去年まで続いてた中○生の妹との話 vol.5

兄弟姉妹と気持ちいいことしてる人集まれぇ~!スレより
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360: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:24:44.82 ID:7z/WbU6Q0
ご無沙汰しております、>>325の続きの夏祭りの日の後編となります。

この日は本当に色々なことがありまして、かなりボリュームが多くなってしまいました。
しかもエロ少ないです。


炎天下の中、一緒に家を出た俺と妹はどちらからともなく、ごく自然に手を繋いだ。
子供の頃、家族で出かける時にはよく手を繋いで歩いたが、それとは全く違う意味で、それでもお互いに何の違和感もなく、俺と妹は手を繋いでいた。

何か特別な話をするでもなく、他愛もない会話をしながら母親の務める店までの道を、心なしかゆっくりと歩く。

朝から濃厚な「セックスもどき」に耽っていたせいか、家を出てもなかなか「兄妹」に戻れず、妹の胸元などを意識してしまい、俺は妙に焦っていた。

361: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:25:29.01 ID:7z/WbU6Q0
ふと、繋いでいた筈の妹の手がパッと離れ、再び繋ぎ直される。
それまでは俺の左手に妹が右手を裏返した形で手を繋いでいたのだが、今度は妹が俺の左手の内側から腕を絡めるようにして、五本の指同士を絡ませて繋ぐといういわゆる「恋人繋ぎ」というやつだ。
普段はキーキーうるさい妹も、今日はやたらと大人しく、どうやら妹もうまく「兄妹」に戻りかねているらしかった。

八月の終わりの太陽は焼け付くような暑さでジリジリと俺たち兄妹を照らす。
早く「兄妹」に戻るか、それとも今すぐ家に引き返してもう一回交わるか、そんな二者択一の選択を強いているかのような、そんな暑さだった。

「ねぇ、お兄ちゃん」
妹が汗ばんだ顔を上げる
「さっきのアレ……凄かったね」
どうやら妹には「兄妹に戻る」という選択肢は無いようだ。
とはいえ、これから「母親に浴衣を着せてもらい、小学校時代の友達と遊びに行く」という予定がある以上、家に引き返すこともできない。
この微妙な関係のまま、母親の所へ行こうというのだろうか?
なんとも図太い神経だと呆れながらも、なんとなく気が楽になったのもまた事実だった。

362: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:27:37.63 ID:7z/WbU6Q0
「さっきのアレって?」
「だから……あの、直接擦り付けるやつ」
「あぁ、あれね、“素股”っていうんだよ」
「へぇー、あれがスマタっていうんだ。さっすがお兄ちゃん!」
「なにがさすがなんだよ」
「えへへへへ、Y香の喜ぶこと、いっぱいしてくれるなぁ、って思ってさ」
「そんなに良かった?」
すると妹はキョロキョロと当たりを見回し、背伸びをして俺の耳に顔を近づけると
「もう最高だった……あれでいっぱいイカせてもらいたかった」
「じゃあ、次の時はそうしような」
「うん!二号もいっぱい使ってね!」
などとどう考えてもまだ中○生の妹とする内容ではない会話をしていると、人混みでごった返す商店街が見えてきた。
母親の務める美容室に行くには、この人混みの中を突っ切っていかなければならない。
「手ぇ離すなよ」
「大丈夫、一生離さないから」
妹のあまりにストレートな応えに、俺は何もいうことができず、妹の顔も見れないまま人混みの中へと入っていった。

363: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:28:29.55 ID:7z/WbU6Q0
何度も人にぶつかりそうになったり、足を踏まれたりしたが、俺と妹は無事に母親の務める美容室まで着いた。
店の前には予約なしの飛び込みの客が数人並んでいる。
親は右手に食べ物の入った袋を、左手には恋人繋ぎの妹の手を握り、列の横を抜け美容室に入っていった。
並んでいる女性客の視線が、少し痛かった。

