叱ればいいのか?
その親に抗議すればいいのか?
担任に文句をつければいいのか?

どれもハルにとってはマイナスにしかならない。

153:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:21:12.30 ID:oiOCcmxZI.net
オカンにこのスレ始めから見せたら泣いてたぜ

154:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:21:20.24 ID:r40dd5f3O.net
結局向き合って話せるのは自分の息子とだけなんだ。

俺「ハル学校で辛いことないか?」

ハル「うん。つらくないよ。
たのしいもん」

俺「学校でハルが辛い想いしてるの。

パパ知らなかったらすごく辛いよ。」

ハル「パパつらいの?
ごめんなさい」

俺「ハルが謝らなくていいんだよ。
ハルは学校でいじめられたりしてないか?」

155:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:23:34.56 ID:r40dd5f3O.net
ハル「パパ。
ぼくみんなすきだよ。」

俺「いじめる子も?」

ハル「うんw
みんなもぼくすきになるの。

ぼくがんばるの」

その言葉でハルが想像以上に大人になったことを痛感した。

俺が考えてた以上にハルは強くたくましく成長してるんだ。

ハルは自分の力でいろんなことが出来るようになった。
今もそうなんだろう。

156:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:24:58.24 ID:r40dd5f3O.net
こんな時、親はただ見ているだけなのかもしれないな。
唯一出来ることと言えば、子供が望んだ時にいつでも手をさしのべてあげることだけなんだ。
後は信じるだけ。

それは理想であって、難しいことかもしれないけど。

157:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:25:49.22 ID:suHKWzIx0.net
リアタイで読めて嬉しい
ハルは本当にいい子だな

158:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:26:04.60 ID:r40dd5f3O.net
俺「ハルなら大丈夫。
みんな好きになってくれるよ」

ハル「ぼくがんばるのw」

俺「でも、辛い時は必ずパパに相談するんだぞ。
いつでもパパはハルの味方だからな。」

ハル「うんw」

俺がガキの頃果たしてこんな気持ちになれただろうか。
そんなわけない。
ハルが自分より大人な事に少し嫉妬してしまうくらいに、
ハルには本当に教えられることが多いんだと感じた。

159:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:26:30.73 ID:+DXk66FR0.net
今北産業

161:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:30:33.91 ID:kndRjBeG0.net
>>159
このスレは
産業じゃ
語れない

160:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:28:49.15 ID:r40dd5f3O.net
ハルが3年生になってすぐ、
あっちゃんて言う親友が出来たんだけど。
話せば長くなるのでまたの機会に。


とりあえず少し休憩したらまた書きます。
レスくれてる人ありがとう。
スルーは許してくれ。

162:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:31:33.25 ID:3dnKmD69O.net
もう涙が止まらない
初めはカスだと思って読んで無かったが
1から読もうと思う

163:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:33:04.03 ID:j6wgLturi.net
心が揺さぶられるわ

164:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:33:07.02 ID:JmUwxxC40.net
ゆっくりでいいさ
戻ってきてくれてありがとう
ハル君は素敵な子だね

165:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:35:19.49 ID:KoFeWFmf0.net
一番最初からずっと見てますよ~
また復活してくれて感激です。
応援してます。

166:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:41:02.48 ID:3dnKmD69O.net
うわぁ…
もう読みたくないが読みたい…
辛いな~

167:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:52:35.95 ID:r40dd5f3O.net
続き書きます

ハルが3年生になった。
本が好きで毎日本読みの練習をしてる。

ハル「パパ。きょうね。ぼくね。さか(笠)じぞうさんはじめて読んだよw
おじいさんはね。おじぞうさんゆき冷たいから、さか(笠)かけるの…∽∝∂くぁwせdrftgyふじこlp…」

168:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:53:57.73 ID:r40dd5f3O.net
俺「そっかw
かさじぞう?

ハルもおじいさんみたいに、親切で思いやりのある人間になるんだよ。」

会話中興奮すると、たまにわけのわからないことを言うけどそれもハルの個性だ。

169:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:55:10.25 ID:r40dd5f3O.net
俺「明日参観日だけどかさじぞうを授業でやるの?」

ハル「パパくる?」

俺「参観日?」

ハル「お仕事おやすみしなくていーよ」

俺「大丈夫だよw
パパ、ハルが頑張ってる姿みたいし」

ハル「いーの!!」
拗ねて嫌がるハル。

俺「わかったよw
じゃぁいかないよ」

170:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:56:10.09 ID:r40dd5f3O.net
晩ご飯中。
車のおもちゃで遊ぶハル。

俺「ハル?ご飯中は遊ばない約束だろ?」
ハル「いーの」
ご飯に集中してない。
こう言う時のハルは何か不安がある時だ。

俺「明日パパ本当に参観日行かないよ。
本当にいいのか?」
ハル「いーの」

ハルなりに俺に気を使ってるんだなと、その時は気楽に考えてた。

171:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:57:14.45 ID:r40dd5f3O.net
それでも親バカな俺は、コッソリ参観日に行く。

当日。
ハルにバレないよう、教室に入らず入り口の外でスタンバイ。
授業が始まるとハルはソワソワしていた。
まわりをキョロキョロ、俺がいないか確認してるんだろう。

172:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:58:14.62 ID:r40dd5f3O.net
担任「それではここのページ誰か読んでくれますか?」

生徒「はーい。はーい。」
親にいい所を見せるチャンス。
生徒達が張り切って手を上げる。

ハルは?
手を上げていない。
きっと恥ずかしいんだろう。

担任「それじゃみんな読めるように、段落ごとに順番に読んでいきましょう」

174:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:59:12.75 ID:r40dd5f3O.net
次々に朗読をする生徒達。

いよいよハルの番だ。
あれだけ毎日本読みの練習をしてるんだ。
大丈夫。頑張れ。
心の中で一生懸命応援をする親バカな俺。

175:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 01:59:59.22 ID:qFdqfU8l0.net
嫌な予感しかしない

176:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:00:29.14 ID:3dnKmD69O.net
神様頼む

177:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:01:03.64 ID:r40dd5f3O.net
担任「次は松井君。」

ハル「は、ハイー」 緊張して語尾が上がってる。

ハル「みみ、み、みんみん…」
教室内でクスクスと笑い声がする。

ハルならできる頑張れ。

ハル「みんなでかげおくりをもういちどやらないかい…」

担任「松井君よく出来ました。
次松村さん」

ハルは顔と耳を真っ赤にしながら、ゆっくり座るとうつむいた。

178:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:01:58.97 ID:r40dd5f3O.net
上手に出来たよ。
みんなに見られて緊張したのにな。

帰ってうんと褒めてあげたいけど、今日来てるのは内緒にしてるんだ。
なんだか悔しい。

どうやらかさじぞうではなかったけど、ハルは一生懸命に読んだ。
ちゃんと出来た。
誇らしい気持ちになった。

179:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:03:13.12 ID:r40dd5f3O.net
授業も終盤。

ハル「うえーーーん」
急にハルが大声で泣き出した。

俺と目が合ってしまった瞬間の出来事。
しまった。俺がいることに気づいてしまったようだ。
担任が近づく。

授業はまだ終わってなかったけど、
教室の後ろで待機していた山下先生がハルを連れて教室を出た。

180:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:04:49.20 ID:r40dd5f3O.net
授業が終わり支援級で待機してるハルを迎えに行った。

俺「ハルー。
帰ろう。」

ハル「…」
無言で喋らないハル。

俺「すいません。御迷惑おかけして」

山下先生「いいえ。ハル君いつもなら大丈夫なのに。
人が多くて混乱したのかもしれませんね」

181:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:05:57.33 ID:r40dd5f3O.net
俺「いや、
今日は自分が参観日に来ない約束をしてたんです。

その約束を破ってしまったから泣いたんだと思います。
本当にすいません」

山下先生「いえいえ。
ハル君!お父さん迎えに来たから帰ろうね」

ハルは黙って立ち上がり、俺をスルーして教室を出た。
俺はハルを追う。
相当怒ってる。
無理もないか。

182:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:13:14.99 ID:r40dd5f3O.net
俺「ハル。
ごめんな。パパ約束破って」

ハル「…」

沈黙が続く。
俺はハルの手を繋ぎ、
俺「今日はレストラン行こうか?
ハルの好きなハンバーグ食べよw」

ハル「はい」
少し機嫌をなおす。

183:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:14:15.11 ID:3dnKmD69O.net
ハルちゃん可愛いwww

184:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:15:11.77 ID:r40dd5f3O.net
俺「今日は本読みうまくできてたな。

パパ本当ハルはすごいなーって驚いたよ。びっくりしたw」

ハルが急に立ち止まる

ハル「パパのうそつき。
こないやきそく(約束)したんでしょ」
また泣きだすハル。

俺「ごめんな。本当。

パパどうしてもハルの頑張ってる姿見たかったんだ。
もう来てほしくないってハルが思うなら、もう絶対に行かない。」

185:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:18:08.30 ID:r40dd5f3O.net
ハル「もういいの…エグッ」

俺はハルの頭を撫でた。

ハル「パパ…
パパぼくひとりにしないで…エグッ
ぼくパパいなくなってほしくない…エグッ」

俺「ばか。
何言ってんだよ。
パパはハルから離れたりしないよ。」

ハルの一言でこっちまで泣きそうになる。
俺は涙をこらえた。

186:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:21:24.06 ID:r40dd5f3O.net
ハル「だって…エグッ
だって…エグッ

ちいちゃんはパパいなくなるの…エグッ
ママいなくなるの…エグッ

パパ…
ぼくおりこうにするよ…エグッ
だからね…おいていかないで…エグッ」

187:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:22:43.36 ID:r40dd5f3O.net
ようやく理解した。
知ってる人は知ってると思うけど、『ちいちゃんのかげおくり』って話しがある。

戦争時代の話なんだけど、俺もうろ覚えだから知りたい人は本を読んでほしい。
ハルはちいちゃんのかげおくりを読んで、
ちいちゃんのお父さんのように俺もいなくなってしまうんじゃないかと思ったんだ。
ちいちゃんと自分を重ね合わせたんだろう。
参観日に来て、どうしてもこの話しを俺に聞かせたくなかったんだ。

189:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:24:29.94 ID:r40dd5f3O.net
胸に深く突き刺さるものを感じた。
苦しくなる程ハルを愛おしく想った。
自然と涙が零れる。
そしてハルがこんなに不安になるのは、俺が悪いんだとすごく理解した瞬間だった。

俺はハルを抱きしめて。
俺「パパはずっとハルと一緒だよ。

だから心配しないでいいからな。」

不安になるのは無理もない。
ハルは俺のせいで母親を失ったんだから。

190:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:25:35.69 ID:r40dd5f3O.net
ハル「やきそく(約束)?…エグッ」

俺「約束。
ゆびきりげんまん…」
俺はハルとゆびきりをした。

レストランに入りご飯を食べる頃にはハルに笑顔が戻っていたけど、
俺は複雑な気持ちだった。

192:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:28:38.55 ID:r40dd5f3O.net
ハルの不安な気持ちを、どうしても和らげてやりたい。
そう思った。

きっとハルはサリナが自分を捨てたと思ってるんだ。

ずっと母親の事を聞いてこなかったのがその証拠。
幼いながら確信したものがあったのかもしれない。

まわりの友達には、ちゃんと母親がいるんだ。
気付かないわけがない。
ハルに我慢させていることが、本当に申し訳なく感じた。

193:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:30:45.96 ID:r40dd5f3O.net
俺「ハル?
ママに会いたいか?」

ハル「ママ…?」
少し間があいた。

ハル「ううん。

パパがいるからいい」
首をふるハル。

俺「ハルが会いたいって言ったら、
ママはきっと喜ぶよ。

ママもハルとずっと会いたいって思ってたから」

194:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:32:04.54 ID:r40dd5f3O.net
ハル「…」

俺「どうした?」

ハル「パパがいるからいいの」
頑固なハル。
そこは俺に似たのかな。

帰って眠りにつくハル。

ハルの寝顔は益々サリナに似てきた。

195:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:33:11.30 ID:r40dd5f3O.net
サリナと最後に会って半年が経ち、サリナから手紙がきた。

それから今日までずっと手紙でやりとりしてる。
サリナはハルをいつだって心配していた。
自分から会いたいとは言いづらいのだろう。だから言ってこなかった。

俺からハルに会いたいか?とも聞かなかったけど、それは分かっていることだ。
俺自身ハルを会わすことに抵抗があったのかもしれない。

196:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:34:17.32 ID:r40dd5f3O.net
でももう十分だろう。

言わなくても、サリナもハルもお互いに会いたいに決まってるんだ。
それにサリナがハルを嫌いで置いていったわけじゃない事を知ってほしかった。

俺はサリナにハルを会わそうと考えた。

そしてハルを連れて、サリナに会いに行くことにしたんだ。

197:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:38:28.72 ID:r40dd5f3O.net
ハルはお気に入りの電車のおもちゃ。そしとトトロのぬいぐるみを抱きかかえている。
電車に乗って満足気に水筒のお茶をグビッと飲み干した。

前日の夜にママに会いに行くと伝えた。
ハルは何も言わなかったけどとても嬉しそうだ。

198:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:40:54.11 ID:r40dd5f3O.net
ハル「とおいの?
すぐつくの?」

俺「もう後2つ駅に止まったら着くよ」
ソワソワするハル。
何しろ4年ぶりに会うんだ。不安や緊張もある。

サリナには前もって手紙を送っていた。
番号は聞いていたけど、かける事もなかったのでもう使われていなかった。

今日行く旨を伝えたけど、手紙を確認していないのかどうやらマンションにはいないようだ。

サリナの都合もあるだろうから、会えなければ帰ればいいだろうと考えていた。

199:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:42:23.28 ID:eMzObwbw0.net
アポとれよアポ
何で手紙なんだよ

200:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:42:36.38 ID:r40dd5f3O.net
ハル「ママいないの?
だったらおうちにかえろー」

俺「いてないみたいだね。

せっかくだから隣の公園で待たせてもらおうよ?な?」

ハル「はい」

ハルはジャングルジムで楽しそうに遊んでる。
きっと複雑な気持ちなんだろう。その気持ちを隠すかのように、いつもより元気に見せるハル。

201:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:44:52.99 ID:r40dd5f3O.net
日も暮れてきた。
どうやら今日は会えそうにない。
手紙じゃ仕方ない。

近くのホテルに予約したからまた明日出直そう。

そう思い公園を出たところで、公園の横に一台のワゴン車が停まった。

202:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:46:40.09 ID:r40dd5f3O.net
サリナだ。
助手席に座っていた。
運転席の男性と親しげに会話をしている。
話し終わり、ようやく助手席から降りてくると、こちらに向かって歩いてきた。

203:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:49:08.01 ID:r40dd5f3O.net
サリナ「えっ?
俺くん?…ハル?」
驚いた顔でこちらを見ている。

俺「手紙送ってたんだけど、
もしかして見てないか?

