彼女に寝取られた話をしよう

俺
26歳、175cm、70kg、フツメン、会社員、年収300~400万
彼女
26歳、160cm、50kg、中の上、OL
これはそんな2人が高校生だった頃のお話である
スレタイミスだったらチンコ晒せよ
赤ちゃんの頃の写真見てもすでにボール握ってるくらいの野球小僧だった。
小学校中学校と野球をやって、毎日野球のことばっか考えてた。
そんな俺だから、高校に進学しても勿論やる事はただ一つ。
高校野球だった。
俺の高校は高校野球で言うところのいわゆる中堅公立という立ち位置の高校で、
地元の良い選手がそこそこ集まる公立校って感じの学校だった。
もちろん同じ県内には他県からも選手を集めてる強豪私立が何校かあった。
そんな状況で俺の高校野球は始まった。
放課後は居残って夜10時くらいまで練習に明け暮れるっていう、
野球しかやってない高校生活を送っていたんだよな。
ちなみに今の高校球児は「勉強ができなくても野球頑張ってるなら良いよ!」
みたいな昔のノリが無くて勉強できないと野球部自体が咎められるらしく
だから俺ら世代がちょうど最後の「野球部学校の中で例外ポジション」世代だった。
そんな俺は、もともと売りだったバッティングを買われて、1年から1軍の試合に
出させてもらえるようになった。
1年の夏はベンチに入れなかったが、秋から徐々に主力として立場を得て、
1年の春、そして2年の夏にはサードでレギュラーを勝ち取っていた。
そして、2年の夏。
結局ベスト16で負けてしまい、ついに自分の代になる時期がやってきた。
高校野球において代が新たになる時、どの野球部においても、ある伝統儀礼がある。
それは何か。
それは、主将を決める、という事。
俺の高校の野球部では、前の代が相談して一個下の代の主将を決めるというのが
決まったやり方だった。
そして選ばれたのは、俺だった。
俺は主将となり、チームを牽引する立場になったわけだ。
しかし。
ここである問題が浮上した。
これが凄い、定期試験の順位表を下から見て行ったら
見事に野球部の部員表かのごとく全員下から順に並ぶほどバカだった。
高校自体の偏差値は58ほどの普通の高校で、もちろん野球部といえど全員高校受験を
経て入学してるわけだから、偏差値58に見合う程度のまともな奴らでは
あったものの、高校では全く勉強をしてないので見事にバカであった。
そしてそんな俺も例外ではなく、赤点のラインをウロチョロしてるバカだった。
そんな俺の高校には、野球部に対して特別な「あるルール」があった。
それは、「キャプテンが平均点以上を取れば、野球部内に赤点者がいても
特別に放課後の補修を免除し、再テストで合格点を取れれば良いものとする」
というルールだった。
それは何と、前の代のキャプテンが勉強を頑張ったおかげの賜物だったのだ。
キャプテンになった者だけが知らされる秘密のルールだった。
さて、俺はまず実態調査に乗り出した。
俺の代では何人が赤点に引っかかっているのか。
これが見事なものだった。
監督に渡された紙によると、
【部員】
2年 : 20人 うち赤点該当者20人
1年 : 18人 うち赤点該当者18人
なんと夏の大会直前の7月の定期試験では全員が見事に赤点だった。
さあ皆さんもすでにお分かりであろう。
俺が定期試験で平均を取らないとこの野球部は実質部活動停止処分になりかねない
恐ろしい事態に陥っていたのである!