美容室での事は少し端折ります、エロ無しなんで。

小一時間ぐらい待たされたのだろうか、着付けとヘアアレンジを終えた妹その姿に、俺は思わず目を見張った。
薄いブルーの爽やかな地に、夏らしい赤や紫の花が散らされた可愛らしい柄の浴衣に、この日のために少し伸ばしたショートヘアのサイドから後ろを結ってもらったヘアスタイルがとてもよく似合っていた。
はっきり言って、可愛かった。
出来ればこのまま一晩中祭りの中をデートして、家で一発やりたかった。

364: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:29:37.77 ID:7z/WbU6Q0
俺もこの待ち時間の間に若い美容師のF実さんに前髪と眉毛を整えて貰い、二割ほどマシな外見になっており、妹も喜んでくれた。
その時に撮って貰った記念写真は、暫くの間、二人とも携帯の待ち受け画面にしていたほどだった。
俺たちは母や美容師さん達にお礼を言って店を出ると、すぐに恋人繋ぎに戻り、そのまま、神社へと向かった、
神社の石段の下まで着くと、既に妹の友達たちは集まっていた。
浴衣を着た子もそうでない子もいる女子中学生ばかり7、8人ほどの集団は、妹の傍にいる俺を見るなり
「Y香ちゃん、彼氏できたの!?」
と俺たちのところに殺到してきた。
「違うよー、これはお兄ちゃんだってばぁ」
妹は俺のことを「これ」呼ばわりして否定するが、その顔が妙にニヤけているのが可愛かった。

365: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:31:05.92 ID:7z/WbU6Q0
「じゃあな、あんまり遅くなるなよ」
「はーい。お兄ちゃんこそ彼女とお泊りなんかしてこないでよー」
「するわけねーだろ。そもそも彼女じゃねーし」
と、振り向くと少し離れた所で俺の法をみてニヤニヤしている一団と目が合った。
俺の中学時代の友人たちだ。
「Y希(今まで出てきませんでしたが俺の名前です)~、お前ぐらいは女連れて来ると思ったんだけどなぁ~」
「そんなんいねーよ」
などと軽口を叩きながら久しぶりの再会を喜んでいると、少し離れた所から女子の一団が近付いてきた。
その中には、昨日電話をかけてきたK子もいる。
「あ、Y希くん、ひさしぶり」
「あ、ひさしぶり」
K子はふんわりとしたミニのワンピースにショートパンツの夏らしい格好で、浴衣では無かったが、最後に見た時よりずっと綺麗になっていた。

366: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:32:26.10 ID:7z/WbU6Q0
しかも昔は黒髪のストレートだった髪形も顎のあたりで切りそろえられたショートボブになっていて、正直、俺の好みだった。
ミニのワンピも、よく見ると胸元はかなり開いており、形の良い胸の谷間が見える。
(まだふくらみ途中のY香の胸とは大違いだな)
反射的に妹の事を考えてしまうと、同時に脳裏に昨夜の妹の涙交じりの怒り顔が浮かんだ。
そして朝からの情交も。
俺はもうすっかり妹にハマッてしまっているのだと悟った。

男女合わせて8人ぐらいのグループともなると、自然と飲み会の雰囲気になり、屋台の裏手の長テーブルとパイプ椅子だけの休憩所の一角に陣取り、なし崩し的に酒盛りが始まった。

367: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:34:20.67 ID:7z/WbU6Q0
酒盛りが始まるや否やK子は俺の隣に陣取り、大学やバイトのことなどを根掘り葉掘り聞いてくる。
しばらく合わないうちに、K子はだいぶスレてしまっていたのがショックだった。
中学の頃、同じ図書委員だったことがきっかけで仲良くなったK子とは、K子の親が夜遅いこともあり、良く家に遊びにいったものだが、キスもしなかった、本当に純粋な付き合いでしかなかった。
そのK子が、だらしなく胸の谷間を見せ、人前だというのに俺にしなだれかかり、あれやこれや媚を売る姿は、俺を心底失望させた。

更に、その休息所のテントの隙間から外の様子が見えるのだが、どうやら妹達もこのすぐ近くの休息所に陣取っているらしく、近くの屋台にたこ焼きやらかき氷やらを買いに行く姿がチラチラと見え隠れする。
勘の良い妹のことだ、俺がここにいることなどとっくにバレているに違いない。
俺はもう気が気じゃなく、一刻も早く妹を連れて家に帰りたかった。