今日行くって。」

サリナ「ごめんなさい。
ずっと忙しくて。」

俺「ごめんないきなり。

手紙で言うのもあれだとは思ったんだけど、
早く会わせたくて。

ハル連れてきた。」

サリナ「うん…」
サリナが瞳を潤ませる。

204:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:51:54.31 ID:r40dd5f3O.net
俺「ハル?
ママだぞ」

ハルは俺の後ろに隠れている。

サリナ「ハル。
久しぶりだね。

ママ!…分かる?…」

ハルは黙って頷く。

サリナがハルの目線までしゃがむと、ハルにニッコリ微笑みかけた。

205:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:53:29.37 ID:r40dd5f3O.net
サリナ「ハル!ママに抱っこさせてくれる?…」
そう言ってハルの手を引っ張り抱きかかえた。
ハルは緊張してか顔を強ばらせてる。

ハル「ママいいニオイ」

サリナ「本当?
汗臭くない?

ハル会いたかったよ…」
泣き出すサリナ。
きっとハルがママって言ってくれて嬉しかったんだ。
ずっと会いたかったに違いない。

206:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:55:00.02 ID:r40dd5f3O.net
ハルもサリナの肩に顔をうずめている。
どうやら緊張も解けたようだ。

お互いずっとこうしたかったんだ。

俺「今日は大丈夫?」

サリナ「うん大丈夫。
せまいけど良かったら泊まっていって。」

俺「俺はホテル予約してるしそこ泊まるよ。

明日夕方迎えに行くから、ハルは預けてもいいかな?」

207:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:55:10.77 ID:9uSI65fW0.net
男の影‥

208:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:55:56.48 ID:r40dd5f3O.net
サリナ「いいの?
本当に?」

俺「ハル。
ママと二人で大丈夫だよな?」

ハル「はい」
ハルが笑顔で答える。

俺「母子水入らず。積もり積もった話もあるだろうし」

そう言って番号だけ交換し、ハルをサリナに預けて俺はその場を立ち去った。

209:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 02:58:49.91 ID:r40dd5f3O.net
翌日サリナが、どうしてもハルと動物園に行きたいと言ったのでハルがいいならと承諾した。

久しぶりなんだし断る理由もない。

もう一泊してサリナがハルを俺の家まで連れて来ることになったので、俺は一足先に一人で帰宅することになった。

210:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:01:01.43 ID:r40dd5f3O.net
今日はここまでにします。
次書く時に最後まで書きます。

こんな時間まで付き合ってくれてる方、どうもありがとう。

勝手に止めてまた勝手に続き書いてるけど、その辺はスルーしてください。

211:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:01:44.86 ID:GWS436rd0.net
また書いてくれてありがとう。

212:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:02:07.95 ID:kndRjBeG0.net
お疲れ様でした!

215:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:05:23.28 ID:vb5YBBxqO.net
オープンスレで書いてるのも1さん?

216:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:05:56.48 ID:3dnKmD69O.net
>>215
kwsk

221:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:17:50.86 ID:vb5YBBxqO.net
>>216
オープンにクズの俺が父親になった話 続 のスレたってるよ

222:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:21:16.69 ID:3dnKmD69O.net
>>221
マジかよww
1の人気に便乗か
それともファンが続きが待てず暴走したか
なる情報Thanks

217:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:09:37.77 ID:9uSI65fW0.net
明日も頼むな
楽しみにしてるぞ!

218:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:10:24.58 ID:r40dd5f3O.net
明日書けるか分からないけど近々書きます。
別スレは知らない。
昨日まで殆ど2ちゃんは覗いてないから。

220:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:11:59.15 ID:4mX8qHFQ0.net
>>218
わかった
まってるよん
おつかれ

223:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:24:10.22 ID:wt9T3wvmI.net
まってるよー

224:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 03:41:02.40 ID:l7j2huWO0.net
続きが読めて本当に嬉しい!ありがとう!
折角のお休みだろうから無理せずに。
続き楽しみにしてるよー!

228:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 07:50:16.72 ID:Ywuus89oi.net
まさか本当に続き書いてくれるなんてうれしいよ。
ハルちゃんは相変わらず可愛いなあ。

229:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 08:04:09.28 ID:bbGmKAAbi.net
先が判ってると複雑な気分だな
前に書いたのはウッソだよー
とか言ってくんないかな

230:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 08:33:18.72 ID:C3hYqdK70.net
ちいちゃんの話で泣いてしまったよ

大切な人とずっと一緒なんて
ホントは無理なんだって思った。
だから最後までそばにいてやりたいなと。
チラ裏みたいですまないが、家族を大切にしようと思わせてくれるクズ(こう呼びたくはないが)に感謝。

231:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 08:53:43.22 ID:z/NrBmkH0.net
続きはあると思っていたから今の所は想定の範囲内
これからの持って行き方だけ見てる

他のスレとかは気にしないでいいだろうね
次の投下まで適度に保守

234:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/14(木) 15:43:58.28 ID:IdARgo6iI.net
次で最後かー、、
複雑だな

506:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/23(土) 12:53:27.92 ID:j/PcMAmwO.net
今日夜書きます。
遅くなって申し訳ない

507:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/23(土) 13:07:53.63 ID:RdlAS7Na0.net
おっ
お待ちしとります。

508:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/23(土) 13:53:00.33 ID:kONmuqNr0.net
これでなんとか無事に終わるのか
淡々と最後まで進むといいが

510:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/23(土) 14:40:35.38 ID:1lD5fjaV0.net
待ってるよー!

511:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/23(土) 14:54:33.49 ID:nCVhG2uS0.net
おおぉぉっ!!
待ってるぞーー!

520:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/23(土) 21:45:18.56 ID:ONKuqocZ0.net
クズ(ノ△T)

526:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:26:10.45 ID:ktYFwS2/O.net
すまん。
用事してました。

続き書いていきますが、長いのでもし限界が来たら申し訳ないが明日になるかもしれない

後淡々と書いていくので誤字なんかもあると思う。
まとめるの下手だから長いしわけわからないとこもあるだろうから、そこはスルーでお願いします

528:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:28:58.13 ID:qMc6jPYl0.net
おかえり!
下手だろうが長くなろうがわたしはいっこうにかまわんっ!
書いてください!お願いします!

529:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:29:11.21 ID:ktYFwS2/O.net
続き

ハル「パパーただいまーぁ」
2日前まで顔を強ばらせていたハルだったのに。
今は晴れた表情をして生き生きしてる。


俺「楽しかったか?w」

ハル「うんw
ママね。ゾウさんのぬいぐるみ買ってくれたのw」

本当に嬉しそうだ。
会わせて良かった。
2日ぶりのハルの笑顔を見てホッとする俺。

531:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:31:15.95 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「俺くんありがとう。

ハルすごい成長したねw
本当にびっくりしたw」

ハル「パパー。
ママがおなべしてくれるの。

いいでしょー?w」


サリナ「俺くんが嫌じゃなかったらねw」

俺「いいよ。
今日仕事大丈夫だったの?」

サリナ「うん」

3人でスーパーまで買い出しにいき、
サリナが鍋の支度をした。
俺はその間ハルと話しをしていた。
2日間のことを嬉しそうに話すハル。

532:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:32:44.48 ID:ktYFwS2/O.net
それが少し切なく感じた。
すぐにサリナとお別れしなきゃならないんだ。

鍋を食べ終わると、サリナがハルを寝かせてくれた。

サリナ「ハル寝たw
本当可愛いね。」

俺「うん。」
俺はサリナにお茶を入れた。

サリナ「ありがとう。
俺くん。
急に来てびっくりしたけど、本当にありがとうね」

533:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:34:08.18 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ごめんな。
いきなり訪ねたりなんかして。

車の彼は彼氏?」
一度は籍を入れ愛し合った仲なんだ。
気にならないって言うと嘘になる。

サリナ「えっ…うん。そう。

わたしより3つ上なんだけど、すごく誠実で優しい人よ。」

俺「そっか…」
何落ち込んでんだ俺は。
自分でサリナを手放したんだろ。
それに普通に美人だし、男がいてもおかしくない。

534:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:36:20.09 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「俺くんは?

俺くんモテるし良い人見つけてるんでしょ?」

俺「そんななわけないよ。

俺は本当に女っ気ないからw
ただのおっさんだしw
それにハルがいるからハル一筋かなw」

サリナ「うんw

あっ、わたしそろそろ帰るね!」
サリナが時計を見た。

俺「あーそうだな。

あのさ、
たまにはハルに会ってやってくれないかな?」

サリナ「いいの?」

俺「ハルも喜ぶし。
それにやっぱり俺じゃ母親変わりはできないから」

535:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:41:33.14 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「ありがとうw

俺くん本当に変わったね。
すごく頼もしくなったね。
ハルもずっとパパの自慢してたよw」

そう言ってサリナは帰っていった。
サリナに彼氏がいる。
少し複雑だけど、サリナは新しい人生を歩み、幸せを取り戻そうとしてるんだ。
祝ってあげなきゃな。
そう思った。

536:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:43:02.67 ID:ktYFwS2/O.net
サリナと離婚したとは言え、お互いいがみ合ったり憎み合ってるわけじゃない。
それならサリナがハルに会いたい時。
ハルがサリナに会いたい時に会えばいいんだ。

それが今ハルにしてあげられる、最善の方法だと考えた。

それからハルは、月に1、2度サリナに会うようになった。

537:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:59:30.38 ID:V+VTVgwBi.net
帰ってきたか!

539:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 00:59:43.76 ID:2vRS44qZ0.net
おかえり!

540:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:01:12.50 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハル!
お前なんてことするんだ!」
公園で俺の怒鳴り声が響く。

ゆき「うえーーんっ」
ハルの友達のあつし君の妹が泣き出した。

砂場でいきなりハルがゆきちゃん(あつし妹)を突き飛ばしたんだ。

541:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:03:27.00 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハル。何で今ゆきちゃんを突き飛ばした?

駄目だろ。
そんなことしちゃ。」
ハルとゆきちゃんのいる砂場に駆け寄った。


ハルは怒った顔で、座り込むゆきちゃんを睨みつけた。

542:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:04:29.27 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハル?
聞いてるのか?

何でゆきちゃんを押したりしたんだ?」

ハル「ぼくわるくないの」

俺「わるくないじゃ分からないだろ。

ゆきちゃんに謝りなさい。
どんな理由があっても人に痛いことしちゃだめだって、あれほど言ってるだろ?」

544:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:07:43.68 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「ぼくわるくないの!
わるくないの!」
ハルは目に大粒の涙を浮かべた。

俺「ハルごめんなさいは?

ちゃんとゆきちゃんに謝れ!」
俺はハルを強く叱りつけた。

545:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:08:41.24 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「ギッギギギィー。
うわぁぁぁぁーん」
大声で泣き叫ぶハル。

砂場の滑り台から滑り降りてきたあつし君が、ゆきちゃんに歩み寄って立たせた。
あつし「ゆき泣くな。
痛くないだろ?」

ゆき「シクシク…
シクシク…」

俺「ゆきちゃんごめんな。
怪我しなかった?」
俺はゆきちゃんのスカートについた砂を払い、ハンカチを渡す。

547:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:14:36.00 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「うあーーー。ゆきちゃんのバカーーー」
ハルが泣きながら足をジタバタさせる。

俺「いい加減にしろ」

俺はハルの頬を平手で打った。

バシッと強い音がした。

ハル「パ、パパなんて大嫌い。

パパなんてもうしらない、、、くぁwせdrftgyふじこlp」
驚いた表情から一変。怒りの表情で目を真っ赤にし俺を見るハル。

548:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:16:22.51 ID:ktYFwS2/O.net
そしてハルは走って公園から姿を消した。

あつし「おじちゃん。
ハル悪くないよ。

ゆきがハルのおもちゃ壊した。」

ゆき「ごめんなしゃい…」

ゆきちゃんの足下には、スコップで凹んだバスのおもちゃが無惨な姿で転がっていた。

549:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:17:22.21 ID:ktYFwS2/O.net
俺「いいんだよ。
ゆきちゃんもあっちゃんも本当にごめんな。

ハルとまた遊んであげてな。」

そう言ってバスのおもちゃを拾って、ハルを追い掛けた。

550:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:18:29.22 ID:ktYFwS2/O.net
何をやってるんだ俺は。
最低だ。
あれだけ痛いことするなって、ハルに教えてきた俺が手を挙げるなんて。

家に帰ると、ハルは勉強机に座りふさぎ込んでた。

俺「ハル。
痛かったか?

パパ叩いたりしてごめんな」

ハルの背中越しに語り掛ける俺。
ハルはシクシク背中を揺らす。

551:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:21:55.18 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハルのおもちゃ壊されて怒ったんだよな?

でもな。
自分がされたら痛いって思うことをしちゃいけないよ。
もし間違ってしちゃったらきちんと謝らないとだめだ。」

ハル「シクシク」

552:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:23:22.49 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハル。
パパもハルのこと叩いたのごめんな。

パパも痛いことしちゃったのすごく反省してる。」

ハルのは俺の顔を見ようとしない。

俺「おもちゃはまた買ってあげるよ。
だから…」

ハル「あれじゃなきゃだめなの!」
俺の言葉を掻き消すようにハルが叫んだ。

553:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:25:12.34 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「ぼくの宝物なの。
パパのバカ。
パパなんてきらい」

俺「おもちゃは新しいの買えばいいよ。

ハルはちゃんとゆきちゃんにしたこと反省しなさい」
俺の口調も強くなる。

ハル「ママ…
ママならおこらないもん。

ママならわかってくれるもん」

554:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:26:26.77 ID:ktYFwS2/O.net
俺「分かったよ。
勝手にしろ。

もうパパ知らないからな。
そんなにママがいいならママのとこいけ。」

俺もカッとなりハルをほっておくことにした。

555:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:28:36.88 ID:ktYFwS2/O.net
夜、晩御飯が出来部屋を覗いたら泣き疲れてかハルは眠っていた。
少し言い過ぎたかなと思いながら、
椅子から降ろし静かに布団に寝かせる。

俺「はー」
大きなため息が出る。
お茶を飲みながらボーっとしていた。

最近イライラする。
サリナと会うようになってから、ハルはいつも以上に甘えるようになった。

556:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:33:34.85 ID:ktYFwS2/O.net
サリナとの時間がハルにとっては大きな変化だったのかもしれない。
環境の変化と共に少しずつハルが変わりつつある。
そしてハルの心境の変化に、俺自身戸惑うようになりイライラしてるのかな。

嫉妬なんだろうか?
サリナにハルをとられたような感覚だ。

557:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:35:22.96 ID:ktYFwS2/O.net
「パパなんてダイキライ」
父親としてこれほどグサリと突き刺さる言葉は他にない。

そう言えば、ハルに初めて手をだした。
言葉で理解してもらえないからと言って手を出すなんて。。。
最低の親だ。

ハルも少しずつ大人に近づいていってるんだ。
理解してもらえないこともある。
譲れない気持ちもあるんだ。
それを理解せずに力で訴えかけるなんてな。
そんなことではハルの気持ちが離れていくだけじゃないのか。

何も変わってない。
俺はあの時のまま。若い頃の自分と何も変わっていない。

558:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:36:18.32 ID:ktYFwS2/O.net
ハルを叩いた手、まだジンジンしてるような気がするんだ。
それは心に何か訴えかけるような感覚だった。

急に胸が苦しくなる。
ハルを叩いてこんなに辛いなんて。
きっと叩かれたハルはもっと傷ついたに違いない。
あれほど理解してもらえるまで言葉で伝えよって決めてきたじゃないか。

ハルが起きたらもう一度謝ろう。
ちゃんと話し合わないと。
そう思った。

559:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:37:30.98 ID:ktYFwS2/O.net
朝の日差しが差し込み、俺は目を覚ました。
いつの間にか寝てしまったようだ。
テーブルには手をつけていない晩御飯が、昨日のまま置いてあった。

きっとハルお腹を空かせてるだろうな。
そう思いハルの部屋へと行った。

俺「ハル?お腹…」

560:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:39:03.76 ID:ktYFwS2/O.net
部屋にハルの姿がない。
玄関を見に行くとハルの靴がない。

ランドセルはあるので学校へは行っていない。

どこへいったんだ?
まさか。。。
まず間違いない。
サリナのところに行ったんだ。

俺はサリナに電話した。

サリナ「こんな朝早くにどうしたの?」

俺「ハルがいなくなった。

昨日喧嘩したんだ。」

561:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:40:56.71 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「えっ?