その時の監督たるやエヴァンゲリオンの碇ゲンドウより神妙な面持ちであった。
彼女といっても主将就任当時は付き合っておらず、
ただ1年2年とクラスが同じで仲が良かったというだけの間柄だった。
この彼女、学年では上3割に常に入る程度のなかなかの秀才であった。
部活動はやっていなかったものの、頼まれて2年から生徒会にスカウトされたという
そんな女の子であった。
2年の時、夏の大会が終わって自分が主将となり新たな代が始まった時、
その時はすでに8月に入ったばかりの時期だった。
そして、学校というのは夏休み明けの9月しょっぱなに定期試験がある。
つまり俺は残り1ヶ月足らずで英数国理社の合計得点が偏差値50を越えねばならない
という苦境にいきなり立たされたのだ。
そんな俺が学校の自販機で水を買おうとしていた時、
偶然体育祭の準備で学校に来ていた彼女と出会った。
俺「9月の定期試験で学年平均取らないといけなくてヤバいんだよなぁ・・・」
そしたら彼女から予想外の返事が返ってきた。
彼女「だったら勉強教えてあげようか?」
こんな感じで、練習終わり俺は居残り練習をせず勉強するという感じにシフトして
8月の夏休みのあいだ、毎日2人で教室に残って夜9時過ぎまで勉強するという
トキメキな日々が始まった。
ちょいちょい登場するような子だったから、2人だけで勉強する毎日の最後の
時間が日々のちょっとした楽しみであり、そしてどんどん彼女を意識するように
なった。
俺「余弦定理って何?」
彼女「えっとね・・・・・こういう事。」
俺「あー、なるほど。」
彼女「じゃこの問題解いてみて。」
俺「・・・・・できた、どう?」
彼女「・・・おっ!合ってんじゃん!」
彼女「さぁすがぁ~」イェーイ
俺「え?なに?」
彼女「ハイタッチだよ」イェーイ
俺「あっ、おう・・・」イェーイ
彼女「なに照れてんの?」ワロタ
俺「照れてねえよ!」オイッ!
こんな感じで毎日過ごしていた。
そしてとうとう夏休みが終わり9月の定期試験が来た。
俺は彼女との居残り勉強のおかげで、何とか英国数を平均点辺りまで伸ばし
理科の物理化学は失敗したものの丸暗記した社会の世界史と地理で
学年トップクラスの成績を収め、なんだかんだで見事学年平均を越す事に成功した。
クラス平均を維持できる程度の学力で居続ける事ができた。
秋の大会でも地区大会優勝をしたりして、順調な日々だった。
そんな感じで一気に数ヶ月時は経ち、クリスマスを迎えた。
確か日曜だったかな?土曜か日曜だったんだけど。
2人でファミレス入って、俺が練習終わってファミレス駆けつけて、彼女が
待ってて、みたいな。
そんな感じで2人で冬休みの宿題をやってた。
そんで一通り終わって、2人で雑談して。
そしてファミレスを出て。
普段なら「じゃあね」って言ってお互い岐路に着く場面。
だけど、その日はちょっと違った。
彼女が「あのね、大事な話がある」と。
でも、おおむね何を聞かれるかは推測がついてた。
彼女は言った。
「付き合ってよ。」と。
俺は、
「ごめん。」と返した。
遅すぎわろたw
急に来るぞ
毎日のメールが楽しかったし、2人でいてドキドキしてた。
だけど、野球部の主将としてまとめ役が浮ついてたらダメだと思ってたから、
付き合いたいと思っても絶対に付き合わないと決めていた。
だから告白されても断った。
彼女にもちろん聞かれた。「何でダメなの?」と。
俺はちゃんと「野球の事しか頭にないから」と。
彼女は「・・・そっか」と言って、そのまま「じゃあね」と走り去っていった。
俺は切ない気持ちになった。
そんな高校2年のクリスマスだった。
すでに本題に足を踏み入れている事に君達は気付いていない
クリスマスの翌日は、練習終わっていつもならそのまま校舎入って教室行って
彼女と居残り勉強を始めるところだが、俺は会うのがはばかられて、
結局居残り練習をダラダラと続け、その日は居残り勉強に行かずに終わった。