368: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 03:34:51.92 ID:7z/WbU6Q0
しかし、俺があまり乗り気じゃないことを鋭く見抜いたK子は、俺に飲みやすい甘めのチューハイなどを進めてきた。
「いや、酒はいいや」
俺はどうにかK子から逃げる算段を練ろうと、屋台の方に向かうと、ふと神社の石段を登る浴衣の群れに目が行った。
妹とその友達数人が、ホストのような黒い光沢のある浴衣の男や、アクセサリーチャラつかせた男達数人と共に石段を上がっている。
同級生にしては妙にチャラいのが気になった。
しかも神社の裏手の林は密かに「ヤリ森(規模は林だが森と呼ばれている)」と言われている場所で、夜中にこっそりのぞきに行くと、特に夏休みなどはあちこちでカップルがヤッてるのが見られるという、昔から地元では有名なエロスポットだった。
さすがに神社の前でことに及ぶ罰当たりはいないが、神社前のベンチでナンパをしたり、カップルで気分を盛り上げてからヤリ森に移動するというのは一種のパターンであった。

370: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:28:49.89 ID:7z/WbU6Q0
すいません、規制待ちの間にねてしまいました。以下続きです。

(何やってんだあのバカ!)
俺はK子のことなどすっかり忘れて、一定の距離を保ちつつ妹達の後をつけ、石段を上がった。

神社の境内の脇に並べられたベンチはカップル達で埋まっており、妹とチャラ男軍団はベンチの更に脇で立ち話をしていた。
妹達はどうやら食い物に釣られたらしく、手には綿菓子やら焼きそばやらを大量に持っている。
なんとも安上がりなナンパだ。
そのうち、チャラ男軍団の一人が妹の友達の一番背が高く大人っぽい子の肩に手を回した。
耳元で何かを囁き、妹の友達は顔を真っ赤にして笑っている。
男たちは手に酒を持ち、チビチビと飲みながら妹達を口説きにかかっているようだった。
いやぁ、いくらなんでも中○生に酒はないでしょ。
弱いながらも多少酒が入り、更にK子の件でかなり不機嫌になっていた俺は
「おーい、君たち何やってんのー?」
と不機嫌さを隠すこともなく、挑発的に声をかけた。

371: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:29:36.30 ID:7z/WbU6Q0
焼きそばを頬張っていた妹は、一瞬ギョッとした顔をしたが、すぐに顔をしかめ、一瞬考え込むと目を大きく見開いた。
どうやら来年から三年間、有名私立大学を目指すための進学コースへ進むことがほぼ確定しているこのバカ中○生は、今の今まで自分達がナンパされていることに気付いていなかったらしい。
頭にも来たが、それ以上に呆れもした。
俺は妹の頭を軽くゲンコツで叩くと「帰るぞ、バカ」
と手を引いて強引にチャラ男軍団の輪から妹を引き離した。
すると、残りの女の子たちも状況を理解したのか次々と輪を抜けてこちらに流れてくる。
チャラ男軍団はこっちが一人と見ると急に態度を豹変させ、上目遣いに俺を睨み、取り囲もうとジリジリと近付いてくる。
酒と不機嫌の勢いで絡んでいったものの、さすがにこの人数に囲まれてはボコボコにされるのは目に見えている。
最悪の場合、俺はともかく妹達だけでも逃がさなければならない。
妹達に危害が及ばないよう、一歩前に出た俺の目の前に、小さなプラスチックの楕円形の何かが投げ込まれた。

372: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:30:17.78 ID:7z/WbU6Q0
突如、夏祭りの境内にビヨビヨビヨビヨビヨ
という大音量が響き渡った。
誰かが護身用の防犯ブザーを鳴らして投げたのだ。
こうなるとチャラ男軍団は立場が悪い。
見回りの警察官がこないうちに我先にと散り散りになって逃げ帰って行った。
ついでに境内のベンチで良い感じになっているカップル達も数組、逃げて行ってしまった。
人が半減してしまった境内に、ビヨビヨビヨと防犯ブザーの音が鳴り響く。
俺はそれを拾うと、妹たちの方を振り返り「誰の?」と聞いたがブザーがうるさくて聞こえやしない。
すると妹が歩いて来て俺の手からブザーを受け取るとスイッチの金具を嵌め、音を止めた。
俺と妹の間を、なんとも言えない気まずい空気が流れる。