どこにいったか分からないの?
わたしも急いで準備して探すね」

俺「いや。サリナは家にいてくれ。
もしかしたらお前に会いに行ったのかもしれない。

俺は思い当たるとこ探すから」

サリナ「分かった。警察には一応連絡するね。
補導されてるかもしれないし。」

俺「分かった」

急いで支度して、会社と学校に連絡を入れハルを探しに出た。

562:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:43:45.58 ID:ktYFwS2/O.net
夕方になってもハルはまだ見つからない。

サリナからは何も連絡がない。
もしかして…
最悪の状況が頭によぎる。


途方に暮れる俺にサリナから着信が入った。

564:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:45:27.66 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「ハル見つかったよ。」

やっぱりハルはサリナに会いに行ったらしい。
電車で向かったのはいいが、サリナの住む方とは逆の路線に乗ってしまったんだ。

迷子になって一人寂しかったろう。
結局駅員が保護し警察がサリナに連絡をした。

少し安心する俺。

565:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:46:24.31 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ありがとう。
迷惑かけたね。

じゃ俺迎えに行くから、
今ハルどこにいるか教えてくれる?」

サリナ「いいの。
わたしに連絡あったから。

きっとハルも俺くんに会いにくいと思うの。
わたしにまかせてくれないかな?」

566:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:48:52.53 ID:ktYFwS2/O.net
俺「分かった…
悪い…」
仕方がないとことだ。
今実際にハルと会って何て言えばいいのか分からない。

サリナ「またハルと会ったら俺くんに連絡するから。

安心してね。」

俺「あー…
すまん…」

俺が迎えに行きたかった。
でもハルはサリナに会いに行ったんだ。
連絡を待つしかない。

俺は意気消沈し、重い足取りで家路についた。

567:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:57:28.88 ID:ktYFwS2/O.net
ようやくサリナから連絡がきた。

サリナ「俺くん?

ハルは無事迎えにいけたから。」

俺「ハルは…

ハルは…怪我とかしてなかった?」

サリナ「うん。
すごく泣いたみたいだけど、今は大丈夫。

今日はハル、わたしが連れて帰るね」

俺「え…
あー…
ハルと少し話せないかな?」

568:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 01:59:52.15 ID:ktYFwS2/O.net
電話越しにサリナがハルに問いかけている。

サリナ「ごめん。
今日はハルも色々混乱したみたい。

また少し落ち着いてから連絡するね。」

俺「そっか…
分かった…」

一言元気な声を聞きたかった。
一言ハルに謝りたかった。
この時、
俺の中でどうしようもない不安を掻き立てられていたのを覚えている。

569:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:02:10.20 ID:ktYFwS2/O.net
3日してサリナから連絡は来ない。
俺からサリナに連絡するも、

サリナ「ハルは今はまだ俺君に会いたくないって。」

俺「一言でいいんだ。
ハルと話したい」

サリナ「俺君?
ハルがどうして怒ったのか知ってる?」

そんなこと。。。
俺がハルのことブったからだ。
そう思ってた。

570:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:03:07.12 ID:ktYFwS2/O.net
俺「初めてハルに手を挙げたんだ。

きっとショックだったんだよな…」

サリナ「それもあるかもだけど。

ハルのおもちゃ。
ハルが何よりも一番大事にしてたモノなんだって。」

その言葉でハッとした。
バスのおもちゃ。
俺が初めてハルに買ってあげたおもちゃだ。

571:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:04:14.43 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ずっと昔に買ったモノだぞ。
そんなこと覚えてるものなのか…」

サリナ「多分…覚えてるんだよ。


だってそれが大切なものだってずっと思ってきたんだよ。」

そう言えばいつも大事にしてた。
新しいおもちゃを買ってもそれだけはいつもハルのそばにあった。
色褪せて傷だらけなのに。
ハルは大事にしてくれてたんだ。

572:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:05:24.24 ID:ktYFwS2/O.net
俺は自分の不甲斐なさを知る。

今は普通に働き普通に生活を送れてる。
好きなものだって買えるんだ。
俺はあの日、家を失いハルと2人人生のどん底にいた。
当たり前の環境もその頃は当たり前じゃなかった。
その頃の気持ちを、小さなことがどれだけ幸せで大切なのか忘れてしまっていた。

573:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:07:05.57 ID:ktYFwS2/O.net
ハルにとっても俺にとっても、このバスのおもちゃは一つの思い出で、何より大切な宝物なんだ。

それを俺は簡単に買えばいいだなんて。。。
ハルの気持ちを踏みにじったのかもしれない。

言葉にならない気持ちが込み上げ、ただ胸が苦しくなった。

574:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:08:30.14 ID:ktYFwS2/O.net
それからすぐ、サリナから会いたいと言われファミレスで会うことになった。

俺自信もサリナに会って話したいと思ってた。

ハルにとって何が大切かを考えた。
俺とサリナ、両方がそばにいることがいいに決まってる。
「もう一度やり直そう」
今すぐじゃなくても。
少しずつでいいんだ。三人で暮らそう。
そうサリナに言おうと決めていた。

575:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:24:03.89 ID:V+VTVgwBi.net
今日はここまでか

578:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:42:46.36 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハルは?」

サリナ「今日はママに預けてる。
学校にはちゃんと連絡してあるから。」

俺「ごめんな。
色々迷惑かけて。

ハルはどうしてる?」

サリナ「元気にしてる。

俺君の話ししたら拗ねるの。
でも本当は会いたいんだと思うよ。」

俺「そっか。」

ぎこちない会話。
言わなきゃ駄目だ。
ちゃんと言わなきゃ。

579:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:45:49.69 ID:ktYFwS2/O.net
俺「あのさ…
ちょっと話しが…」

サリナ「あのね…

相談があるの。
あっ?」

サリナの表情を伺う。
喜べる相談ではないのは明らかだ。

俺「サリナからどうぞ」

580:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:47:14.83 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「うん…

わたしね。
結婚しようかと思うの…」

俺「こ、この、この間の車の彼?」

馬鹿。
動揺する俺。

サリナ「うん…そう。

この間プロポーズされたの…」

俺「……」
そりゃ彼氏がいたんだ。俺が期待する展開になるわけがない。

582:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:48:15.10 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「俺君?」
心配そうに俺を見た。

俺「あっ、あっそーだよなw

彼氏とはうまくいってるんだw
良かったw本当w
サリナがいい人って言ってんだし、間違いないよwうんw」

馬鹿みたいに明るくして祝福までしてる俺。
情けない。。。

サリナ「ありがとうw」
ニッコリ笑顔で答えるサリナ。
本当に嬉しそうだ。

583:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:49:18.36 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「俺君の話しって?」

とてもじゃないが言い出せる状況じゃない。
もう一度やり直したいなんて。
今さらだよ。
本当今さら。

俺「いや。
俺は…

あっ、ハルのおもちゃ治したんだよw
これハイ。」
紙袋からハルのバスのおもちゃを出した。
ボロボロだけど、なんとか動くくらいは修復できた。

584:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:50:36.83 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「あっ…うん。
ハルに渡しておくね。」

サリナはまだ何か言いたそうにしてる。

俺「どうした?」

サリナ「うん…
ハルのことなんだけど…」
言いづらそうにしてる。

俺「まだサプライズでもあるのか?w

何だよ。
何でも俺に言ってくれればいいよw」
皮肉を言いながらもこれ以上嫌なことは聞きたくない。

サリナ「ハルね…

わたしに引き取らせてくれないかな…」
少し悲しげな表情をするサリナ。

俺「え…
いや…」

585:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:54:04.27 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「勝手ばかり言って本当にごめんね。

でも…
ハルのそばにいたいの…
わがままだって分かってる…」

サリナは目に涙を浮かべ俺にお願いする。

俺「ハルはなんて?」

サリナ「ハルにはまだ何も言ってないよ…

こんなこと言うなんて無神経だと思うんだけど…
もうハルに彼を会わせたんだ。
彼すごく子供が好きで面倒見もいいの。

ハルもすごく懐いてた。」

586:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:55:01.52 ID:ktYFwS2/O.net
追い討ちをかけるように俺の心に突き刺さる。

サリナ「彼がハルと3人で暮らそうって言ってくれてるの。

わたしも彼と住むようになったら専業になろうかなって…
ハルとの時間も増えるし、ハルにもその方がいいと思う…」

俺「うん…」

サリナ「昔はあんなに無茶苦茶してたのにね…
俺君もいいパパになったよ。

俺君にはハルを育ててくれたこと、すごく感謝してる…

だから…」

587:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:56:06.12 ID:ktYFwS2/O.net
だから何だ?
昔は自由気ままに勝手してきたんだから返せと言わんばかりだ。

サリナ「だからハルを引き取らせて…」

沈黙が2人の間に続く。
サリナはハンカチで鼻をすすりながら、俺の顔を伺い答えを待っている。

俺「あのさ…
ハルに会わせてくれないかな…」

サリナ「うん…」

ハルとは週末会うことになった。
俺の答えは言うまでもない。ハルを渡す気なんて毛頭ないんだ。

それでも複雑な気持ちではあった。
サリナも母親だから、
子供の成長をそばで見届けたいと思うのは当然のことなんだ。

588:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:57:15.71 ID:ktYFwS2/O.net
週末ハルと駅で待ち合わせした。

ハル「パパー」
気づくなり俺に抱きつくハル。
どうやらもう怒ってはいないようだ。

サリナ「じゃ、わたしはこれで。

また連絡くれる?」

俺「分かった」

サリナと別れ、電車に乗り大きな公園へと向かう。
ハルは俺の手を握り、もう片方には俺がサリナに渡したバスのおもちゃを持っていた。

589:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 02:59:29.43 ID:ZPS+6u370.net
少し離脱してる間にも…
更新乙です!
なかなか重い展開だな…

590:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:01:29.19 ID:ktYFwS2/O.net
この間のことなんて、まるで何もなかったかのようにハルは無邪気だった。

俺も嬉しくて大人気なくハシャいでしまってる。

ただ不安な気持ちを誤魔化すようにしているだけなのかもしれない。

591:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:03:13.87 ID:ktYFwS2/O.net
凧揚げをした。
ハルは一生懸命走って凧を揚げる。

ハル「パパーw
たかいでしょーw」

俺「うん
上手い上手いw」

朝早起きをしてハルの好きなものばかり入れた弁当を作った。

俺「ハルの好きなウインナーも肉巻きもあるぞ。
パパ頑張って作ったからいっぱい食べてくれる?」

592:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:04:36.09 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「おいしーよ。おにくもーたまごやきもーウインナーもー。

ぼくのすきなのばかりでうれしー」


俺「ハル。
ママ好きか?」

ハル「うんw
じゅぎーw」
口一杯におにぎりを詰め込み返事するハル。

俺「ジュン君(サリナの彼氏)はどうだ?
ハルに優しくしてくれたか?」

ハル「…」
少し暗い表情をするハル。

593:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:05:33.79 ID:ktYFwS2/O.net
俺「どうした?
パパに遠慮しなくてもいいんだよ」

ハル「やさしいよ。
おじさんカメンライダーのショーにつれていってくれるの」

俺「そっかw」
俺は一生懸命に笑顔を作る。

ハル「パパもいく?」

俺「うんw
つれていってくれるの?」

ハル「うん!
ママにおねがいするねw」

ハルの笑顔が無償に愛らしくてギュッと抱きしめてしまった。

594:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:06:39.04 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ママと一緒に住みたいか?」

ハル「うんwパパも?」

俺「パパは一緒に住めないよ。」

ハル「いやーーー」
急に怒って大声を出すハル。

俺「ハル。
パパとママはもう一緒に住めないんだよ。

だからハルはママと一緒にいてあげてくれないか?」

595:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:07:53.91 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「パパもいっしょがいいー。

ギギギギ」
歯を食いしばり泣きながら怒るハル。
暴れるハルを力強く抱き締めた。

今日ハルと会うまで、絶対にハルを渡さないと決めていた。
けど昨日サリナの彼氏のジュンが俺に会いにきたんだ。

596:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:11:05.61 ID:ktYFwS2/O.net
ジュン「ハル君を引き取らせて下さい。

僕は十分な収入もあります。
だからハル君にはもっと環境のいい学校に通わせたいと思ってるんです。

お願いです。
必ず幸せにしますから」

俺「サリナに頼まれたのか?
サリナのためだけなら無理だよ」

ジュン「いや、
勝手に来ました。
サリナの笑顔をずっと見ていたいし、悲しい顔は見たくないんです。
サリナのためって言うのは事実です。

でもハル君に会って、この子の父親になりたいって思ったんです。」

帰り際サリナには内緒にしてくれと頼まれた。
よくできた男だと純粋に思った。
サリナが選んだ男なんだ。
嫉妬する自分が恥ずかしくなるくらいに、ジュンに好感をもてた。

597:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:13:08.16 ID:ktYFwS2/O.net
そしてサリナとの別れ際の顔を見て、今日ハルとしたたわいもない会話にサリナへの愛情を強く感じた。
そしてハルをサリナに引き取らせる方がいいのかもしれないと強く思った。

今の俺にとってハルは全てだった。
それでもハルの幸せを願うなら、ハルはサリナといるべきなのかもしれない。

598:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:14:11.72 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「パパぼくとずっといっしょてやきそくしたでしょー…
グエーン(泣)」

俺「ハル。パパの話しをよく聞いてくれるか?」

ハル「うぞづぎーうぞづぎー」
泣いて暴れるハル。

俺「ハルは男の子だろ?
だからパパに変わってママを守ってあげてほしいんだ」

ハルを抑えつけるように腕に力が入る。

599:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:15:13.70 ID:ktYFwS2/O.net
俺「パパとは住めなくなっても、パパはいつもハルに会いにいくよ。

ハルが悲しい時、辛い時はすぐにハルのところに行くよ。」

俺の中でハルとの思い出が蘇り、それを吐き出すかのように涙が溢れ出す。

ハル「パパぼくのこときらいなになったの?」

俺はもっと強い力でハルを抱きしめた。

俺「大好きだよ。
世界で一番だ…」

ハル「ぼくもパパだいすきだよ

きらいっていってごめんなさい」

600:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:25:07.31 ID:NLM/ytZOi.net
涙が止まらん

601:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:27:04.43 ID:ZPS+6u370.net
2chの話で、こんな感情移入してしまうのは初めて

602:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:29:10.62 ID:ZPS+6u370.net
こんな夜中まで…
主、本当に更新乙!

603:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:29:15.86 ID:BfKvmLy50.net
もう涙で画面がみえないよ…

604:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:34:46.05 ID:ktYFwS2/O.net
俺「パパと約束してくれるか。
ママをちゃんと助けるって。」

ハル「やきそく。
パパもぼくにあいにきてね…えぐっ」

俺「約束するよ」

一生の別れじゃないんだ。
ハルにどちらか選べなんて言える訳がない。
全員が幸せになる方法なんてないんだ。
俺が犠牲になれば済む話だ。
これでいい。
ハルにとって幸せを考えれば。
こんな半端者の俺が、ハルを本当に幸せに出来るわけがない。

605:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:36:05.34 ID:ktYFwS2/O.net
日も暮れ、
ハルはいつの間にか俺の背中で眠っていた。
サリナに会い眠るハルを預ける。

サリナ「俺君。本当にありがとう…

ハルはわたしにまかせて。」

俺「うん、頼む。
荷物は後で送るよ。

また手続きとかあったら連絡して。」

サリナ「うん。」

俺はサリナの顔もハルの顔も見ずに振り返った。

606:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:37:56.45 ID:ktYFwS2/O.net
俺「幸せになってほしい。

ハルも…
幸せにしてやってくれ…」

俺は背中を向け、涙を見せないようにした。
いくら強がっても、ハルを手放す辛さを我慢出来なかった。

サリナ「本当にありがとう…」

俺「俺こそ…」

その日を境に俺は一人になった。
家に帰ってもハルはいない。
無償に淋しくなる。
今まで子育てに一生懸命だった。
それは俺の人生の一部であり生きがいでもあったんだ。
今は何もなくなった。
俺にはただ孤独と虚無感だけが残った。

607:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:42:17.36 ID:ktYFwS2/O.net
それから数ヶ月経ち、ハルも4年生になった。

ハルとはあれ以来会っていない。

ハルが新しい環境に慣れるためと、サリナや彼氏に気をつかってからだ。
て言うのは言い訳。
本当は今会えば、別れが辛くなりハルを手放したくなくなると思ったからだ。

608:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:43:53.38 ID:ktYFwS2/O.net
ハルのいない一人だけの部屋。
一人の生活。
虚しい。
仕事も殆ど手がつかない。
こんな気持ちなら、いっそハルに会えば全て解決するのに。
俺は頑なになっているだけなのだろうか。

今頃ハルは笑顔で毎日を過ごしてる。
そう思うことだけが今の俺の救いだ。

日に日にこんな気持ちは薄れて行くはずだと思ってた。
でも日に日に寂しさは増していった。

そんなある日一本の電話がかかってきた。

609:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:47:15.11 ID:ktYFwS2/O.net
「松井さん?
お久しぶりです」

俺「久しぶりです。佐々木先生」

去年佐々木先生の誘いで、ハルと一緒にイチゴ狩りに行った。それ以来だ。

俺「どうしました?」

佐々木先生「去年のイチゴ狩りの時の写真出来ました。
て遅すぎですよねw

カメラのことずっと忘れてて、現像したからお渡ししようと思ってw
今時間ありますか?」

610:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:48:21.91 ID:ktYFwS2/O.net
近くの喫茶店で佐々木先生と待ち合わせすることになった。

佐々木「これとこれ!
ハルちゃん可愛くとれてますよw

あっこれは私のお気に入りw
ハルちゃんとお父さんすっごく笑顔w」

テーブルにはイチゴ狩りの時、佐々木先生が撮ってくれた写真が並んでいる。

ハルの楽しそうな笑顔。
少しホッコリした。

611:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:50:54.89 ID:ktYFwS2/O.net
俺「わざわざありがとうございます」

佐々木先生「いいえw

ハルちゃん最近どうしてるかなって思ってたしw」

俺「あの…
ハルなんですが…」

俺は佐々木先生にハルの現状と今日までの経緯を説明した。

612:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:52:49.58 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「そうなんですね…

だから松井さん元気なかったんだ…」

俺「いや…
すんません。

せっかくわざわざ足を運んでもらったのに」

佐々木先生「いいえ…

でも…
ハルちゃんがいなくなってもお父さんには変わりないんですからw」
優しく俺に微笑みかける。

俺「はい」

613:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:54:20.64 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「せっかくなんだから、
これからは自分の時間を大切にしなきゃですよw」

俺「はぁ」
気のない返事で返す俺。
そんなこと分かってるんだ。
それが出来ればどれだけ気が楽か。

佐々木先生「ね?良かったら今度映画見にいきません?

私どうしても見たい映画があるんですw
もちろん私おごりますよw」

俺「はい、いいですね」

佐々木先生「じゃー決まりw」

何でこうなったかは分からないけど、寂しい独身男の相手をしてくれるんだ。
断る理由なんてないだろう。

614:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:58:02.42 ID:ktYFwS2/O.net
それから佐々木先生とは頻繁に会うようになった。

ご飯に行ったり、俺がスケボーが好きだったので公園によく付き合ってもらったり。

佐々木先生「一歩ずつ何か始めていけばいいんですw
新しい幸せはきっと見つかりますよ。

私も時間があるときはいつでも付き合いますからw」

615:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 03:59:09.81 ID:ktYFwS2/O.net
そうだ。
一歩ずつでいいんだ。
時間はいくらでもある。
何か新しい目標を見つけなきゃ。

ハルのいない生活にまだ慣れないけど、少しずつ自分の幸せを見つけないとダメだ。

そんな日々を過ごす中、ハルから一通の手紙がきたんだ。

616:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:00:31.96 ID:ktYFwS2/O.net
(パパへ

おげんきですか?
ぼくはげんきです。
ママもげんきです。

このあいだ学校のおともだちと、ゲームであそびました。
ぼくはいちばんになったので、とってもうれしかった。

パパはうれしかったことありますか?
はやくパパにあいたいです。
パパにあうまでなかないようにがんばっています。
はやくあいにきてね。

まついはるより)

617:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:01:46.12 ID:ktYFwS2/O.net
ハルが一生懸命書いた手紙。
下手くそな字だけど、
普通の手紙なんだけど。
心に響く手紙だったのを覚えている。

俺はすごくハルに会いたくなった。
今まで我慢していた気持ちが爆発するかのように。

618:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:04:03.88 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「え?
ずっとハルちゃんと会ってなかったんですか?」
佐々木先生はたまに俺がハルと会っているもんだと思っていたらしい。

居酒屋で俺は佐々木先生に相談していた。

俺「こんなこと、
佐々木先生に相談することじゃないんすけどね」

619:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:05:07.57 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「だったら今すぐ会いにいきましょ?
私近くまで付いていきますよ」
酒が入ってテンションが上がる佐々木先生。

俺「いや今からはさすがにまずいっす。」

佐々木先生「ウジウジウジウジ…

男でしょ?
てかハルちゃん可哀想です」

俺「可哀想?」

佐々木先生「だって、手紙に書いてまで会いたいって…

子供は純粋なんですよ。
特にハルちゃんは!
今日が無理なら明日。明日必ず会いに行って下さい。」

620:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:05:47.01 ID:2jEAKkhC0.net
見てます

621:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:07:36.38 ID:ZPS+6u370.net
追いついた!
仮眠してる間に話が急展開…
佐々木先生良い人すぎる

622:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:07:37.53 ID:ktYFwS2/O.net
少し呂律が回らなくなってる佐々木先生。

俺「でも、
会ったら…

俺泣いちゃうかもしれないっす。」

佐々木先生「いいじゃないですか!
大人が泣いちゃだめなんですか?

ハルちゃんに会っていっぱい泣いて下さい。
でちゃんとハルちゃんに謝って下さいね。
会いに行かなくてごめんって。」

俺「そうすね」

佐々木先生「父親放棄は最低ですよ」
まったくその通りだ。

サリナが家を出て行って、ハルに母親がいなくなった。
それと今俺は同じ事をしている。

次の日俺はハルに会うことにした。
俺はただ単純に誰かに背中をおして欲しかったんだと思う。

佐々木先生には本当に何から何までお世話になってる。

623:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:15:40.65 ID:ktYFwS2/O.net
サリナに連絡をし、夕方家に行くことになった。

ハルに会うまでの時間は大分ある。
落ち着かず何故か台所に立つ俺。
昨夜は一睡も出来なかった。

やべっバニラエッセンスねーや。
なんて思いながらハルに喜んでもらおうとお菓子作りを始めた。

625:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:18:12.07 ID:ktYFwS2/O.net
朝早く近くのデパートにプレゼントを買いに行った。今は仮面ライダーがお気に入りらしい。
仮面ライダーのおもちゃを手にしながら、これハル喜ぶかなー。
なんて期待に胸膨らませる俺。

ドキドキ、ワクワク。
こんな気持ちはいつぶりだろうか。
ハルの笑顔が頭に浮かび、ついついニヤケてしまう。

627:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:19:21.41 ID:ktYFwS2/O.net
そろそろ時間だ。
ケーキとプレゼントをもってハルの住むマンションへと向かった。

見るからに金持ちの住むマンション。
ここにハルが住んでいるんだ。
部屋番号を押し中に通された。
エレベーターの17Fのボタンを押し、ゆっくり上がっていく。
俺の気持ちも高ぶる。
そしてすごく緊張する。

628:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:21:01.42 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「パパー」

玄関を開けるや否やハルが飛び出してきた。

俺「ハル!

元気してたか?」

ハル「うんw
パパおそいよ

ぼくずっとまってたの」
ハルはいつもと変わらぬ満面の笑みで俺を迎えてくれた。
今にも泣き出しそうだが我慢した。

629:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:22:40.03 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「俺君上がって。

ハル朝からずっと楽しみにしてたんだよw
俺君に会うの。
まだかまだかってうるさかったんだからw」

サリナに言われ部屋にあがらせてもらった。
ハルに手を引っ張られリビングへと入る。
長い廊下に広いリビング。
何不自由ない暮らしとはこのことだ。

630:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:23:50.89 ID:ktYFwS2/O.net
こんなマンション、テレビの中だけだと思ってた。
そう言えばジュンが一流企業で働いてるって言ってたな。

俺「あっこれケーキ。」

サリナ「えっ?ありがとーw

わっ!俺君が作ってくれたの?」

俺「うん、
味の保証はできないけど」

サリナ「良かったねーハルw

後で食べようね」

631:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:24:57.46 ID:ktYFwS2/O.net
俺「それにしてもすごく立派な住まいだなw

幸せそうで良かったよ」

サリナ「うんw
ありがとw」

俺「彼氏は?」

サリナ「今日は朝からゴルフだし、帰りは遅いの。

大丈夫w彼には俺君が来ること伝えてるからw」

ハル「パパーこっちこっちw
ぼくのおへやみてみて」
ハルは嬉しそうに俺の手を引っ張る。

632:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:26:21.35 ID:ktYFwS2/O.net
ハルの部屋。
理想の子供部屋だ。
新しい勉強机にベッド。
そしておもちゃが綺麗に置かれている。

俺「あっ?」

ハルに買ったプレゼント。渡すのが恥ずかしくなった。

大きいサイズの仮面ライダーフィギュアに、ベルトのおもちゃが置かれてある。
ジュンに買ってもらったんだろう。

633:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:27:45.00 ID:ktYFwS2/O.net
それに比べ俺が買ったのは10センチ程の安物フィギュア。

プレゼントされても嬉しくないだろうな。
俺はそっと後ろのポケットに隠した。

635:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:32:08.83 ID:ZPS+6u370.net
切なすぎる…

636:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:33:01.47 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「お茶入れたから飲んでw」

リビングに戻りソファーに腰を下ろす。
ハルも俺の隣に座りずっと俺の顔を見る。
余りにもマジマジと見るので、何だか照れてしまう。

俺「ハルもサリナも元気そうで良かった。

それに幸せそうで安心したw」

サリナ「うん。

何でハルにずっと会いにこなかったの?」

637:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:34:34.13 ID:ktYFwS2/O.net
俺「俺馬鹿だから会ったらだめだって勝手に思ってた。

本当にごめん」

ハル「パパごめんしないでいいよ。

ぼくおりこうにしてたよ。
きょうパパにあえたからすっごくうれしい」
無邪気な笑顔に癒される。

俺「ハルごめんな…」
今にも泣き出しそうだが、カッコ悪いから我慢。

638:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:35:42.90 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「これからはちゃんとハルと会ってあげてね。

ハルはパパ大好きなんだからw」

俺「うん…」

ようやく何か吹っ切れたような気がする。
ハルに会えるだけで幸せなんだ。
無理に何か幸せを見つける必要なんてないんだよな。

639:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:36:48.22 ID:ktYFwS2/O.net
ガチャッ
玄関から誰かが入ってきたようだ。

サリナ「あっジュン君だ。」
そう言いながら玄関へと向かうサリナ。

サリナ「おかえりー。
早かったね。」

ジュン「部長が体調悪くなったんで、酒の席はなくなったんだよ」

リビングの向こうから二人の会話が聞こえた。

640:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:38:19.69 ID:ktYFwS2/O.net
ハルは俺に密着し、DSに集中していた。

ジュン「何まだいてんの?」

サリナ「うん。
今さっき来たばかりだよ。」

ジュン「うぜーな。

さっさと帰らせろよ。
俺疲れてるんだよ」

サリナ「でも、
来たばかりだし。

ハルもせっかく喜んでるから」

641:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:39:44.38 ID:ktYFwS2/O.net
ジュン「チッ。

仕方ねーな。
あんまり遅くまで居座らせんなよ」
舌打ちしながらダルそうに話すジュン。

サリナ「うん」

小声だが会話はまる聞こえだよ。

俺は腰を上げる。
ハル「パパどうしたの?」

俺「ハル。今日はもうパパ帰るな。」

ハル「やだー。
いまきたばかりだよ。

だめだめだめだめー」
ハルが俺の服を引っ張った。

642:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:40:12.41 ID:ZnMztgmV0.net
ジュンのことはパパとは呼んでなさそうだったもんな

651:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:52:29.04 ID:ZPS+6u370.net
>>642
ジュンのこと聞かれたときに、
ハルは黙ったままだったもんな…

644:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:43:13.36 ID:ktYFwS2/O.net
するとサリナとジュンがリビングに入ってきた。

ジュン「あっ、俺さんお久しぶりです。

お元気そうですねw良かったらこれから一杯どうですか?」
ジュンが作り笑いで俺を見る。

俺「いや、
俺はこれで。

明日仕事も早いんで。」

ハル「パパかえらないで。
おねがい。かえらないで。」

必死に俺を引き止めるハル。

645:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:45:12.14 ID:ktYFwS2/O.net
ジュン「コラコラハル。
ワガママ言っちゃ駄目だろ?