その翌日は、「申し訳ない」と思って練習終わりにすぐ教室に行ったが
そしたら、そこに彼女の姿はなかった。
そうして、2人で放課後に居残って勉強する日々は終わった。
同じクラスだったけど全く話さなくなり、メールもすることも無くなった。
そうして3月中盤になり、2年も終わりの時期になった。
なんだそれはwww
俺のクラスはめちゃめちゃ仲が良かったので、打ち上げの集まりはかなり良かった。
俺は「練習があるから行けない」と言っていたが、
「みんな来るから来れたら来てよ!」といった感じで場所だけ知らされていた。
打ち上げ当日、その日はいつも通りの平日で、放課後、俺はやっぱり練習だった。
しかしこれが偶然にも、その日は高校入試の合格者発表の掲示板を作る手伝いが
野球部に任されていて、監督が「終わり次第今日は解散でいい」との事だった。
掲示板作成なんて38人もいりゃすぐ終わるので、午後6時頃には終わった。
時間ができたので、じゃあ打ち上げ行ってみようかなと出向いた。
彼女にホモだちを寝とられた
俺が大部屋に入ると「オオオォォォオオ!!!」みたいな感じになり、みんなで盛り上がって、
そこからまたみんなでブルーハーツとか歌って盛り上がった。
夜中11時くらいまで騒いだあと、まだ残る人はファミレス行って、帰る人は帰って
みたいな流れになって、俺は翌日入試合格者発表で部活がオフだったから
ファミレスに残ってみんなとしゃべったりしてた。
そして俺がトイレ行った時。
ちょうど彼女がトイレから出てきた。
俺は「おっ・・・おうっ」みたいな変な感じになり、そのままトイレに入ったんだが
そのあと俺がトイレから出てきたら、彼女がまだその場に立って待ってた。
そして「ちょっと2人で話さない?」と言われ、俺と彼女は2人で外へ出た。
最近どうなの?~とか
野球部どう?~とか
勉強大丈夫?~とか。
そんな話をしたあと、ちょっとした沈黙の後、彼女は言ってきた。
「あんたにフラれたよね~」と。
俺は最初ビクっとなったけど、平静を装ってハハハとウソ笑いしてごまかした。
そしたら彼女はこう言った。
「実はね、あの後わたし、石川に告られたんだよね」
俺は、えっ、と言ってしまった。
振ったもののやっぱり好きだったのは事実で、だからその話を聞いて
少し衝撃が走った。
彼女「まぁ別に石川そこそこカッコいいし付き合っちゃおうかな~なんて思って」
彼女「だからいま付き合ってるんだ~」
俺は、そうなんだ、と返した。
気持ちは少し悲しくなっていた。
カッコつけて振ったクセして、新しい男ができた途端ナヨナヨして。
でも、そんな感じになった。
「なワケないじゃーん!」
俺があっけに取られてると、
「石川と付き合うワケないでしょ」ハハハ
「ドッキリ大成功~!」
俺は完全にだまされていた。
確かに石川は顔はカッコいいもののなかなかウザい奴だったので付き合うとか
そういうキャラの奴ではなかった。
いつもならツッコめたのに普通にふーんとか言ってしまった自分に赤面した。
俺「お前ふざけんなよ~」
まぁそんな感じでひと笑いしたんだけど、
その後すこしの沈黙。
そして彼女がこう続けた。
「そんな簡単に好きな人って変わらないからな~」と。
暗に2度目の告白。
俺はこの時、石川と付き合ってるというドッキリで心揺さぶられて
彼女の事が好きな気持ちを完全に意識しちゃってるから
俺はこう返してしまった。
「ホントは俺もお前のことずっと意識してた」
「夏休みの時からずっと意識しちゃってたし」
「お前と2人で勉強してて、すげぇ楽しかったし」
「正直な気持ちを言うと、俺だって・・・」
って言ったあたりで、俺は自分がガチになりすぎてるのに気付いた。
付き合いたいけど付き合わないって決めてるのに、何本気になって照れくさい事を
言ってんだと思って、そこで少し冷静になった。
だから、ごまかしてファミレスの中に戻ろうと思って、そこから少しちゃかした
感じで俺は最後にこう言った。
「まぁ~!でもね!」