373: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:30:49.92 ID:7z/WbU6Q0
すると、先ほどチャラに肩に手を回されていた妹の友達が「あ、あの、ありがとう、ございました……」とおずおずとお礼を述べた。
俺は嫌味を言うつもりはなかったのだが
「いやいや、俺の方こそお邪魔しちゃって悪かったね」
と言うと、その中の一人が「うっ!」と口を押さえて境内に隅のゴミ箱に駆け寄り、盛大にゲロを吐いた。
どうやらチャラ男軍団にすすめられて慣れないアルコールでも飲んでしまったのだろう。
ゲホゲホとむせるその子にさっき休息所を出る時に買ったペットボトルの水を渡してやった。
しばらくその子が落ち着くのを待ち、俺は妹たちを引き連れ、それぞれを駅や自宅まで送り返してやった。
夜の街を歩いていると、だんだん妹たちも元のペースを取り戻し、ギャーギャーと騒がしい一団を連れて歩きながら街中を歩くハメになるのだが、それでもあのままK子に迫られるよりははるかにマシだった。
最後の一人を駅まで送り届け、結局というか当然というか、俺たちはまた二人きりになってしまった。

374: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:31:41.31 ID:7z/WbU6Q0
「腹減ったから何か買って帰るか?」
俺が話しかけると、妹は俯いたまま何も答えない。
「どうした?」
俺が妹の顔を覗き込むと、妹は顔を真っ赤にして目に涙を溜めていた。
俺はポンポンと妹の頭を軽く叩くように撫でてやると、妹はグスグスと洟をすすり始めた。
そして消えいるような声で「ごめんなさい」
と絞り出すような声をだすと、そのままシクシクと泣き出し始めた。
「別に怒ってねーし、泣くことねーだろ」
俺は精一杯優しい声でそう言ってやると妹は俺のTシャツにしがみつき、わんわんと泣き始めた。
もしあのまま俺が気付かなかったら、今頃こいつらはどうなっていただろう。
考えるだけで背筋が寒くなる。

375: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:32:21.16 ID:7z/WbU6Q0
「怒ってないの?」
妹が涙でベトベトの顔を上げて俺の顔を見上げる
「だって、あんなの騙されたようなもんだろ?怒るわけないよ」
「本当に?」
「本当だって。ただ、これからはY香自身も気をつけろよ?」
「うん」
そう言って、妹はこくりと頷いた。
その仕草は本当にまだまだ子供のように思えて、俺は時折こいつが分不相応の荷物を抱え込んでるのではないかと心配になることがある。
それはもちろん、俺との関係も含めて、だ。

「なぁY香、何か欲しいものとかないか?アイスとか食うか?お兄ちゃん、奢ってやるぞ?」
「ふふ、いきなりどうしたの?慰めようとしてくれてんの?」
「まぁな、兄貴だしな」
「ふーん」
そう言って、妹はちょっとそっぽを向いて何かを考えていると、急にこっちを振り返って、ニヤリと笑った。

376: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:33:01.72 ID:7z/WbU6Q0
「……じゃあさ、もう一回あそこ行こうよ」
「あそこ?何処だよ?」
「……ヤリ森」
あぁ、そうか。
バカなんだ。
きっとこの子はバカの星から来たバカのお姫様なんだ。
それがたまたま俺の妹のふりをしているだけなんだ、きっとそうなんだ。
俺はこのシリアスな空気を一瞬で完膚なきまでに破壊し尽くしてくれた、
希代の空気ブチ壊しエロ女子中○生をそう思うことにした。
「あ、怒ってる。ってゆーか引いてるる?」
俺が言葉を失っていると、更に追い打ちをかけてきやがった。
「だ、だぁってさぁ、あたし、最近勉強ばっかで超超超ストレス溜まりまくりでさ、コスプレもできないし、コミケも行けなかったし、ストレス解消って、アレぐらいしかないんだもん……」