俺さんは忙しいんだよ。
困らすな」
父親面するジュンに嫌悪感を抱きながら、
俺「ハルごめんな。
パパまた必ずハルに会いにくるから。」
笑顔でハルを諭した。

拗ねながらハルは諦めてソファーに座り込んだ。

646:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:46:15.95 ID:ktYFwS2/O.net
俺「じゃ俺帰るわ。」

気まずそうな顔をするサリナに、少し申し訳ない気持ちになりながらも玄関に向かった。

ジュン「あれっ俺さん何か落としましたよ」

偶然廊下を歩いている時に、ハルのプレゼントにと思っていたフィギュアがポケットから落ちた。

ジュンがそれを拾う。

647:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:46:43.61 ID:ZPS+6u370.net
う~ん、やっぱりジュンは性格悪いのか…

648:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:47:54.09 ID:ktYFwS2/O.net
ジュン「仮面ライダー?

なんかの景品?」

俺「あっそうそうw

たまたま当たったんでハルにどうかと思ってw」

ハル「ぼくに?
ありがとーパパー」
ハルが嬉しそうにフィギュアを手にとった。

ジュン「当たった景品だぞ。

そんなのいっぱいあるだろ…」
捨てろと言う前にサリナが割って入ってきた。

649:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:49:33.63 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「さぁさぁ。ジュン君疲れてるでしょ。
先にシャワーしたら?」

サリナが申し訳ない顔をし俺を見た。
場違いな俺こそ申し訳なさすぎるよ。

リビングからジュンが、「きったねーケーキ。
こんなの早くゴミ箱に捨てろ」
と聞こえた時は、無償に自分がダサいやつなんだと自覚した。
惨めな気持ちになるが、そんなことはどうでもよかった。

だってハルが、
ハル「ぼくずっとたいせつにするね」
って言ってくれたんだよ。
本当に嬉しかった。

652:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:53:30.60 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生に報告する約束だった。
帰り駅で待ち合わせしファミレスに入る。

佐々木先生「すっごいムカつく。
何なんですか?
その人。

無神経にも程があります。」
佐々木先生が怒って俺を見る。

653:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:55:03.07 ID:ktYFwS2/O.net
俺「疲れてたみたいだし、虫の居所も悪かったんすよ。きっと。

それに俺は別に彼と自分を比較しようなんて思ってないんす。
たしかに俺はダサいかもしれないけど、彼は彼。俺は俺なんだし。」

佐々木先生「松井さんはカッコ悪くなんてないです。

ハルちゃんが園児の頃は松井さんは、お母さん達や先生達からも人気ありました。」
拗ねる佐々木先生。
俺を慰めようとして
くれてるんだろうけど、本当に俺は気にしてなかったんだ。

654:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:57:05.25 ID:ktYFwS2/O.net
久しぶりにハルに会えた。
それだけで十分気持ちが満たされていたんだ。


また来週ハルに会いにいこう。
そう思うだけで俺の日常が変わって見えた。
子供の存在の大きさに気づかされる。
そして仕事もプライベートも充実するよう、自分なりのペースで過ごした。

655:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 04:59:14.20 ID:ktYFwS2/O.net
着信。
深夜0時。
サリナからだ。
こんな時間にどうしたんだろう。
眠りにつきかけていたから少し眠いが、何かあったのかも?と電話に出た。

俺「もしもし」

「…」

俺「どうした?
こんな時間に。」

656:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:00:21.91 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「パパ…
パパ…」
弱々しい声でハルが答えた。

俺「ハルか?
どうした?
何かあったか?」
一瞬で目が覚めた。
嫌な予感がする。

ハル「パパ…
たすけて…シクシク
たすけて…シクシク」

ガシャーンッ

電話越しに何かが壊れる音がした。

658:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:01:20.44 ID:ktYFwS2/O.net
普通じゃない状況に焦る俺。

俺「ハル?
どうした?

何かあったか?」

ハル「パパ…
パパ…シクシク」
ハルは明らかに混乱していた。
俺の問いに答えず、ただパパと連呼している。

俺は急いで服を着て家を飛び出した。
タクシーに乗り込みサリナのマンションへと急ぐ。

659:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:01:25.15 ID:y0w5euc3O.net
頑張って!

660:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:02:34.01 ID:ktYFwS2/O.net
電話をずっと繋げていたけど途中切れた。

いまいち状況がつかめないが、
不安が募る。
ハルは大丈夫か?
サリナは?
ただただ早く着いてくれと願う。

ようやくサリナの住むマンションに着くと、
俺は何ども呼び出しを押した。

661:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:02:37.78 ID:ZPS+6u370.net
どうせ今日は日曜だ!
最後まで見届けるぞ!

662:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:03:47.32 ID:ktYFwS2/O.net
ジュン「はい」

俺「俺だ。
サリナとハルは?」

ジュン「何時だと思ってるんです?
非常識ですよ。

二人はもう寝てます。
帰って下さい。」

俺「ふざけんな。
ハルから電話があったんだ。

とりあえず会わせてくれ。」

途中で電源を切られた。

663:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:04:59.88 ID:ktYFwS2/O.net
たまたまマンションから出てくる人がいた。
その隙にマンションに入り急いで17Fへと向かう。

玄関の呼び出しを何度も押した。
ドアをこれでもかってくらい叩いた。

俺「サリナ?
ハル?」
何度も名前を叫ぶ。
近所迷惑もいいとこだが、俺の心境はそれどころじゃない。

664:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:06:10.04 ID:ktYFwS2/O.net
ガチャッ

ジュン「うるさいな。
いい加減にしろ。

警察呼ぶぞ。」
ジュンが玄関を開け、俺を睨みつけた。

俺はジュンを払いのけ中に入った。

ジュン「おい。
勝手に入るな。

不法侵入だぞ。」
ジュンが俺の肩を力強く掴む。

その手を振り払い中へと急ぐ。

665:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:06:31.79 ID:2jEAKkhC0.net
ダメだ、なぜか俺の心が折れそうだ

666:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:10:21.42 ID:IQC5A31/0.net
何度も更新連打してしまう俺

667:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:12:05.27 ID:7djdJwJA0.net
>>666
一緒。更新ばっかりしてる。

668:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:12:48.66 ID:ktYFwS2/O.net
俺「サリナ?」
サリナは台所でしゃがみこんでいた。

俺「どうした?
大丈夫か?」

サリナ「俺くん…
どうして…?」
下を向くサリナの肩を持つ。

ビクッと体を反応させ、
小刻みに震えるサリナ。
顔を上げたサリナの顔は、少し腫れ鼻血がでていた。

669:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:14:03.59 ID:ZPS+6u370.net
ダメだ…悲惨すぎる…

670:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:14:15.62 ID:y0w5euc3O.net
これはジュンを殴っても警察がゆるしてくれるレベル

671:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:14:50.77 ID:bvopNNaa0.net
サリナはなんでそんなやつと結婚したんだ
結婚してから変わったのかな

672:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:15:19.73 ID:ZPS+6u370.net
>>671
主に結婚の話したときは
まだ普通だったような…?

673:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:15:39.88 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハルがサリナの電話で電話してきた。
何があった?
ハルは?
ハルはどこだ」

サリナ「…」
顔を背けるサリナ。
俺はサリナを置いて子供部屋に入った。

674:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:17:16.22 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「シクシク…シクシク」
真っ暗な中、部屋の隅で膝を抱えて丸くなっているハルを見つけた。

俺「ハル?
ハル?」
俺はハルに歩み寄った。

ハル「パパ…
パパ…

うえーん」
鼻水と涙で顔をぐしゃぐしゃにして俺に抱きついてきた。
顔や腕にひっかき傷が。
少し血が出ている。パニックになって自分で引っ掻いたんだ。
そして少し震えている。

675:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:19:25.20 ID:ktYFwS2/O.net
何があったのかすぐに理解した。
リビングの荒れようとハルとサリナの姿を見て。
ジュンが暴れたんだろう。
ハルの怯え方は尋常じゃなかった。

俺「大丈夫か?
もう安心していいぞ。
パパが来たから」
頭に血が昇るのが分かった。

676:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:21:12.79 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「パパ…えぐっ

ぼくね…えぐっ
ママまもるのがんばったよ…えぐっ」

ハルは俺との約束を守ったんだ。
やりきれない気持ちと怒りがこみ上げてくる。
俺はハルを抱きかかえサリナの元に戻った。

俺「サリナ。
大丈夫か?」

サリナは震えながら、ゆっくり頷く。
優しく俺からハルを受け取ると泣き出した。

サリナ「ハルごめんね…
恐かったね…
恐い想いさせてごめんね…」

677:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:22:37.43 ID:ktYFwS2/O.net
ジュン「おい、おまえ。
勝手に入ってきやがって。

ふざけんなよ。」

ジュンが片手にゴルフクラブを握り、俺に近づき胸ぐらを掴んできた。

酒臭い。
大分酒が入ってるようだ。

俺はジュンの腕を掴み服から手を外した。

678:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:25:24.39 ID:ktYFwS2/O.net
ジュン「手に触るな。汚れるだろーが。

この貧乏人」
そう言って俺に殴りかかってきた。

上からゴルフクラブが落ちてくる。
俺はそれを頭で受けて踏ん張った。

反射的に俺の手が出出てしまった。
そのまま拳を顔面に強く打ち付けた。
後退りし後ろに尻餅をつくジュン。
鈍い感触。歯が折れたのかダラダラと口と鼻から血を出す。

ジュン「いってー。
てめーふざけんな。
訴えるぞ。」

679:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:29:01.81 ID:ktYFwS2/O.net
俺「俺の息子に何しやがった。」
怒りが頂点になり、俺はジュンに馬乗りになった。
俺の頭からは血が垂れてきてる。

ジュン「その阿婆擦れが悪いんだ。」

俺「黙れ」
俺はジュンを殴ろうとした。
でも熱が冷めてしまったように握り締めていた拳を下げた。
意外に冷静だったんだと思う。

ハルにこんな姿見せちゃいけないと思った。
それにもう人を傷つけないって決めてたんだ。
暴力で何も解決しないことは、十分に分かっていたから。

680:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:30:03.76 ID:ktYFwS2/O.net
俺はスッと立ち上がってサリナとハルのそばに行った。

俺「行こう。」

サリナは泣きながら黙って頷く。

荷物をまとめてハルとサリナを俺の家に連れ帰った。

帰り際、ジュンが色々言っていたけど殆ど聞いていない。

681:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:31:55.60 ID:ktYFwS2/O.net
家に着くとハルは疲れてぐっすり眠っていた。
俺「落ち着くまで俺の家にいればいいよ。」

俺はサリナに救急箱を渡す。
サリナ「ごめんね…
心配かけて…

あのね…」

俺「二人とも無事でよかった。

ゆっくり休んで。
落ち着いたら話してくれればいいから。」

サリナ「ごめん。
俺君に迷惑かけて…」

俺「何言ってんの?
全然迷惑なんかじゃないから。」

682:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:34:58.60 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「ハル男の子なんだね…

ジュン君お酒が入ると暴力的になるの…ハルがね…
わたしを庇ってくれたんだ…」

俺「うん…
そっか…

ちょっと出かけるから。
ゆっくり休めよ」

サリナ「うん…
本当にありがと…」

そう言って俺は家を出た。

683:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:39:32.11 ID:ktYFwS2/O.net
外は少し明るみ始めてる。
段々やり場のない気持ちが込み上げてくる。

涙が溢れ出す。

サリナやハルがこんな想いしたのは、 俺の責任だ。
俺が全て悪い。
俺がもっとしっかりしていれば、サリナもハルも傷つかなくて済んだんだ。
俺が二人を手放さなければ。。。

後悔しても今更遅い。
分かってる。
それでも自分が嫌いで仕方い。

腹立たしい。
ジュンがじゃない。
俺自身にだ。

684:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:45:10.61 ID:ktYFwS2/O.net
2人が俺の家に来て、二週間が過ぎた。

ハルはあの日は何もなかったかのように元気だ。
俺とサリナ、三人でいるのが嬉しかったのかもしれない。

サリナもそれっきりあの話しを口にしないが、いつものように元気に振る舞ってる。
俺もその話題には一切触れないようにしていた。

ジュンは何度か俺のいない合間に家に来ては、サリナに寄りを戻したいと懇願してたらしい。

685:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:48:32.27 ID:ktYFwS2/O.net
わずかな時間だけど、また3人同じ屋根の下で時間を過ごした。
3人で買い物に行ったり、ご飯を作ったり。
散歩をする時はまるで家族のような感覚になれた。
俺はそれがなにより嬉しかった。

このまま三人でずっといれればいいなんて、簡単に考えてしまう。
でもサリナはそうじゃないって言うのは分かってる。

だから俺は、それももう終わりなんだと毎晩自分に言い聞かせるようにしていた。

686:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:49:37.25 ID:ktYFwS2/O.net
そしてその時はすぐにやってきた。
ハルが寝静まった時間に、
サリナ「俺くん。
ちょっといいかな?」

俺「うん。
どうした?」

サリナ「今後のことなんだけど…」

やっぱりずっと3人でなんてありえないんだ。
ずっと考えてた。
俺はサリナのしたいようにすればいいと思ってる。
そのためのサポートはするつもりだ。

688:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:51:21.95 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「わたしね俺君にはすごく感謝してるの。

それに勝手ばっかりしてきたの本当に謝りたい。
ごめんなさい」
サリナは正座しながら深く頭を下げた。

俺「何畏まってんだよ。

俺がハルやサリナのために何かするのは当たり前だろ」

サリナ「わたし出て行くね。」
その目は真剣そのものだった。

俺「う、うん。
ジュンと寄り戻すのか?」

サリナ「違うよ。
もう戻らない。

まだ好きだけど…」

689:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:52:24.57 ID:ktYFwS2/O.net
俺「どうしたい?
何でも言ってくれていいよ」

サリナ「ハルともう一度二人でやり直したいの…」

俺「…」

サリナ「ハルにとって俺君は大事なパパだって分かってるよ。

でもね、
ハルともう一度頑張って生きて行こうって思ってるの…」

俺「…だめなのか………」
3人で生きていくじゃだめなのか?って言いたかった。
でも言葉がうまく出ない。

687:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:49:55.58 ID:8Anpnaap0.net
こんな時間までお疲れ

690:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:54:53.13 ID:ktYFwS2/O.net
>>687
こんな時間まで付き合ってくれてる人もありがとう。

続き
サリナ「えっ?」

俺「いや、何もない。

そっかw
うん。分かった」
俺は何納得してんだ。

俺「あっ、そうだ」

俺はタンスの引き出しから通帳を出して、サリナに差し出した。

サリナ「これは?」

俺「ずっと貯めてたんだ。
ハルのために家ん買おうと思ってたんだけどなw

でも、
どうやら俺には必要ないみたいだからw
ハルのために使ってやってほしい」

691:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:56:35.02 ID:ktYFwS2/O.net
サリナは通帳に手を伸ばすと、そのまま俺に返した。