「俺は野球が彼女だからなぁ~!」
「今は彼女とかそういうの考えらんねえかなぁ~!」ハハハ
そう言って俺がファミレスの中に戻ろうとすると、
「ねえ!」と彼女が。
俺が振り返ると、彼女が寄ってきて俺の手を握って
そしてそのまま、キスをされた。
「野球より私を彼女にしてよ!」って。
ノックアウトされかけの俺はそれでも
「・・・野球終わるまで待ってくれ」
でも彼女は
「イヤ!」と言って。
ぶっちゃけ俺も彼女の事が好きだったからもうノックアウト。
「わかった」って言った。
そしたら彼女が俺を抱きしめて泣き出して。
俺はもう愛おしくて愛おしくて。
だけどカッコつけて、「何泣いてんだよ」みたいにちょっと笑ってみせたら、
彼女は何も言わずギューっと強く抱きしめ返して反応してくれて。
そんな感じで俺は彼女に寝取られて、付き合い始めた。
その後また2人で放課後に教室で勉強する会が復活。
といってもお互い教え合わなくてもだいたい勉強分かる2人だったから普通に無言で
勉強したりしてた。
でも机の下では足と足がぴたっと触れ合ってて、それが妙にドキドキしたりして。
時々2人でキスしたりして。
そうして3年になっても見事クラスが同じで。
野球部としても最後の夏の大会はベスト4だったけど大健闘で。
最後めちゃめちゃ泣いたけど。
引退後は2人で夏祭り行ったりクリスマス行ったり。
ちなみにドゥーテイを卒業したのは夏祭りの時。
お互い初めてだった。挿れた途端出たのは懐かしい思い出。
そうして大学受験。
お互い別の大学に進んだから、結局付き合ってた関係は自然消滅してしまって。
そうして俺の初恋は終わった・・・。
気持ち良さより興奮が先を行き過ぎてすぐ出ちゃったな。
幸せに包まれる感覚だったの覚えてるわ。
そしたら偶然彼女も応援に来てて。
うわ!8年ぶり!ってなって。
お互い積もる話もあったりしてな。
そんで今ちょっと良い感じで、また付き合ってみる?みたいな感じで。
ちょっと懐かしかったからスレ立てて懐古してみた。
そんな感じだな。
聞いてくれてありがとう。
ないか。
スレタイは?
読めや
だから読めや
ドヤなの?ねぇ、ドヤなの?
正直わりとドヤ
実は勉強するぶん寝る間惜しんで練習したから練習過多でスランプ陥ってたんだけど
付き合ってから上手く息抜きできるようになって調子戻ったりしたんだよな
ほんと感謝してる
でも別に野球はお前の事何とも思ってないよ?
これ。
言うなれば勘違いメンヘラのビッチビチ物語。
俺ら「お、おう」
本当にこれでワロタ
まあいい話だったがな
俺だけがアツい話だった
読んでくれてありがとう
じゃあお前以外の球児は何なのさ
野球は不特定大多数の男と付き合ってるクソビッチって事になるんだけど?
ふざけんなよ!!!!
怒りすぎかよwww
もしその意見を考えてマジな意味で返すとするならば、
高校野球では甲子園優勝したチームに「野球の女神が振り向いた」みたいな言い方
するから、そう考えると俺は野球に片思いだった可能性が高いと言える
何の話やねん
じゃあ寝取られてないじゃねーか
スレタイ詐欺やんけボケ
だから怒りすぎかよwww
でも彼女も好きでした。
近所の野球大会で4位になったし進学があるので野球をやめて彼女とセックスしました。
お互い離れたので別れました。
再開したのでまた付き合うことにしました。
実は野球は辞めてないんだ
大学でも野球やってた
就職もスポーツ関連のところに就いたしな
ちなみにまだ復縁はしてないぞ
日曜は飯食いに行くけどな
いくらなんでもタメが無さすぎるだろ。
途中で長い長い言われた辺りからぶっちゃけ俺は考えるのをやめた
もうこの温度差は埋まらないからしょーもないオチだけど突っ走ったったわ
色々すいませんでした
ドヤって失敗した例でございます
そりゃそうよ。
お互い大人になって、再開したって感じかな。
まぁ純愛って高校生まででしょ
人はみんな人間関係を通して大人になっていくからね