377: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:34:05.31 ID:7z/WbU6Q0
このバカ姫にもさすがに自分が何をほざいているかは自覚しているらしく、少し顔を赤らめながら恥ずかしそうにそう言った。
たしかに、俺もこいつぐらいの歳の頃は朝から晩までエロいことばっか考えてたし、朝から朝立ちを握ってオナニーしたことだって数えきれないほどある。
だからその気持ちは、わかると言えばわかるのだが……いくらなんでも、このタイミングでそれは無いだろうよ、妹よ。
とはいえ、元はと言えば妹に性の悦びを教えてしまったのは俺なわけで、これもその責任というか、因果の報いと言えばそれまでなのだ。
なにより、妹にベソベソ泣かれるよりはエロでも何でもニコニコしててくれる方がよっぽどいい。
俺のこの手の判断は、後で思い返すにつれ、悉く甘かったのかもしれないし、誤った選択ばかりをしてしまっていたかもしれない。
それでも、俺は……まぁいいや。
「でさぁ、あそこ行ってどうすんだよ?」
「どうするって……なんか見れるかもしんないじゃん」
おいおい、覗きかよ。

378: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:34:42.58 ID:7z/WbU6Q0
「Y香、お前なぁ……」
「お兄ちゃんは見たくない?他の人のセックス。AVみたいな作られたやつじゃなくてさ、生の、本物の、普通の人達の普通のセックス」
どうしてこういつはこういう事になると妙に頭が冴えるんだろう?
そんな事言われりゃそりゃ俺だって見たいに決まってる
しかしさっきのような危険が無いとも限らない
防犯ブザーもあることだし、なんとかなるだろう。
「よし、ただし、何かあったらすぐ帰るからな」
「わーい!さっすがお兄ちゃん!だーい好き!」
そう言ってぴょんと俺の腰に抱きつくその姿は、年相応の幼さに満ち満ちていた。頭の中身以外は。

かくして俺は妹を連れて、神社へと戻ってきた。
祭りはもうすぐ終わりに近づき、出店もちらほら畳み始めている。
「ヤリ森」と神社の裏手なのだが、その奥には大きめの公園がある。
真上から見れば、神社と公園に挟まれた形で「ヤリ森」がある形になり、俺たちはまず公園の方から近づいた。

379: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 08:35:34.71 ID:7z/WbU6Q0
夜も遅いと言うのに公園のベンチもそこかしこにイチャついているカップルの影が見える。
ここも境内脇のベンチと同じ「ヤリ森」前の前哨戦の舞台となっているのだろう。
俺たちは普通のカップルのふりをして小声で話をしながらゆっくりと公園を横切り森の方へと向かう。
公園に入った時も感じた、妙に粘つく熱気が、一段と濃くなったように感じた。
おそらく、この小さな林の何処かでは何組かのカップルが既にセックスを行っているのだろう、時折、ガサガサガサガサと、規則的な木々の擦れる音が聞こえてくる。
というか、リアルに女性の「アッ」とか言う声が聞こえてくる。
横眼でちらりと妹の様子を伺うと、目をキラッキラに輝かせ、半ば興奮気味で、恋人繋ぎのまま俺の左腕にギュッと密着し、「早く行こうよ」と目線で俺に合図を送っている。
俺は妹の手を引き、少し腰をかがめ、そろそろと林の中の舗装されていない道を進んで行く。
数歩進むだけで、何処かの男女の激しい息遣いと、衣擦れの音が聞こえて来る。

381: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 09:15:54.59 ID:7z/WbU6Q0
妹は辺りをキョロキョロしながら音の発信源を探っている。
更に少し歩いた所で、俺達は少し隙間の開いた茂みに入り、大きな木の下に陣取った。
俺は何かの買い物の際に捨てそびれたコンビニのビニール袋をポケットから出し、その上に腰を下ろし、自分の足の上に妹を座らせた。
妹は浴衣に土がつかないようにそろそろと腰を下ろし、俺に寄り掛かるように背中を預ける。
俺は妹を後ろから抱きしめるような形で密着し、お互いに息を潜める。
ガサガサと木や枝の揺れる音と、男女の激しい息遣いや、甘い吐息が漏れ聞こえてくる。
妹は息をひそめながらもキョロキョロと、その吐息がどこから聞こえてくるのか必死に探している。
あちらこちらで実際に他人同士のセックスが行われている場所に潜むというというのは、「刺激的」という言葉を超えた何かがある。
俺は緊張と興奮で心臓の音が妹に聞こえるんじゃないかと内心穏やかではなかった。
妹は気配を探るのに飽きてきたのか、すっと俺の脚の間から腰を上げ、しゃがみながらこっそりと手近な茂みの隙間を何かを探すように覗き込んでいた。