サリナ「受けとれないよ…」

俺「いいから。
お金がなきゃ生活も出来ないだろ?」

サリナ「優しくしないでよ…」
泣き出すサリナ。

サリナ「そんなに優しくしないで…

俺君に甘えちゃう…」

俺「いや、甘えていんだよ。
他人じゃないだろ?」

サリナ「いやなの…

俺君の優しさに甘えるわたしがいや…

だから出ていくの…」

それ以上俺は何も言えなかった。
サリナが決めたことなんだ。
俺は陰ながら、サリナとハルを応援出来ればいい。
そう思ってた。

692:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:56:40.67 ID:GWwXZ0430.net
なんでそこで引いちゃったんだ…
押すとこだろうに。

693:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 05:59:46.80 ID:ktYFwS2/O.net
数日後、
サリナとハルが住むマンションが決まった。

サリナは介護職に復帰し、いよいよ引っ越しとなった。

距離は一駅程だったので、いつでも会いに行けると言うことで少し安心してる。

ハルは泣いてぐずってたけど、好きな時に会えると言うことで我慢してもらった。
我慢ばかり可哀想なんだけどな。

ようやく引っ越しも終わり、サリナとハルとはお別れだ。

694:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:01:07.96 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「俺君本当にありがとう」

俺「うん。
全然いいよ。

また何かあればいつでも言って」

サリナ「うん」

ハル「パパー。
まいにちおでんわするねw」

ハルには携帯を持たせた。
俺にいつでも電話出来るようにだ。
きっと心配で俺ばっかり電話するんだろうけど。

695:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:03:07.89 ID:ktYFwS2/O.net
俺「じゃあまたな」

ハル「パパーまたあしたねー」

俺「明日は無理だよw
お休みになったらなw」

ハル「はいw」

俺「ハルのこと頼んだよ」

サリナ「うん…
俺くん…?」
サリナが少し切ない表情を見せる。

696:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:04:47.47 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ん?」

サリナ「ううん。
何でもないw

あのね…
幸せなんて本当にあるのかな…?」
また切ない表情をするサリナ。

俺「ん?うん…」

サリナ「頑張ってれば…
神様は幸せにしてくれるかな…?」

すごく心に響くものを感じた。
俺は何も答えることが出来ず二人と別れた。

サリナのその時の表情と言葉を今も忘れることはない。

697:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:10:50.78 ID:ktYFwS2/O.net
ハルとサリナが出て行き数日が経ち、俺は相変わらずの生活を送っている。
何か物足りないモノを感じつつ。

佐々木先生「最近全然連絡くれないですね。

どうしてるんですか?」

佐々木先生からの電話だ。
久しぶりに話しがしたいと言われ、居酒屋で会うことになった。

698:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:12:57.25 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「俺さんって本当に放置プレイが好きですね」
名前で俺のことを呼ぶ佐々木先生。
居酒屋に入って一時間。すでに出来上がってるようだ。

俺「放置ってw
佐々木先生はまだ20代なんだし、
もっと若い男相手にしなよ。

勿体無い。」
俺はジョッキのビールを飲み干す。
今日は久しぶりの酒で俺も気分がいい。

699:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:13:58.58 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「もうすぐ29です。
俺さんとも歳変わらないでしょ。

子供扱いしないで下さい」

俺「佐々木先生はいい人いないんすか?
可愛いしモテるでしょ?」

佐々木先生「ぜっんっぜっんいません。
むしろ出会ってもしょうもない男ばっかりw」

700:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:15:32.50 ID:ktYFwS2/O.net
俺「佐々木先生飲みすぎだよ。
そろそろ出ましょうか?」

佐々木先生「いやです。
今日はもっと飲みたいんです。

付き合ってくださいねw」

俺「明日仕事でしょ?
そろそろ帰りましょう」

佐々木先生「じゃあ愛(佐々木先生の名前)って呼んで下さい。

呼んでくれたら大人しく帰りますw」

俺「……」

佐々木先生「はいだめーw
帰れませんw」

大分酔ってる。
明日は仕事も早いしもう切り上げたい所だ。

701:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:16:31.09 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木「あのー…
何で元奥さんと寄り戻さなかったんです?」

俺「寄り戻すってw
あっちはまだ前の男が好きなんですよ。

寄り戻すとか、そう言う次元じゃないですよ。」

佐々木先生「俺さんは元奥さんのこと好きじゃないんですか?」
お酒のせいで呂律が回っていない。

702:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:17:54.11 ID:ktYFwS2/O.net
俺「俺は…」

そう言えば考えたことなかったな。
サリナのことが好きかどうか。
好きか嫌いかって聞かれたら好きなんだろうけど。
愛とか恋とかそんなんじゃない。
そう思ってた。

俺「愛とかはないですから。

多分家族や友人みたいな、親近感はあるんだとは思う。」
本当にそうなのだろうか。
俺自身そんなことを深く考えたことがない。
うまく表現出来ないんだ。

703:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:19:00.63 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「本当に俺さんは鈍感ですよねw

さっき聞いた話しなら、きっと元奥さんも俺さんに気がありますよw」

俺「サリナが?」
ふと考えてはみたが、ありえない。

佐々木先生「女の勘ですwイヒッw」

俺「勘ってw
佐々木先生飲みすぎ。

そろそろ出ましょう。
俺家まで送ってくんで」

704:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:19:59.21 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「仕方ないなーもーwイヒッw」

ふらふらの佐々木先生。
家が近いと言うことなので仕方なくおぶって送ることにした。

俺「しっかり佐々木先生。」
いつの間にか俺の背中で寝ている。
まあ住所は聞いてるし、家に着くまで寝かせておくか。

705:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:25:36.78 ID:ktYFwS2/O.net
俺「先生。
着きましたよ。

起きて下さい。」
背中の佐々木先生を揺すった。

佐々木先生「もうちょっとだけ。
このままお願いします」

俺「起きてたんすか?
いつから?」

佐々木先生「途中からです。

少しうち寄って行きませんか?」

そう言って部屋に上がらせてもらった。
久しぶりの女性の部屋。
何だか緊張する。

706:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:26:33.65 ID:ktYFwS2/O.net
佐々木先生「はい。ビールw」

冷蔵庫から缶ビールを取り出し俺に渡して、ちょこんと俺の隣に座った。

俺は微妙に距離を離す。
佐々木先生「どうして離れるんですか?」

俺「いや、あの…」
あたふたする俺。

佐々木先生「俺さんって本当に鈍感ですね」

707:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:27:04.83 ID:bvopNNaa0.net
俺さん本当鈍感だよなwww

708:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:28:24.58 ID:iBPspn2r0.net
鈍感すぎてムズムズするwww

709:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:29:11.01 ID:ktYFwS2/O.net
俺「近い」

佐々木先生が顔を近づけてきた。
まじまじと俺の顔を見つめる。

俺「あの、先生酔いすぎ」

佐々木先生「もう酔ってません。

いい加減私の気持ちに気づいてくれてもいいじゃないですか!」

佐々木先生が俺に覆い被さる。

俺「いや、あの…」
変な汗が出てくる。

佐々木先生「好きなんです。。。

女性からこんなこと言わせないで下さいよ。。。」

710:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:30:48.73 ID:ktYFwS2/O.net
いつからだ?
気付かなかった。
だってハルの先生だった人だぞ。


佐々木先生の唇が俺の唇に触れた。

柔らかい。。。

アルコールと女の甘い匂い。
心拍数が上がる。

俺は我慢できず佐々木先生を押し倒した。

興奮が高まり理性が吹き飛んだ。
佐々木先生の胸を服の上から触る。
柔らかい。

711:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:32:06.39 ID:ktYFwS2/O.net
どれぐらいぶりだろうか?
異性とここまで密着するのは。
ハルを一人で育て始めてからだから、ずっとなかった。
俺も男なんだと今更ながらに思い出す。

佐々木先生「んっ…」
佐々木先生が声を漏らす。

俺はスカートに手を入れ生脚を弄った。

このまま。
このまま身を委ねよう。
佐々木先生とならいい。
佐々木先生となら幸せになれるかもしれないな。。。

712:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:32:33.78 ID:KUOHd8JMi.net
サリナも先生も好きだからモヤモヤするわ

714:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:34:03.36 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ…

頭の中でサリナの顔が浮かぶ。
そうあの時の切ない表情だ。

俺はふと我に返る。

すぐに手を止め佐々木先生から離れた。

佐々木先生「どうしたんですか?」

俺「すいません。

俺、、、
俺出来ません。
本当すいません。」

立ち上がり帰りますと言って、佐々木先生宅を急いで飛び出した。

715:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:36:31.64 ID:ktYFwS2/O.net
外はパラパラと雨が降り出していた。

俺はまだ心臓がバクバク言ってる。

何やってんだ俺は。。。
最低だ。
佐々木先生に失礼なことしてしまった。
それにサリナの顔が頭から離れない。

急に胸が締め付けられる。

俺は走って家に帰った。

ずぶ濡れになり、そのまま空の浴槽に入る。

その空間が好きだった。

まだ胸が締め付けられて苦しかった。
そしてとめどなく涙が溢れた。

716:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:39:55.19 ID:ktYFwS2/O.net
俺「サリナ…」

俺はサリナが好きなんだ。
気付かないうちに、またサリナに惹かれていたんだ。
ようやくそれに気づいた自分がそこにいた。

本当はずっと好きだったのかもしれない。
それをただ否定して気付かないふりをしていただけなのかもしれない。

サリナの笑顔。
サリナの悲しい顔。
あの切ない顔も。

サリナで頭がいっぱいになった。
サリナのことを考えると胸が締め付けられる。
今ならこの気持ちは本物だと分かる。

これが愛なんだと理解した。
ハルに対してとはまた別の感情。
悲しくて嬉しくて愛おしい。
いろんな感情が入り混じる。

717:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:43:12.39 ID:ktYFwS2/O.net
もう終わるんだけどもうすぐ出掛けるんで、申し訳ないけど今日の夜でもいいですか?
せっかく終わると言っていたのに申し訳ない。

後朝まで付き合ってくれてる人本当にありがとう。

718:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:44:20.52 ID:bvopNNaa0.net
待ってるよー!

719:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:44:55.62 ID:8Anpnaap0.net
おうー
また頼むよー
こんな時間までお疲れっすー

720:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:45:10.28 ID:7aU5+bwR0.net
完徹でお出かけですか。それは大変…。
乙です。夜お待ちしてます!
が、あまり無理せず。

721:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:45:37.87 ID:8mAXlaWB0.net
おつかれ!!
ちゃんと待ってるから最後まで頼むぞ

723:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:47:20.47 ID:TApFT9f3I.net
久々に引きこまれてますー
完結期待して待ってます
良ければ後日談まで

724:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:50:33.89 ID:7djdJwJA0.net
お疲れ様です。
次回も楽しみにしているね!

726:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 06:51:38.98 ID:ktYFwS2/O.net
みんな本当にありがとう。
レスのスルーは許してください。

767:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 21:59:05.54 ID:ktYFwS2/O.net
遅くなりました。

今から続き書いていきます。

768:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:00:47.30 ID:YPDpVozA0.net
お待ちしてました!
リアルタイムだ

769:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:01:04.95 ID:a2NxFIlji.net
待ってました!!

770:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:02:46.32 ID:x7RFr6D+0.net
キタ━(゚∀゚)━!

771:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:03:28.61 ID:tWEA9Otz0.net
キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!

773:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:04:57.27 ID:ktYFwS2/O.net
続き
そしてハルの笑顔が頭に浮かぶ。

ハルにはいつも我慢ばかりさせてた。
辛い想いも。
寂しい想いも。
とても可哀想なことをしてきた。

聞き分けが良い分尚更。

子供は親を選べない。正にその通りだ。
子供がそんな気持ちになっていいわけがない。

親なら、精一杯の愛情を子供に注いであげなきゃいけない。
一番近くで成長を手伝ってあげなきゃだめなんだ。

774:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:06:29.50 ID:ktYFwS2/O.net
ハルには、
俺とサリナ。
両方必要なんだ。

親の都合で子供が犠牲になるなんて、絶対にあってはいけない。


後悔と反省の念が何度もおしよせた。

ハルの笑顔。
サリナの笑顔。
俺が守ってやりたい。
心からそう思った。

775:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:08:56.81 ID:ZPS+6u370.net
遅れたが、主キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
今夜も、頑張ってください!

776:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:09:04.25 ID:ktYFwS2/O.net
俺は浴槽からでると、すぐに家を出た。

サリナに会いたい。
今すぐ。


その一心で、俺はサリナの家へと向かった。
逸る気持ちを抑えることが出来ない。

雨に濡れながら頭を冷やす。

着いた頃にはもう夜が明けていた。

サリナの部屋の前に立ち、呼び出しを押した。
妙に静かで、自分の心臓の音だけがバクバクと聞こえる。

777:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:09:40.13 ID:bvopNNaa0.net
みてるよー!

779:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:10:37.51 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「はーい。

俺くん?」
サリナが驚いた表情で俺を見た。

俺「サリナ…」
サリナを見つめた。
俺の気持ちは固まってる。
強い決意でサリナに会いにきたんだ。

サリナ「どうしたの?
こんな朝早くに。

それにびしょびしょ。」

言わなきゃ。
ちゃんと言わなきゃ。

あの日公園で再会した日。
ハルを引き取りたいと言われた日。
ジュンの家から連れ出してサリナとハルが出ていった日。

781:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:11:47.05 ID:ktYFwS2/O.net
何度も。
何度もチャンスはあったんだ。
ずっと。
ずっと言えなかった。

だからちゃんと伝えよう。
遅くてもいいんだ。
自分の気持ちを伝えよう。

俺「サリナ…
好きだ。

だから…
俺のそばにいてほしい…」

783:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:13:24.06 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「ど、どうしたの?急に。」
動揺してるのか少し瞳が潤んでる。

俺「ずっと思ってた。
ハルのために3人で暮らすべきだって。。

でも、
違うんだよ。
今はサリナとハルのために3人で暮らしたい。」

サリナは黙って頷いた。

784:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:15:39.53 ID:ktYFwS2/O.net
俺「この間…
本当に幸せになれるのかな?って聞いただろ?

神様が幸せにしてくれるかな?って」

サリナの瞳には大粒の涙が溜まっていた。

俺「あの時の答え。
今ならちゃんと言える。
俺が幸せにする。
サリナもハルも。

だから…
だから…
俺のそばにいてくれ…
本当にもう後悔したくない…」

サリナの瞳から、涙がつーっと流れた。

789:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:25:07.09 ID:ktYFwS2/O.net
俺はありのままの気持ちをサリナに伝えた。

答えがどうであろうと。

サリナは泣きながら口を抑え、頷きながら俺の言葉を聞いていた。

俺「サリナとハルが笑顔になれるように、精一杯努力する。」

俺も感情が高ぶりすぎて涙が出てくる。

サリナ「甘えていいのかな…
本当に…」

俺「ずっと沢山傷つけてきた。
本当にごめん。

でもサリナとハルのためなら変われる。だからやり直そ…」

サリナ「……」
サリナは黙って、俺の胸に頭をうずめてきた。
俺は肩に手を添える。

今まで自分の気持ちを言葉にするのが苦手だったんだ。
たがらこそ、俺の真剣さがサリナに伝わったのかもしれない。

790:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:26:49.32 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「ありがとう…」

俺こそありがとうだ。。。


サリナ自身、まだジュンへの気持ちは断ち切れてなかった。

それでも、もう一度家族になりたいと想う気持ちは俺と同じだったんだ。

その夜、サリナがハルを連れて家にやってきた。

791:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:27:54.12 ID:ktYFwS2/O.net
朝ハルは寝ていて、
サリナもまだハルに何も話していないと言っていた。

ハルは少し不安な表情だ。
急に俺の家に連れてこられたんだ。
無理もない。

ハル「パパなにかあったの?」

俺「ハルパパの膝に座ってくれるかな?」

ハルが俺の膝にちょこんと座る。
ちょっと前まであんなに小さかったのにな。本当に大きくなった。

792:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:29:36.58 ID:ktYFwS2/O.net
俺「ハル?
パパとママと一緒に住みたい?

ハルの気持ちパパに教えてくれるか?」

ハル「はい。。。
でもぼくわがままいわないよ」

俺「今はワガママ言っていいんだよ。」

ハル「あの…いっしょにすみたい…」
ハルの表情が少し曇る。

サリナ「ハル。
パパとママと3人一緒に暮らそw」
サリナがハルに笑いかける。

793:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:30:51.72 ID:ktYFwS2/O.net
ハルは俺とサリナの顔を行ったり来たり見る。

ハル「ほんとう…?」
ハルが澄んだ瞳で俺を見つめた。

俺「うん」
俺は笑顔で返事した。

ハル「パパと…
ママと…ぼく…
いっしょ?」

サリナ「そうだよw
ずっと一緒w」
サリナがハルの手を取った。

794:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:32:29.87 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「いっしょ…ウアーーン。

いっしょ…ヴエーン」
ハルが大声で泣き叫んだ。

すごく満たされた気持ちになる。
サリナも俺も自然と笑顔が零れる。

随分遠回りをした。
ようやく3人、家族の絆が芽生えた瞬間だった。

795:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:33:34.13 ID:ktYFwS2/O.net
3人で暮らし始め、俺はサリナとハルのために一生懸命働いた。

休みの日は、ずっと3人でできなかったことをやろうって決めたんだ。
失った時間を取り戻すかのように、色んなとこに思い出作りに行った。

釣りに行ったり、旅行に行ったり。
祭や花火大会。サリナの希望でディズニーランドにも行った。
ハルは少し落ち着きなかったけど、途中からはしゃいで本当に可愛かったな。

796:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:35:35.04 ID:ktYFwS2/O.net
俺は指輪を買ってそれをハルに見せた。
俺「パパな。ママにプロポーズしようと思うんだw

ハルも応援してくれる?」

ハル「はいw」

記念公園に遊びに行った。
3人一緒だとはいえ、俺とサリナはまだまだぎこちない感じだった。

サリナ「天気いいねw
すごく気持ちいいなw」

まわりには沢山家族連れがいて賑やかだ。

797:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:36:47.36 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「こう言うの夢だったんだw」

サリナの横顔を見つめる。

サリナ「どうしたの?
恥ずかしいからそんなに見ないでw」

俺「あっ、わりい…」
こっちが照れてしまい言い出しにくい。

ハルが見かねて俺の右手を握り、サリナの左手を握った。
そして2人の手を重ねる。

ハル「おててにぎって」

俺はサリナの手を握った。
サリナも握り返してきた。

798:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:38:12.26 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「ママジュースかってもいいの?」

ハルはサリナからお金をもらうと、少し離れた自販に走っていった。

ハルなりに気をきかしてくれてるんだろう。

俺「サリナ?

もう一度結婚してくれないかな?」
俺はポケットから指輪を出した。

799:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:44:27.42 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「本当?
…でも、もう少し時間がほしいかな。

必ず返事するから。
その時になったらこの指輪つけるねw」

その答えだけで十分だった。

初めて家族の温もりを知った。
家族一緒に笑って過ごすことの幸せを知った。
ずっと3人でこの幸せを分かち合えればいいな。
そう願った。

その願いもむなしく、
とうとうその日はやってきた。

800:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:45:18.45 ID:bvopNNaa0.net
とうとう、か

801:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:45:28.23 ID:83nsL3c00.net
うわー!
まってました!!

802:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:45:45.74 ID:ktYFwS2/O.net
俺が31歳の誕生日を迎えた次の週。
それは突然訪れる。

ハル「ママー。
あっちゃんちにあそびにいってくるねw」

夏が名残惜しい涼やかな朝。
秋の独特の香りが何だか寂しさを誘う。

サリナ「うん。
じゃあママが送ってあげるからね。

支度するから少し待って」

804:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:47:39.24 ID:7oK5Irnv0.net
まさか…サリナも…

805:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:48:05.46 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「だいじょうぶ。
じてんしゃでいきたいのw」

この前買ってあげた自転車。
ハルはどこに行くのにも乗りたがる。

俺「あっちゃん家ならすぐそこだし大丈夫だよな?ハル。

ハルももうお兄ちゃんだもんなw」

ハル「はいw」

サリナ「本当に?

じゃあハル。絶対道路に飛び出しちゃ駄目よ。
ちゃんと夕方までには帰るのよ」

ハル「はいw」

806:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:49:10.15 ID:8CjPv9ngO.net
あぁ…
ハルちゃん、アカン……

807:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:49:23.30 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「俺君も仕事の時間でしょ。

遅れるよ」

俺「はいw」

誕生日にハルが俺にプレゼントしてくれた絵。
毎朝これを見るのが日課になってる。
俺とサリナとハルが手を繋いでる絵。

良く描けてるんだ。
俺は親バカだよ。
自慢の息子だ。

809:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:51:19.54 ID:ktYFwS2/O.net
俺はハルと一緒に家を出た。

俺「ハル絶対に信号は止まること。
知らない人にも着いてっちゃ駄目だぞ」
俺はハルに念をおす。

ハル「はいw」
ハルがピンと垂直に手を上げた。

俺「えらいえらいw」
俺はハルの頭を撫でた。

810:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:52:37.49 ID:bvopNNaa0.net
もう読みたくない…

812:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:53:09.18 ID:ZPS+6u370.net
俺は見届けるぞ…

813:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:53:12.32 ID:PX8H4gX90.net
この時点でハルは何歳なんだろうな

814:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:54:52.13 ID:LP8NeF2O0.net
6年生じゃない?

815:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:55:01.14 ID:B9mo3nZO0.net
読みたいけど読みたくない…

818:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:57:29.13 ID:nnWWKSMg0.net
これはアカン(´;ω;`)

819:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 22:58:12.27 ID:ktYFwS2/O.net
ハル「パパ。
きょうかえったらリレーのれんしゅうしようねw」
が今年の地域の運動会の親子リレーで、俺と走るのをハルはすごく楽しみにしてるんだ。

俺「分かったよ。
約束な」

ハル「うんやきそくな。

パパーバイバーイ」
誰に似たんだろうか?最近少し生意気になった。
それでも可愛いから罪だ。

俺はハルと家の前で別れた。
ハルは笑顔で俺に手を振って自転車を漕ぎ始めた。

これが最後に見たハルの笑顔だった。

820:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:00:50.23 ID:ktYFwS2/O.net
仕事中ずっと胸騒ぎしてたんだ。

着信。
サリナからだ。

休憩にまたかけるか。そう思いマナーに切り替えた。

すぐにまた着信。
いつの間にかサリナからの着信が10件。
しかも一分おきにだ。
俺はすぐかけ直す。

サリナ「ハルが…
ハルが…」
泣いて震えるサリナの声。

俺は頭が真っ白になった。

821:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:01:05.17 ID:BfKvmLy50.net
あかん…

822:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:01:59.16 ID:ktYFwS2/O.net
俺はその場に携帯を落とした。

心臓が今にも止まりそうな感覚。
急いで病院に向かう。
まわりの声も音も何も聞こえない。
ただ自分の心臓の音だけが激しく鼓動する。

病院に着くと、
サリナと両親が先に来ていた。
サリナが俺に気づくなり、泣きながらしがみついてきた。

824:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:04:22.33 ID:ktYFwS2/O.net
トラックにひかれて即しだった。
顔には擦り傷があったけど、穏やかな表情だったのを覚えている。

俺はただ眠ってるだけなんだよな。
そう思って、何度もハルを揺さぶった。

俺「うそだよな?
ハル。
起きろ。

なぁ…起きてくれ…
なぁ…帰ったらリレーの練習するって…
約束しただろ…」

ハルはそのまま目を覚ますことはなかった。

825:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:05:31.71 ID:tWEA9Otz0.net
あかん…

826:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:06:17.96 ID:B9mo3nZO0.net
なんでや…こんないい子が…

827:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:06:36.72 ID:ktYFwS2/O.net
あの時からずっと気をつけてきたのにな。
だからずっとなかったんだよ。道路に飛び出すことなんて。

ハルは脇道に自転車を止めて、
道路に投棄してあった黒いゴミ袋を拾いに行ったそうだ。
それが犬か猫だかと勘違いしたのかもしれない。
ただのゴミだと分かってて拾いに行ったのかもしれない。
それはもう誰にも分からないことだ。

828:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:07:39.22 ID:ktYFwS2/O.net
サリナは自分が送らなかったから悪いんだと、何度も俺に謝ってた。
安心しきっていた俺が一番いけなかったんだ。


俺は泣いた。
病院の廊下に座り込みずっと泣き叫んでたのを覚えてる。

一人で痛かっただろうな。
一人で苦しかっただろうな。
一人で寂しかっただろうな。

ハルごめんな。
本当にごめんな。

829:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:08:26.78 ID:7oK5Irnv0.net
うゎぁ…事故って1番嫌だ!さっきまで笑顔だったやつがいなくなるんだもん…

830:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:09:18.56 ID:BWrlC3kM0.net
あかん…

832:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:11:40.07 ID:/8mmQWYd0.net
オレも事故で肉親を亡くしたけど、
たまらんよなぁ・・・・・

833:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:14:36.92 ID:ktYFwS2/O.net
それからの俺は仕事も辞めて家に引きこもった。

サリナもずっと辛そうだったけど、
サリナを思いやることも出来ないくらい、俺の心はからっぽで何もする気がおこらなかった。

俺はサリナに実家に帰るように言った。
最低だな。
でも独りになりたかったんだ。

サリナは週に一回は家にやってきた。
ただ掃除して洗濯をして俺のご飯を準備して帰っていくだけ。

834:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:15:04.76 ID:JI5a6lzz0.net
もう無理だ
釣宣言してくれれよ

835:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:15:55.07 ID:ktYFwS2/O.net
俺は家の壁に頭を打ちつけて血だらけになったり。
カミソリで手首を切ったり。

何度もしにたいと思った。
生きてても意味がない。
ハルは俺の全てだった。
それがない今、何のために生きてるのか分からなかった。

病院には何度か運ばれたけど、
しぬことは叶わなかった。

837:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:18:00.36 ID:ktYFwS2/O.net
ハルが亡くなって1年と半年が経とうとしていた。
相変わらずサリナは俺の家に通っている。

サリナ「ねぇ、今日は何か食べたいものある?」

俺「別に…」

サリナ「また朝からお酒呑んでるの?」

俺「ほっといてくれ…」

サリナ「ねぇ…
俺君いつまでそうしてるの?」

俺「ほっといてくれって言ってるだろ。

何でおまえは普通でいられるんだよ?
ハルは…」
こんなことサリナに言うなんてどうかしてる。
俺は言葉を止めた。

840:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:20:54.31 ID:8RF2Hp0o0.net
つらすぎる

841:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:22:16.50 ID:sdsiPM2QO.net
今夜が最後って日にリアルタイムで遭遇しちゃった

涙止まらない

842:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:22:47.84 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「ハルはもういないんだよ…
わたしだって辛いんだよ…

でもこんなことしてて…
ハルが帰ってくるの…?

わたし俺君のこんな姿見てるの辛いの…

サリナが俺の背中に抱きつく。

俺「ほっといてくれ。
もうほっといてくれ…」
そんなこと分かってる。
それでもまだ、ハルがいないことを受け入れられなかった。

時間が解決してくれる。なんて慰めいったい誰が言ったんだろうな。
俺はあの日のままずっと時間が止まってる。

きっともう立ち直ることなんて出来ない。そう思った。

843:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:23:50.22 ID:7oK5Irnv0.net
どうか…頼むよー

844:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:23:56.91 ID:Fq3r3lsW0.net
うわぁ…。

845:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:24:56.38 ID:ktYFwS2/O.net
それっきりサリナは俺の家に来なくなった。
愛想つかされて当然だ。

家の柱には、ハルの成長を記した線がある。
今はどれくらい成長したかな?