384: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:28:40.01 ID:7z/WbU6Q0
と、その背中がビクッと震え、後ろ手に俺を手招きする。
すげぇな、もう見付けたのかよ。
恐る恐る妹に着いていくと、妹が指差す木陰の向こうに、暗闇ではっきりとは見えないが、肌色の物体が取っ組みあっているのが見えた。
うわぁ、マジモンのセックスじゃん。
男女どちらの衣服か解らないが、赤い布を引っ掛けた肉塊が激しく動き、上か下かどちらからかは解らないが、押さえた声で「んっんっんっんっんっ」という喘ぎ声が聞こえる。
こりゃすげぇや。
しかしそのカップルはちょっと離れて所で行為に及んでいるのでいまいちよく見えない。
もっとよく見える痴態は無いものかと辺りを探していたその時だった。
「おいおい、マジかよK子」
「いいじゃん……ね、ここでしよ」
「だってお前Y希のこと狙ってたんじゃねーのかよ」
「うるさいなぁ、別に狙ってなんかないもん」
「っつーかどうすんだよ、一人たんねーぞ?」
「えぇ~?二人とも来ればいいじゃん、ね」
と、明らかに酔った若い男女の声が聞こえてきた。
しかも場所もわきまえずに大声でベラベラと喋っている。

385: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:29:45.11 ID:7z/WbU6Q0
声の特徴と会話の内容から解る通り、先程俺が逃げてきたK子が、一緒に飲んでいた俺の友達二人を連れてヤリ森にやって来たのだ。
K子は俺たちの潜んでいる茂みのすぐ近く、神社の裏の壁に寄り掛かると、わざとらしく足を組みかえたり、ミニのワンピの胸元を直すふりをしてチラ見せして俺の友達二人を挑発している。
なんとも子慣れているというかなんというか、あのままK子の手練手管に引っ掛からなくて正解だったな、こりゃ。
友人の一人、派手なアロハにオールバックのテッちゃんが、自慢のヴィンテージアロハを脱ぎ捨ててK子の胸に手を伸ばした。
テッちゃん、明らかに初めてだろこれ。
K子はもう男なら誰でも良いというような眼でテッちゃんを誘い、わざとらしく声を出しながらもう一人の友人、ヒロを目で挑発していた。
ヒロは中学を卒業後都内の高校に通い、いわゆる「高校デビュー」を果たした奴で、大学も都内のそこそこの所に入ったらしい。
おそらくK子としてはヒロの方が目的なのだろう。
俺は正直、昔からの友達同士の3Pなんか見たくは無いのだが、妹はこれから始まるであろう俺と同い年の三人が繰り広げる痴態を固唾を飲んで見守っていた。

386: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:30:43.45 ID:7z/WbU6Q0
詳細はあまり書きたくないので端折るが、ただ、K子、テッちゃん、ヒロの3Pは圧巻だった。
特にクライマックスのヒロが前、テッちゃんが後ろからK子を串刺しにしての同時ピストンはAVを超えた凄まじい迫力だった。
しかもK子の声は大きく、他のカップルが逃げてしまったり、プレイを終えたカップルが触発されたのかもう一回始めてしまったりするほどだった。
テッちゃんの初回は挿入して20秒持たなかったことには驚いたが、その後一時間足らずの間に6回も射精したのは立派だった。
妹はプレイの間中、ずっと俺の左手にしがみついていたが、目は片時も三人から離すことは無かった。
やがて事を終えた三人は去り、辺りには静寂が戻り、またあちこちから男女の声が聞こえるようになった。
「すっ……ごかったねぇ…」
妹が興奮で顔を真っ赤に染めながら俺の耳元で囁いた。