ボードにはハルが笑顔で映る写真。
ハルの大事にしていた、バスや仮面ライダーのおもちゃ。
それに俺に描いてくれた絵。
ハルのランドセルに教材。

あの日のまま。
ハルがいつ戻ってきてもいいように、そのままにしていた。

ハルとの思い出が沢山詰まったこの部屋だけが俺の唯一の居場所なんだ。

846:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:25:33.20 ID:oqatCtXd0.net
きぼうをくれっ…

848:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:28:20.38 ID:ktYFwS2/O.net
ふと公園に行きたくなり、久しぶりに家を出た。
ハルと始めて過ごしたあの公園だ。

目を瞑るとあの日の思い出が蘇ってくる。
ハル「ぱっぱ」
初めてパパって言ってくれた。

ハルの声が聞こえるような気がした。

楽しそうに走り回るハルの姿が、うっすらと残像のように浮かび上がる。

849:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:30:48.48 ID:ktYFwS2/O.net
ハルはきっと俺を恨んでるだろうな。

何で俺じゃなくハルなんだよ。
なんで。
これからもっと楽しいことや嬉しいことがあったんだ。
ハルは誰よりも優しくて誰よりも思いやりがあったんだ。
なのに何でハルが。。。

これからの成長を楽しみにしてた。
それをどうして奪うんだ。。。

俺はあの日と同じ、公園の滑り台の下でうずくまって泣いた。

851:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:31:53.15 ID:ktYFwS2/O.net
疲れた。
もう疲れた。

俺は行く宛もなくただただ街をさ迷い歩いた。

ゲームセンターの前を通りかかった時に、足を止めた。

派手な格好をした高校生くらいのヤンキー2人が、中学生を殴ったりして脅してる。

まわりの人間は見て見ぬふりをしているようだった。

852:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:39:46.74 ID:ktYFwS2/O.net
俺「おいお前ら何やってんの。
そんなダサいことしてんな」
俺はそれを見かねて口を挟んだ。

ヤA「はぁテメー何?」

ヤB「しゃしゃり出てくんなオッサンw」

ヤンキーが中学生に蹴りを入れた。

お腹を抑えて座り込む中学生。

853:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:40:49.39 ID:ktYFwS2/O.net
俺「いい加減にしろクソガキ」
俺はヤンキーを突き飛ばした。

ヤB「おい、やんのかオッサン」

ヤA「ぶっ殺すぞ」

ヤンキーの一人がナイフを出して俺を威嚇する。

俺「恐くねーよ。
かかってこいクソガキ」

ヤA「ヒローのつもりかおっさんw」
ヤンキーが俺に近づいた。

854:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:42:01.12 ID:ktYFwS2/O.net
その瞬間、腹部に強い痛みが走る。

俺はその痛みの部分を見た。
服が真っ赤に染まり始めた。
どうやら刺されたみたいだ。
大量に血が出てるのが分かる。

恐怖心なんてものは微塵もなかった。
むしろやっと楽になれるんだ。
これでハルのところに行ける。
そう思った。

俺はその場に座り込む。
強い痛みの後に吐き気がやってきた。
目眩もする。
だんだんと視界が暗くなっていくのが分かった。
気を失ったんだ。

856:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:45:54.43 ID:ktYFwS2/O.net
次に目を覚ました時、俺は病院のベッドで横になっていた。

俺の左手を誰かが握っているようだ。

俺「サ…サリナ…」
サリナは俺が目を覚ましたのに気づくなり、泣きながら話しかけてきた。

サリナ「心配したよ…
バカ…

むちゃしないでよ…」

そうだ。
刺されたんだ。

俺「なんだ…
しねなかったのか…」
前進の力が抜けていく。

857:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:46:14.89 ID:KQhsLhjV0.net
悲しい

858:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:46:26.33 ID:nUEB0yoM0.net
流石にこれは…

860:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:48:03.15 ID:ktYFwS2/O.net
サリナ「何してんのよ…
本当にバカ…」

俺「……」

サリナ「俺君…
わたしを一人にしないでよ…

ねぇ…

勝手に置いてかないで…
俺君までいなくなったらわたし本当に無理だよ…

お願い…

お願いします…」

サリナが泣きながら俺の手を両手で握った。

サリナがプロポーズした時に渡した、指輪をしているのに気づく。

861:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:49:16.55 ID:ktYFwS2/O.net
俺「指輪…

何で…?」

サリナ「何でって…

俺君がもう一度結婚しよって言ってくれたでしょ…

わたし…
ずっとつけて待ってるんだよ…」

俺は自分のバカさ加減にようやく気づく。

俺「ごめん…

本当にごめん…」

涙が溢れ出た。

862:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:50:22.54 ID:ktYFwS2/O.net
俺「サリナ…
ハル…俺のこと許してくれるかな…

ハルは幸せだったかな…」

サリナ「あたりまえでしょ…

ハルは優しい子だって、一番俺君が知ってるじゃない…」

簡単にしねなかった。
ハルがまだこっちに来るなって言ってくれてるのかもしれない。
俺に残されたもの。
それはサリナを大切にすることなんだ。

863:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:51:38.54 ID:ktYFwS2/O.net
俺が入院したと聞いて、沢山の人達がお見舞いに駆けつけてくれた。

建設会社の社長に佐々木先生、ヒロシおじさんの家族まで。

俺は沢山の人に支えられて生きてるんだと気づいた。

そして沢山の人達のおかげで、俺はまた自分を取り戻すことが出来た。

ハルの出逢いが俺を成長させてくれた。
ただ純粋に泣いたり笑ったり、怒ったりって、それが出来ることがどれだけ幸せかを学んだ。

864:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/24(日) 23:52:37.79 ID:ktYFwS2/O.net
これから先、
何度も挫けたり辛い想いをすることがあるだろうけど。
ハルの笑顔を思い出して、自分に言い聞かせるんだ。

天国にいるハルに笑われないように。恥ずかしい生き方は絶対しないって。

沢山ハルから学び経験させてもらった。
それを無駄にする生き方をしないように生きていきたい。

今も目を閉じると、あのハルの懐かしい温もりを感じる。
それは俺の中で、ハルがちゃんと存在してる証拠なんだ。

874:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:00:10.95 ID:ktYFwS2/O.net
近況を少し。

今年6月サリナと再婚した。
勿論式も挙げた。
一軒家も購入したし、庭にはブランコを着けるつもりだ。
サリナは短大に通ってる。
保育士になるために。

俺はと言うと、
相変わらずかな。
前にも書いたけど、休みの日は障害者や親のいない子のために、ボランティア活動に参加して支援したり。
施設なんかの増築とか修復とか無償でしたりして、色々忙しくやってる。

876:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:01:35.00 ID:ktYFwS2/O.net
俺自身もそうだけど、選択を間違えることがある。
本当に自分の道を選択するって言うのは難しいと思ったよ。
それでもいいんだ。

何度も何度も間違って、いつか正解に辿り着けばいい。
そう思ってる。

人は変われるんだ。
俺も変われたんだから。

親、兄弟、子供に友人。
色々な人とたくさんの出逢いのおかげなんだって今は思う。
何より息子に出逢えたこと。
一生の宝物。
今は本当に産まれてきてくれてありがとうって言いたい。

877:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:02:42.72 ID:fspygv6N0.net
出逢いの大切さを学んだ…

878:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:03:52.62 ID:slmdAVkg0.net
釣り宣言を泣きながら待ってる

879:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:04:33.26 ID:tbmWKsLb0.net
サリナ離婚できてたんだ。
ジュンしつこそうだったけど。

881:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:06:23.85 ID:kndhE9IUO.net
これからはまわりを幸せに出来るように、日々一歩一歩前進していきたいって思ってる。

誰かのために役にたてる人間になれたらいいなって、いつも強く願ってる。
身近な人だけじゃなくて、
これから出逢う沢山の人達を笑顔に出来たらなって思う。

ハルを通じて一緒に生きた9年間。
本当に色々あった。
ここで書いた沢山の辛いこと以上に、沢山楽しいこともあった。
それでも俺にとっての忘れられない大切な思い出は、ハルと乗り越えてきた辛い思い出なんだって思ってる。

882:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:08:00.66 ID:fspygv6N0.net
ハル君、9歳だったのか…

885:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:12:45.37 ID:y1k1x2uh0.net
いやいや、サリナさん出てったのが3歳で、そっから9年で12歳でしょ

893:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:15:56.35 ID:fspygv6N0.net
>>885
そうだったっけ
勘違いしてたわ

883:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:08:15.34 ID:RoO7MYbG0.net
主さんの文章のうまさというかひきこむ力はハルくんに主さんがものを教えてきたことによってできたものだと勝手に思ったよ
佐々木先生とは結ばれなかったのか…
それは残念だがそれならおれが佐々木先生もらうわっ!

884:クズ ◆ZST.gXlq96 @\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:11:41.06 ID:kndhE9IUO.net
長くなったけど、これで最後のレス。

ずっと見てくれてた人本当に感謝です。

これ一応嫁も読んでくれてて、温かいレスしてくれてる人も沢山いててすごく励みになりました。

最後まで付き合ってくれた方々本当にありがとう。

886:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:12:52.38 ID:fspygv6N0.net
お疲れ様でした!
長い間、ありがとう!

906:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:28:45.27 ID:fspygv6N0.net
それと、これからも主が、
良い出逢いに恵まれますように…

887:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:13:37.21 ID:GcBGhfMQ0.net
乙でした!
悲しい結末だけれど、主が最後前向きになってくれて良かった。

889:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:14:11.84 ID:slmdAVkg0.net
釣りじゃないんだな
最後まで書いてくれてありがとう

ハルちゃんには癒やしをもらえたよ
奥さん大事にな

890:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:14:19.72 ID:PRCShcL1I.net
1乙!
1夫婦のこれからに多大なる幸あれ!!!

891:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:14:31.03 ID:xs+YH3za0.net
ずーっと読ませてもらってました!お疲れ様でした!

892:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:15:21.21 ID:VtKBleep0.net
最後まで書いてくれて良かった
おつかれー

894:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:17:20.94 ID:RLNDqMKz0.net
ほんと良かったよ
おつかれ

895:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:17:58.35 ID:cJcSiReOi.net
感動した!本当にありがとう!そして、勇気づけられました。

896:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:18:13.98 ID:7QFZBRwh0.net
最後まで書いてくれてありがとう

897:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:19:19.36 ID:y0DTWk0l0.net
最後まで書いてくれてありがとう。
1が2人のために変わったこと、ハルくんがサリナさんを守ったこと、サリナさんがもう一度1を信じたこと、愛ってすごいなんだな。
1と周りの方達の穏やかな毎日を願ってるよ。

899:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:22:01.30 ID:qCE0apYji.net
遅くまで乙でした。

なんか色々考えさせられました。
ありがとう。
そして再婚おめでとう。

902:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:26:26.55 ID:i0+haGIO0.net
昨日も今日も遅くまで書いてくれてありがとう
最後まで読めてよかった
1がこれから幸せになれることを願う

903:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:26:57.60 ID:utIZEr6m0.net
結婚おめでとう!
ほんと小さいことに悩まず私も頑張らないとって思えた本当にありがとう。

904:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:27:58.58 ID:W2lvWn7u0.net
ずっと読ませてもらってました

子供や家族の大切さを改めて再認識させてもらったよ
ハル君のことは本当に残念だけどその分嫁さんを幸せにしてやりなよ
きっと天国でハル君も見てるだろうからね

俺も自分の子供と嫁さんをもっと大事にするよ(´;ω;`)

907:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:32:29.43 ID:uEt8PdcH0.net
とにかくお疲れ様でした!

908:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:34:22.05 ID:NNKUBJ7N0.net
途中、邪魔が入ったりしたけど、最後まで書いてくれてありがとう
俺も子供と嫁さん、絶対にとは言えないけど、精一杯幸せにしていこうと思ったわ
1はもうクズなんかじゃないよ
本当にありがとう

909:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:37:55.90 ID:CxLqKfXr0.net
クズさんと周りの人に幸あれ

913:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:48:26.94 ID:RoO7MYbG0.net
社長と佐々木先生は全くの他人なのにここまで親切にしてくれて世の中にはこんな人もいるのだとこころが暖かくなりました

主さんがハルくんと二人になってからはじめて料理をつくり、バニラエッセンスを使ってクッキー?まで作るようになるなんてすごいよ、人間変わるもんだw
ハルくんが事故で亡くなって抜け殻になった主さんを1年半?も身の回りの世話をやったサリナさんも忍耐強いというかお互いが成長している部分がとても素晴らしいことだと思いました!
これからはハルくんから学んだ経験をふまえてお互い助け合って無理せず、しっかりと息抜きをしながら人生を歩んでほしいと偉そうに言いますが願っています!

914:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 00:50:18.09 ID:IibFONLf0.net
ティッシュが半分なくなった
1おつかれ 嫌な思いしたのに
わざわざ戻ってきてくれてありがとう
すごく考えさせられるスレでした
有難う
お幸せに

915:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 01:02:16.39 ID:idsWx80si.net
完結したか!感動したわ!

920:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 01:32:09.17 ID:RXe9DYz80.net
読み終わりました!
最後まで書いてくれてありがとう!

921:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 01:39:48.49 ID:pbwZ16xWi.net
どん底にリアルタイムでいる自分にとって、とても希望の持てる話だった。
涙無しでは読めないけれど…。
言葉の端々にハルくんへの愛が滲み出ていて、あたたかな気持ちになれたよ。

922:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 01:41:49.23 ID:w+fObWAH0.net
おつかれ!最後まで書いてくれてありがとう!

ちなみに佐々木先生なら俺の横で寝てるよ

923:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 01:44:05.79 ID:Cln9U+eAi.net
最後まで書いてくれて有難う。お幸せに。

924:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 01:49:52.47 ID:0LN+W8ztO.net
お疲れさまでした
最後まで書いて下さってありがとうございます
これからは、サリナさんと二人で仲睦まじく、幸せになって下さいね

ハルちゃんもきっとそれを望んでると思います

そしてハルちゃんと>>1を支えた周りの方々も、どうか幸多からん事を

925:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 02:02:43.58 ID:X3+R+r6+0.net
1お疲れ様!嫌なこともたくさん書かれたのに最後まで書いてくれて本当に有難う。
出会いとか、人との繋がりとか、大切な人を当たり前に大切にしなきゃなって改めて思ったよ。
奥さんとハルちゃんとの思い出と幸せに暮らしてね。本当にお疲れ様でした!

926:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 02:12:08.11 ID:LhUCh0Pv0.net
お疲れ様。色々考えさせられたな。最後まで書いてくれてありがとー。

929:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 03:12:14.13 ID:3DXSRESqO.net
お疲れ様!ほんでもって、ありがとう!

931:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 04:52:56.54 ID:RuQi9ARx0.net
ありがとう。俺も前進せなあかんな…

933:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 07:13:36.42 ID:wlZTzfGz0.net
はじめから全てリアルタイムで読めた事が嬉しい
ハルくんの事は悲しいが、主は前に進まないとな
嫁もいる
1人じゃないんだ
頑張れ!

ありがとう
主にあえて良かったよ!

935:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 08:17:54.48 ID:YI/oGshXI.net
最初から読ませてもらいました。
引きこまれて読んでしまいました。
ありがとう

936:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 08:30:31.25 ID:z3+QjNNQI.net
自分にも息子がいるんだけど、このスレのおかげで子育ての何たるかを考え直すことが出来た。
主には幸せになって欲しい。
創作なら尚よしだ。

937:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 09:28:50.59 ID:7Pnujj0si.net
1乙
今周りにいる人たちを大切にしようと思いました

938:名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/08/25(月) 09:54:07.99 ID:7vEHnkZB0.net
1乙!
あんたみたいに子供を大切に想える父親って数少ないと思う。
自分も同じような父になれるように頑張るよ。
最後までありがとう!


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7 Responses to クズの俺が父親になった話

  1. 名無しさん@エロイ人 2014/08/07 at 1:19 AM

    本スレを読ませてもらったが、夏厨が湧きすぎててわろた

    返信
  2. 名無しさん@エロイ人 2014/08/07 at 2:03 AM

    まじかぁ 単純に続き読みたいけど1がそういうならなぁ

    1はくずなんかじゃないよ 2chのスレで感動しての久しぶりだよ
    それだけはわかるよ

    返信
  3. 名無しさん@エロイ人 2014/12/09 at 3:41 PM

    AV女優でググってたらここに来ました。
    涙と右腕が止まりません(T_T)

    返信
  4. 名無しさん 2015/01/11 at 3:56 PM

    すげえ・・・

    返信
  5. 名無しさん@エロイ人 2015/01/28 at 11:43 PM

    ずっと目が潤みっぱなしだったよ~

    返信
  6. 名無しさん@エロイ人 2016/01/23 at 2:54 PM

    これは名作。必ず後世に残すべき。

    返信
  7. 名無しさん@エロイ人 2016/06/04 at 1:25 AM

    時間の無駄だった。

    ヤンキーが方々に意地張って、ちょっと転んだらちっさい反省して、また意地張っての繰り返しにしか見えん。

    子供の事は残念だと思うが、この>>1はまた繰り返すぞ。

    返信

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