387: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:32:20.18 ID:7z/WbU6Q0
「あぁ、まぁ、凄かったな」
顔見知りということもあり、罪悪感もあったが、それでもやはり生の性器同士の結合を間近で見るのは興奮した。
「あの人たちさぁ、お兄ちゃんの友達だよねぇ?」
やっぱり気付いてやがったか
「あの人達……付き合ってるとかじゃないよね、ただヤリたいからヤルってかんじで、愛も何にもなかったね」
愛ときたか、やはりこの辺はまだまだ中○生のようだ。
「あんなので気持ちいいのかなぁ?あたしは本気で好きな人とじゃないと、あんなことできないなぁ」
「まぁ、そこは人それぞれなんじゃないかな。俺も好きな女とじゃないとあんなこと出来ないけどさ」
「やっぱりそうだよね、愛がなくっちゃね!」
「お前、声大きいって」
「あ、ごめん。でさぁ……」
そういうと、妹は浴衣の裾を指で摘み、するすると持ち上げた。
白く、細い足が顕わになる。

388: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:35:20.86 ID:7z/WbU6Q0
「する?」
「ちょっと待て、まさか、お前……」
「だって、ここまで来てあんなもの見て、見るだけで我慢できるわけないじゃん」
「そりゃそうだけど……」
俺が躊躇している間にも、妹の浴衣の裾はめくれ上がっていき、まだまだ細いが程良く弾力のある太股が顕わになった、が。
「あれ?」
妹がいぶかしげな声を上げる。
どうやら帯のせいでパンツが少し見える程度にまでめくるのが精いっぱいのようだった。
これは俺も想定外だった。なんか今日は悉く間抜けだな。
俺は妹をそっと抱き寄せ
「今はこれで我慢しな」
と囁くと、まだ何か言いたげな妹の唇を俺の唇で塞いだ。
「んっ……」
がっつりと舌と舌を絡める濃厚なキスを交わすと、ごそごそと妹の手が俺の下腹部に伸びる。
俺の手も、既に妹の太股の内側を撫でまわし、その程良い弾力を存分に楽しんでいた。

389: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:35:59.57 ID:7z/WbU6Q0
太股を撫でまわし、揉む俺の手の甲や指が、妹の股間を掠めるたびに「んっ」
と妹の可愛い反応の声が漏れる。
暫く妹の太ももの感触を楽しんでいると、妹は腰を突き出し「早く股間を触って」と無言の催促をする。
俺はその催促を適度に無視した後、おもむろに股間への攻めを開始する。
不意を突かれた妹の身体がビクンッと跳ねる。
手の平で股間全体を揉む事もせずに、いきなり性器の中心を中指でぐりぐりと攻める。
「んんっんっんっ!」
妹の左手が俺のTシャツをぎゅっと握りしめる。
妹のパンツはじっとりと濡れて股間にぴったりと貼りつき、俺の指が動くままに、股間の割れ目に俺の指をくわえ込んだ。
中指全体で濡れたパンツ越しに性器の表面をごしごしと擦るように攻める。
「んんんっんー!」
妹の背中がビンっと反る。
その瞬間、俺の股間を控えめにまさぐっていた妹の右手にギュッと力がこもり、俺の勃起したペニスをハーフパンツ越しに思い切り握りしめる。

390: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:36:42.07 ID:7z/WbU6Q0
「んんッ!?」
俺は激痛に身をよじった。
ショートパンツのファスナー越しにペニスを握られてしまったので、金具が薄いボクサーパンツの生地越しにペニスに押し付けられた形になってしまったのだ。
「Y香、ちょっと待ってくれ、……痛ぇ……」
「ごめん、お兄ちゃん大丈夫?」
「だからお前声大きいって」
「あ、ごめん……」
暫く股間を押さえていると痛みは治まった。
が、妹の昂りは収まらない。
「お兄ちゃん、血とか出てない?Y香見てあげるね」
そのまま妹の手はサッとファスナーを下ろし、ボクサーパンツの窓の部分から指を入れ、俺のペニスを触りだした。
細く小さい、それでいて柔かな妹の指先の弾力に、俺のペニスは瞬く間に活力を取り戻し、ハーフパンツの社会の窓を超え、初の野外露出を果たした。
妹は浴衣に土がつかないようにしゃがみ込むと、俺のペニスを夢中で頬張り始めた。
んちゅっ、ちゅぱ、ちゃぷ、ちゅぷ、とわざといやらしい音を立てて俺のペニスを舐める。

391: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:37:20.65 ID:7z/WbU6Q0
浴衣用にアレンジされた妹のショートヘアはとても可愛く、この顔にしゃぶられていると思うだけで感度は倍増した。
「んふ、んふ、んふ、んふ」
リズミカルに首を動かし、舌と唇でぬるぬると俺のペニスを刺激する俺の一番好きな口撃を多めにしてくれるのは、先程俺のペニスを痛めてしまったからだろうか。
「んはぁ、お兄ちゃん痛くない?おちんちん、ちゃんと気持ち良くなってる?」
「あぁ、大丈夫だよ、Y香のフェラチオ、すっげぇ気持ちいいよ」
「ほんと?最後までちゃんと出るか確かめてあげるね」
そう言うと、妹は俺のペニスの先端だけを口に含み舌先でチロチロと舐めながら右手で幹の部分を高速でしごきあげる。
「おう、ふっ!」
そのあまりの気持ちよさに俺は瞬く間に絶頂に達した。
俺のペニスはドクン、ドクン、と激しく脈打ち、この日四度目の精液を妹の口内に放った。
妹は俺の精液を飲み込んでからお掃除フェラまでの一連の流れを終えると
「はぁ」とため息を一つついて俺のショートパンツに頭を預けた。

392: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 13:39:12.80 ID:7z/WbU6Q0
俺は妹の髪形が崩れないようにその頭を撫でてやると、妹を立たせ、逆に俺が妹の股間に潜り込むようにひざまずいた。
「えっ?お兄ちゃん?」
俺は先程妹がしたように浴衣の裾を割ると、一気にパンツを引き下ろした。
そしてまだまばらな股間の陰毛を掻き分け、すっかり濡れそぼった股間にむしゃぶりついた。
「んあっぁっ、お兄ちゃん……!」
俺は地面に膝をつき、片膝の状態で妹にクンニを敢行した。
何も考えず、ただひたすらに、妹の性器を舐め、溢れ出る妹の愛液を貪る。
指で性器を開き、クリトリスも刺激する。
「あぁっ、んっんん……」
妹は両手で口を押さえ、必死に快感に耐えているが、それが逆に妹の性感を更に高めているようだった。
「はぁっ、あぁっあっあっあっあっ」
さっきの妹の勢いに負けじと、夢中で妹の性器を啜る。

395: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 16:53:04.64 ID:7z/WbU6Q0
これは、俺のものだ
そんな野蛮な想いが、俺の頭を埋め尽くしていた。
俺がこんなだから、妹だっていつまでも俺から離れられないんだ。
もうすぐ夏休みも終わり、妹は高等部の進学コースへの受験勉強に専念する為にこの関係は休止しなければならない。
できることなら、そのままこの関係を断ち切らねばならない。
そう思いながら、俺は妹の性器を必死に舐め続けていた。

396: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 16:55:41.63 ID:7z/WbU6Q0
以上です、最後の一節のみ規制で書き込めずに申し訳ありませんでした。

この日は本当に盛り沢山な一日でして、これでも2/3ぐらいに削っております。

支援してくれた皆様、ありがとうございます。

398:えっちな18禁さん:2013/07/21(日) 20:15:26.34 ID:YlbnPd7Z0
>>396
妹からこんなに慕われてたら一生離れられなくなるかも
ここまで来るともう妹を妊娠させて自分だけのものにしちゃってほしい

あと差し支えなければ今現在の二人の状況を聞いておきたい

400: ◆lxxf2XhMfY :2013/07/21(日) 22:04:39.15 ID:7z/WbU6Q0
>>398
上の方にもありますが、現在自分は一人暮らしです
家を出てから連絡は取り合ってますが、一度も妹には会っていません……でしたが、この前、家に来ました。

その時の話はおいおい書くことになると思います。


元スレ:http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1364879226/

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